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Yamareco

記録ID: 1021179
全員に公開
ハイキング
近畿

兵庫県赤穂市 後山〜高山〜雄鷹台山 晩秋(播州)の自然と史跡

2016年12月05日(月) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:08
距離
9.8km
登り
613m
下り
602m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:40
休憩
0:31
合計
4:11
8:25
14
大師堂登山口駐車場
8:39
8:43
4
興福寺
8:47
8:48
35
後山登山口
9:23
9:27
52
後山頂上
10:19
10:28
15
高山頂上
10:43
10:43
22
鉄塔巡視路入口
11:05
11:06
32
渡渉点
11:38
11:50
46
雄鷹台山頂上
12:36
大師堂登山口駐車場
赤穂のパワースポットコース
歩行距離10km、歩行時間3時間40分、歩行数17,800歩
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◇自動車
 大師堂登山口<写真01>に5、6台自動車を停めることができます。満車なら、千種(ちくさ)川河川敷にいくつか駐車場があります。また、高山<写真17>の南東にある赤穂ピクニック公園の駐車場は50台程停められます。
◇電車
 JR「播州赤穂駅」から大師堂登山口まで徒歩2分程です。主要駅からすぐにアプローチできる便利な山です。
コース状況/
危険箇所等
 後山の登山口<写真06>から後山頂上<写真09>までは鉄塔巡視路で、最初はザラついた地面に石が埋まったり小石が転がったりしています。雨上がりでしたが、もう乾いていました。上りは大丈夫ですが、下りは少し滑りやすいかもしれません。

 後山頂上<写真09>から高山頂上<写真17>に至るまでの道は高度差もそんなになく、道も整備されて歩きやすいです。地形図の道通りに歩くことができます。一部、小石がゴロゴロしたところや水たまりがありますが、端を通れば問題ありません。高山頂上<写真17>の三角点へは、フェンスで囲まれた施設の外側にビニール紐と踏み跡があり、ヤブコギなしで到達できました。

 高山<写真17>から雄鷹台山<写真26>まで最短コースを進むことにしました。南へ延びる鉄塔巡視路は、ところどころにピンク色のビニール紐があります。
 渡渉点<写真23>までは日当たりのいい細道です。一部、小石がゴロゴロしていたり、溝状になりわずかに水が流れているところがあります。今回は雨上がりでしたが、下りでも滑らずにすみました。大雨の後などは避けた方がいいでしょう。
 渡渉点<写真23>は幅1m程で、渡った先にピンク色のビニール紐が見えています。周辺の岩の表面は滑らかなので、増水時は要注意です。去年(2015年)11月15日は南西からずっとこの谷沿いを東へと進み、ここを少し過ぎた辺りから道がなくなってヤブコギしました。
 渡渉点<写真23>からしばらくは日陰で下が濡れており、最初の3,4m程は急斜面で掴むものが何もありません。木々が生えてくるとロープが設置されています。上りだったので、ロープは使いませんでしたが、下りはロープがないと厳しそうです。緩やかになるとロープはなくなり、日当たりも徐々によくなり下も乾いてきます。
 雄鷹台山<写真26>から西に延びる道は地形図には載っていませんが、整備された遊歩道で問題ありません。

 雄鷹台山<写真26>から大師堂<写真49>までの下りは石が埋まった階段状の道や岩盤が多く、赤穂市や周辺の山々、そして瀬戸内海の景色を楽しみながら下りることができ、最高のロケーションです。日当たりがいいのですぐに乾き、雨上がりでも心配はいりません。頂上から二合目辺りまでドウダンツツジの並木道になっています。五合目辺りはまだ少し紅葉した葉が残っていました。
その他周辺情報  赤穂市は忠臣蔵ファンの聖地と言われています。「四十七士討ち入りの日」である12月14日には「赤穂義士祭」開催され、市内最大のイベントとして町中が盛り上がります。
■日程
12月14日(水)10:00〜16:00
(前夜祭:13日(火)17:00〜21:00)
■会場
赤穂城跡・赤穂市駅前通り・お城通り周辺
https://www.city.ako.lg.jp/kensetsu/kankou/documents/gishichirashi.pdf
01大師堂登山口&駐車場
雄鷹台(おたかだい)山の大師堂登山口前には自動車が5・6台停められますが、午前中は満車であることが多いようです。今回はちょうど出た車があり、ぎりぎり停められました。
01大師堂登山口&駐車場
雄鷹台(おたかだい)山の大師堂登山口前には自動車が5・6台停められますが、午前中は満車であることが多いようです。今回はちょうど出た車があり、ぎりぎり停められました。
