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Yamareco

記録ID: 1031929
全員に公開
ハイキング
丹沢

こちらも下りがキツかった@檜洞丸-石棚山稜

2016年12月24日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
11.5km
登り
1,215m
下り
1,215m

コースタイム

日帰り
山行
7:04
休憩
1:24
合計
8:28
8:19
8:20
43
9:03
9:04
53
9:57
10:05
74
11:39
12:37
12
13:16
13:17
28
13:45
13:50
14
14:04
14:07
49
14:56
14:56
84
16:20
16:25
15
16:40
ゴール地点
ツツジ新道でも石棚山稜でもベンチのあるところでは休憩しました。昼食は檜洞丸山頂で取りましたが、ここではたくさんの写真を撮るべく結構長くいました。
なお、当日はGPSロガーを忘れていってしまい、詳細な距離や標高差・累積標高、移動時間が計測できませんでした。少な目に出るiPhoneのヘルスケアアプリでは15.9kmとなっていましたが、前回の大室山では15.5km表示で実際は25.56km歩いていたので、今回はそれから計算すると、GPSロガーで実測していたら26.2kmくらいになっていたものと思われます。確かに、大室山-犬越路-用木沢での下山よりも石棚山稜の方が長く歩いていたからこそ、到着時間も1時間ほど遅くなったのだと思います。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
西丹沢自然教室前の駐車スペース
コース状況/
危険箇所等
ツツジ新道は危険箇所なしですが、石棚山稜の道は要注意です。特に石棚山から板小屋沢ノ頭まではザレたところに落ち葉がたっぷり乗った上、急な下りが多くて鎖はおろかロープもなく、当然梯子のようなものもないので、大変滑りやすくて注意が必要です。さらに追い討ちをかけるように浮石が多い下りもあって、それが落ち葉に隠れて見えずに足がズサーっと流れることが結構ありました。あまり人気がなくて利用者が少ないからあれだけ落ち葉がたまっているんでしょうが、やっかいなことこの上無しだと思いました。
3月にミツマタの花が開いていた頃、檜洞丸に登りましたが、その時は往路でツツジ新道、復路は大笄・小笄経由で犬越路に出て、そこから用木沢のルートで下山しました。今回は往路こそ同じでも、復路は南側の石棚山稜のルートにして周回する予定です。
3月にミツマタの花が開いていた頃、檜洞丸に登りましたが、その時は往路でツツジ新道、復路は大笄・小笄経由で犬越路に出て、そこから用木沢のルートで下山しました。今回は往路こそ同じでも、復路は南側の石棚山稜のルートにして周回する予定です。
土曜日に山に行く時は、毎回朝5時からなぜか時代劇専門チャンネルで放送されている『絶景百名山』の再放送を見て、5時50分に出発しますが、この日はETCカードがないことに気付き、部屋に戻って探して20分ロスし、さらに東名高速で事故渋滞があって西丹沢自然教室の方に到着したのはもう8時10分になりました。急いで準備してスタートしたのが8時15分ですが、東名ではくっきりした富士山が見えたので、今回の登山も期待できますね。
土曜日に山に行く時は、毎回朝5時からなぜか時代劇専門チャンネルで放送されている『絶景百名山』の再放送を見て、5時50分に出発しますが、この日はETCカードがないことに気付き、部屋に戻って探して20分ロスし、さらに東名高速で事故渋滞があって西丹沢自然教室の方に到着したのはもう8時10分になりました。急いで準備してスタートしたのが8時15分ですが、東名ではくっきりした富士山が見えたので、今回の登山も期待できますね。
駐車場から10分くらい歩いたところにツツジ新道入口があります。ここをまず登って行きますが、最初の区間はちょっと勾配がしっかりしています。
駐車場から10分くらい歩いたところにツツジ新道入口があります。ここをまず登って行きますが、最初の区間はちょっと勾配がしっかりしています。
一旦登るとしばらく画像のようなトラバース区間が続きます。ところどころ桟道が埋め込まれていますが、危険な感じは全くなく、道幅もちゃんとしているので安全です。
一旦登るとしばらく画像のようなトラバース区間が続きます。ところどころ桟道が埋め込まれていますが、危険な感じは全くなく、道幅もちゃんとしているので安全です。
ちょっとザレたところもありますが、勾配が緩いトラバース区間は歩いていてかなり楽ですね。
ちょっとザレたところもありますが、勾配が緩いトラバース区間は歩いていてかなり楽ですね。
すると、ミツマタの群生地帯を抜けます。見ると先に花のつぼみができてきていますね。これが早いところで2月、遅くても3月には満開になって、その愛らしい姿を見せてくれます。ツツジ新道の前半区間には、ミツマタの群生地が2箇所あります。
すると、ミツマタの群生地帯を抜けます。見ると先に花のつぼみができてきていますね。これが早いところで2月、遅くても3月には満開になって、その愛らしい姿を見せてくれます。ツツジ新道の前半区間には、ミツマタの群生地が2箇所あります。
新旧桟道。今掛かっているやつはいつ頃まで持つのでしょうかね。
新旧桟道。今掛かっているやつはいつ頃まで持つのでしょうかね。
