八ヶ岳 広河原沢3ルンゼ クリスマスルンゼ



- GPS
- 21:34
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 2,168m
- 下り
- 2,166m
コースタイム
- 山行
- 1:54
- 休憩
- 7:36
- 合計
- 9:30
天候 | 16日 小雪のち曇り 17日 曇り 稜線上はガス 強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【クリスマスルンゼ大滝】 氷はまだ発展途上の様だが状態は良く快適な登攀が出来ました。ラッセルは不要 【3ルンゼ】 3ルンゼ出合より一気に積雪が増えまた下のラッセル。ナメ氷はは埋没。 氷の状態は良好な感じ |
写真
感想
師走に入り次々と寒波が到来し八ヶ岳山域下流部の氷瀑に期待を持ちながら広河原沢右俣に二日間行ってきました。
1日目 初日はクリスマスルンゼを目指します。辺りが明るくなってきたと同時にアプローチ開始。天気予報に反し、出だしより小雪舞い散る中進みます。殆どトレースが無い中、歩きやすいところを選び河原を詰めて行き二俣到着。装備を整え右俣へ進みます。出だしよりナメ氷が張り上部の氷瀑に期待を抱きなが進むと左岸より武藤返しの滝が現れウオーミングアップに1本登り、再び本流に戻り少し行った所で左岸に現れるクリスマスルンゼの大滝へ取り付きました。まだ発展途上の様ですが氷の状態は良く、快適に登攀することが出来ました。船山十字路まで戻り車中泊にて行動終了。
2日目 本日は3ルンゼを狙います。日の出前よりヘッデンの明かりを頼りにアプローチ開始。前日と同じアプローチとあってスムーズに二俣まで進みます。本谷に入るとトレースは無く忠実に沢を詰めて行くとゴリュジュ帯に入る7〜8mの氷瀑脇に現れる25m程の氷瀑をルートと間違え登ってしまいロスタイム。懸垂しルートに戻り7〜8mの氷瀑を超え上流部のゴルジュ帯へと入り詰めて行きます。
ラッセルが徐々にきつくなりゴルジュ上部で左岸より入る雪のルンゼを詰めてしまい本日2度目のルートミス。再びルートに戻りCSを超えると正面に1、2ルンゼの大滝が氷柱となって現れ、ようやくここで左岸から入る3ルンゼへと入ります。一気にラッセルがきつくなり詰めて行くと三段30mの大滝が現れます。氷の状態が良く快適に登り切り切ると正面に最後のバーチカルな氷瀑が現れます。氷が硬く、慎重に登り切り急な雪面を少し詰めると南稜P3基部へと突き上げました。
下山は南稜より高度を下げて行きました。2度のルートミスをし2時間半程のタイムロスをし久しぶりに12時間の山行となり疲れましたが、アルパインアイスとしては良いルートで充実した山行となりました。
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