02サザンカ
アスファルト道沿いに白とピンクのサザンカがあり、見頃でした。ナンテンがたくさん植えられている所もありました。
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02サザンカ
アスファルト道沿いに白とピンクのサザンカがあり、見頃でした。ナンテンがたくさん植えられている所もありました。
03興福寺&モミジ
自動車教習場の西から北(山)に向かっている道を少し進むと春日山興福寺という臨済宗のお寺がありました。モミジの紅葉がまだ残っていました。
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03興福寺&モミジ
自動車教習場の西から北(山)に向かっている道を少し進むと春日山興福寺という臨済宗のお寺がありました。モミジの紅葉がまだ残っていました。
04興福寺&サザンカ
興福寺の境内には白やピンクのサザンカがたくさん咲いていました。また、山門横には白いサザンカがありました。引き返す途中、実がまだ残った柿の木にメジロがたくさんいたので動画を撮りました。エナガは動きが速すぎて無理でした。
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04興福寺&サザンカ
興福寺の境内には白やピンクのサザンカがたくさん咲いていました。また、山門横には白いサザンカがありました。引き返す途中、実がまだ残った柿の木にメジロがたくさんいたので動画を撮りました。エナガは動きが速すぎて無理でした。
05興福寺&雄鷹台山
興福寺の背後には雄鷹台山が見えました。手前にはきれいに色づいたモミジがあります。
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05興福寺&雄鷹台山
興福寺の背後には雄鷹台山が見えました。手前にはきれいに色づいたモミジがあります。
06後山登山口
自動車教習場の東隣に後山方面に向かう鉄塔巡視路の入口がありました。岩がごろごろして取り付き点がややわかりにくいですが、道はちゃんとついています。ザラついた砂地に石が埋まっていますが、上りは問題ありません。標高150m辺りで北東に進路を変えると石は少なくなり歩きやすくなります。
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06後山登山口
自動車教習場の東隣に後山方面に向かう鉄塔巡視路の入口がありました。岩がごろごろして取り付き点がややわかりにくいですが、道はちゃんとついています。ザラついた砂地に石が埋まっていますが、上りは問題ありません。標高150m辺りで北東に進路を変えると石は少なくなり歩きやすくなります。
07雄鷹台山稜線
後山までは雄鷹台山と平行に尾根が延びています。なだらかな雄鷹台山の尾根と巻雲とのコラボが絵になっていました。
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07雄鷹台山稜線
後山までは雄鷹台山と平行に尾根が延びています。なだらかな雄鷹台山の尾根と巻雲とのコラボが絵になっていました。
08雄鷹台山&赤穂の街
雄鷹台山越しに赤穂市の中心部が見えています。この少し北、地形図の実線の道と合流する辺りから赤穂の街並みと雄鷹台山の動画を撮りました。
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08雄鷹台山&赤穂の街
雄鷹台山越しに赤穂市の中心部が見えています。この少し北、地形図の実線の道と合流する辺りから赤穂の街並みと雄鷹台山の動画を撮りました。
09後山頂上
地形図上には名前がついていませんが、標高251mの三角点が設置されています。周辺の山々や瀬戸内海まで望める頂上です。
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09後山頂上
地形図上には名前がついていませんが、標高251mの三角点が設置されています。周辺の山々や瀬戸内海まで望める頂上です。
10後山より尼子山
東北東方面の千種川の向こうにピラミッドのような尼子山が見えました。頂上付近が岩に満ちているのがわかります。ぜひ訪問したい山です。
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10後山より尼子山
東北東方面の千種川の向こうにピラミッドのような尼子山が見えました。頂上付近が岩に満ちているのがわかります。ぜひ訪問したい山です。
11後山より東南東景観
坂越湾にひょうたんのような形をした生島が見えました。古来より神地となっており一般には上陸出来ないようです。原始の状態を保っている生島樹林は国の天然記念物に指定されています。
