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記録ID: 105866
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ハイキング
奥武蔵

グミの滝〜長沢背稜〜仙元尾根

2011年04月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:30
距離
15.6km
登り
1,292m
下り
1,288m

コースタイム

9:00大日堂駐車場〜9:48シゴー平〜10:06三ツドッケ登山道入口〜10:55山葵作業小屋〜11:00グミの滝〜11:24登山道崩落部〜11:45バケツ〜12:45長沢背稜(一杯水より少し東)〜13:54仙元峠〜仙元尾根〜14:36大楢〜16:08大日堂〜16:15駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大日堂BS横駐車場、8台ほどのスペース
コース状況/
危険箇所等
今年1月にこのルートで登ったが、沢の凍結と日が短かった為、登りも下りもルートを外してしまったので、今回は予定ルートどおりに登って降りてくることが目的の山行。

・大日堂〜シゴー平
川俣橋から天目山林道を通り登っていくので特に危険箇所や迷いそうな所はなし。
今日はヤマメの放流日で渓流沿いは沢山の太公望でいっぱいだった。

・三ツドッケ登山口〜山葵小屋(廃屋) → 非常に危険
沢沿いに渡渉しながら登っていき道迷いしそうな所は無く渡渉はそれほど大変ではない。
しかし、登山道の崩落が5〜6箇所と前より多くなったように思われる。
崩落箇所は道がなくなりズリ落ちそうなザレの急坂となっており崖下には谷底が見えていて危険。
3ケ月前はザレが凍っていて崩落箇所でもそれほど危険に感じなかったのか、3.11の東日本大地震で崩落部が更に悪化したり崩落箇所が増えたのか。
登山道の崩落箇所はかなり危険な状態となっている為、やはりここはもう廃道とすべき(すでに数年前に廃道となってる?)で、私は今後このルートで登ることはないと思う。
もしこのルートで行く人がいるようであればいつでも状況によりすぐ引き返す敗退覚悟の気持ちが必要。

・山葵小屋(廃屋)〜グミの滝
危険箇所はなし。
沢沿いに渡渉しながら岩場を登って行くと神秘的なグミの滝が見えてくる。
滝壺付近は非常に涼しくて気持ちが良い。

・山葵小屋(廃屋)〜長沢背稜
危険箇所は小屋から先の細尾根を登った所の登山道が崩落している一箇所のみでそれから先、危険箇所はないが道がかなり不明瞭である。
所々にピンクや赤のマーキングテープがあり踏み跡を注意深く見て登っていけば迷わないと思われる。(地形の事前調査と読図は必要)
沢沿いルートの宿命ではあるが、最後に一揆に標高を稼ぐので、涸れ沢になってから稜線まではかなりの急登が続く

・三ツドッケ〜仙元峠
危険箇所はなし。
ここは長沢背稜の稜線沿いの尾根道で登山道もしっかり整備されており、春風を受けて気持ち良く歩いて行ける。

・仙元峠〜仙元尾根〜大日堂
仙元尾根は大楢までは危険箇所、道迷いしそうな所なし。
大樽から右に尾根を巻くように降りるが踏み跡が薄い所があり間違う場合もあるかもしれないが、基本的に常にコンパスで確認し北に向かって尾根沿いに降りて行けば道迷いしないと思う。
注:ここのピンクのマーキングテープは登山のルートを示すものではなく間伐かなにかの目的でつけられているものもあるのでピンクテープがあるからといって右(東)に降りて行ってはいけない。
尾根を降り切ると木の階段となりその下に大日堂が見えてくる。
大日堂BSの秩父市営バス「ぬくもり号」。手前が駐車場 8台ほど可。
2011年04月16日 08:58撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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大日堂BSの秩父市営バス「ぬくもり号」。手前が駐車場 8台ほど可。
川俣橋を渡り天目山林道へ
2011年04月16日 09:02撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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川俣橋を渡り天目山林道へ
シゴー平の作業小屋
2011年04月16日 09:48撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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シゴー平の作業小屋
地図では仙元滝の所から登山道に・・ たぶんこのピンクの所と思われるが現在は登っていけない。
地図では仙元滝の所から登山道に・・ たぶんこのピンクの所と思われるが現在は登っていけない。
仙元滝から更に林道を登ると三ツドッケ登山道入口ここから登る。但し現在は廃道と書かれている。
2011年04月16日 10:05撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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仙元滝から更に林道を登ると三ツドッケ登山道入口ここから登る。但し現在は廃道と書かれている。
間伐した木も整理されて歩き易い登山道を行く
2011年04月16日 10:08撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/16 10:08
間伐した木も整理されて歩き易い登山道を行く
ここから先行くな!と言わんばかりに登山道をわざと塞ぐように木が横たわっている。
2011年04月16日 10:16撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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ここから先行くな!と言わんばかりに登山道をわざと塞ぐように木が横たわっている。
やはり登山道は崩壊
2011年04月16日 10:25撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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やはり登山道は崩壊
ここは崩壊しかなり急なザレ。下には谷底まで見える、もし落ちたらアウト!
2011年04月16日 10:26撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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4/16 10:26
ここは崩壊しかなり急なザレ。下には谷底まで見える、もし落ちたらアウト!
この登山道の崩落箇所はガレとザレで今にも下にずり落ちそうで、一旦敗退も考えた。
2011年04月16日 10:31撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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この登山道の崩落箇所はガレとザレで今にも下にずり落ちそうで、一旦敗退も考えた。
何箇所かに架かっている木の橋は全て腐食していてとても渡れず下の沢を渡渉。
2011年04月16日 10:40撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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何箇所かに架かっている木の橋は全て腐食していてとても渡れず下の沢を渡渉。
山葵畑と作業小屋(廃屋)が見えてくる
2011年04月16日 10:54撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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山葵畑と作業小屋(廃屋)が見えてくる
ルートはこの道標から右に川を渡渉して登るのだが、グミの滝を見に上流へ
2011年04月16日 10:55撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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ルートはこの道標から右に川を渡渉して登るのだが、グミの滝を見に上流へ
グミの滝。今日は水量がある
2011年04月16日 11:00撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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グミの滝。今日は水量がある
グミの滝の滝口
2011年04月16日 11:02撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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グミの滝の滝口
道標の所にもどり川を渡渉。この木の橋は腐っていて当然使えない。
2011年04月16日 11:08撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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道標の所にもどり川を渡渉。この木の橋は腐っていて当然使えない。
渡渉後、急坂をジグザク登り切ると細尾根
2011年04月16日 11:23撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/16 11:23
渡渉後、急坂をジグザク登り切ると細尾根
細尾根の先はすぐ登山道崩落。ここをなんとか谷に降りて左の尾根に登る。
2011年04月16日 11:24撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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細尾根の先はすぐ登山道崩落。ここをなんとか谷に降りて左の尾根に登る。
途中、上からグミの滝が見える
2011年04月16日 11:38撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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途中、上からグミの滝が見える
バケツの所。有刺鉄線のクイにバケツをかぶせている。ここから対岸に行き山葵畑沿いに登る
2011年04月16日 11:45撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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バケツの所。有刺鉄線のクイにバケツをかぶせている。ここから対岸に行き山葵畑沿いに登る
ここで山葵畑が終わり
2011年04月16日 11:56撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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ここで山葵畑が終わり
山葵畑からは左の細尾根を登る
2011年04月16日 12:05撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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山葵畑からは左の細尾根を登る
踏み跡はかなり怪しいがなんとかジグザクに谷間から右の山腹に向かい登っていく
2011年04月16日 12:12撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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踏み跡はかなり怪しいがなんとかジグザクに谷間から右の山腹に向かい登っていく
急坂をジグザクジグザク登っていく。踏み跡は人ではなく鹿のっぽい。
2011年04月16日 12:33撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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急坂をジグザクジグザク登っていく。踏み跡は人ではなく鹿のっぽい。
大きな岩の先に長沢背稜の稜線が見えてくる。ここからは踏み跡は関係ない。。稜線に向かい登るだけ
2011年04月16日 12:38撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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大きな岩の先に長沢背稜の稜線が見えてくる。ここからは踏み跡は関係ない。。稜線に向かい登るだけ
長沢背稜の稜線に出た
2011年04月16日 12:46撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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長沢背稜の稜線に出た
この道標のあるところに出た。登ってきた道は大正解だった。
2011年04月16日 12:46撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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4/16 12:46
この道標のあるところに出た。登ってきた道は大正解だった。
一杯水付近から蕎麦粒山に向かい長沢背稜を気持ち良く歩く
2011年04月16日 12:55撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/16 12:55
一杯水付近から蕎麦粒山に向かい長沢背稜を気持ち良く歩く
途中に大きなブナの木もあり、さわやかな風が涼しくて気持ちよい。
2011年04月16日 12:55撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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途中に大きなブナの木もあり、さわやかな風が涼しくて気持ちよい。
仙元峠。祠と大きなブナの木がある。ここから仙元尾根を降りる
2011年04月16日 13:53撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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4/16 13:53
仙元峠。祠と大きなブナの木がある。ここから仙元尾根を降りる
大楢。 ここから尾根を右に巻くように降りて行く。
2011年04月16日 14:36撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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大楢。 ここから尾根を右に巻くように降りて行く。
手作りの道標。あると大変ありがたい。
2011年04月16日 15:08撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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4/16 15:08
手作りの道標。あると大変ありがたい。
58号鉄塔。
2011年04月16日 15:26撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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58号鉄塔。
三ツドッケ、シャクナン尾根が見える
2011年04月16日 15:20撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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三ツドッケ、シャクナン尾根が見える
参道のように緩やかな道となる
2011年04月16日 15:44撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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参道のように緩やかな道となる
突然、急斜面となりジグザクと降りて行く
2011年04月16日 15:58撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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突然、急斜面となりジグザクと降りて行く
まもなく整備された木の階段となる
2011年04月16日 15:59撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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まもなく整備された木の階段となる
が、道が崩壊・・ だが落ちても下は杉林でそれほど危険そうではない。
2011年04月16日 16:00撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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が、道が崩壊・・ だが落ちても下は杉林でそれほど危険そうではない。
下に大日堂が見えてくる
2011年04月16日 16:06撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/16 16:06
下に大日堂が見えてくる
ここが大日堂から仙元峠への登山道入口
2011年04月16日 16:10撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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ここが大日堂から仙元峠への登山道入口
ほうぜん橋を渡り対岸の駐車場へ
2011年04月16日 16:12撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
4/16 16:12
ほうぜん橋を渡り対岸の駐車場へ
大日堂の橋の入口
2011年04月16日 16:13撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
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大日堂の橋の入口
撮影機器:

感想

川俣橋からシゴー平〜グミの滝〜長沢背稜は沢沿いのとてもよいルートであるが、これほど登山道の崩落箇所が多くなるととても危険で行くべきルートではなくなった。(公式にはすでに廃道となっているらしいが)

これで楽しみだったルートがひとつ消えた・・・・・

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コメント

ゲスト
大分崩落が進んでいるようですね。
ライチさんお久しぶりです。

グミの滝、また行ってみたいと思っていますが、大分崩落が進んでいるようですね。

完全に崩落して、コースが通れなくなる前に、ロープと確保器を持って、再度行ってみようかと思っています。

私もグミの滝のコースは好きなコースです。
2011/4/17 18:28
deep blueさんへ
お久しぶりです。
またこのグミの滝コースを行かれるようでしたら、登山道崩壊が更に進んでいる可能性もありますので本当に敗退覚悟で気を付けていってきてください。

*自分が登ってしまってから、人にどうのこうの言えませんが、出来れば仙元尾根から登るルートをお薦めいたします ^^;) カッテナコトイッテスミマセン・・・・
2011/4/18 23:48
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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