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Yamareco

記録ID: 1040983
全員に公開
雪山ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間

四阿山 快晴の山頂から雲海を湛えたアルプスの絶景

2017年01月06日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:08
距離
10.9km
登り
912m
下り
892m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:12
休憩
0:56
合計
7:08
8:52
8:52
164
11:36
12:30
15
12:45
12:45
12
12:57
12:58
37
13:35
13:36
55
岩場先から山頂までノートレースのラッセルで多少遅延しています。
天候 下界は曇り山頂は快晴 いきなりホワイトアウトが消える。
過去天気図(気象庁) 2017年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
周回を計画し、菅平牧場駐車場へ行ったが、積雪多くパジェロ撤退!
変更移動し、あずまや高原ホテル駐車場。
コース状況/
危険箇所等
 当日は先行者がおりトレースがあった。うっすら道筋程度のトレースはあり。クラストしている所も多く、ノーアイゼンで牧場上まで行ける。祠のある2000m地点からアイゼン装着。
 中四阿からの分岐先の岩場は、マーカーが見えにくく道迷いしやすい。岩場の中央を行く。シラビソ群は踏み抜き注意。
 その岩場先から山頂まで前日の積雪によりトレースなし、膝から股下までのラッセル。スノーシュー装着。的岩分岐の木階段、山頂付近は踏み抜き多く注意。特に山頂は南側に落ちないこと。
四阿山〜根子岳周回を計画、前橋市を4時に出立した。6時過ぎに菅平牧場に向かうが、1m近い積雪にパジェロ撤退!何度もアタックした轍が空しい・・・
2017年01月06日 06:14撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
4
1/6 6:14
四阿山〜根子岳周回を計画、前橋市を4時に出立した。6時過ぎに菅平牧場に向かうが、1m近い積雪にパジェロ撤退!何度もアタックした轍が空しい・・・
ならば、あずまや高原ホテルから行くことに。ガスる四阿山。
2017年01月06日 06:59撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1/6 6:59
ならば、あずまや高原ホテルから行くことに。ガスる四阿山。
日の出。浅間山が美しい。
2017年01月06日 07:00撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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1/6 7:00
日の出。浅間山が美しい。
日も上がり噴煙も上がる。
2017年01月06日 07:00撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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1/6 7:00
日も上がり噴煙も上がる。
撮影中にジムニーがホテルへ上がって行ったのを見ていた。アタック跡が空しい雪だらけのパジェロ。気温マイナス9℃。それほど寒くない。
2017年01月06日 07:25撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
2
1/6 7:25
撮影中にジムニーがホテルへ上がって行ったのを見ていた。アタック跡が空しい雪だらけのパジェロ。気温マイナス9℃。それほど寒くない。
美しい朝焼けを見ながら牧場脇を歩く。
2017年01月06日 07:55撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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1/6 7:55
美しい朝焼けを見ながら牧場脇を歩く。
クラストしている所が多く、ノーアイゼンで行ける。積雪あっても膝下のツボ足で楽勝。
2017年01月06日 08:07撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1/6 8:07
クラストしている所が多く、ノーアイゼンで行ける。積雪あっても膝下のツボ足で楽勝。
中四阿との分岐。直進する。
2017年01月06日 08:55撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1/6 8:55
中四阿との分岐。直進する。
霧氷のシラカンバ。少し晴れ間が見える。
2017年01月06日 09:12撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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1/6 9:12
霧氷のシラカンバ。少し晴れ間が見える。
先行者のトレースを追う。脛程度の積雪。先行者はワカン装着している。
2017年01月06日 09:17撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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1/6 9:17
先行者のトレースを追う。脛程度の積雪。先行者はワカン装着している。
2000m地点。祠がある。傾斜が増してきたのでアイゼン装着。
2017年01月06日 09:25撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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1/6 9:25
2000m地点。祠がある。傾斜が増してきたのでアイゼン装着。
シラビソのモンスター群。途中先行者が下りてきた。ホワイトアウトで8合目で引き返してきたそうだ。正午から晴れを確信している私は構わず進む。その彼もついてくる。
2017年01月06日 09:32撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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1/6 9:32
シラビソのモンスター群。途中先行者が下りてきた。ホワイトアウトで8合目で引き返してきたそうだ。正午から晴れを確信している私は構わず進む。その彼もついてくる。
八合目。やはり積雪が多くなってきた。
2017年01月06日 09:44撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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1/6 9:44
八合目。やはり積雪が多くなってきた。
この程度のガスなどたいしたことはない。yama2ではすぐに消える予報。天気図からも確信していた。シラビソ群は踏み抜き多く注意。
2017年01月06日 09:50撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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1/6 9:50