しばらく歩くと沢の方に出ます。この沢が「ゴーラ沢」と呼ばれていますが、ツツジ新道は沢沿いには進みません。
しばらく歩くと沢の方に出ます。この沢が「ゴーラ沢」と呼ばれていますが、ツツジ新道は沢沿いには進みません。
このように、ここで渡渉して対岸の尾根に取り付き、沢からどんどん離れていきます。しかし、「橋を渡って」とありますが、橋などとっくの昔に流されたのか、跡形もないので、適宜渡りやすいところを探して渡渉することになります。
このように、ここで渡渉して対岸の尾根に取り付き、沢からどんどん離れていきます。しかし、「橋を渡って」とありますが、橋などとっくの昔に流されたのか、跡形もないので、適宜渡りやすいところを探して渡渉することになります。
これが対岸の取り付き。階段の一段目が妙に高くなっていますが、設置された当時は下にも砂利がたっぷりあったんでしょうね。
これが対岸の取り付き。階段の一段目が妙に高くなっていますが、設置された当時は下にも砂利がたっぷりあったんでしょうね。
ゴーラ沢を渡渉してからが登山道の本番です。一気にキツイ勾配を登って尾根筋に出ますが、まずは古い鎖が張られたところを登り、すぐに新しい鎖の区間を登ります。
ゴーラ沢を渡渉してからが登山道の本番です。一気にキツイ勾配を登って尾根筋に出ますが、まずは古い鎖が張られたところを登り、すぐに新しい鎖の区間を登ります。
そしてこんな急な登りを進みます。岩がそれなりに階段代わりになりますが、転がりやすいので足を置くところは選ばないといけません。
そしてこんな急な登りを進みます。岩がそれなりに階段代わりになりますが、転がりやすいので足を置くところは選ばないといけません。
振り返って見るとこんな具合になってます。後ろに沢の河原が見えますが、結構急な登りで尾根に取り付いたことが分かりますね。
振り返って見るとこんな具合になってます。後ろに沢の河原が見えますが、結構急な登りで尾根に取り付いたことが分かりますね。
そのまま尾根を進むと、最初の休憩ポイントが現われます。ベンチがあるのでここで一旦休憩。ゴーラ沢までの楽な道から、しっかりした勾配の道がここから最後まで続くので、かなり大変なんですよね。
そのまま尾根を進むと、最初の休憩ポイントが現われます。ベンチがあるのでここで一旦休憩。ゴーラ沢までの楽な道から、しっかりした勾配の道がここから最後まで続くので、かなり大変なんですよね。
尾根を進んでいると左の谷間の向こうには犬越路トンネルに向かう神ノ川林道が見えます。ずっと前から閉鎖されて久しいですが、自分が若かりし頃は普通にここを抜けて裏丹沢に進めました。18kmくらいのダートで、ヤビツ峠とセットで一周すると楽しいことこの上なかったですが、何とかまた開放してもらえないものでしょうかねぇ…。
尾根を進んでいると左の谷間の向こうには犬越路トンネルに向かう神ノ川林道が見えます。ずっと前から閉鎖されて久しいですが、自分が若かりし頃は普通にここを抜けて裏丹沢に進めました。18kmくらいのダートで、ヤビツ峠とセットで一周すると楽しいことこの上なかったですが、何とかまた開放してもらえないものでしょうかねぇ…。
こんな細尾根区間もあります。しかし、さすがに人気のツツジ新道。しっかり砕石が撒かれて道の角がきちんと立ってますね。
こんな細尾根区間もあります。しかし、さすがに人気のツツジ新道。しっかり砕石が撒かれて道の角がきちんと立ってますね。
登り一辺倒かと思いきや、ちょっとだけ下ってまた登りに転じるところもあります。こうしたところはわずかな距離でも、それまでの息が上がりそうな状態を鎮めてくれますので、時折出てきて欲しいですが、この先はほとんどありません。
登り一辺倒かと思いきや、ちょっとだけ下ってまた登りに転じるところもあります。こうしたところはわずかな距離でも、それまでの息が上がりそうな状態を鎮めてくれますので、時折出てきて欲しいですが、この先はほとんどありません。
半分以上過ぎていますが、この先の方がずっと時間が掛かります。考えてみると500mくらいのところから1600mの山に登る中、前半が勾配の緩いトラバース区間ですので、後半が厳しくなるのも道理です。後ろに大笄・小笄が見えてきましたが、まだあっちよりも大分低いところにいるのが分かります。
半分以上過ぎていますが、この先の方がずっと時間が掛かります。考えてみると500mくらいのところから1600mの山に登る中、前半が勾配の緩いトラバース区間ですので、後半が厳しくなるのも道理です。後ろに大笄・小笄が見えてきましたが、まだあっちよりも大分低いところにいるのが分かります。
展望台への道は平均的な登り道です。ちょっと狭くなった尾根を進むことになりますが、画像のように道は折れ曲がっています。
展望台への道は平均的な登り道です。ちょっと狭くなった尾根を進むことになりますが、画像のように道は折れ曲がっています。
一旦小さなコブを越えて下り、再びヤセ尾根を抜けてしっかりした登りに転じ、いよいよ展望台に至ります。
一旦小さなコブを越えて下り、再びヤセ尾根を抜けてしっかりした登りに転じ、いよいよ展望台に至ります。
展望台には先に3人組のハイカーさんらが休憩されていましたが、ここで撮影していたらそのうち出発されました。ここに至るちょっと手前でも写真を撮っていたら、後から来たご夫婦のハイカーさんに「地図を落としました?」と言われてみると、ズボンのポケットに入っていた地図が消えていました。ご親切に拾っておいて下さり、お礼を申し上げました。