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11後山より東南東景観
坂越湾にひょうたんのような形をした生島が見えました。古来より神地となっており一般には上陸出来ないようです。原始の状態を保っている生島樹林は国の天然記念物に指定されています。
12後山より南南東景観
千種川の向こうの中央には双耳峰のような丸山と向山が見えます。さらにその向こう側には瀬戸内海に浮かぶ家島諸島が見えました。
12後山より南南東景観
千種川の向こうの中央には双耳峰のような丸山と向山が見えます。さらにその向こう側には瀬戸内海に浮かぶ家島諸島が見えました。
13ピーク271.6m峰
地形図には記されていませんが、「271.6m」標がありました。脇に小さな石垣のようなものがあり、もう少し高くなっています。
13ピーク271.6m峰
地形図には記されていませんが、「271.6m」標がありました。脇に小さな石垣のようなものがあり、もう少し高くなっています。
14岩屋寺跡
京都の岩屋寺と関係あるのでしょうか?京都市山科区の岩屋寺は赤穂事件で有名な大石良雄が隠棲したところと伝えられ、本堂の本尊の周りに赤穂浪士・四十七士の位牌が並べられています。
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14岩屋寺跡
京都の岩屋寺と関係あるのでしょうか?京都市山科区の岩屋寺は赤穂事件で有名な大石良雄が隠棲したところと伝えられ、本堂の本尊の周りに赤穂浪士・四十七士の位牌が並べられています。
15岩山頂上
地形図上には252m峰として記されています。ピーク付近はヤブに被われていますが、なんとなく踏み跡らしきものがありました。遠くから見ると、文字通り岩場<写真19、21>の多い山だと気づきます。
15岩山頂上
地形図上には252m峰として記されています。ピーク付近はヤブに被われていますが、なんとなく踏み跡らしきものがありました。遠くから見ると、文字通り岩場<写真19、21>の多い山だと気づきます。
16岩山&木津方面分岐
岩山から南西に下りてくると、北東の木津集落に下る道との合流点がありました。唯一、北方面からアプローチできるルートのようです。
16岩山&木津方面分岐
岩山から南西に下りてくると、北東の木津集落に下る道との合流点がありました。唯一、北方面からアプローチできるルートのようです。
17高山頂上
通信会社の電波塔ばかりが目立つ頂上ですが、フェンスのそばにあったピンク色のビニール紐から踏み跡を辿ると、密かにピーク標が設置されていました。
17高山頂上
通信会社の電波塔ばかりが目立つ頂上ですが、フェンスのそばにあったピンク色のビニール紐から踏み跡を辿ると、密かにピーク標が設置されていました。
18高山三角点
ピーク標近くに標高299.2mの三角点も設置されていました。この下を山陽自動車道が走っています。この西の少し開けた所で休憩しました。行き止まりだったので、引き返します。
18高山三角点
ピーク標近くに標高299.2mの三角点も設置されていました。この下を山陽自動車道が走っています。この西の少し開けた所で休憩しました。行き止まりだったので、引き返します。
19高山南東尾根より
      岩山方面景観
岩山から南西に延びている尾根を下って、振り返ると、いくつかの岩場を見ることができます。ここからもう少し東に進み、南へ延びる鉄塔巡視路に入りました。入口にはやはりピンク色のビニール紐がありました。
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19高山南東尾根より
      岩山方面景観
岩山から南西に延びている尾根を下って、振り返ると、いくつかの岩場を見ることができます。ここからもう少し東に進み、南へ延びる鉄塔巡視路に入りました。入口にはやはりピンク色のビニール紐がありました。
20岩山南西尾根より
    雄鷹台山方面景観
北西方向から見た雄鷹台山は文字通り、台形状に見えます。
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20岩山南西尾根より
    雄鷹台山方面景観
北西方向から見た雄鷹台山は文字通り、台形状に見えます。
21岩山南西尾根より
     岩山方面景観
ここは特に岩の露出が激しい所でした。全体的に素朴な景観の山だけに、なかなか迫力がありました。しばらくすると、小石がゴロゴロしたザラついた砂の道や、溝状に掘れて水がちょろちょろ流れている道がありました。
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21岩山南西尾根より
     岩山方面景観
ここは特に岩の露出が激しい所でした。全体的に素朴な景観の山だけに、なかなか迫力がありました。しばらくすると、小石がゴロゴロしたザラついた砂の道や、溝状に掘れて水がちょろちょろ流れている道がありました。
22冬のリンドウ!
