能郷白山、若丸山、冠山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 27.3km
- 登り
- 2,134m
- 下り
- 2,128m
コースタイム
(2日目) 能郷白山ー若丸山ー冠山ーシタ谷ー塚ー三軒家
ー開田ー白谷(駐車)
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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感想
(2017年、昔の記録をもとにルートを記した)山登りをしていた初めて奥美濃の山に登ったのが能郷白山で以後「秘境・奥美濃の山旅:芝村文治著」、「霧の谷:増永廸男著」等の本に巡り合い、奥美濃の山に幾度か訪れるきっかけになった山でもある。
登山記録を書いていると古い記録は、もう忘れてもいいのかなという思いもあったが奥美濃で印象に残る山だったので私と友人の記録として記した。
歩いたコース上にある塚、開田など集落も国土地理院「昭和29年編集、昭和54年要部修正」の20万分の1に記されている村の名前はもう今はなくダムの湖底になっている。能郷白山も林道の開通で、すでに秘境ではなくなったが今でも縦走をする登山道がなく個々の山には秘境の残る山の懐の深さを感じるところがある。
(以下メモより)
前年の8月初めて奥美濃の山に入った、その山が能郷白山と言う名の山で初めて聞いた時ずいぶん山奥の感じがした、電車とバスを乗り継いで能郷から能郷谷を詰め能郷白山に登った。日本アルプスの山と違って日本の故郷を凝縮したような村とダムの開発のため村毎が移転していく時期で村は静寂と廃村の歴史にあった。道路はダム工事で山奥まで伸びていてた。
能郷白山には登山道はあったが周辺の山を縦走する道はなく山頂から見た果てしなく折り重なる山を見て何かに感動した思いをした。来年春にここから冠岳まで縦走をしようと思ったのもこの時だったと思う。
白谷に入手前の馬坂峠は舗装がなく車が通行できるかわからなかったけれど何とか白谷出合まで車で入ることが出来た、出合の路肩に車を停め白谷を上流に詰める、途中から雪が残っている谷を登り能郷谷からの登山道の尾根に合流し山頂に着いた。山頂の祠は出ていたが周りはガスで視界はなかった。
翌朝は快晴、今日は西に顕著な山容の冠岳まで歩く、稜線には雪が残っているので快調に進む、若丸山、冠岳どの山も稜線も新鮮で山歩きを満喫する、冠岳は奥美濃の山の中でもどこから見てもよくわかる岩峰の頂になっている、もう一つ稜線上の屛風山も遠くからでも判別がつく、この山が滋賀県の北、伊吹山から延々と山脈としてつながりさらに白山に至る長い山稜の一部だと思うと懐かしい気がする。冠岳からは雪がまだ残っていそうなのでシタ谷を下る、いつか湖底に沈む山奥の村々を歩き白谷出合に戻る。
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