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Yamareco

記録ID: 1044641
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
蔵王・面白山・船形山

蔵王(ライザスキー場〜蔵王スキー場)

2017年01月07日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:25
距離
8.8km
登り
802m
下り
193m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:48
休憩
0:36
合計
5:24
9:35
13
ウッディロッジ
11:13
11:13
71
12:24
12:24
11
12:35
12:36
20
12:56
12:58
14
13:12
13:39
1
13:40
13:40
9
13:49
13:49
4
13:53
13:56
1
13:57
13:58
8
14:06
14:07
23
14:30
14:30
18
14:48
14:49
10
天候 ガス・強風
過去天気図(気象庁) 2017年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
※前泊はライザスキー場目の前の蔵王ライザウッディロッジ
道は山形側からしか上がれず、かなりの圧雪と勾配、急カーブなので注意。

【ライザワールドスキー場】
前泊のウッディロッジからゲレンデは道路を挟んで向かい側。
なので宿でゆっくり準備して出発できました。
ゲレンデはおおむね右端を歩き、ゲレンデトップで夏道と合流します。

【スキー場〜避難小屋】
ゲレンデトップからトレースをたどるとすぐにパトロール小屋があります。
小屋脇を抜けて小沢沿いに歩きますが、雪が少なく灌木や笹がうっとおしいです。
道路に出るあたりから冬道用の目印ポールが出てきます。
ポール沿いに行くと道路を何度か横断してショートカットしますが、
道路法面は勾配がキツい上に灌木が出ていてスキーだと少してこずるかもしれません。
避難小屋手前は急にひらけて風が抜けるのでトレースは絶え絶えになります。
ポールの間隔もまちまちで、この日の視界では時々次のポールが見えないところがありました。
避難小屋は入り口前に雪がありましたが、すっかり埋まっているようなことはありません。

【避難小屋〜馬の背分岐】
地形が緩やかで目印はポールのみ。それも次のポールが見えないことがままあるので
時々GPSで方向を確認しながら進みます。トレースはほぼありません。
地図上の夏道では刈田リフトを左手に見て登るようになっていますが、
全く見えずしばらく不安な登りでした。
ポールが尾根上の小高いところに立ててある区間があります。
右手に尾根、左手に沢で挟まれた道路上を登ります。
途中からポールが左手に折れますが、ここまで来れば馬の背までもう一息です。

【馬の背分岐〜熊野岳避難小屋】
馬の背はさすがに風が強く、ストックをまっすぐ突くのも力がいるくらいです。
馬の背の目印は丸太になり間隔はかなり狭くなりますが、
風上側に巨大なエビの尻尾がついているせいで、見る向きによっては
真っ白な背景に溶け込んでしまいかなり近づかないと見えません。
避難小屋直下まで来ると丸太が完全に樹氷化してほとんど分からなくなり、
左手にルートミスしています。
避難小屋は入口は埋まっておらず、出入りは簡単です。
中には石油ストーブまであって暖が取れますが、備品のマッチは湿気っており、
ライターも壊れているのか着きませんので自前の火器が必要です。

【熊野岳避難小屋〜熊野岳】
地形は平坦で目印の丸太は樹氷化。地図やGPSで道を読んで歩かないと危険です。
風もかなり強く寒いです。

【熊野岳〜地蔵山〜ロープウェイ山頂駅】
熊野岳北斜面のショートカットルートには目印がないので使わず、
避難小屋方面へ戻るようにして丸太沿いに歩きました。
少し傾斜のある下りで吹き溜まりになっている箇所があるので
スノーシューでもスキーでも結構歩きにくいです。
下りきってしまえば踏抜きなどは少なく、丸太伝いに歩いていけば
地蔵山の山頂標識に出ます。
地蔵山山頂からロープウェイ駅は見えませんが、鐘の音が風を縫って聞こえてきます。右手側に降りていくポールをたどればロープウェイ山頂駅です。
山頂駅からは担いできた板を履いてゲレンデを滑って山麓駅へ下山しました。