展望台には先に3人組のハイカーさんらが休憩されていましたが、ここで撮影していたらそのうち出発されました。ここに至るちょっと手前でも写真を撮っていたら、後から来たご夫婦のハイカーさんに「地図を落としました?」と言われてみると、ズボンのポケットに入っていた地図が消えていました。ご親切に拾っておいて下さり、お礼を申し上げました。
展望台での富士山は、枝がちょっと邪魔して写真を撮るには今一歩です。隙間からズームして山頂だけを引き寄せて撮ると枝がカットできますが、それよりもっと上の方できれいに見えるところがありましたから、そちらへ急ぐことにします。尾根の脇をトラバースしますが、そんな危険でもないのに、こんなに仰々しく手すりのチェーンが張られています。
展望台での富士山は、枝がちょっと邪魔して写真を撮るには今一歩です。隙間からズームして山頂だけを引き寄せて撮ると枝がカットできますが、それよりもっと上の方できれいに見えるところがありましたから、そちらへ急ぐことにします。尾根の脇をトラバースしますが、そんな危険でもないのに、こんなに仰々しく手すりのチェーンが張られています。
再び尾根の上になりますが、多少幅広のところになります。勾配が緩んでいますが、ほんのわずかな距離で、すぐにまたキツい登りになります。
再び尾根の上になりますが、多少幅広のところになります。勾配が緩んでいますが、ほんのわずかな距離で、すぐにまたキツい登りになります。
梯子は2列置かれていますが、これも利用者の多い道である証明ですね。
梯子は2列置かれていますが、これも利用者の多い道である証明ですね。
標高が上がってきたら道の脇に霜柱がたくさん見られるようになりました。しかし、前の週に登った大室山への道に比べると全然少ないですね。
標高が上がってきたら道の脇に霜柱がたくさん見られるようになりました。しかし、前の週に登った大室山への道に比べると全然少ないですね。
大笄の下の辺りにあるむき出しの岩場の崖。元々は周りと同じように木で覆われていたのでしょうが、崩落してしまったんでしょう。ちなみに今回持って行ったフィルムカメラは、1978年に日本光学が出したTTL-AE機のニコンFEです。オリンパスOMシリーズ、ペンタックスMシリーズ、キヤノンAE-1等のコンパクトなTTL-AE機が人気だった70年代後半に、ニコンがFMのボディをAE化して上位機種として送り出したモデルでした。山歩きにはコンパクトで使いやすいです。
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大笄の下の辺りにあるむき出しの岩場の崖。元々は周りと同じように木で覆われていたのでしょうが、崩落してしまったんでしょう。ちなみに今回持って行ったフィルムカメラは、1978年に日本光学が出したTTL-AE機のニコンFEです。オリンパスOMシリーズ、ペンタックスMシリーズ、キヤノンAE-1等のコンパクトなTTL-AE機が人気だった70年代後半に、ニコンがFMのボディをAE化して上位機種として送り出したモデルでした。山歩きにはコンパクトで使いやすいです。
こんな岩場の登りもありますが、せいぜい3m程度で、岩が階段代わりになるためにちっとも大変ではないです。木の根もつかみながら登ります。
こんな岩場の登りもありますが、せいぜい3m程度で、岩が階段代わりになるためにちっとも大変ではないです。木の根もつかみながら登ります。
鉄の梯子が設置されたところもあります。良く見かける木の梯子は、階段のようになっているものの、足を掛けると前後に不安定になりますが、寝て架けられていることが多く、手を置きづらいのに対し、この鉄の梯子は普通に手で握りやすくて登りやすいです。
鉄の梯子が設置されたところもあります。良く見かける木の梯子は、階段のようになっているものの、足を掛けると前後に不安定になりますが、寝て架けられていることが多く、手を置きづらいのに対し、この鉄の梯子は普通に手で握りやすくて登りやすいです。
こんな具合に寝ている場合が多い木の梯子。手で支えづらいので、バランス良く丸太の上を階段のようにして進みますが、ふらふらします。
こんな具合に寝ている場合が多い木の梯子。手で支えづらいので、バランス良く丸太の上を階段のようにして進みますが、ふらふらします。
梯子を上ると小ピークになっていて、見晴らしがかなり良くなってきます。早速富士山をパチリ。
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梯子を上ると小ピークになっていて、見晴らしがかなり良くなってきます。早速富士山をパチリ。
南アルプスもばっちり見えます。
南アルプスもばっちり見えます。
帰りに通る石棚山稜を前に、箱根山から愛鷹山、富士山までのパノラマ風景。大変すっきりくっきり見えますね。
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帰りに通る石棚山稜を前に、箱根山から愛鷹山、富士山までのパノラマ風景。大変すっきりくっきり見えますね。
たっぷり写真を撮って桟道&組み立て階段区間に入ります。すぐに石棚山稜ルートの分岐があります。ここから檜洞丸山頂まで0.6kmとなっていますが、これが思いの他距離を感じます。
たっぷり写真を撮って桟道&組み立て階段区間に入ります。すぐに石棚山稜ルートの分岐があります。ここから檜洞丸山頂まで0.6kmとなっていますが、これが思いの他距離を感じます。