この程度のガスなどたいしたことはない。yama2ではすぐに消える予報。天気図からも確信していた。シラビソ群は踏み抜き多く注意。
美しい霧氷と雲海。上空が少し晴れてきた。
2017年01月06日 09:54撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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美しい霧氷と雲海。上空が少し晴れてきた。
東京から来た彼も登ってくる。
2017年01月06日 09:57撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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1/6 9:57
東京から来た彼も登ってくる。
八ヶ岳が見える。
2017年01月06日 10:09撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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八ヶ岳が見える。
いきなり南の雲が過ぎ去り、富士山、八ヶ岳が見える。
2017年01月06日 10:09撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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1/6 10:09
いきなり南の雲が過ぎ去り、富士山、八ヶ岳が見える。
昔の登山道へ行かないように。ロープも見えるが、マーカーが見えないことが多く、道迷いしやすい注意。岩場は中央を行くこと。
2017年01月06日 10:14撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1/6 10:14
昔の登山道へ行かないように。ロープも見えるが、マーカーが見えないことが多く、道迷いしやすい注意。岩場は中央を行くこと。
見上げるとガスがいきなり去っていく。眼下には雲海が残りアルプスが見える。
2017年01月06日 10:31撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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1/6 10:31
見上げるとガスがいきなり去っていく。眼下には雲海が残りアルプスが見える。
岩場先からはノートレース。膝から股下のラッセル。東京から来た彼はワカンで歯が立たず。私が先頭に。スノーシューにテールを付けて装着しテレベーターを上げてガンガン進む。
2017年01月06日 10:34撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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1/6 10:34
岩場先からはノートレース。膝から股下のラッセル。東京から来た彼はワカンで歯が立たず。私が先頭に。スノーシューにテールを付けて装着しテレベーターを上げてガンガン進む。
風がガスを追いやり、青空と雲海、アルプスを見せてくれた。
2017年01月06日 10:41撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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1/6 10:41
風がガスを追いやり、青空と雲海、アルプスを見せてくれた。
根子岳との分岐地点も当然トレースなし。ガシガシ進む。
2017年01月06日 10:44撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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1/6 10:44
根子岳との分岐地点も当然トレースなし。ガシガシ進む。
薄っすら道筋程度あるので助かる。
2017年01月06日 10:48撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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1/6 10:48
薄っすら道筋程度あるので助かる。
振り返ると南側には八ヶ岳連峰、南アルプス。
2017年01月06日 10:48撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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1/6 10:48
振り返ると南側には八ヶ岳連峰、南アルプス。
山頂がやっと見えてきた。俄然ラッセルに気合が入る。
2017年01月06日 10:50撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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1/6 10:50
山頂がやっと見えてきた。俄然ラッセルに気合が入る。
的岩分岐標。階段埋没。さらに気合を入れて急登をラッセルしていく。昨年12月の天神尾根や西黒尾根に比べれば練習程度。楽勝。
2017年01月06日 10:55撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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1/6 10:55
的岩分岐標。階段埋没。さらに気合を入れて急登をラッセルしていく。昨年12月の天神尾根や西黒尾根に比べれば練習程度。楽勝。
4時間10分で山頂に着。標準CTは3時間45分。やはり後半のラッセルで多少時間がかかった。快晴の山頂から景色を反時計回りにひと巡りする。まずは・・・
2017年01月06日 11:07撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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1/6 11:07
4時間10分で山頂に着。標準CTは3時間45分。やはり後半のラッセルで多少時間がかかった。快晴の山頂から景色を反時計回りにひと巡りする。まずは・・・
浅間山、前掛山。噴煙が上がっている。ご機嫌だ。
2017年01月06日 11:19撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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1/6 11:19
浅間山、前掛山。噴煙が上がっている。ご機嫌だ。
富士山。
2017年01月06日 11:19撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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富士山。
八ヶ岳連峰。
2017年01月06日 11:19撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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八ヶ岳連峰。
