飛龍山（道の駅たばやま起点、サオラ峠から周回；雪少なし）

2017年01月28日(土) [日帰り]

• GPS: 10:02
• 距離: 21.9km
• 登り: 2,190m
• 下り: 2,186m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:43
• 休憩: 0:17
• 合計: 10:00

7:20 丹波山温泉バス停
7:23 7:23 丹波山村役場
7:27 7:27 丹波バス停
8:04 8:05 山王沢乗越
9:13 9:15 サオラ峠(サヲウラ峠)
9:53 9:53 熊倉山（火打岩）
11:23 11:23 前飛龍
11:47 11:49 飛龍権現神社(祠)
12:13 12:15 飛龍山
13:02 13:03 北天のタル
13:58 13:59 三条の湯
16:03 16:11 サオラ峠(サヲウラ峠)
16:46 16:46 山王沢乗越
17:10 17:10 丹波バス停
17:15 17:15 丹波山村役場
17:20 ゴール地点

天候

快晴　風：弱風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行き：中央道上の原ICから道の駅たばやま駐車場へ
帰り：同じ道で帰宅

朝の駐車場は数台。登山者は私のみ。

往き帰り共、凍結注意報が出ていましたが濡れていなかったの
で、大丈夫でした。

トイレは道の駅たばやま、三条の湯（チップ制）のみです。

登山ポストは見つけられませんでした。

コース状況／危険箇所等

積雪量が少なく、トレースもあり迷う所はありませんでした。

南斜面等、日の当たる所は雪がないか、あっても10cm程度で湿
った柔らかい雪です。山頂付近の北斜面で20cm程度ですが、こ
ちらは乾いた柔らかい雪です。何れもアイゼンは効きません。
途中、チェーンスパイクを着けましたが、あまり意味なし。

注意する所は、

・登山口からサオラ峠に行く途中にある枯葉の道。下に何があ
　るか分かりません。注意しましたが、帰りに1回転倒。
・所々（登山口からサオラ峠、飛龍山から三条の湯、三条の湯
　からサオラ峠）にあるトラバース路の崩落場。ザレた砂に足
　がもぐり、ズルズル滑ります。
・今回は大丈夫でしたが、急斜面のトラバース路が多いので、
　条件（積雪、凍結、泥等）によっては注意が必要。又、落石
　もあります。