まさかまさかの12月に入ってからのリンドウでした。年末までがんばれ!
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22冬のリンドウ!
まさかまさかの12月に入ってからのリンドウでした。年末までがんばれ!
23雄鷹台山西の谷渡渉点
今回のコースでこの渡渉点だけが唯一迷いました。対岸にピンク色のビニール紐が見えます。去年はこの谷沿いを東に進み、ちょうどこの辺りで道がなくなってヤブコギしました。ここからしばらくは急斜面を上ります。途中からロープがありますが、上りは使わずにすみました。連れは下りが苦手なので、上りでよかったです。
23雄鷹台山西の谷渡渉点
今回のコースでこの渡渉点だけが唯一迷いました。対岸にピンク色のビニール紐が見えます。去年はこの谷沿いを東に進み、ちょうどこの辺りで道がなくなってヤブコギしました。ここからしばらくは急斜面を上ります。途中からロープがありますが、上りは使わずにすみました。連れは下りが苦手なので、上りでよかったです。
24高山&“赤”文字
ロープが終わると鉄塔があり、緩やかで歩きやすくなりました。雄鷹台山へ向かう遊歩道に入って少し経つと、高山の南斜面に赤穂の“赤”という文字(植栽)が見えました。午後7時から2時間点灯するようで、山陽自動車からも見えるようです。
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24高山&“赤”文字
ロープが終わると鉄塔があり、緩やかで歩きやすくなりました。雄鷹台山へ向かう遊歩道に入って少し経つと、高山の南斜面に赤穂の“赤”という文字(植栽)が見えました。午後7時から2時間点灯するようで、山陽自動車からも見えるようです。
25雄鷹台山頂上&モミジ
雄鷹台山頂上北側のモミジが紅葉していました。背後は赤穂小学校の登山60周年記念碑です。周辺にはピンク色のサザンカも咲いていました。
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25雄鷹台山頂上&モミジ
雄鷹台山頂上北側のモミジが紅葉していました。背後は赤穂小学校の登山60周年記念碑です。周辺にはピンク色のサザンカも咲いていました。
26雄鷹台山頂上&ピーク標
標高253mの雄鷹台山頂上です。赤穂市民の憩いの場になっています。
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26雄鷹台山頂上&ピーク標
標高253mの雄鷹台山頂上です。赤穂市民の憩いの場になっています。
27雄鷹台山頂上休憩舎
パノラマ展望を楽しめる頂上には、こうした休憩舎もあり、ゆっくりと時を過ごせます。
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27雄鷹台山頂上休憩舎
パノラマ展望を楽しめる頂上には、こうした休憩舎もあり、ゆっくりと時を過ごせます。
28雄鷹台山頂上より
      東方面景観
山頂より東方方面には宝珠山や坂越(さこし)湾などが見えます。
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28雄鷹台山頂上より
      東方面景観
山頂より東方方面には宝珠山や坂越(さこし)湾などが見えます。
29雄鷹台山頂上より
     南東方面景観
山頂より南東方面には千種川や丸山、向山などが見えます。
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29雄鷹台山頂上より
     南東方面景観
山頂より南東方面には千種川や丸山、向山などが見えます。
30雄鷹台山頂上より
     南南東方面景観
山頂より南南東方面には千種川や赤穂海浜公園、さらに遠く家島諸島を望むことができます。
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30雄鷹台山頂上より
     南南東方面景観
山頂より南南東方面には千種川や赤穂海浜公園、さらに遠く家島諸島を望むことができます。
31雄鷹台山頂上より
      南方面景観
瀬戸内海に家島諸島の最高峰標高137mの「頂の岩」も含め、島全体を見渡せます。ここから動画も撮りました。
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31雄鷹台山頂上より
      南方面景観
瀬戸内海に家島諸島の最高峰標高137mの「頂の岩」も含め、島全体を見渡せます。ここから動画も撮りました。
32雄鷹台山頂上より
      西南西景観
山頂より西南西には岡山県日生(ひなせ)諸島、とりわけもっとも大きい鹿久居(かくい)島がよく見えます。
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32雄鷹台山頂上より
      西南西景観
山頂より西南西には岡山県日生(ひなせ)諸島、とりわけもっとも大きい鹿久居(かくい)島がよく見えます。
33雄鷹台山頂上より
     北西方面景観
山頂より北西方面には奥に黒鉄山、手前に高山が見えます。