北岳、仙丈ケ岳。
2017年01月06日 11:19撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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北岳、仙丈ケ岳。
空木岳、槍尾岳、木曽駒ケ岳。
2017年01月06日 11:19撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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空木岳、槍尾岳、木曽駒ケ岳。
御嶽山。
2017年01月06日 11:20撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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御嶽山。
乗鞍岳。
2017年01月06日 11:20撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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乗鞍岳。
前、奥、北穂高岳。
2017年01月06日 11:20撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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前、奥、北穂高岳。
中岳、槍ヶ岳。
2017年01月06日 11:20撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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中岳、槍ヶ岳。
独標、大天井岳、双六岳。
2017年01月06日 11:20撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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独標、大天井岳、双六岳。
龍王岳、立山、富士ノ折立。
2017年01月06日 11:20撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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龍王岳、立山、富士ノ折立。
布引山、鹿島槍ヶ岳。
2017年01月06日 11:20撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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1/6 11:20
布引山、鹿島槍ヶ岳。
五竜岳、唐松岳、不帰嶮。
2017年01月06日 11:20撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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五竜岳、唐松岳、不帰嶮。
白馬鑓が岳、杓子岳、白馬岳。
2017年01月06日 11:20撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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白馬鑓が岳、杓子岳、白馬岳。
高妻山。北西にぽつんと浮いていた。
2017年01月06日 11:21撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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1/6 11:21
高妻山。北西にぽつんと浮いていた。
頚城山塊。焼山。
2017年01月06日 11:21撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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頚城山塊。焼山。
山頂から南東方面。
2017年01月06日 11:21撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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山頂から南東方面。
山頂から南西方面。
2017年01月06日 11:21撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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山頂から南西方面。
山頂から西方面。ため息が出るほど美しい。
2017年01月06日 11:21撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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山頂から西方面。ため息が出るほど美しい。
北側は雲の中。上越の山岳は一つも見えず。
2017年01月06日 11:21撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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北側は雲の中。上越の山岳は一つも見えず。
山頂で昼食。今日は名古屋風味噌煮込みうどん。鶏肉、油揚げ、舞茸、椎茸、ねぎ、うどんを入れ八丁味噌を溶かす。
2017年01月06日 11:55撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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1/6 11:55
山頂で昼食。今日は名古屋風味噌煮込みうどん。鶏肉、油揚げ、舞茸、椎茸、ねぎ、うどんを入れ八丁味噌を溶かす。
絶景を前に昼食。東京からの彼は下山して一人で山頂貸し切り。気温マイナス7℃だが日差しがあり暖かい。気合を入れるラッセル時には必ず防寒テムレスを着用する。
2017年01月06日 11:56撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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1/6 11:56
絶景を前に昼食。東京からの彼は下山して一人で山頂貸し切り。気温マイナス7℃だが日差しがあり暖かい。気合を入れるラッセル時には必ず防寒テムレスを着用する。
最後に温泉卵を落として完成。アツアツを食らう。
2017年01月06日 12:02撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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1/6 12:02
最後に温泉卵を落として完成。アツアツを食らう。
大室山だろうか?霧氷が光り輝く。
2017年01月06日 12:07撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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1/6 12:07
大室山だろうか?霧氷が光り輝く。
北側がわずかにガスが引いてきた。草津本白根山の頭と浦倉山が見える。
2017年01月06日 12:32撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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北側がわずかにガスが引いてきた。草津本白根山の頭と浦倉山が見える。
霧氷の根子岳、四阿山の稜線、雲海とアルプス。絶景!
2017年01月06日 12:34撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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霧氷の根子岳、四阿山の稜線、雲海とアルプス。絶景!
根子岳から北側、米子瀑布側はガスの中。
2017年01月06日 12:34撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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根子岳から北側、米子瀑布側はガスの中。
美しい霧氷。
2017年01月06日 12:34撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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美しい霧氷。
復路は美しい景色を眼下にしながらゆったりと歩く。
2017年01月06日 12:36撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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1/6 12:36
復路は美しい景色を眼下にしながらゆったりと歩く。
まるでシラビソの白い城。
2017年01月06日 12:40撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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1/6 12:40
まるでシラビソの白い城。
美しいモンスター群を抜けていく。AZUMAYA BLUE
2017年01月06日 12:41撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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1/6 12:41
美しいモンスター群を抜けていく。AZUMAYA BLUE
自分がラッセルしたトレースを歩んでいく。美しい銀世界。
2017年01月06日 12:43撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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1/6 12:43
自分がラッセルしたトレースを歩んでいく。美しい銀世界。
モンスターに取り囲まれる。下りでも容赦なく踏み抜きが待っている。
2017年01月06日 12:46撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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モンスターに取り囲まれる。下りでも容赦なく踏み抜きが待っている。
3m以上はあるシラビソ。
2017年01月06日 12:46撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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3m以上はあるシラビソ。
美しい風景に足も止まってしまう。
2017年01月06日 12:47撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
1/6 12:47
美しい風景に足も止まってしまう。
真っ白な霧氷と浅間山、外輪山。
2017年01月06日 12:51撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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1/6 12:51
真っ白な霧氷と浅間山、外輪山。
シラビソから氷柱が垂れ下がっている。山頂との寒暖の差でレンズが曇る。
2017年01月06日 12:56撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1/6 12:56
シラビソから氷柱が垂れ下がっている。山頂との寒暖の差でレンズが曇る。
あずまやブルー。
2017年01月06日 13:00撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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1/6 13:00
あずまやブルー。
雲海も引きはじめてきた。美しいアルプスのパノラマを見る。
2017年01月06日 13:04撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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1/6 13:04
雲海も引きはじめてきた。美しいアルプスのパノラマを見る。
白馬から穂高まで一目で見られる。
2017年01月06日 13:04撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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白馬から穂高まで一目で見られる。
振り返る四阿山。
2017年01月06日 13:38撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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振り返る四阿山。
牧場を下っていく。
2017年01月06日 13:54撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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牧場を下っていく。
何度も振り返って四阿山と根子岳を見る、快晴の空。
2017年01月06日 13:59撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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何度も振り返って四阿山と根子岳を見る、快晴の空。
今朝の積雪アタックの影響で車に牙が生えていた。
2017年01月06日 14:37撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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1/6 14:37
今朝の積雪アタックの影響で車に牙が生えていた。
撮影機器:

感想

 代休となった6日金曜日。
上越方面は雪模様。ならば西方面、浅間山は雪が少なく今一つ。四阿山と根子岳の周回にしようと計画。正午辺りから晴れ予報で雲量も極端に少なくなる。

 4時に前橋を出立、上田菅平ICで降り北上。真田町辺りから積雪。406号では除雪車が動いていた。6時過ぎに菅平牧場へ向かうが、あの上りに吹き溜まりの積雪が至る所にあり50センチ程度なら蹴散らして行けたが、最後の一つが1m近くあり何度もアタックしたが駄目だった。急坂なのでスタッドレス車でも滑ってしまう。チェーンを巻こうかと本気で考えた。止めたが・・・
登山口をあずまや高原ホテルにして移動した。

 ホテルの登り口では除雪車が入っており、待っていたら雪が降ってきた。四阿山がガスっているので逡巡していると、ジムニーが登って行った。やはり予報を信じて迷わずに行くことにした。

 ホテル前は前日の積雪があり除雪していた。前日の積雪は10〜20センチ程度。
登山道に入ると先行者のトレースのみ。やはり前日は20センチ程度の積雪。上に行けば50センチ程度はあると予想。行く前からラッセル覚悟のフル装備で準備していたので問題なし。気温がマイナス9℃なので雪が片栗粉のようにサラサラ。歩く度にキュッキュッと鳴き、靴に付着しない。

 牧場に入ると雪はクラストされノーアイゼンで行けた。踏み抜いても膝までのツボ足で楽勝。2km近い牧場の道を北上する。里宮分岐からは先行者のワカントレースが深くなってきた。2000m地点で傾斜が増すのでアイゼン装着。トレースをありがたく踏みしめながら上がって行った。

 八合目手前で先行者が下りてきた。聞いてみると雪が深くホワイトアウトなので下山してきたということ。正午から晴れ予報なので私は当然山頂目指して行く。
彼もやはり行くということで、再度登り始めた。この程度のガスと積雪で降りてきてはあきらめが早すぎる。用心に越したことはないが臆病すぎるのもいかがなものか?

 中四阿分岐先の岩場ではマーカーが積雪で分からず道迷いしやすい。とにかく中央を通って行けば保護ロープがあったり、道の様に平らな個所が見つかるはず。シラビソ群からはトレースも薄くなり、膝から股下のラッセルに。スノーシューにテールを付けてガシガシ進んでいった。これが的岩分岐からは急登となり更に気合を入れて進んでいった。昨年12月の天神尾根、西黒尾根のラッセルに比べれば練習程度、楽勝。

 根子岳分岐先では、ガスが南側から徐々に取れ始め、気が付けば上空のガスが消え去っていた。眼下には雲海が見え、壮大なアルプスが一連に見ることが出来た。
山頂に着くころには、南は浅間山から富士山が見え、八ヶ岳、南、中央、北アルプス頚城山塊が雲海上にぽっかり浮かんで見えた。ただ北側、草津から日光方面はガスの中。結局下山まで全く見えなかった。
引き返して一緒に登った、東京から来られた若い人もうれしかったろう。

 そんな絶景を見ながら昼食。今日は名古屋風味噌煮込みうどんを食した。一緒だった彼は先に下山したので、山頂からの絶景を独り占め。私が下りる寸前にもうひと方来られた。美しい景色をバトンタッチして。
復路は往路がガスガスだったので、ゆったりと景色を見ながら下山した。

 安全が脅かされない条件において、ガスガスのホワイトアウトで見えず、積雪が多くラッセルが厳しくても、自分を信じて登ることに意義がある。勇気ある撤退と言えるのは努力した人だけ。

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コメント

楽しいラッセル、ご苦労様でした
growmonoさんこんばんは
自分で切り開いた道(ラッセル)後を見ると、
充実感が浮かんできた様子が伺えました、
牧場までも、パジェロでもダメでしたか、深雪は怖いですね!
2017/1/6 22:56
雲海を眼下に
 おはようございます、yasioさん。
コメントお寄せいただきありがとうございます。

 菅平スキー場への道では除雪作業が始まっていましたが、菅平牧場の登り坂は私有地ということもあり除雪が遅いようです。さすがに雪道仕様で百戦錬磨のパジェロでも無理でした。チェーンを巻けば行けたと思います。巻く時間が無駄ですが・・・