長い桟道。途中から二又に別れ、さらに反対側から来る人のために途中でそれぞれ2列になったエスケープ区間も設けられているように、とても親切な作りです。
長い桟道。途中から二又に別れ、さらに反対側から来る人のために途中でそれぞれ2列になったエスケープ区間も設けられているように、とても親切な作りです。
長い桟道を進んで、勾配がまたきつくなったら山頂に出ます。人気のある山ですから、この日も4組くらいの皆さんが休んでいました。
長い桟道を進んで、勾配がまたきつくなったら山頂に出ます。人気のある山ですから、この日も4組くらいの皆さんが休んでいました。
檜洞丸山頂に到着したのは11時40分頃。ツツジ新道入口から3時間10分くらい掛かりましたが、何度も撮影のために止まっていましたので、妥当な時間でしょうね。
檜洞丸山頂に到着したのは11時40分頃。ツツジ新道入口から3時間10分くらい掛かりましたが、何度も撮影のために止まっていましたので、妥当な時間でしょうね。
そして、ここで「出前山頂」タイム。ただ、ガスカートリッジを装着して点火しようとしたら、ライターのガスがどう言う訳か完全に抜けていました。仕方ないので、ライターの金具を外し、ストーブのガス栓を開けておいて、ライターをカチカチやって火打ちし、何とか着火に成功しました。これで美味しくほかほかのラーメンを頂きました(^∇^)v
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そして、ここで「出前山頂」タイム。ただ、ガスカートリッジを装着して点火しようとしたら、ライターのガスがどう言う訳か完全に抜けていました。仕方ないので、ライターの金具を外し、ストーブのガス栓を開けておいて、ライターをカチカチやって火打ちし、何とか着火に成功しました。これで美味しくほかほかのラーメンを頂きました(^∇^)v
檜洞丸山頂は木々が微妙に遠景を遮りますが、ちょっと各方向のルートに進むと、先が良く見えます。特に大笄方面は奥の大室山までの稜線がいかにも丹沢の登山ルートらしくて、好きな景色です。少し階段区間を下ってしばらく撮影タイム。
檜洞丸山頂は木々が微妙に遠景を遮りますが、ちょっと各方向のルートに進むと、先が良く見えます。特に大笄方面は奥の大室山までの稜線がいかにも丹沢の登山ルートらしくて、好きな景色です。少し階段区間を下ってしばらく撮影タイム。
ここからは富士山もしっかり見えます。さっきまでなかった雲が南側から富士山に掛かり始めていますが、結局最後まで雲に隠れることなく見えましたね。
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ここからは富士山もしっかり見えます。さっきまでなかった雲が南側から富士山に掛かり始めていますが、結局最後まで雲に隠れることなく見えましたね。
しばらくしてから、檜洞丸を後にして石棚山稜方面に向かいます。ツツジ新道との分岐は上から見るとこんな感じではっきりしています。ここの左側の階段を下るのが石棚山方面です。
しばらくしてから、檜洞丸を後にして石棚山稜方面に向かいます。ツツジ新道との分岐は上から見るとこんな感じではっきりしています。ここの左側の階段を下るのが石棚山方面です。
石棚山方面に下る道は、最初だけ組み立て階段のしっかりした下りが続きますが、一旦鞍部に出るとしばらくはアップダウンの連続で、なかなか標高を落としません。
石棚山方面に下る道は、最初だけ組み立て階段のしっかりした下りが続きますが、一旦鞍部に出るとしばらくはアップダウンの連続で、なかなか標高を落としません。
すぐに左側に分岐が出てきますが、ここをユーシン方面に進むと同角ノ頭に進むルートで、当初40分で同角ノ頭に進めるので、往復することも考えていましたが、既に1時になっていて、石棚山稜ルートを抜けるのには3時間以上を要するため、同角ノ頭までの往復1時間20分は無理そうです。ここはちょっと確認だけしてそのまま進むことにします。
すぐに左側に分岐が出てきますが、ここをユーシン方面に進むと同角ノ頭に進むルートで、当初40分で同角ノ頭に進めるので、往復することも考えていましたが、既に1時になっていて、石棚山稜ルートを抜けるのには3時間以上を要するため、同角ノ頭までの往復1時間20分は無理そうです。ここはちょっと確認だけしてそのまま進むことにします。
ユーシン方面に進むところのベンチには小さな水溜りがあって、凍っていました。まだ1500mくらいの標高ですから、気温は低いままなんでしょうね。ユーシン方面への道は利用者がかなり少ないのか、結構荒れていました。玄倉林道が閉鎖されて、ユーシンロッジまで長い距離を延々と歩かねばならず、そこからさらに何kmもの登山道ですから、とても気楽に使えないですよね。玄倉林道もユーシンロッジまでは早く使えるようにして欲しいですね。
ユーシン方面に進むところのベンチには小さな水溜りがあって、凍っていました。まだ1500mくらいの標高ですから、気温は低いままなんでしょうね。ユーシン方面への道は利用者がかなり少ないのか、結構荒れていました。玄倉林道が閉鎖されて、ユーシンロッジまで長い距離を延々と歩かねばならず、そこからさらに何kmもの登山道ですから、とても気楽に使えないですよね。玄倉林道もユーシンロッジまでは早く使えるようにして欲しいですね。
