空木岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,637m
- 下り
- 1,635m
コースタイム
駐車場発 0520
登山道 0525
林道終点の駐車場 0540
池山小屋分岐 0630/0645
マセナギ
休 0740/0745
通行止め
大地獄、小地獄
ヨナ沢ノ頭 0810
休 0845/0850
空木避難小屋分岐 0855
駒石 0915
駒峰ヒュッテ 0945/0950
空木岳山頂 1025/1125
駒石 1145
避難小屋分岐 1200
休 1215/1225
ヨナ沢ノ頭 1255
マセナギ 1325
遊歩道分岐 1330 (遊歩道を行くが、語るべきことはとくに何もない)
池山小屋分岐 1345/1405
林道終点の駐車場 1450
駐車場着 1505
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
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アクセス |
写真
装備
個人装備 |
靴:シリオP.F.301
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感想
空木岳に日帰り山行。たぶんこれで百名山登頂がちょうど50座目になったはずである。正確には今度数えてみるが、25年間山に登り続けて、ようやく半分か…、何だか気の長い話だ。
ところで、今回は新しい靴のデビューだった。シリオのP.F.301-GTXである。先日さかいやで購入したのだが、キャラバンより幅広で、僕の足にとってはなかなかよさそうだ。
駒ヶ根ICを下りて、駒峰山岳会のページに従って、古城公園を目指して登山口へ車を進めた。林道は途中から未舗装。林道の上部で昨年の崩落復旧工事をしており、林道終点の駐車場まで行けない。その手前の東屋駐車場に止め、林道を500m戻って登山道を登ることになる。
が、5時過ぎに駐車場に到着してみると、もうほぼ満車状態。林道のあちこちにもすれ違いの退避場所に車がたくさん止まっていた。 何とか駐車場に空きを見つけて車を止めてみたものの、何となく不安は尽きない。誰かが変なところに車を止めて、僕の車が出せなくなるのではないか…。
ひたすら単調に登る。大地獄、小地獄という大層な名前が付いたあたりも、階段がちゃんと整備されていて何の問題もない。が、大雨による崩落で通行止めになっている道の迂回路が鎖場になっており、池山尾根ルートで唯一緊張する箇所であった。
空木避難小 屋との分岐で、避難小屋を経由せずに空木岳方面へ進むと、まもなく稜線に出て空木岳山頂の雄姿を初めて拝むことができた。すぐそばに見えるのだが、これか らが結構つらい。北から南からガスが出始めており、ときおり山頂にもかかる。山頂がガスで覆われないうちに山頂に立ちたいと、気は急ぐが足がついて来な い。
ヒュッテから上は白い花崗岩の世界だ。山頂までの最後の100mがつらい。少し登っては止まって息を整える、といったことを繰り返した。しかし、ふと気づくと、そこが山頂であった。意外とあっさりしている。
下りは今度は単調に下る。池山尾根ルートは長くて単調なので、日帰りは気力体力勝負だ。最後に池山小屋分岐の水場でゆっくりした。
下山後、こまくさの湯で汗を流した。温泉の湯に垢がたくさん浮いている。シーズンだけあって混んでいる上に、身体を洗う前に湯船に入る人が多いのだろう。そのあと温泉の目の前の明治亭で名物ソースかつ丼。ソースかつ丼なんて福井以来10年ぶりくらいかしら。
山行は極めて順調だったのだが、最後にどんでん返しがあった。中央道下りが恵那トンネルで大渋滞し、それに2時間も巻き込まれたのだ。トンネル出口で の事故による渋滞だったそうだが、結局よくわからないまま渋滞を抜けた。この2時間の損失に対して誰も何も補償もしなければ原因の説明すらないとは、渋滞の何と理不尽なことか。これさえなければ、いい山行 だったのだが。
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