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33雄鷹台山頂上より
     北西方面景観
山頂より北西方面には奥に黒鉄山、手前に高山が見えます。
34雄鷹台山頂上全景
雄鷹台山頂上は展望が効くだけでなく、憩いの場でもあります。振り返ると雲がきれいに見えました。
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34雄鷹台山頂上全景
雄鷹台山頂上は展望が効くだけでなく、憩いの場でもあります。振り返ると雲がきれいに見えました。
35雄鷹台山頂上の鉄棒
なぜか鉄棒が設置されていましたので、ノリでぶら下がってしまいました(*_*;この勢いで大師堂登山口<写真01>まで下ります。八合目辺りはドウダンツツジの並木はほぼ坊主で赤い新芽や実が見られました。
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35雄鷹台山頂上の鉄棒
なぜか鉄棒が設置されていましたので、ノリでぶら下がってしまいました(*_*;この勢いで大師堂登山口<写真01>まで下ります。八合目辺りはドウダンツツジの並木はほぼ坊主で赤い新芽や実が見られました。
36雄鷹台山七合目休憩舎
七合目にも休憩舎が設置されており、ゆっくりと登山ができるよう配慮されています。もうクリスマスの飾り付けがされていました。周辺にはサザンカが数本、ピンク色の花をたくさん咲かせていました。ドウダンツツジの葉は少し残っていました。
36雄鷹台山七合目休憩舎
七合目にも休憩舎が設置されており、ゆっくりと登山ができるよう配慮されています。もうクリスマスの飾り付けがされていました。周辺にはサザンカが数本、ピンク色の花をたくさん咲かせていました。ドウダンツツジの葉は少し残っていました。
37雄鷹台山六合目より
    赤穂城跡方面景観
六合目辺りまで来ると、赤穂の町並みがはっきりと見えます。この辺りから紅葉したドウダンツツジの葉が少し増えてきました。
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37雄鷹台山六合目より
    赤穂城跡方面景観
六合目辺りまで来ると、赤穂の町並みがはっきりと見えます。この辺りから紅葉したドウダンツツジの葉が少し増えてきました。
38雄鷹台山五合目
  ドウダンツツジの紅葉
辛うじてドウダンツツジの紅葉が残っていました。写真で伝わっているでしょうか?歩きながら動画も撮ってみましたが、去年11月15日の見頃のときほどきれいではなかったので、ボツにしました。
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38雄鷹台山五合目
  ドウダンツツジの紅葉
辛うじてドウダンツツジの紅葉が残っていました。写真で伝わっているでしょうか?歩きながら動画も撮ってみましたが、去年11月15日の見頃のときほどきれいではなかったので、ボツにしました。
39雄鷹台山四合目より
  雄鷹台山頂上方面景観
雄鷹台山を下りながら、時々山頂の方を振り返ると、ドウダンツツジ、山頂尾根、雲の美しい景色が視界に飛び込んできます。今回、ドウダンツツジの紅葉がもっとも楽しめたのは、六合目<写真37>からこの辺りまででした。
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39雄鷹台山四合目より
  雄鷹台山頂上方面景観
雄鷹台山を下りながら、時々山頂の方を振り返ると、ドウダンツツジ、山頂尾根、雲の美しい景色が視界に飛び込んできます。今回、ドウダンツツジの紅葉がもっとも楽しめたのは、六合目<写真37>からこの辺りまででした。
40雄鷹台山四合目
   大岩&モチツツジ
静岡県・山梨県から岡山県東部にかけてしか見ることができないモチツツジの花が咲いていました。気温の変化が激しかったので狂い咲きしたのでしょう。
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40雄鷹台山四合目
   大岩&モチツツジ
静岡県・山梨県から岡山県東部にかけてしか見ることができないモチツツジの花が咲いていました。気温の変化が激しかったので狂い咲きしたのでしょう。
41雄鷹台山四合目より
  雄鷹台山頂上方面景観
四合目から見た雄鷹台山は柔和なよい表情をしています。
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41雄鷹台山四合目より
  雄鷹台山頂上方面景観
四合目から見た雄鷹台山は柔和なよい表情をしています。
42雄鷹台山四合目より
      岩場&千種川
四合目辺りから下にかけて岩場が増えてきます。低山ながら魅力的なロケーションです。
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42雄鷹台山四合目より
      岩場&千種川
四合目辺りから下にかけて岩場が増えてきます。低山ながら魅力的なロケーションです。
43雄鷹台山三合目岩場
岩と雲の絶妙なコラボで神っていました!?