ルートに戻って植物保護用のロープが張られた区間を進みますが、こんな倒木が道を塞いでいます。ただ、ロープの上に倒れているので、木に付いた苔の具合から古そうに見えますが、実は倒れてそう年月が経っていないことが分かります。木の一部が切られて階段のように登って越えられるようになっています。
ルートに戻って植物保護用のロープが張られた区間を進みますが、こんな倒木が道を塞いでいます。ただ、ロープの上に倒れているので、木に付いた苔の具合から古そうに見えますが、実は倒れてそう年月が経っていないことが分かります。木の一部が切られて階段のように登って越えられるようになっています。
あまり勾配の起伏の大きくない尾根が続きますが、ちょっと幅広のところを鹿柵沿いに登ったところに小ピークがあって、ここから下るようになります。落ち葉が多くて踏み跡は若干不明瞭になります。
あまり勾配の起伏の大きくない尾根が続きますが、ちょっと幅広のところを鹿柵沿いに登ったところに小ピークがあって、ここから下るようになります。落ち葉が多くて踏み跡は若干不明瞭になります。
振り返って見ると今登ってきた檜洞丸と、春に歩いた大笄・子笄の山稜が木々の間から見えました。ちょっと木が邪魔でしたが、檜洞丸は最後まで木に邪魔されてすっきり見えませんでした。
振り返って見ると今登ってきた檜洞丸と、春に歩いた大笄・子笄の山稜が木々の間から見えました。ちょっと木が邪魔でしたが、檜洞丸は最後まで木に邪魔されてすっきり見えませんでした。
なぜか少し下ったところにテシロノ頭の表示板が。箒沢から登ってくると、一旦尾根を登り切ったようなところでしょうが、実際は鹿柵のある辺りがピークです。尾根の肩にあたる位置ですね。
なぜか少し下ったところにテシロノ頭の表示板が。箒沢から登ってくると、一旦尾根を登り切ったようなところでしょうが、実際は鹿柵のある辺りがピークです。尾根の肩にあたる位置ですね。
テシロノ頭からはこれまでとは異なって一旦勾配のキツイ下りになりますが、画像のようにつづら折れになっている上に丸木階段が埋め込まれていて何ら心配なく歩けます。
テシロノ頭からはこれまでとは異なって一旦勾配のキツイ下りになりますが、画像のようにつづら折れになっている上に丸木階段が埋め込まれていて何ら心配なく歩けます。
鞍部から思ったより勾配の緩い登りに転じます。この山稜は檜洞丸からアップダウンを繰り返すものの、徐々に山頂の標高が下がっているので、下り量に比べて登り量は少なくなる感じですね。
鞍部から思ったより勾配の緩い登りに転じます。この山稜は檜洞丸からアップダウンを繰り返すものの、徐々に山頂の標高が下がっているので、下り量に比べて登り量は少なくなる感じですね。
ピークには何ら表記がなく、しかも柵で覆われています。しかし、ベンチが設けられていて、ここで休憩できるようになっています。後で分かりましたが、ここは白ザレノ頭と言うピークのようです。落ち葉ではっきりしませんが、確かにこの山稜は花崗岩が粉々になったようなザレ場が大変多いです。
ピークには何ら表記がなく、しかも柵で覆われています。しかし、ベンチが設けられていて、ここで休憩できるようになっています。後で分かりましたが、ここは白ザレノ頭と言うピークのようです。落ち葉ではっきりしませんが、確かにこの山稜は花崗岩が粉々になったようなザレ場が大変多いです。
ピークを越えて下ると、左(東)にしっかりした連山が見えてきました。おそらく雨山から檜岳、伊勢沢ノ頭へ続く山々かと思われます。あそこも夏に歩いたけれど、距離が長かったですね。
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ピークを越えて下ると、左(東)にしっかりした連山が見えてきました。おそらく雨山から檜岳、伊勢沢ノ頭へ続く山々かと思われます。あそこも夏に歩いたけれど、距離が長かったですね。
横に同角ノ頭を覗くと、そこは崩落地帯でした。崩れたところを見ると、白い層の上にはたっぷりと茶色い土の層が乗っていますね。
横に同角ノ頭を覗くと、そこは崩落地帯でした。崩れたところを見ると、白い層の上にはたっぷりと茶色い土の層が乗っていますね。
そのまま下って右を覗くと富士山はもちろん、北西に南アルプスを背にした大室山がドーンと見えます。高いピークがたくさん連なるうちの最も高いピークとは異なり、一つの大きな山に見える山容はやはり迫力がありますよね。
そのまま下って右を覗くと富士山はもちろん、北西に南アルプスを背にした大室山がドーンと見えます。高いピークがたくさん連なるうちの最も高いピークとは異なり、一つの大きな山に見える山容はやはり迫力がありますよね。
次のピークへのヤセ尾根区間。まだ下りは緩やかですので、危険なことはありません。
次のピークへのヤセ尾根区間。まだ下りは緩やかですので、危険なことはありません。
と思ったら、道標がうつぶせになって道に倒れていました。結構重かったけれどもそれを起こして木に立て掛けておきますと、ここがどうも石棚山になるようです。しばし平坦なところを下り気味に歩いてきたのでちょっと意外でしたが、この平坦な区間全体が石棚山なんでしょう。それにしても、まだ半分も来ていません。標高もまだ1350mですから、距離だけではなく標高差もまだまだ結構ありますねぇ…。
と思ったら、道標がうつぶせになって道に倒れていました。結構重かったけれどもそれを起こして木に立て掛けておきますと、ここがどうも石棚山になるようです。しばし平坦なところを下り気味に歩いてきたのでちょっと意外でしたが、この平坦な区間全体が石棚山なんでしょう。それにしても、まだ半分も来ていません。標高もまだ1350mですから、距離だけではなく標高差もまだまだ結構ありますねぇ…。
石棚山からの下り区間にこんなブナ(?)の大木が複雑に枝を伸ばしていました。春になると元気に葉を広げるんでしょうね。
石棚山からの下り区間にこんなブナ(?)の大木が複雑に枝を伸ばしていました。春になると元気に葉を広げるんでしょうね。
そして中ノ沢ノ頭を経由して玄倉方面に下る分岐に出ます。ここを右に折れる方が箒沢方面です。どちらもしばし階段の下りになりますが、勾配は厳しくなって、すぐに階段もなくなります。
そして中ノ沢ノ頭を経由して玄倉方面に下る分岐に出ます。ここを右に折れる方が箒沢方面です。どちらもしばし階段の下りになりますが、勾配は厳しくなって、すぐに階段もなくなります。
しばらくキツ目の下りを進むと、またヤセ尾根に出ます。こうして道に落ち葉がないのは風の抜けが良いからでしょうが、路面がザレているのが良く分かります。ただ、まだ砂っぽくないのでグリップは良好です。
しばらくキツ目の下りを進むと、またヤセ尾根に出ます。こうして道に落ち葉がないのは風の抜けが良いからでしょうが、路面がザレているのが良く分かります。ただ、まだ砂っぽくないのでグリップは良好です。
しかし、次のピークにはこんな勾配の急なところをロープも何もなしで登ります。落ち葉が飛んでくれていればまだしも、こうして段差みたいになって積もったままだと厄介です。それでもまだ登りなのでましな方ですが、下りだと滑りまくって難儀します。
しかし、次のピークにはこんな勾配の急なところをロープも何もなしで登ります。落ち葉が飛んでくれていればまだしも、こうして段差みたいになって積もったままだと厄介です。それでもまだ登りなのでましな方ですが、下りだと滑りまくって難儀します。
コブの上に乗ると、そこに道標が立っていて、このピークがヤブ沢ノ頭と名前が付いたところだと分かりました。古い木製の道標が木の枝に挟むようにして乗せられていました。
コブの上に乗ると、そこに道標が立っていて、このピークがヤブ沢ノ頭と名前が付いたところだと分かりました。古い木製の道標が木の枝に挟むようにして乗せられていました。
ヤブ沢ノ頭から急な斜面を下りますが、その下が画像のようなザレたヤセ尾根ですから、足を滑らしたらヤバいことになります。この岩もがっちり土の中に埋まったものではなく、結構浮いていますから、信用して足を掛けて体重を乗せ過ぎないようにしないといけませんね。
ヤブ沢ノ頭から急な斜面を下りますが、その下が画像のようなザレたヤセ尾根ですから、足を滑らしたらヤバいことになります。この岩もがっちり土の中に埋まったものではなく、結構浮いていますから、信用して足を掛けて体重を乗せ過ぎないようにしないといけませんね。
そして次のピークまでの登りもこんな感じで急なんですが、ロープも鎖も梯子もありません。結構ワイルドな区間ですね。
そして次のピークまでの登りもこんな感じで急なんですが、ロープも鎖も梯子もありません。結構ワイルドな区間ですね。
ピークに近付くと左に巻くようにトラバースします。このまま向こうに抜けてしまいますが、先の方でピークに進めるので、ちょっと寄ってみることにしました。
ピークに近付くと左に巻くようにトラバースします。このまま向こうに抜けてしまいますが、先の方でピークに進めるので、ちょっと寄ってみることにしました。
ここが名無しのピークで、1210mの突起です。当初このピークがやっと最後の山になる板小屋沢ノ頭かと思いましたが、まだまだ先のようです。ここが6つ目のピークですので、かなり歩きでがありますね。
ここが名無しのピークで、1210mの突起です。当初このピークがやっと最後の山になる板小屋沢ノ頭かと思いましたが、まだまだ先のようです。ここが6つ目のピークですので、かなり歩きでがありますね。
しばし下りながら再び富士山方面を見ると、もう日が大分傾いて逆光になりましたが、箱根から富士山までの線がくっきり浮かび上がってきれいでした。
しばし下りながら再び富士山方面を見ると、もう日が大分傾いて逆光になりましたが、箱根から富士山までの線がくっきり浮かび上がってきれいでした。
道はキツイ下り区間が続きます。落ち葉がとにかく邪魔で、悪いことにこぶし大の石や枝の細かく折れたようなものが結構埋まっていて、それらに足が乗ると簡単に滑ってしまいます。勾配があるので、30cm滑ると歯止めが効かなくなりますからあえて尻を着くように座り込むことが2回ありました。
道はキツイ下り区間が続きます。落ち葉がとにかく邪魔で、悪いことにこぶし大の石や枝の細かく折れたようなものが結構埋まっていて、それらに足が乗ると簡単に滑ってしまいます。勾配があるので、30cm滑ると歯止めが効かなくなりますからあえて尻を着くように座り込むことが2回ありました。
再び登りに転じます。これこそ最後のピークなのか、それともまた名無しピークなのかは分かりませんが、登りの量はわずかなので、ここで息が上がるようなことはありません。
再び登りに転じます。これこそ最後のピークなのか、それともまた名無しピークなのかは分かりませんが、登りの量はわずかなので、ここで息が上がるようなことはありません。
しかし、登ったところにある道標にはピーク名は記されておらず、板小屋沢ノ頭はまだまだ先のようです。
しかし、登ったところにある道標にはピーク名は記されておらず、板小屋沢ノ頭はまだまだ先のようです。
下りは荒れたゴツ岩のところになりますが、歩きづらいですね。先を見るとすぐに鞍部のようになりまして登りに転じるようです。