その他周辺情報

道の駅たばやまに温泉施設「のめこい湯」があります。
￥600　最終受付 18:00。夜のイルミネーションが綺麗でした。

写真

1/28 7:15

道の駅たばやま。この裏から川を渡った所に温泉施設「のめこい湯」があります。

1/28 7:38

登山口に向かう動物よけの扉。熊注意の文字も。

1/28 7:50

最初は、こんな歩き易い道です。

1/28 8:27

途中、この辺りの落葉はかなり多く、足が10cm位もぐります。下に何があるか分からないので要注意。

1/28 8:48

歩き易い尾根道。今日もいい天気。

1/28 8:52

ようやく、うっすらと雪が見えます。

1/28 8:58

ザレた崩落場。足がずるずる滑ります。

1/28 9:05

振返ると、木の間から大菩薩嶺（多分）が見えます。

1/28 9:05

富士山も頭を出してくれました。

1/28 9:13

サオラ峠到着。標高1415mですが、殆ど雪がありません。

1/28 9:14

ここの中川神社の祠で安全祈願。

1/28 9:14

北方面は少し雪が残った平らな林。鹿の足跡だけ。

1/28 9:23

熊倉山への道は数cmの積雪。踏み跡に枯葉が吹き溜まっています。

1/28 9:46

雲取山が近いですね。

1/28 9:47

尾根道は雪がほんの少し。

1/28 9:53

熊倉山。標高1600mを超えましたが、雪は僅かです。ここまでのトレースを見ると数日以内と見られる足跡が2つありました。

1/28 10:17

更に進んでも、日の当たる所は雪がありません。

1/28 10:19

白根三山が見えます。

1/28 10:38

少し雪が出てきましたが、10cm程度。

1/28 10:42

痩せ尾根も少しだけ。

1/28 10:50

御前山と大岳山ですね。

1/28 10:51

南に面した急斜面は雪なし。

1/28 11:03

あっても、この程度です。

1/28 11:08

前飛龍の稜線に出ると展望が開けます。南アルプスの甲斐駒ヶ岳から、聖岳まで綺麗に見えています。

1/28 11:09

こちらは三頭山ですね。

1/28 11:10

ワイドにすると歩いてきた尾根の向こうに三頭山から、更に奥にはうっすらと丹沢も見えています。

1/28 11:12

富士山も雲一つなく。

1/28 11:23

飛龍山に向けて一旦下ります。積雪は10cmを超えましたが、あまり人が通っていないので、乾いた柔らかい雪のままです。

1/28 11:24

向こうに飛龍山が見えました。

1/28 11:28

尾根を巻く道も雪が少ない。

1/28 11:35

平らな尾根道。風も弱く気持ちいい。

1/28 11:48

山頂に向かう道と三条の湯に向かう道の分岐。ここにも祠がありましたが、この左に禿岩という展望場があったらしい。

1/28 12:01

山頂に向かいます。

1/28 12:09

飛龍山山頂到着。標高2077mですが、雪がないです。

1/28 12:13

当然誰もいないので、セルフで記念に。

1/28 12:36

昼食をとりながら、残りの時間を計算。この雪の状態だったら、三条の湯経由で戻っても明るい内にサオラ峠下の安全な道に行ける筈。という事でトレースとテープを辿って行くと、この右に下りる道がありました。

1/28 12:40

笹原の間を下ると、三条の湯に向かう道に出ます。看板があって、山頂への近道との事。

1/28 12:41

三条の湯に向かう道。

1/28 12:43

雲取山とそこに向かう稜線が綺麗に見えます。

1/28 12:44

その右には七ツ石山、鷹ノ巣山方面と真ん中奥に御前山、大岳山が。

1/28 12:53

木橋がいくつか架けてあります。大雪だとちょっと恐そう。

1/28 12:55

日陰の斜面はさすがに雪がありますが、多くても20cm程度。

1/28 13:02

三ッ岩の分岐点。右下、三条の湯に向かいます。

1/28 13:23

今日最後の富士山。手前、中間の山は小金沢山、雁腹摺山のようです。

1/28 13:25

振返った飛龍山。

1/28 13:31

トラバースのザレた崩落場。通ると土煙を上げながら土が落ちて行きます。

1/28 13:48

結構な急斜面。道幅が広いので大丈夫ですが。

1/28 14:14

三条の湯でトイレをお借りします。お一人休んでいらっしゃいました。ここに宿泊されるとの事です。

1/28 14:20

木の橋が数カ所。

1/28 14:31

落葉で覆われた急坂を横切る道。

1/28 14:31

良く見ると下が凍結しているので、注意して通ります。

1/28 14:33

凍結した沢の流れ。

1/28 14:34

氷の下の流れをアップ。綺麗。

1/28 14:34

今度は氷の上から下の流れを撮ってみます。

1/28 15:00

又現れた崩落場。

1/28 15:01

通った後見ると、土煙をあげながら下に落ちて行きます。

1/28 15:31

崖を横切る感じ。大雪だと、ここも恐そう。

1/28 16:16

サオラ峠を過ぎた道。後ろで落石の音がしたので振り返ると、拳大の石が何個か上から落ちてきていました。恐ッ。

1/28 16:32

落葉の道で見事に転倒。ここは、道がえぐれていたのが全く分かりませんでした。

1/28 16:56

丹波川が見えてきました。

1/28 17:09

道の駅に向かう近道の入口。明るい内に無事着く事が出来ました。

1/28 17:31

駐車場に戻り、着替えを持って「のめこい湯」へ。綺麗なイルミネーション。18:00最終受付、19:00閉館。温泉に入ってサッパリ。今日もいい日だった。感謝！

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough オリンパス

PowerShot G5 X CANON

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター 毛帽子 靴 ザック 輪カンジキ 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） レジャーシート 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ チェーンスパイク

感想

nino33

1/23に登られた方のレコや雲取山の情報から、積雪は少ないだ
ろうと予想して行きましたが、それよりも少なかったです。

当初は道の駅たばやまからピストンの計画でしたが、あまりに
も雪が少なく、これでは雪山ハイキングにならないので、飛龍
山から三条の湯経由の周回に切り替えました。

出会った登山者は、三条の湯で休まれていたお一人のみでした。

展望は、前飛龍辺りで奥多摩三山から南アルプスまで見渡せま
す。ただ、後でガイドブックを見直したら、飛龍山手前に禿岩
という所があって、そこがビュースポットとの事でした。
折角の快晴だったのに、うっかりして立ち寄らず残念。
まあ今回は眺望目的ではなかったので、良しとしましょう。

道の状況にも書きましたが、今回のコースは急斜面のトラバー
スが多く、所々狭い所もありますので、降雪直後や悪天候の時
は避けた方が良さそうです。

出来るだけ行った事のない山やコースを入れるようにしている
為、お金のかからない近場だとちょっと長めの山行が続いてい
ますが、今回も無事に戻る事ができました。
拝んだ山の神様、情報を頂いた方に感謝致します。有難うござ
いました。