前常念岳 日帰り 常念は遠かった

2017年01月04日(水) [日帰り]

• GPS: 10:47
• 距離: 24.9km
• 登り: 2,054m
• 下り: 2,050m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:33
• 休憩: 0:14
• 合計: 10:47

距離 24.9km 登り 2,055m 下り 2,053m

6:19 スタート地点
8:39 8:41 三股登山口
13:11 13:23 前常念岳
15:20 三股登山口
17:06 ゴール地点

天候

雪、場所によって晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場から登山口まで10km弱林道歩き

コース状況／危険箇所等

積雪少ない。前常念への登りは目印も多く実際はあまり危険とは言えないと思うが、精神的には負担を感じた。

写真

1/4 9:00

三股からの急登。非常に長く、途中で引き返したくなる。アイゼンをつけると石を踏んでガリガリいい、外すと滑る、絶妙に具合の悪い積雪量。気温は氷点下になっておらず暑い

1/4 11:22

2000m付近から前常念への尾根。この辺りは30cm〜積雪がある。トレースをたどっているので楽だったが、トレースの主はかなり疲れたと思う

1/4 11:22

場所によってはトレースが消えかけている

1/4 11:22

この辺りで気温はようやく氷点下5度程度まで下がったが寒くはない。

1/4 12:02

視界が開け、前常念が目前に出現。写真以上に圧迫感があり登るか引き返すか迷った。

1/4 13:10

前常念の避難小屋。前常念に取り付いてからここまで1時間ほどだったが視界が悪くて風があり精神的にしんどかった。

1/4 13:18

常念方向。尾根が雪の中に消えていて、とても進む気になれない。

1/4 13:18

これは何だ？標識がなく、どこが前常念だったか分からず。

1/4 13:18

時折雪煙が上がる。気温が低くないのでまだ余裕があるが、これで氷点下15度とかだったら身の危険を感じたと思う。

1/4 13:18

1/4 13:46

そうだ、帰ろう

1/4 13:46

行きに前常念を見上げたところ。ここまで来ればもう安全。

1/4 13:46

どうしても晴れない

1/4 14:22

つづら折りの急登を登りきったところ。登りはここで一息もふた息もついた

1/4 14:22

雪は溶けかけていて実によく滑る

1/4 15:18

行きは写真を撮らなかった三股。ここは天気がいい

1/4 15:18

蝶ケ岳に行くという選択肢もあったな、とふと思う。

1/4 15:19

トイレは冬季使用禁止の張り紙があったが、施錠はされていないので、まあ緊急事態なら・・・

1/4 16:05

林道より。きれいだけど、山頂で見た印象と全く違う

1/4 16:05

三日月

1/4 16:16

途中にあった延命水という湧き水。鳥が羽ばたいているみたい。どういう理由でこの形に凍り付いたのか気になる・・・。

1/4 16:16

1/4 17:00

暗くなりきる前に滑り込みでゴール

撮影機器：

DSC-TX5 SONY

装備

個人装備

アイゼン ピッケル ワカン その他一般的なもの

備考

ワカンの類は今回はなくてもよかった。

感想

ne_mo

暮れに行った大天井岳から常念がきれいに見え、この山行を思い立ちました。日帰りでは登り切れないだろうとは考えていましたが、行ける所まで行こうという、よろしくないスタンスで臨みました。

お隣の燕岳同様、登山口までの林道歩きが長く疲労したので、三股まで来た時点で目標を前常念に切り替え、さらに三股からのつづら折りの急登が予想以上にしんどく、2000m付近まで出たら帰ろうとも思いかけていました。前日八ヶ岳に登ったうえ夜は車中泊で休養が不十分だったこともたたりました。
結局時計を気にしながら前常念までは登りましたがしんどい山行になりました。

振り返ってみると、積雪少、気温高、風もまあそれなり程度と条件はかなり良い方だったと思いますが、不吉な空模様やいまいちな体調からくる精神的な後ろ向きさが反省点です。よく聞く「不安が実力を半減させる」を克服できない日でした。