絶景の大雪山旭岳
- GPS
- 05:11
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 695m
- 下り
- 1,172m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
季節により運行時間が変わるので要確認 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な箇所は特にありませんが、濃霧等で視界不良の際は登山を中止した方が良いでしょう。過去に下山中にルートから外れて死亡者が出た例があります |
その他周辺情報 | 湧駒荘 日帰り入浴700円 |
写真
感想
先週の雌阿寒岳の興奮から冷めきらぬまま、本日は大雪山旭岳を目指しました。天気予報では一日晴れマークの登山指数A!ところが道中時折小雪が舞う生憎の天気でしたが、忠別ダムに近づくと段々雲から抜け出して真っ青な空と真っ白に輝く旭岳の絶景が近づいて来ました。
ロープウェイの始発は9:00丁度。乗り合わせた乗客の9割超はスキーやスノーボーダーでした。終点の姿見駅を出ると更に荒々しくも美しい旭岳の絶景が目に飛び込んで来ました。
そして南の方向に目を向けると何とも美しい十勝岳連峰・・・
最高のシチュエーションの中、幾筋もあるトレースの歩きやすそうなモノを選び、暫くはツボ足で雪の感触を確かめながら歩きました
回りを見渡してもスキーで登る人やスノーシューの人、アイゼンの人・・・
いずれを選んでも大丈夫そうな状態だったので、一番フットワークの軽いアイゼンを傾斜がきつくなる頃に私は装着しました
高度を上げて行くと東の方角に広がる雲海にニペソツ山や忠別岳がまるで島のように頭だけ出して見え、さらに南にはトムラウシ山から十勝岳連峰までとても近く見えるように感じました。
金庫岩を過ぎると間もなく九合目です。この辺りは風で雪が飛ばされるのか岩の露出が目立ち、スキーヤーは板を担いで登る人もいたくらいです。
そしていよいよ山頂に!
山頂にはアメリカからお越しになったと言う外人さんが一人でいて、私は拙い英語でお互い写真を撮りあったり、今まで登った山などの会話を楽しみました
山頂は風が段々強くなってきたようで、コーヒーを飲んだ後に下山しようと辺りを見回した時には既に低い雲が南方向の眼下に流れて来ました。
今回はロープウェイは使わず歩いて下山する予定です。下山途中にはとても多くの外人さんとスライドしたのには驚きました
ここまではアイゼンで来ましたが、姿見池を過ぎた辺りから少し足が潜り出したので、スノーシューに履き替えました
姿見駅のそばで軽い昼食を取り、適当に下山を始めたらいきなり崖のような急斜面!一旦滑り出したら止まりそうもありません。
私はストックでスピードをコントロールしながら尻滑りで無事にクリアできました。そして長いアカエゾマツ主体の林間コースを歩いて下山しました。
前回に続いて今回の大雪山旭岳も最高の景色を見ることができました。
山のひとつひとつに登った時の思い出が詰まっているせいか、本当に心が洗われるような一時になりました。
コメント
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北海道ってやっぱりヒグマって登山中に遭遇しますか?
怖くて遭遇したく無いけど、スッゴイ興味あります汗
はじめまして
Kazmasuさんは新潟にお住まいとのことで、山に入ればツキノワグマが生息していると思いますが、昨年本州でクマの胃から人体の一部が発見されたとの報道があり、人喰いグマの存在に大変驚きました。
北海道には更に大型のヒグマが棲息していますが、登山者に限っては襲撃被害はここ数年聞いてません。至近距離で遭遇しても無事だったこともあり、クマを刺激しないよう行動できたことが良かったものと思います。しかし、毎年山菜採り等で入山した方がクマに襲撃されているのも事実です
Kazmasuさんが北海道の山に入られる際はヒグマの存在を意識され、万が一遭遇してもパニックにならないよう行動されれば大抵は大丈夫なようです。しかし苫前町の三毛別事件のように、ごく希に大変危険な個体が出ることも忘れてはならないでしょう
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