蛭ヶ岳【春風が心地よい稜線歩きを堪能！西丹沢ビジターセンターから周回】

2024年05月03日(金) [日帰り]

• GPS: 11:14
• 距離: 22.4km
• 登り: 2,747m
• 下り: 2,745m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:42
• 休憩: 1:32
• 合計: 11:14

5:12 西丹沢ビジターセンター
5:19 5:22 ツツジ新道入口
7:49 7:51 大笄
8:10 8:10 熊笹ノ峰
8:36 8:36 檜洞丸
8:41 8:41 青ヶ岳山荘
9:08 9:22 源蔵尾根下降点
9:25 9:25 金山谷乗越
9:42 9:44 神ノ川乗越
10:01 10:12 臼ヶ岳
10:29 10:29 ミカゲ沢ノ頭
11:11 11:30 蛭ヶ岳
12:01 12:01 ミカゲ沢ノ頭
12:19 12:25 臼ヶ岳
12:40 12:42 神ノ川乗越
13:01 13:02 金山谷乗越
13:05 13:05 源蔵尾根下降点
13:38 13:39 青ヶ岳山荘
13:43 13:57 檜洞丸
14:06 14:06 ツツジ新道・石棚山稜分岐
14:14 14:14 石棚・同角分岐点
14:20 14:21 テシロノ頭
14:29 14:30 白ザレノ頭
14:37 14:37 新山ノ頭
14:44 14:45 石棚山
14:56 14:57 ヤブ沢ノ頭
15:15 15:23 板小屋沢ノ頭
15:33 15:38 五右衛門沢
16:25 16:25 西丹沢ビジターセンター
16:26 ゴール地点

天候

西丹沢ビジターセンター 5：10 9℃
蛭ヶ岳 11：10 19℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

西丹沢ビジターセンター周辺の駐車スペースに車を停めました（無料）
ビジターセンター横の駐車場（舗装 一般9台+優先スペース1台）と周辺の駐車スペース（未舗装20台位）合わせて30台位駐車可能。
4:45頃到着時ビジターセンターの一般 9台は満車、向かい側の駐車スペースには先行者さん7台でした。
※ビジターセンターの手前、約1.5km位に「箒沢観光客用駐車場」（30〜40台位駐車可能）が有ります。
またビジターセンターには登山届のポスト（用紙・鉛筆あり）と水洗トイレがあります。

コース状況／危険箇所等

●小笄南西尾根（VR）
尾根がそれほど広くなく赤ペイント多数ですので道迷いの心配は少ないと思います。
東沢林道を横断した後の急斜面（高さ15m位？）の登りはわずかな距離ですが足元ザレていますのでスリップに注意が必要です。
小笄〜大笄間の稜線に乗り上げる手前の急斜面（標高差約140m）は蛭ヶ岳南陵とイメージが似ていますが急登区間が短いので意外とすぐに稜線に乗り上げることができると思います。
登りで通る場合、急斜面の岩稜帯に慣れた方であれば問題なく通過できるでしょう。

※一瞬の出来事だった為カメラに収める事ができていないので不確定な情報になりますがこの日の6：10頃、標高950m付近で自分の位置から30m程先で尾根を右から左へ横切る体長70〜80センチの熊（？）を目撃しました。真っ黒な毛色・ずんぐりとした体形・耳が丸かった事からカモシカではないと思われます。
この付近を通過する際には念のためご注意下さい。

●祠尾根(VR)
五右衛門沢左岸に沿って下る急斜面に花崗岩？のザレた部分が点在する為、スリップ・滑落要注意です！チェーンスパイクなどの滑り止めを使用すると良いかもしれません。
こちらの尾根も赤ペイント多数で道迷いの心配は少ないと思いますが、下りで通る場合は誘い込まれそうな部分が数か所ありますので適宜方向確認が必要になります。

その他周辺情報

最終コンビニは東名高速道路「大井松田IC」から向かうと国道246号線「宮地（みやじ）」交差点手前にある「ファミリーマート 山北町店」が最後になると思います。

写真

5/3 5:08

稜線に咲く花々を期待してスタート(^^)

5/3 5:28

今回は久しぶりに小笄南西尾根で稜線を目指します！
ツツジ新道と別れて左上の尾根へ

5/3 5:54

序盤からそこそこの急登をガンバリ東沢林道を横断（カーブミラー正面のザレた急斜面を進みます）

5/3 6:03

丹沢ではあまり見かけない木製鹿柵
この写真を撮影した約5分後に熊と思われる生物を目撃(-_-;)
（詳細はコース状況／危険箇所等を参照）

5/3 6:11

足元には紫色が鮮やかなキランソウ

5/3 6:19

ブナの新芽が美しい美尾根をゆっくり堪能♪

5/3 6:20

樹々の間から富士山！
稜線からの絶景が楽しみだ

5/3 6:42

木漏れ日を感じながらこの後の急登に備えて軽くエネルギー補給

5/3 6:49

かわいらしいシロヤシオの葉っぱを見上げて(゜o゜)

5/3 7:09

岩や木の根を掴んで滑りやすいズリズリ斜面を慎重に通過(^^ゞ

5/3 7:30

緊張の急斜面wを乗り越えてようやく稜線の登山道に合流
（右：檜洞丸・左：犬越路）

5/3 7:44

稜線のブナも少しずつ新芽が吹き始めた

5/3 7:52

矢駄尾根分岐のベンチで富士山を眺めてのんびり

5/3 8:08

朝の斜光に照らされる檜洞丸を目指してテクテクと(^^♪

5/3 8:24

今日はすばらしいお天気に恵まれた！
南アルプスを従えた富士山が美しい

5/3 8:24

富士山アップ

5/3 8:24

聖岳・赤石岳・荒川三山

5/3 8:25

蝙蝠岳・塩見岳

5/3 8:25

農鳥岳・間ノ岳・北岳

5/3 8:25

仙丈ヶ岳・鳳凰三山・甲斐駒ヶ岳・鋸岳

5/3 8:26

今日は八ヶ岳もクッキリ見える！

5/3 8:34

スタートから3時間30分位で本日1回目の檜洞丸に到着

5/3 8:35

小鳥たちの賑やかな囀りが静かな森に響く

5/3 8:36

ツルキンバイの小さなお花畑

5/3 8:37

まだまだ遠い蛭ヶ岳。。。
まずは臼ヶ岳を目指して一旦標高を300mほど下げて行きます(^^;)

5/3 8:54

帰りの登り返しの事は考えないようにして(笑)グイグイ下ります！

5/3 8:59

新緑の季節を楽しみながら進む道（奥に見えるのは同角ノ頭）

今日の山行目的はこのお花
アカバナヒメイワカガミ

うららかな春の陽気に誘われて美しく開花

今年も無事に逢えて良かった♪

5/3 9:50

エイザンスミレ

5/3 10:01

神ノ川乗越からのキツイ登り返しをガンバリ臼ヶ岳を通過

5/3 10:28

威風堂々の丹沢最高峰が待ち構える

5/3 10:35

ツルシロカネソウ

5/3 10:50

キツイ急登では富士山と檜洞丸、そして歩いて来た稜線を眺めて一呼吸

5/3 10:50

熊木沢から吹き上げる風が心地よい

5/3 10:55

コイワザクラ

5/3 11:11

最後の急登をガンバリ、スタートから6時間位で蛭ヶ岳に到着！

5/3 11:35

青空に映えるマメザクラを眺めてホッコリ(^^)

5/3 11:45

ここ数年で整備が進んだ蛭ヶ岳西側斜面
ザレた部分には多くの鎖が設置され以前よりもだいぶ歩きやすくなったm(__)m

5/3 13:01

徐々に遠のく蛭ヶ岳を名残惜しく振り返ってパチリ☆

5/3 13:37

フデリンドウ

5/3 14:49

ワチガイソウ

5/3 15:31

板小屋沢ノ頭からは祠尾根を通って下山

5/3 15:33

花崗岩？のザレた急斜面が多いのでスリップに十分注意

5/3 15:42

この杭を目印に左方向へ
（直進しても東沢の河原に降りれます）

5/3 16:21

祠の屋根が見えれば無事に西丹沢ビジターセンターに到着
春の小花と新緑を満喫した大満足な1日になりましたぁ〜！

撮影機器：

EOS R ボディ CANON

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 水筒 ライター 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ チェーンスパイク ヘルメット

備考

カチカチに凍らせた水：500ｍｌ×1
炭酸飲料：500ｍｌ×2・350ｍｌ×1
スポーツドリンク：350ｍｌ×1
ほぼ全て消費

感想

hajime1106

新緑が眩しいこの季節！
去年に引き続き今年も西丹沢ビジターセンターからアカバナヒメイワカガミを探す山旅です(^^)
日向では少し暑さを感じる場面もありましたが吹き抜ける春風を感じながら爽快に周回することができた。
アカバナヒメイワカガミ以外にもツルキンバイ・ツルシロカネソウ等が見ごろを迎えた賑やかな山道に大満足(^^)v
また来年もタイミングを合わせて可憐な花々を探しに行きたいですね♪