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43雄鷹台山三合目岩場
岩と雲の絶妙なコラボで神っていました!?
44雄鷹台山三合目石仏
四十七番阿弥陀如来の石仏のすぐ脇です。四国八十八ヶ所の四十四番十一面観世音と四十五番不動明王でしょうか。これは何かご利益があるに違いありません(*^^*)
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44雄鷹台山三合目石仏
四十七番阿弥陀如来の石仏のすぐ脇です。四国八十八ヶ所の四十四番十一面観世音と四十五番不動明王でしょうか。これは何かご利益があるに違いありません(*^^*)
45雄鷹台山三合目より
 石仏越しに頂上方面景観
三合目は石仏の宝庫です。かなり風化しているものもあります。石仏越しに見る雄鷹台山は仏の山に見えます。仏ってる(神ってる)!
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45雄鷹台山三合目より
 石仏越しに頂上方面景観
三合目は石仏の宝庫です。かなり風化しているものもあります。石仏越しに見る雄鷹台山は仏の山に見えます。仏ってる(神ってる)!
46雄鷹台山二合目石仏群
三合目から大師堂<写真49>までは四国八十八ヶ所石仏巡りコースになっており、一般的には御大師山というそうです。正式名称は「山崎山八十八箇所石仏」といい、明治 33(1900)年に赤穂南部に点在していた石仏を、巡礼しやすいようにここ山崎山に集積したものと言われているとのことです。
46雄鷹台山二合目石仏群
三合目から大師堂<写真49>までは四国八十八ヶ所石仏巡りコースになっており、一般的には御大師山というそうです。正式名称は「山崎山八十八箇所石仏」といい、明治 33(1900)年に赤穂南部に点在していた石仏を、巡礼しやすいようにここ山崎山に集積したものと言われているとのことです。
47雄鷹台山二合目展望岩
JR赤穂駅が目の前に見えます。主要駅にこんなに近い山は全国でも珍しいです。
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47雄鷹台山二合目展望岩
JR赤穂駅が目の前に見えます。主要駅にこんなに近い山は全国でも珍しいです。
48雄鷹台山一合目岩場
登山口近くでもこのような岩場が見られます。まるで修行場のようです。弘法大師を浮き彫りにした石像も祀られていますが、岩場に気をとられてスルーしてしまいました。
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48雄鷹台山一合目岩場
登山口近くでもこのような岩場が見られます。まるで修行場のようです。弘法大師を浮き彫りにした石像も祀られていますが、岩場に気をとられてスルーしてしまいました。
49大師堂
大師堂(だいしどう)は、日本における仏堂の呼称の1つで、大師号を贈られた僧を礼拝の対象として祀るものです。四国八十八ヶ所の寺には、本堂のほかに空海を祀る大師堂が必ずあり、遍路の際には本堂と共に大師堂にも参拝することがならわしとなっています。
49大師堂
大師堂(だいしどう)は、日本における仏堂の呼称の1つで、大師号を贈られた僧を礼拝の対象として祀るものです。四国八十八ヶ所の寺には、本堂のほかに空海を祀る大師堂が必ずあり、遍路の際には本堂と共に大師堂にも参拝することがならわしとなっています。
50赤穂大石神社義芳門
下山後、少し時間があったので赤穂市内を散策することにしました。この門は「東の楠公、西の大石」と称された二大忠臣義士のうち、楠正成を祀る湊川神社の神門で、昭和17年に移築されたものです。
50赤穂大石神社義芳門
下山後、少し時間があったので赤穂市内を散策することにしました。この門は「東の楠公、西の大石」と称された二大忠臣義士のうち、楠正成を祀る湊川神社の神門で、昭和17年に移築されたものです。
51赤穂大石神社拝殿(本殿)
当初は境内には、赤穂築城の軍師であり義士に兵学を教授した山鹿素行を祀る山鹿社、学問書道上達の神を祀る天満宮、塩田の守護神を祀る八田社、その他には恵比寿社、国助稲荷、淡島社、忠魂社の七社が点在していました。平成12年にこれらを合祀し、境内社合祀殿として建てられたものです。
51赤穂大石神社拝殿(本殿)
当初は境内には、赤穂築城の軍師であり義士に兵学を教授した山鹿素行を祀る山鹿社、学問書道上達の神を祀る天満宮、塩田の守護神を祀る八田社、その他には恵比寿社、国助稲荷、淡島社、忠魂社の七社が点在していました。平成12年にこれらを合祀し、境内社合祀殿として建てられたものです。
