大谷崩〜大谷嶺

2017年01月03日(火) [日帰り]

• GPS: 05:09
• 距離: 7.0km
• 登り: 910m
• 下り: 906m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:03
• 休憩: 1:01
• 合計: 5:04

7:30 大谷嶺駐車場
7:36 7:38 大谷嶺登山道入口
7:53 7:53 扇の要
9:06 9:13 新窪乗越
10:00 10:44 大谷嶺
11:23 11:25 新窪乗越
12:16 12:17 扇の要
12:25 12:30 大谷嶺登山道入口
12:34 大谷嶺駐車場

天候

晴れ、暖かい、風はほとんどなし

アクセス

利用交通機関：

自家用車

静岡県道29号を梅ケ島に向けて北上、新田バス停のあたりで左折。別荘地を通過して大谷嶺駐車場へ駐車。別荘地通過後の一箇所のみ道路が凍結していました。

コース状況／危険箇所等

積雪なし。登山道は一部凍結しているものの滑りやすい箇所はなし。

【扇の要〜新窪乗越】 落石はほとんどなし。多少彼方でパラパラと小石が転がる程度。

【新窪乗越〜大谷嶺】 むしろこちらのほうが少々危険と感じました。
a) 尾根やピークを迂回するトラバース道が狭く、北側の切れ落ちが結構あること
b) 尾根伝いと言えどそこそこ急峻なピークを2つ越えるので、大谷崩の足の疲労がひびくこと
c) 平坦な尾根が続く気持ちのいい「ご褒美コース」はほとんどありません

すべての行程において、赤スプレーやテープは真新しく、転落や道迷いが起こりそうなところはロープで塞がれているため、非常に助かりました。メンテナンスしてくれる方々ありがとうございます。

その他周辺情報

県道に戻って北上するとすぐに黄金の湯があるので入浴。1時間400円の入場券がありました。新年営業初日ということもあって座敷はいっぱいでした。

写真

1/3 7:32

古い団地にある彫刻とか公共事業に花を添えるオブジェ好きなんですよ。

1/3 7:48

きれいに積まれたケルン。至るところにケルンがある。

1/3 8:19

休憩地点。安全のためには一番休憩をとってはいけないポイントでしたね。

1/3 8:21

休憩地点の大岩からまっすぐ上を見るとこんな感じ。土と空の境目を見るとよくわからない気分になるぐらいくっきり。

1/3 8:21

ショッカーの皆さんがでてきたり

1/3 8:21

大型のロボが怪獣と向き合ったりしそうな雰囲気ですが

1/3 8:43

なにぶん大谷崩というぐらいですので

1/3 8:43

火薬を使用したロケは厳禁です。

1/3 9:10

のっこしまできました

1/3 9:19

十枚山付近から南アルプス方面を見た時にも感じたのですが、安倍奥の山々のミニマルさ加減がいいです。

1/3 9:21

天然記念物の動かない奴とにらめっこするのがすき

1/3 9:22

本日は5mの距離まで近づくことに成功

1/3 9:21

口から草が垂れているあたりユーモラスですが、光学ズームできるカメラが欲しくなります

1/3 10:01

大谷嶺の山頂につくと歪んだ郷土愛のなれのはてを見せつけられます

1/3 10:02

大谷嶺は南アルプスだって言ってくれるし、山座同定盤も置いてくれてるし、早川町って悪いやつじゃないと思うの!!!!

布引山、笊ヶ岳

1/3 10:04

南アルプスのメインアクトは雲で隠れがち

安倍東山陵のカモメ感と雲のカモメ感

1/3 10:38

大谷嶺の南側はこんなふうにスッパリと切れ落ちています

1/3 10:38

写真ではうまく伝わらないので、今まさにこの時代に山が崩れているんだということをライブで感じ取っていただきたいです

1/3 11:07

大谷嶺までの登り返しはだいたいこんな感じです

1/3 12:02

冬に沢の音を聞くと寒い

1/3 12:15

こういう看板すきです

1/3 12:26

ふと見返すと、冬の寂寞感と荒涼とした岩肌が生命を感じさせないが生命を感じさせてYOI

1/3 12:35

夏場はトイレがあったんだと思いますが、今はありません。あらかじめ黄金の湯ですませたほうが良いかと思います。

下山後、立ち寄った黄金の湯。便利さと鄙びと湯のとろみを兼ね揃えたいいグルーヴ出してます。

撮影機器：

iPhone 5s Apple

装備

備考

大谷崩は日光を受け続けるためすぐに暑くなりました。フリースを脱いで薄手のメリノウール一枚になりましたが、燦燦と輝く太陽光の下ではボディラインが顕になっていたようで、同行者からはたいへんな不評でした。大谷崩で登山者とすれ違うことがなかったため難を逃れましたが、せめて夏用のTシャツを重ね着したほうがよかったなと後悔しています。こういう時のために長袖のカットソーを売ってるんだな、と勉強になりました。

感想

dududuup

大谷崩のザレ具合と稜線に出てからのフットワークは、メタボ症候群の自分にとっては足首とふくらはぎの良い訓練になりました。

同行者は大谷崩の下りが相当に気持ちよかったようでサクサクと下って行きましたが、自分は荒涼とした山肌と青い空に取り残されてる感じでぼーっとしているのがたいへんによろしかったので怒られない程度にゆっくりと歩きました。同行者とはだいたいこのへんの感覚の違いで衝突します。音楽性の違いで解散にならないように今後もがんばりたいと思っています。

新窪乗越〜大谷嶺の間は八紘嶺や青笹山に似た感じで、いろいろと細かくて疲れるんだけどワクワクするんですよね。楽しいです。大谷嶺から八紘嶺の間もこんな感じなんでしょうか？冬を越したらつないでみたいっす。