南八甲田 南目屋から南沢岳〜横岳 周回


- GPS
- 07:46
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 754m
- 下り
- 735m
コースタイム
天候 | 雪のち吹雪、のち曇り時々日差し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※ 登山ポストはありませんので、各自それなりの対応が必要となります。 ※ 指導標、ピンクテープ等は一切ありません。 ※ 地形図とコンパスを使いこなしたルートファインディングが必要となります。 ※ 登りは高い方に登ればピークに行くことができますが、 下りの微妙な地形の変化を見逃すと、全く別方向に行く危険がありますので注意が必要です。 でも、これが楽しい! ※ 横岳山頂付近は、吹雪くと普段は体験できないような環境を体験できます(笑) また、横岳山頂周辺は地形も緩やかなので、シッカリとコンパスを合わせ、 その方向に進むことが出来ないと、とても危ない一帯だと思います。 |
その他周辺情報 | 登山口周辺の温泉としては、だいたい以下の温泉があります。 ・酸ヶ湯温泉…日帰り入浴 大人600円 (休憩室利用の場合は1000円) 混浴のひば千人風呂と、男女別の玉の湯があります (入浴券は別) 露天風呂無し 玉の湯にはシャンプー・ボディーソープ付 ひば千人風呂は温泉成分が強力すぎて石鹸類が使えません 日帰り入浴利用可能時間 ひば千人風呂 午前7時〜午後6時(午前8時〜午前9時は女性専用時間) 玉の湯 午前9時〜午後5時 ・八甲田リゾートホテル(寒水沢温泉)… 日帰り入浴 大人500円 露天風呂無し シャンプー・ボディーソープ付 マッサージチェア無料 利用可能時間 午後12時〜午後16時 ・ホテル城ヶ倉…日帰り入浴 大人1000円 露天風呂あり(若干温め) シャンプー・ボディーソープ付 マッサージチェア無料 利用可能時間 午前11時30分〜午後3時 青森市内方面からの最終コンビニ ・サンクス 青森横内店 https://goo.gl/17e5kL |
写真
装備
個人装備 |
防寒着
帽子
タオル・手拭い
手袋
バラクラバ
オーバーグローブ
ツェルト
ヘッドランプ
ナイフ類
サバイバルブランケット
笛
カットバン・包帯・テーピング
トイレットペーパー・ティッシュ
身分証明書・保険証
ハンディー無線機
GPSロガー
予備電池
地形図・コンパス
筆記用具
時計
デジカメ
携帯電話
コッヘル
ガスストーブ
ガスカートリッジ
水分
おやつ(非常食)
食事
ストック
ゴーグル
スキー
シール
ゾンデ
スコップ
ビーコン
輪カン
補助ロープ
カラビナ
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感想
久しぶりに会のIさん企画の山行に参加しました。
初めての南沢岳だったので、行ける!と分かったのが前日の夕方だったけど、帰宅後に参加表明し、夕食後に慌てて準備をした。
当日の朝、集合場所で待っていると企画者のIと同時にYさんも現れ、三人での山行となった。
今日の出発地点は除雪の終点に車を停めるため、Iさんの車に乗せてもらう。
Iさん、Yさんとは久しぶりに御一緒させてもらうので、車の中でアレコレと楽しい会話が進んだ。
除雪終点に車を停めて、いよいよ本日の山行開始!
酸ヶ湯の積雪が3mを超えたとあって、周囲はナカナカの積雪があったが、ラッセルはスネ程度。
Yさんはスノーシューのため、Iさんと私で交代しながらラッセルをして行く。
でも、登りがキツめのところは結局Iさんにホボお願いしてしまった(^^ゞ
最近は月一山行になったのもあり、体力が相当に落ちているのがわかる(-_-;)
そんな感じで私がラッセルしたのはホボだらだら尾根だけ。
それも一部ではカモシカのトレースを拝借したりもした(笑)
雪がソコソコ深く、カモシカもお腹で雪に乗って歩いていた新しい痕跡があったので、ありがたく使わせてもらい、少しの間楽をさせてもらった。
南沢岳に本格的に取り付き、斜度が増してくると同時に風雪も増してきた。
予報では回復するような感じで聞いていたが、それは下界の話か?
山頂付近の尾根に上り詰めた頃には立派な吹雪。
見通しも悪く、展望は全く楽しめなかった。
とりあえず南沢岳の山頂を踏みに行ったが、山頂を少し通り過ぎてから、アソコが山頂だったようだねと気が付く(笑)
南沢岳から横岳に向かうが、この尾根上は西風の風当たりがいいのか、トドマツの両脇の雪のエグレが激しい。
エグレているだけならまだいいが、吹雪いているのでそれもナカナカ見えず、何回かそれに落ちた(ほぼIさん)。
落ちるたびに転び、ザックを下して立ち上がる。これが結構疲れるものなんですよね、お疲れ様でした。m(_ _)m
回りの木も雪が積もったクリスマスツリーから、エビのシッポが張り付いた樹氷へと変わり、横岳山頂への登り斜面に取り付いていく。
とにかく吹雪きとガスで視界は悪い、そして寒い、久しぶりのギンギンの吹雪で顔面が痛く、鼻がポロッと落ちそう(笑)。
バラクラバを出そうかと思ったけど、立ち止まるとタマに風にあおられて体が浮きかける。
こうなるとめんどくさい(爆)。そのままで通してしまった。改めた方が今後のためですね(^^ゞ
こんな状況下で横岳山頂らしき所に到着する。
回りがよく見えないけど登りが終わったようだ。
たぶん横岳の山頂だよね? たぶんそうじゃないかな? でも、標識が下げてある小さな木があったはずだよね?
みたいな事をそれぞれが言っているらしいが、吹雪でよく聞こえない(笑)
とにかく腹も減ったので下山することになった。
ここからがコンパスワークの見せ所!
横岳の北側斜面にはハッキリと地形図に出てこない沢が多く、一歩間違えるととんでもない方向に引っ張られ、気が付いた時には深い沢に行く手を遮られて復帰がかなり困難になる。
それぞれコンパスをセットし、その方向に吹雪の中を進んでいく。
Iさんと私がセットした方向は同じようで、ちょっと雪面のエグレを私が違う方向から交わしても、その後にIさんと同じ方向の目標物に向かっているのがわかった。
また、そろそろこの辺りと見当をつけ、コンパスの角度を変えてもIさんとダブった。
なんか今日はIさんと気が合ってるぞ!と、何とも言えない安心感が湧いてきた。
そうこうしながら進路をそれなりに修正しつつ、何とか樹林帯に入り込んだ。
吹雪も収まり、フゥ〜っと回りの景色が見えてきた。
はたと気が付き時計を見ると、2時を回っていた。腹も減るわけだ(笑)
ツェルトを張り食事にしようとすると、次は日が差してきた・・・・・今まではなんだったんだ!(大笑い)
せっかく張ったのでツェルトの中で遅い昼食をとり、どんどん良くなる天候の元、ツリーランを楽しみながら無事に下山した。
いい天気で(笑)いい山行でした。
また歩いてみたいルートです・・・・・今度は出来れば展望を楽しみたいですね。
皆様ありがとうございました。
そしてお疲れ様でした。
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