また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 1055835
全員に公開
雪山ハイキング
奥多摩・高尾

鋸山→御前山 ビザが痛くて大ピンチ。皆さんならどうします?

2017年01月29日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:23
距離
11.8km
登り
1,430m
下り
1,239m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:48
休憩
0:33
合計
9:21
8:38
27
9:05
9:06
47
9:53
9:53
68
11:01
11:01
11
11:12
11:13
39
11:52
11:54
36
12:49
12:49
45
13:34
13:34
10
13:44
13:44
0
13:44
13:44
5
13:49
14:10
5
14:15
14:17
22
14:39
14:43
95
16:18
16:19
100
天候 曇→晴れ
少し曇もあって、遠くまでは見渡せませんでした。
過去天気図(気象庁) 2017年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き、青梅線で奥多摩駅へ。
帰り、西東京バス 奥多摩湖バス停→青梅線奥多摩駅へ。
コース状況/
危険箇所等
コースの半分弱で は、積雪。
軽アイゼン、チェーンがお勧めです。

全般的に小さなアップダウンが繰り返します。
結構、体力を使います。
その他周辺情報 下山中に、奥多摩湖が一望出来ます。
写真載せてますので、見てください。
JR奥多摩駅です。今日の目標は鋸山と御前山。積雪の山行も期待しながら下車。
ほとんどの方は、バスに乗り換えて、それぞれの登山口へ向かいました。
私は、ここがスタートです。
JR奥多摩駅です。今日の目標は鋸山と御前山。積雪の山行も期待しながら下車。
ほとんどの方は、バスに乗り換えて、それぞれの登山口へ向かいました。
私は、ここがスタートです。
奥多摩駅から歩いてすぐの所から登り始めます。
愛宕山ですね。
奥多摩駅から歩いてすぐの所から登り始めます。
愛宕山ですね。
小高い愛宕山ですが、登山道(参道)はいきなり本格的。急峻な坂を登って行きます。
小高い愛宕山ですが、登山道(参道)はいきなり本格的。急峻な坂を登って行きます。
階段も200段近く。
息も上がります
階段も200段近く。
息も上がります
上から見ると、こんな感じ。
ウォームアップには、ちょっとキツかった。
上から見ると、こんな感じ。
ウォームアップには、ちょっとキツかった。
境内は、綺麗です。
境内は、綺麗です。
愛宕神社で、今日の山行安全祈願してきました。
愛宕神社で、今日の山行安全祈願してきました。
さあ、気を引き締めて、登り始めます。
この写真の右手を上がって行きます。真っ直ぐは、「土砂崩落で通行止め」!!
さあ、気を引き締めて、登り始めます。
この写真の右手を上がって行きます。真っ直ぐは、「土砂崩落で通行止め」!!
登山道は広くて、静か。
ブナ?に囲まれて、いい空気を吸いながら、先を目指します。
登山道は広くて、静か。
ブナ?に囲まれて、いい空気を吸いながら、先を目指します。
標高が高くなるにつれ、少しづつ積雪。
今日は登山者をほとんど見かけませんでした。
標高が高くなるにつれ、少しづつ積雪。
今日は登山者をほとんど見かけませんでした。
途中、こんなのがあったり、、、
途中、こんなのがあったり、、、
お地蔵さん?に会ったり。
お地蔵さん?に会ったり。
木が邪魔してますが、途中、所々で展望が開けます。
小粒のピークを何回も登り降りを繰り返します。これがかなり体力を使う。
木が邪魔してますが、途中、所々で展望が開けます。
小粒のピークを何回も登り降りを繰り返します。これがかなり体力を使う。
ある時は、こんなに平坦だったり、、、
ある時は、こんなに平坦だったり、、、
ある時は、急峻な登り坂だったり。
とにかく、凄く変化に富んだ尾根道。

と、少しづつ、右ビザに痛みが。。。
一週間前と同じか〜?
ある時は、急峻な登り坂だったり。
とにかく、凄く変化に富んだ尾根道。

と、少しづつ、右ビザに痛みが。。。
一週間前と同じか〜?
何回目かの登り降りを終えて、鋸山山頂に到着。
見晴らしはほとんどありません。

軽く一服して、さて右ビザの痛みと相談です。時間は11時過ぎ。ほぼ予定通り。
・このまま御前山を目指すか。
・来た道を引き返すか。
・別ルートで下山するか。
別ルートととしては、大岳山経由御岳山→ケーブルカー下山が考えられました。
結局、引き返すにしても、ここまでのアップダウンは、キツイ。この先御前山までそう遠くなく、その先を下山するのみ。
た考え、御前山を目指す判断としました。
何回目かの登り降りを終えて、鋸山山頂に到着。
見晴らしはほとんどありません。