下りは荒れたゴツ岩のところになりますが、歩きづらいですね。先を見るとすぐに鞍部のようになりまして登りに転じるようです。
鞍部から向こう側には結構な角度でピークが立っているのが見えます。道もヤセ尾根の片側だけみたいになっていて、足を取られないように慎重に進みます。
鞍部から向こう側には結構な角度でピークが立っているのが見えます。道もヤセ尾根の片側だけみたいになっていて、足を取られないように慎重に進みます。
ピークまでの登りはここも何ら補助用のものは設置されておらず、木の根をロープ代わりによじ登ります。石棚山稜、VRでも何でもないはずが、なかなかひやひやルートですね。
ピークまでの登りはここも何ら補助用のものは設置されておらず、木の根をロープ代わりによじ登ります。石棚山稜、VRでも何でもないはずが、なかなかひやひやルートですね。
やっと登り切ってもまだ頂上ではなく、こんな具合に尾根道が続きます。しかし、わざわざここにロープを張るなら、さっきの登りに吊り下げなさいよ(^∇^)。
やっと登り切ってもまだ頂上ではなく、こんな具合に尾根道が続きます。しかし、わざわざここにロープを張るなら、さっきの登りに吊り下げなさいよ(^∇^)。
ロープのあった歩きやすいところの先は、こんな不明瞭なトラバース区間に。まるで書柵新道を歩いているような感じです。
ロープのあった歩きやすいところの先は、こんな不明瞭なトラバース区間に。まるで書柵新道を歩いているような感じです。
すると、ピークでもなさそうなところに突然道標があって板小屋沢ノ頭とプリントされていました。この山も、先ほどの厳しい登りを登り切ったところからここまでの平坦な区間全体で一つの山になるんでしょうが、もう少し上にピークをあるんだから、そっちに立てた方が良いような気がしますね。
すると、ピークでもなさそうなところに突然道標があって板小屋沢ノ頭とプリントされていました。この山も、先ほどの厳しい登りを登り切ったところからここまでの平坦な区間全体で一つの山になるんでしょうが、もう少し上にピークをあるんだから、そっちに立てた方が良いような気がしますね。
ここからの下りも急です。箒沢橋までまだ2.3kmもありますが、標高はまだ1100m以上なので、下まで600m下らないといけません。時間はここを歩いている時に遠くから3時を伝える音楽が流れてきていましたので、日暮れまではまだ余裕があります。
ここからの下りも急です。箒沢橋までまだ2.3kmもありますが、標高はまだ1100m以上なので、下まで600m下らないといけません。時間はここを歩いている時に遠くから3時を伝える音楽が流れてきていましたので、日暮れまではまだ余裕があります。
階段が設置されていてある程度整備されているのかと思いきや、また急な勾配の一気下りになります。ここも本当に滑りやすくて、ゆっくり歩幅を狭めて歩かないといけないので、すたすた歩くのは無理です。
階段が設置されていてある程度整備されているのかと思いきや、また急な勾配の一気下りになります。ここも本当に滑りやすくて、ゆっくり歩幅を狭めて歩かないといけないので、すたすた歩くのは無理です。
やっと残り2kmに。時間が掛かった割に全体の2/3しか歩いていないのは意外です。道はここで左に折れるように下りますが、道標なしだと真っ直ぐ進んでしまいそうですね。
やっと残り2kmに。時間が掛かった割に全体の2/3しか歩いていないのは意外です。道はここで左に折れるように下りますが、道標なしだと真っ直ぐ進んでしまいそうですね。
急な尾根をジグザグに下りますが、落ち葉の具合はこんな感じ。下に何があるのか全く読めません。トラバースになりますから、路肩が斜めってるかも知れないので、ちょっと薄気味悪いです。
急な尾根をジグザグに下りますが、落ち葉の具合はこんな感じ。下に何があるのか全く読めません。トラバースになりますから、路肩が斜めってるかも知れないので、ちょっと薄気味悪いです。
こうしたゴロタ石の急な下りもあります。この鎖、低いところにあって、しかも下でもがっちり固定されていて全く弛まないので、下りではつかもうとするとしゃがまないと無理です。
こうしたゴロタ石の急な下りもあります。この鎖、低いところにあって、しかも下でもがっちり固定されていて全く弛まないので、下りではつかもうとするとしゃがまないと無理です。
しばらく滑りやすく足をひねりやすい石ころ&落ち葉だらけの急な下りを抜け切ると、沢が見えてきました。後は用木沢なんかと同じように沢沿いの起伏のあまりない緩やかな下りになると期待して進みます。
しばらく滑りやすく足をひねりやすい石ころ&落ち葉だらけの急な下りを抜け切ると、沢が見えてきました。後は用木沢なんかと同じように沢沿いの起伏のあまりない緩やかな下りになると期待して進みます。
残り1.2kmで沢沿いですから、きっと楽になると信じて進みます。
残り1.2kmで沢沿いですから、きっと楽になると信じて進みます。
しかし、沢の上の斜面をトラバースする際に、今までと同じく落ち葉が多くてなかなか大変で、道も整備されていないままでした。
しかし、沢の上の斜面をトラバースする際に、今までと同じく落ち葉が多くてなかなか大変で、道も整備されていないままでした。
こんな木も厄介で、向こうから下りて撮っていますが、立っている足場の幅は30cmもあるかどうかのトラバース区間で、上から足を下ろしたくても、あの木が大変邪魔でえらく難儀しました。ちなみにこれは枝ではなくて根のようで、しかも生きているために丈夫で折れません。かなり足を上げても引っかかり、下に足を下ろすのにバランスを崩しやすかったです。