 ガスで山頂が見えない登山は決して気乗りするものではありません。予報と天気図を信じて登りました。的岩分岐から山頂までは全くのノートレースで、股下までのラッセルでしたが、深い新雪なども多々経験しているので役に立ちます。

 冬季の四阿山は絶景で傾斜も緩く危険個所もないので、shilokoさんもお連れしたいと思っております。群馬の極寒地ですので、寒がりな彼女を騙して連れて行きます。

 そんな悪天候や悪条件で登頂し雲海に浮かぶアルプスの風景は、目に焼き付いてしばらく離れないと思います。
2017/1/7 9:41
さすが、ラッセルのgrowmonoさんです。
growmonoさん
こんばんは
さすが、ラッセルのgrowmonoさんですね。
私なら、100mも進むことが出来ません。
東京から来た若い人以下なので。
今回は頑張った甲斐がありましたね。
こういうご褒美が貰えるから
また行きたくなるのでしょうね。
すばらしい眺望ありがとうございました。
2017/1/11 19:44
天候の急変
 こんばんは、iiyuさん。
いつも閲覧、拍手、コメント頂きまして誠にありがとうございます。

 iiyuさん達が4日に登られたレコを拝見しました。
ガスでしたが、トレースや積雪状態の参考にさせて頂きました。ありがとうございました。

 しかし前日までの積雪で参考になったのは牧場とシラビソ群の箇所だけとなってしまいました。的岩分岐から先は、木階段も埋没しマーカーも見えず全くのノートレースで、夏道の時の記憶を頼りにラッセルしていきました。股下程度でしたが気温の影響で雪が軽く楽でしたよ。山頂手前の祠の所で踏み抜き、南側へ滑落しそうになった時は流石に焦りました。

 雲海にそびえるアルプスは美しかったです。北側は始終ガスの中でしたので残念でした。上信越の山岳をはじめ、日本海や佐渡島も見たかったです。360度の展望は次回に。

 私はラッセルが得意な訳ではないです。逆に体が重いので不利です。しかし重いなりに工夫して脚力や体を使って僅かでも前に進んで行っているだけです。遅いですが・・・
余談ですが、95歳で亡くなった明治大学ラグビー部北島忠治監督の言葉で「go forward」「前へ」が好きです。登山においても人生でも、僅か少しずつでも「前へ」を信念に脚を一歩ずつ前に出しております。
2017/1/11 21:17
素晴らしい展望ですね!
growmonoさん、お久しぶりです。
1/2谷川で名刺を頂いたhareharawaiです。
四阿山の頂上からの展望素晴らしい!の一言に尽きます。自分は山頂から滑れそうな気がしたのですが、気のせいでしょうか?菅平〜根子岳はよく入門用のコースとして紹介されていますが...。今シーズンなら狙い目かもしれませんね。
hareharawaiより
2017/1/17 4:21
平原
 こんにちは、hareharawaiさん。
コメントお寄せ頂きありがとうございます。

 当日訪れると山頂はガスに包まれ、あまり気乗りしませんでしたが、GPVや天気図などで正午あたりからの晴れを確信していました。雲海に浮かぶアルプスを見たときは歓声をあげましたね。

 山頂から滑走可能だと思います。現にスキーと思われるトレース、シュプールもありました。ただ当日は積雪が少なく岩が露出しているところも多いので要注意ですね。大寒波で積雪が増えたので期待大ですね。雪質も片栗粉のようでパウダーでした。

 hareharawaiさんは8日に足利市の両崖山へ行かれましたね。ロードバイクも夏季は乗っているのでそちら方面へ行く際に織姫神社は良く立ち寄ります。足利フラワーパーク、谷中湖をはじめ、佐野のアウトレットまで自転車で買い物へ行きます。
2017/1/17 12:39
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積雪期ピークハント/縦走 志賀・草津・四阿山・浅間 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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