軽く一服して、さて右ビザの痛みと相談です。時間は11時過ぎ。ほぼ予定通り。
・このまま御前山を目指すか。
・来た道を引き返すか。
・別ルートで下山するか。
別ルートととしては、大岳山経由御岳山→ケーブルカー下山が考えられました。
結局、引き返すにしても、ここまでのアップダウンは、キツイ。この先御前山までそう遠くなく、その先を下山するのみ。
た考え、御前山を目指す判断としました。
途中、積雪もチラホラ。
途中、積雪もチラホラ。
すると舗装道路が見えてきた。
すると舗装道路が見えてきた。
ふむ。この舗装道路を下ると。。。
結合つづら折りで、降り口も今一つ。先に進もう。

写真のトイレの奥にある登山道を登り始めます。
ふむ。この舗装道路を下ると。。。
結合つづら折りで、降り口も今一つ。先に進もう。

写真のトイレの奥にある登山道を登り始めます。
グングン登るような坂。
積雪も多くなってきて、チェーンスパイクを装着です。
すれ違う登山者も少なく、孤独感が少々。。。
グングン登るような坂。
積雪も多くなってきて、チェーンスパイクを装着です。
すれ違う登山者も少なく、孤独感が少々。。。
途中、ルートを確認しつつ、、、
途中、ルートを確認しつつ、、、
御前山は、まだ見えないかな〜?
と、だんだん痛みが増してきた右ビザをなだめながら、、、
御前山は、まだ見えないかな〜?
と、だんだん痛みが増してきた右ビザをなだめながら、、、
、、、雪はイイね〜
と自然に浸りながら、進んでいきます。
、、、雪はイイね〜
と自然に浸りながら、進んでいきます。
オッ、山頂はすぐ先だ!
オッ、山頂はすぐ先だ!
と、山頂に到着!

登山者誰もいない。
独り占めの裕福感を味わいながら遅めのお昼。
オニギリ2つとカップスープで、満足!
と、山頂に到着!

登山者誰もいない。
独り占めの裕福感を味わいながら遅めのお昼。
オニギリ2つとカップスープで、満足!
あんまり、見晴らし良くないなー

さて、今14時過ぎ。予定より40分遅れ。このペースだと、日没前には十分下山出来る。。。
あんまり、見晴らし良くないなー

さて、今14時過ぎ。予定より40分遅れ。このペースだと、日没前には十分下山出来る。。。
と、下山ルートを再確認しつつ、降り始めます。

ん〜、下りの方が痛みが走るナ
と、下山ルートを再確認しつつ、降り始めます。

ん〜、下りの方が痛みが走るナ
途中の惣岳山。素通り〜

なるべく痛くないようにすると、結局、下りは横向きでカニ歩き、他はストックに体重を目一杯乗せながら進んでいきました。
途中の惣岳山。素通り〜

なるべく痛くないようにすると、結局、下りは横向きでカニ歩き、他はストックに体重を目一杯乗せながら進んでいきました。
オー、奥多摩湖が見えて来た!
自分で勇気づけるように、声に出します。
曲げられなくなった右ビザに言い聞かせながら。

だんだんペースが落ちてきた。。。
オー、奥多摩湖が見えて来た!
自分で勇気づけるように、声に出します。
曲げられなくなった右ビザに言い聞かせながら。

だんだんペースが落ちてきた。。。
途中、こんなのもありましたが、ほとんど目もくれず。
途中、こんなのもありましたが、ほとんど目もくれず。
かなり奥多摩湖に近づいて来た所で、傾斜が急峻。しかもザレ状態。右ビザも悲鳴すら上がらない。
時間16時を、回った。ヤバい。日没に間に合わないかも。。。

段々、不安の方が大きくなりました。暗くなって、さらに急な坂は、無理か。最悪どうなる?ビバーク?警察救助依頼?スマホ電波は入ってる。。。多少の非常食ならある。。。などなど、いろんな事が頭を巡ります。
かなり奥多摩湖に近づいて来た所で、傾斜が急峻。しかもザレ状態。右ビザも悲鳴すら上がらない。
時間16時を、回った。ヤバい。日没に間に合わないかも。。。