こんな木も厄介で、向こうから下りて撮っていますが、立っている足場の幅は30cmもあるかどうかのトラバース区間で、上から足を下ろしたくても、あの木が大変邪魔でえらく難儀しました。ちなみにこれは枝ではなくて根のようで、しかも生きているために丈夫で折れません。かなり足を上げても引っかかり、下に足を下ろすのにバランスを崩しやすかったです。
そしてこんな丸木梯子の連発もあります。堰の段差を直接梯子で下ります。
そしてこんな丸木梯子の連発もあります。堰の段差を直接梯子で下ります。
すると河原から離れたところに進みます。道が落ち葉で不明瞭ですが、リボンがあって迷うことはないです。
すると河原から離れたところに進みます。道が落ち葉で不明瞭ですが、リボンがあって迷うことはないです。
そのうち正面に植林地帯が見えてきます。ここを抜ければもうゴールは近いです。
そのうち正面に植林地帯が見えてきます。ここを抜ければもうゴールは近いです。
真っ暗な植林地帯を抜けると意外なことにまた河原に出ました。それにしてもこんなにリボンまみれにしなくても良いのにね(笑。
真っ暗な植林地帯を抜けると意外なことにまた河原に出ました。それにしてもこんなにリボンまみれにしなくても良いのにね(笑。
また堰がありまして、今度はコンクリに埋め込まれた鉄の梯子の3連発で下ります。
また堰がありまして、今度はコンクリに埋め込まれた鉄の梯子の3連発で下ります。
そして少し進むとこんな道標が。植林地帯の前の0.7kmからまだ0.3kmしか進んでないの? ちなみに途中「0.6km」となった道標が離れたところに2箇所ありました。もうそれを信じればよいのやら(^∇^)。
そして少し進むとこんな道標が。植林地帯の前の0.7kmからまだ0.3kmしか進んでないの? ちなみに途中「0.6km」となった道標が離れたところに2箇所ありました。もうそれを信じればよいのやら(^∇^)。
渡渉ポイントは自分で適当に足を乗せられそうな岩を見付けて進みます。先に道標がありますが、しつこくまた植林地帯に入るようです。
渡渉ポイントは自分で適当に足を乗せられそうな岩を見付けて進みます。先に道標がありますが、しつこくまた植林地帯に入るようです。
植林地帯はもうかなり暗くなっていました。カメラの感度もAUTOでは追いつかなくなってきていて、ISO3200まで上げて撮る感じでした。
植林地帯はもうかなり暗くなっていました。カメラの感度もAUTOでは追いつかなくなってきていて、ISO3200まで上げて撮る感じでした。
植林地帯を抜けるとようやくキャンプ場が見えてきました。あの橋を渡ってキャンプ場を抜ければ中川川に掛かる箒沢橋になります。
植林地帯を抜けるとようやくキャンプ場が見えてきました。あの橋を渡ってキャンプ場を抜ければ中川川に掛かる箒沢橋になります。
そして石棚山稜のルートを歩き切りました。この時点で16時20分ですから、檜洞丸下の分岐から3時間半掛かりました。正規ルートの一つながら、石棚山から板小屋沢ノ頭までのハードな区間は何らサポートがないので結構大変でしたが、展望が良好なので、歩いていて面白い道であるのは確かです。
そして石棚山稜のルートを歩き切りました。この時点で16時20分ですから、檜洞丸下の分岐から3時間半掛かりました。正規ルートの一つながら、石棚山から板小屋沢ノ頭までのハードな区間は何らサポートがないので結構大変でしたが、展望が良好なので、歩いていて面白い道であるのは確かです。
箒沢橋から県道を黙々と歩いて西丹沢教室の前の駐車スペースにたどり着いたのは16時40分。日はもうとっくに山の向こうに沈んでいますから、このあとすぐに暗くなってしまいましたから、丁度良い時間に戻れたことになります。しかし、同角ノ頭の方には進めなかったので、後日きっと向こうのルートも歩いてみたいと思いました。
箒沢橋から県道を黙々と歩いて西丹沢教室の前の駐車スペースにたどり着いたのは16時40分。日はもうとっくに山の向こうに沈んでいますから、このあとすぐに暗くなってしまいましたから、丁度良い時間に戻れたことになります。しかし、同角ノ頭の方には進めなかったので、後日きっと向こうのルートも歩いてみたいと思いました。

感想

春に檜洞丸に来た時はツツジ新道で登り、大笄・小笄経由で犬越路から用木沢ルートで下山しましたが、今回は登りこそ同じルートを使ったものの、下山ルートは石棚山稜を使って南側を通りました。大笄・小笄のコースも結構なハードルートでしたが、石棚山稜も下りで使うにはなかなか大変な道でした。1300m半ばの石棚山までは距離の割りに下り勾配が大変ではなかったのですが、その先では板小屋沢ノ頭まで、ザレている上に落ち葉だらけで、急勾配の箇所も多くてやたらに滑ります。慎重にゆっくり短い歩幅で下るためにかなり時間を費やしましたが、板小屋沢ノ頭の山頂から下は打って変わって階段がしっかり設置されていました。しかし、一番厳しいヤブ沢ノ頭の付近には何もないので、岩や木の根をつかんで登り下りすることが多く、バリルートでもないのに妙に大変でした。距離も長く、ガイドマップの目安でも3時間を軽く超えるルートですが、全体として見晴らしは悪くなく、変化に富んでいるので面白い道だと思います。

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