全体通してアイゼンは不要でした。
前泊はライザスキー場隣接のライザウッディロッジ。
スキー場は目前、ロッジも広くて快適に過ごせた。
前泊はライザスキー場隣接のライザウッディロッジ。
スキー場は目前、ロッジも広くて快適に過ごせた。
テンションの上がらない曇天の下、ゲレンデ端から登高開始。
気象庁、てんくらともに今日は晴れるが強風、明日は風は弱まるものの曇る予報。
2017年01月07日 09:45撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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1/7 9:45
テンションの上がらない曇天の下、ゲレンデ端から登高開始。
気象庁、てんくらともに今日は晴れるが強風、明日は風は弱まるものの曇る予報。
この天気にN咲さんは翌日に賭けてこの日は車回し兼ねてスキーの選択。この日唯一の写真。
2017年01月07日 09:51撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
1
1/7 9:51
この天気にN咲さんは翌日に賭けてこの日は車回し兼ねてスキーの選択。この日唯一の写真。
残りのメンバーでゲレンデトップを目指す。
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残りのメンバーでゲレンデトップを目指す。
標高を上げるとモンスターへ変態途中の樹氷がちらほら見えてくる。
2
標高を上げるとモンスターへ変態途中の樹氷がちらほら見えてくる。
ゲレンデ脇の樹氷は最後まで変態途中の域を出ず。
2017年01月07日 10:40撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
1/7 10:40
ゲレンデ脇の樹氷は最後まで変態途中の域を出ず。
ゲレンデ脇、ゲレンデトップから先ともにトレースははっきりしているものの、雪が少ないためか時々笹藪を踏抜く。
2017年01月07日 10:57撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
1/7 10:57
ゲレンデ脇、ゲレンデトップから先ともにトレースははっきりしているものの、雪が少ないためか時々笹藪を踏抜く。
車道を横断するように続いている目印のポール。
2017年01月07日 11:10撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
1/7 11:10
車道を横断するように続いている目印のポール。
かなり視界が悪くなり、少し離れると見失うように。
2017年01月07日 11:15撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
1/7 11:15
かなり視界が悪くなり、少し離れると見失うように。
道路脇斜面は急なのでスキーだと少しやりづらい。
道路脇斜面は急なのでスキーだと少しやりづらい。
避難小屋の平場は風が強くトレースも切れ切れに。ポールの間隔も広いところがあるので注意が必要。
2017年01月07日 11:20撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
1/7 11:20
避難小屋の平場は風が強くトレースも切れ切れに。ポールの間隔も広いところがあるので注意が必要。
平仮名書きが印象的な"ひなん小屋"
入口は埋没しているように見える。
2017年01月07日 11:22撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
1/7 11:22
平仮名書きが印象的な"ひなん小屋"
入口は埋没しているように見える。
視界のない中を進むと4度目の道路へ。
やはり次のポールが見えないのでGPSを使いながらゆっくり進む。
2017年01月07日 11:37撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
1/7 11:37
視界のない中を進むと4度目の道路へ。
やはり次のポールが見えないのでGPSを使いながらゆっくり進む。
雪中行軍の図。夏道をたどればリフトを左手に見ながら進むはずが、ポールをたどっても一向にリフトが見えず不安になる。
冬道はリフトへ寄らず、沢形状を詰めていく形に。
ここで坊平から来たという男性一人とすれ違ったのが、今回山中で会った唯一の登山者。
2017年01月07日 11:37撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
1/7 11:37
雪中行軍の図。夏道をたどればリフトを左手に見ながら進むはずが、ポールをたどっても一向にリフトが見えず不安になる。
冬道はリフトへ寄らず、沢形状を詰めていく形に。
ここで坊平から来たという男性一人とすれ違ったのが、今回山中で会った唯一の登山者。
馬の背からは目を開けているのも大変な強風。ポールの間隔は短いが、エビのしっぽで白くカモフラージュされていて見つけにくい。
熊野岳避難小屋は普通に使えたので一休み。
2017年01月07日 13:37撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
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1/7 13:37
馬の背からは目を開けているのも大変な強風。ポールの間隔は短いが、エビのしっぽで白くカモフラージュされていて見つけにくい。
熊野岳避難小屋は普通に使えたので一休み。
避難小屋から熊野岳山頂へ。標識は樹氷と化してどれがそれだかよくわからない。
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避難小屋から熊野岳山頂へ。標識は樹氷と化してどれがそれだかよくわからない。
カメラは凍り付くので最小限に。
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カメラは凍り付くので最小限に。
頂上からのショートカットは斜度があるうえ、ポールはないので危険と判断。避難小屋方向へ戻ってから地蔵山へ。
睫毛が凍り目を開けるのも億劫な中、次のポールを探しているうちに山頂標識が。
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頂上からのショートカットは斜度があるうえ、ポールはないので危険と判断。避難小屋方向へ戻ってから地蔵山へ。
睫毛が凍り目を開けるのも億劫な中、次のポールを探しているうちに山頂標識が。
すっかり雪まみれ、しばらくすればスノーモンスターになれそうな勢い。
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すっかり雪まみれ、しばらくすればスノーモンスターになれそうな勢い。
持ってるストックにもエビのしっぽが生えてくる。
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持ってるストックにもエビのしっぽが生えてくる。
ロープウェイ駅は全く見えないが、絶え間なく聞こえてくる愛の鐘に誘われるように下山。ゲレンデも視界が悪く、待ち合わせの蔵王ロープウェイ駅に降りるのも一苦労でした。
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ロープウェイ駅は全く見えないが、絶え間なく聞こえてくる愛の鐘に誘われるように下山。ゲレンデも視界が悪く、待ち合わせの蔵王ロープウェイ駅に降りるのも一苦労でした。
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