52大石良雄邸址長屋門
屋敷の広さは1900坪! 赤穂浅野家筆頭家老大石内蔵助の一家三代が57年にわたり住んでいた屋敷の正門です。江戸城松の廊下での刃傷事件勃発を知らせる早水藤左衛門と萱野三平が叩いたのもこの門です。大正12年に国の史跡に指定されました。
52大石良雄邸址長屋門
屋敷の広さは1900坪! 赤穂浅野家筆頭家老大石内蔵助の一家三代が57年にわたり住んでいた屋敷の正門です。江戸城松の廊下での刃傷事件勃発を知らせる早水藤左衛門と萱野三平が叩いたのもこの門です。大正12年に国の史跡に指定されました。
53赤穂城跡の隅櫓
赤穂城には天守台があっても天守は建てられませんでしたが、多くの櫓がありました。特に南側は瀬戸内海、東側は熊見川に面しているため、航行する多くの船から見えるようにと、隅櫓(すみやぐら)などが建築されています。
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53赤穂城跡の隅櫓
赤穂城には天守台があっても天守は建てられませんでしたが、多くの櫓がありました。特に南側は瀬戸内海、東側は熊見川に面しているため、航行する多くの船から見えるようにと、隅櫓(すみやぐら)などが建築されています。
54赤穂城跡&歴史博物館
歴史博物館(左)は国の史跡である赤穂城跡の米蔵跡に建てられています。白壁の土蔵風建築であり、城跡と一体となった独特の外観となっています。赤穂義士や赤穂の塩などをテーマにした展示物があります。
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54赤穂城跡&歴史博物館
歴史博物館(左)は国の史跡である赤穂城跡の米蔵跡に建てられています。白壁の土蔵風建築であり、城跡と一体となった独特の外観となっています。赤穂義士や赤穂の塩などをテーマにした展示物があります。
55高山山腹“赤”文字
赤穂城跡から高山の山腹の斜面を眺めると、赤穂の「赤」の文字<写真24>が正面にはっきり見えました。
55高山山腹“赤”文字
赤穂城跡から高山の山腹の斜面を眺めると、赤穂の「赤」の文字<写真24>が正面にはっきり見えました。
56赤穂武家屋敷公園
      三色モミジ
公園内の赤、黄色、オレンジの三色に色づいたモミジのコラボが見事でした。
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56赤穂武家屋敷公園
      三色モミジ
公園内の赤、黄色、オレンジの三色に色づいたモミジのコラボが見事でした。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 防寒具 軍手 雨具 スパッツ 日よけ帽子とフード 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 サブザック ザックカバー 地形図 コンパス ファスナー付クリアーファイル 筆記用具 携帯 時計(防水) タオル カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(山使用可能) eTrex30(GPSナビゲーター)

感想

 この日は登山を開始する前は濃霧で、岡山県から兵庫県にかけての山々はまるで神の山のように幻想的に霞んでいました。幸い登山を始める頃には霧が晴れ、上空には絵に描いたような巻雲が広がっていました。今回のコースは山道には岩場が多く、石仏もたくさんありました。そして、瀬戸内海を見ると山水画のような風景…巻雲、石、海、山、歴史(赤穂義士)の神秘的なコラボにより、この山域一帯がパワースポットと化していました。今回はロケーションを十分に楽しむことができました。

 雄鷹台山は4月中旬から下旬にドウダンツツジの白い花が咲き誇り、11月中旬から下旬には真っ赤なドウダンツツジの紅葉を楽しむことができます。今回は辛うじて葉がまだ残っていました。サザンカやモチツツジなどの花も一部で見られました。12月に入り、植物をあまり期待していなかっただけに、ちょっとしたサプライズでした。山麓ではメジロ、ヒヨドリ、エナガが賑やかに鳴いており、心を和ませてくれました。暖かく天気もよく、気持ちのいい山行ができました。



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