段々、不安の方が大きくなりました。暗くなって、さらに急な坂は、無理か。最悪どうなる?ビバーク?警察救助依頼?スマホ電波は入ってる。。。多少の非常食ならある。。。などなど、いろんな事が頭を巡ります。
サス沢山の先で、眼下に奥多摩湖。感動する間もなく、下を目指します。
とにかく、降りよう。
サス沢山の先で、眼下に奥多摩湖。感動する間もなく、下を目指します。
とにかく、降りよう。
ザレ、ガレをカニ歩きで下ります。崩れた石がドンドン転がっていく。
下手したら、自分も滑ってしまう。。。。
ザレ、ガレをカニ歩きで下ります。崩れた石がドンドン転がっていく。
下手したら、自分も滑ってしまう。。。。
奥多摩湖が、なかなか近づかない。。。
焦りが増してくる。。。
奥多摩湖が、なかなか近づかない。。。
焦りが増してくる。。。
更に急な坂。時間は17時丁度。
あと20分で暗くなる。
ライトを出しておこう。
初めて使うヘッドライトがこんな状況になるとは。。。
更に急な坂。時間は17時丁度。
あと20分で暗くなる。
ライトを出しておこう。
初めて使うヘッドライトがこんな状況になるとは。。。
17時25分には、足元が見にくく。ライト点灯。
麓のダム周辺は街灯と車のライトばかりです。
17時25分には、足元が見にくく。ライト点灯。
麓のダム周辺は街灯と車のライトばかりです。
ほんの少し進むと、人工物。標識もあり。
ここを右だな!
あと少しか!
ほんの少し進むと、人工物。標識もあり。
ここを右だな!
あと少しか!
ここに来て、積雪!!
激痛の右ビザに堪えながら、チェーンスパイク再装着!!
ここに来て、積雪!!
激痛の右ビザに堪えながら、チェーンスパイク再装着!!
アッ、公園だ!
やっと、降りれた〜
17時40分。
アッ、公園だ!
やっと、降りれた〜
17時40分。
奥多摩湖ダム。明るい時に眺めたかったな〜
色々あって何とか帰宅の途に着けました。
奥多摩湖ダム。明るい時に眺めたかったな〜
色々あって何とか帰宅の途に着けました。

装備

個人装備
【山行中の服装】 フリース インナーシャツ ズボン 手袋 靴下 キャップ ストック2本 【ポケットに入れてた物】 予備手袋 行動食 小財布 iQos リップクリーム PASMO 腕時計 ハンドタオル スマホ ペットボトル 【ザックに入れる物】 グローブ バードシェル レインウェア(下) ゲイター チェーンスパイク ダウン 昼ご飯(オニギリ スープ) 行動食(チョコ) 飲料(1liter) 地図 コンパス ヘッドランプ 常備薬 日焼け止め 財布 カード類 保険証 折畳みナイフ サングラス アルミシート ライター タオル ビニール袋 ティッシュ ウェットティッシュ 予備= 乾電池 スマホバッテリー 温泉セット

感想

帰宅出来たものの、翌日はカニ歩きもあって、あちこち筋肉痛。ビザは整形外科で炎症と診断。骨や関節には異常無し。準備体操が必要とお医者さんからコメントをもらいました。

さて、ヤマレコの皆さんなら、どこでどう判断しますか?

判断ポイントがたくさんあったと思います。出来る限りの情報を乗せました。
リスクある登山。決して正解は無いのかもしれません。
ご批判も多いと思いますが、今後登山を楽しんでいく為にも是非コメントお願いします。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:667人

コメント

お疲れさまでした!
昨日、奥多摩湖バス停からご一緒させてもらったものです(^O^)お話以上にかなりのご苦労だったみたいで、、、とにかく無事で何よりです!単独登山は本当に自身での判断が大切なので、今回の場合は鋸尾根ピストンか、鋸山林道経由の下山が良かったかもしれません。結果は無事だったので本当に良かったですが、どんなときも自分の身体と向き合って最適を判断してゆくしかないと思います。僕もまだまだ初心者であまり人にアドバイスまで出来ませんが、楽しくこれからも登山が続けられるように、山は逃げたりしませんから(笑)ゆっくり歩いて、ゆっくり考えて、そしたら次はもっと楽しい登山になると思います!!またどこかでお会いできる日を楽しみにしています。お身体ゆっくり休めてください!昨日は本当にお疲れさまでした。
2017/1/30 22:50
Re: お疲れさまでした!
lamoon502さん。アドバイスありがとうございます。バス停でお会いした時は、下山できた安堵で一杯でした。
ピストンか林道下山が良かったのですね。何より「山は逃げない」のコメントが教訓になります。今回は是非御前山を登頂したいと言う心理が働いていたと思いました。「山は逃げない」が理解できてたら、登頂は次の機会とし、林道下山などの安全側の行動になったような気がします。
いい教訓、有難うございます。
またどこかで登山を楽しみながらお会いできたらいいです。
2017/1/31 7:30
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 奥多摩・高尾 [日帰り]
御前山(小河内ダムから小河内神社バス停)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 奥多摩・高尾 [日帰り]
御前山 大ダワから林道にて奥多摩駅まで
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 奥多摩・高尾 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
ハイキング 奥多摩・高尾 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら