木曽駒ヶ岳(冬季)


- GPS
- --:--
- 距離
- 3.8km
- 登り
- 481m
- 下り
- 483m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
八丁坂の上部、最後の20mくらいが、つるつるのかちかちに氷っていた。実際目の前で一人滑落した。それ以外は危険を感じる場所は無かった。 |
その他周辺情報 | 駒ヶ岳に登った後は、いつも早太郎温泉「こまくさの湯」に寄っているのだが、今日は着替えやタオルを持ってくるのを忘れてしまったのでパス。 |
写真
「あかん、これ、足が滑ったらアウトな状況や…」そう思っている矢先、斜め上方に居た人が目の前で滑落!滑落先は目視できませんでしたが、周りの人の会話から察するに、途中で無事に停まった模様。
写真は乗越浄土から見た宝剣岳。神々しいですね。
装備
個人装備 |
防寒ブーツ
アイゼン
ピッケル
ストックx1
テルモスフードコンテナ500cc
テルモスお湯500cc
アクエリアス500cc
200ccのコーヒー牛乳x2
真水500cc
行動食
ガスバーナー
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備考 | テルモスのフードコンテナにシチューを詰めて持って行ったので、ガスバーナーを使わずともすぐに温かいものが食べられるのは良かった。 |
感想
先日登った唐松岳同様、夏期と残雪期に何度か登ったことはあるが冬季にはまだ登ったことがない木曽駒ヶ岳にチャレンジしてきた。
結果はかろうじて登頂。
序盤の雪の状態(先行者のトレース)を見て、
「なんだ、これなら残雪期とあまり変わらんな」
と甘く見ていたのも束の間、雪はだんだん固く締まって行き、しまいにはカチカチのアイスバーン状態に。
「あかん、この状態ではストックは体を預ける支えにはならん」
そう思った時は既に遅し。ピッケルを背負ったまま危険地帯(雪の表面が凍ってクラスト状になっている)まで踏み込んでしまい、状況判断の甘い初心者っぷりを見事に発揮。
「いまここで足を滑らせたらどうなるんだろう…」
自分の置かれている状況を理解した途端、胸の辺りから恐怖がこみ上げてくる。
「一旦引き返そう」
足場を掘ることができて安定しそうな場所まで10mほど後退(下降)し、足場を確保してザックからピッケルを取り外す。
「今ここでピッケルとかザックとか落としたら、下まで一直線やろな…」
こんな場所で装備を取り出すのはヘタクソ以外の何者でもない…
さいわい装備を失うことなくピッケルを取り出すことができ、登行を続行。
「ピッケルってどうやって使うんやろ…?」
そう、ピッケルをまともに使うのはこれが初。
「突き刺して手掛かりにすりゃええんやろ」
雑な解釈だが、たぶん間違ってないと思う(そう思いたい)
そんな感じで氷った雪面と苦闘しているとき、氷った斜面の斜め上方に居た登山者の一人が勢い良く滑落して行くのが一瞬見えた。雪面を滑るというより、転がって行く感じだった。滑落先は目視できなかったが、周りの登山者の会話から察するに、途中で無事に止まったらしい。
氷った雪面で滑落すると、ああいう落ち方をして行くのか。まず自力で止まることは出来へんな、と思った。
八丁坂をクリアし、乗越浄土まで出てしまえば一安心。後は頂上まで気軽な雪上ハイキング、と行きたかったところだが、右(東側)からもの凄い風が吹いていて、顔は痛いわ鼻水は止まらんわ体はふらつくわであまり楽しくない…
目的地の駒ヶ岳頂上は強風の吹きっ晒しで、長居する気は起きず、すぐに下山開始。
途中、頂上山荘の建物の影で風を避けて昼食。テルモスのフードコンテナにシチューを詰めて持ってきたのだが、ガスバーナーを使うことなく温かい物が食べられるのは有り難いですね。(期待していたほどの保温力は無かったものの、それなりに温かかった)
懸念だった八丁坂の下りは、いい感じにトレースが付いていたので、あまり苦戦せずに降りることができた。(かちかちのつるつるのままだったら嫌だなあ、と思っていたので)
怖い思いをしたし反省点はあるものの、ピッケルの使い方が少し分かったので良い経験になった。
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