知床岳



- GPS
- 09:15
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,245m
- 下り
- 1,247m
コースタイム
11:20 知床岳
11:40 下山開始
14:30 相泊
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
カモイウンベ川のスノーブリッジはけっこう豊富だった。 でもこの年は積雪がかなり少ないとの地元情報。 |
写真
感想
前夜から相泊の道端にてテント泊し、早朝出発。
波が打ち寄せる海岸をシールで進むのは不思議な感じ。
日本中探してもこーゆーロケーションの山は、なかなかないんちゃうかな。
15分ほど進んだとこにあるカモイウンベ川の左岸へ。
取付きだけ急傾斜なので板を外して登る。
しかし雪が少ない、もうちょっと付いていればここもシールで上がれそうなもんだけど。
すぐに傾斜は落ち、そこからは台地状となりひたすらダラダラ傾斜の林間ルートが続く。
カモイウンベ川をスノーブリッジで渡って一本左の尾根を上がる。
途中で間違えて左の尾根に入りそうになりつつも進む。
ちなみにGPSに入ってる地図の範囲外であったらしく、GPSの画面は真っ暗だった。。。
標高600m過ぎから樹林が疎になり傾斜が急となる。
南東向きとはいえ風に叩かれた斜面はカリカリになって来、たまらずクトーをつける。
S見さんはクトーがないので足アイゼンだ。時間かかるで〜
地元の記録だとみんなこの斜面は板を担いでるらしいが、クトーがあればシールで十分行ける程度の傾斜。
だけど上部はけっこうカリカリで緊張。滑ったらかなりの距離、滑落するなぁ。
やっと傾斜が緩み、ハイマツが出てるところで一息つく。
風が冷たい。
S見さんが追いついてきたところで上部の台地状の雪原を進む。
標高900m過ぎからはアップダウンを何度かこなしながら山頂と思われる方面へ進む。
最後、お鉢巡りのように頂上の稜線をぐるっと時計回りに10分ほど進んだ、稜線南西端が山頂だった。
2004年の7月に来たときは小さな木の目印があったが、もちろん埋まってて何も見当たらないが、まぁここだろう。
前回登ったときはもう2度と来ない場所だろうなと思ったこともあり、感慨深かった。
東にポロモイ、そしてウィーヌプリが見える。次はあの先まで行きたいなぁ。
反対側には硫黄岳かな、羅臼岳が見えてるのかどうかはわからん。
写真を撮って下山開始。
頂上でシールを剥がし、ひたすらトラバースを繰り返して上部台地をかわして急傾斜上部へ向かう。
広い尾根だがガリガリ、かつハイマツがかなり出てて滑りにくい。
ここで登ってくる4人パーティに会う。
室蘭の山岳会だとか。見たことないような細い長い古い板を背負っている。そしてやっぱ担ぎなんだ…。
沢筋滑ると楽しいという話だったので沢筋に滑り込むことに。
カモイウンベ川の右俣左俣の間を滑ることにした。
トラバースしながら積雪状態調べつつ、よさげな斜面を探す。
雪の柔らかめな斜面を見つけ、そこへドロップ。
傾斜は35-40度くらいか?なかなか楽しい。
S見さんと写真を取り合いながら滑ってると、S見さんが膝を痛めたらしい。
ターンできないってことで傾斜が緩むまで担いで降り、その後はキックターンを繰り返し下山。
せっかくいい雪になってきたとこなのにもったいない…
まぁともあれ、大事に至らず無事降りられて良かった。
感想:意外と滑りは楽しめる
クトーは必携
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