【久々の小屋泊山行】天狗岳【初日は快晴2日目は雪】

2017年02月04日(土) 〜 2017年02月05日(日)

• GPS: 07:28
• 距離: 12.3km
• 登り: 981m
• 下り: 971m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:50
• 休憩: 1:19
• 合計: 3:09

11:45 渋御殿湯
12:50 12:50 賽ノ河原地蔵
13:13 13:40 高見石小屋
13:53 14:45 丸山
14:54 高見石小屋

2日目

• 山行: 3:46
• 休憩: 0:35
• 合計: 4:21

6:37 高見石小屋
7:30 7:32 中山展望台
7:35 7:53 中山
8:06 8:06 見晴らし台
8:10 8:10 中山峠
8:59 8:59 天狗の鼻
9:07 9:15 東天狗岳
9:20 9:20 天狗の鼻
9:49 9:49 中山峠
9:55 9:57 黒百合ヒュッテ
10:12 10:17 渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐
10:28 10:28 八方台方面・渋の湯方面分岐
10:58 渋御殿湯

天候

1日目 快晴
2日目 曇りのち雪

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

〇往路
茅野St.まで中央線・中央本線乗車
茅野St.から奥蓼科渋の湯BSまでアルピコ交通バス乗車

〇復路
奥蓼科渋の湯BSから茅野St.までアルピコ交通バス乗車
茅野St.から中央本線乗車

※茅野⇔奥蓼科渋の湯間のバスは往復割引乗車券を利用(2000円)
茅野駅前案内所で購入できます

茅野⇔奥蓼科渋の湯間バス時刻表
http://www.alpico.co.jp/access/suwa/pdf/shibunoyu20161107.pdf

コース状況／危険箇所等

〇登山者ポスト・トイレ
登山者ポスト⇒茅野St.・渋の湯登山口

トイレ⇒渋の湯登山口・高見石小屋(有料)・黒百合ヒュッテ(有料)

〇ルート状況
※天気、降雪により状況は変わるので参考程度で...

△渋の湯BS⇒賽の河原⇒高見石小屋⇔丸山
渋の湯BSから賽の河原、高見石小屋、丸山まで
バッチリ踏み跡がありました。
出発が遅く入山初日は気温が高かった事もあり
積雪は緩めでアイゼン無しでも問題なく歩ける感じでした。
(念の為渋の湯からアイゼンを着けました。高見石小屋⇔丸山間はアイゼン無し)
マーキングはしっかりありましたが
賽の河原は天候や視界状況により
ルートを見失う可能性がありそうなので注意が必要です。

△高見石小屋⇒中山展望台⇒中山⇒中山峠
山行初日より雪が締まっていましたが中山まで
アイゼン無しでも歩けそうな状況でした。
(念の為高見石小屋出発からアイゼン装備)
風の影響もあってか中山展望台周辺は踏み跡が薄かったですが
踏み跡はしっかり解りました。
展望台周辺は目印のポールが立っているので
天候や視界の状況次第でこのポールが頼りになりそうです。

△中山峠⇔東天狗岳
山行2日目は天気予報も良くなく
中山を過ぎたあたりから雪がちらつき始め
天狗岳へ向かう人が少なかった様だったのと
風の影響もあって稜線に出ると
踏み跡が解りづらい箇所もありました。
天狗へ向かう人が多く、天候も良ければ
踏み跡を期待して
山頂を目指すのもありだと思いますが
天候が悪く山頂を目指す人が少ない場合は
ルートの確認をこまめにした方が良いと思いました。
特に天狗の鼻周辺は注意が必要に感じました。
※中山峠から先は要アイゼン

△中山峠⇒黒百合ヒュッテ⇒渋の湯BS
東天狗からほぼ休憩無く渋の湯BSまで降ったので
アイゼンを着けたままでしたが
踏み跡もしっかりあり
アイゼン無しでも歩ける感じがしました。
渋の湯登山口辺りの積雪が多少ガリガリだったので
そこを登下降する際注意が必要そうです。

その他周辺情報

〇高見石小屋
以前あげパンを食べに立ち寄った高見石小屋に
今回初めて宿泊し天狗岳を目指しました。

高見石小屋ホームページ
http://www.yatsu-akadake.com/takami-k.html

写真

初日は
最高の山行日和!!

初便のバスに乗れれば
この日天狗岳に
登りたかったけど...残念

自分も含め
渋の湯から入山する人が
多く居ました

入山準備をして
出発します

登山口で計画書を
提出して入山

いつも黒百合平方面へ
向かっていたので
分岐から高見石方面へ
向かうのは
初めてでした

目印もあり
トレースもバッチリ!!

ホッと一安心です

賽の河原 高見石方面へ
進みます

行動中は
アウター要らずの
ポカポカ陽気

積雪もアイゼン要らずの
ルート状況で
高見石方面へのルートは
初めて歩きましたが
楽しんで
歩く事ができました

途中何ヶ所か
雪に埋もれた沢を渡る橋が
ありました

トレースが無かったら
渡るのが
結構怖いかも...(汗)

ここも...

見上げると
八ヶ岳ブルーの蒼い空

この日天狗に登れた人は
最高の展望を
見る事が出来ただろうなぁ

樹林帯を抜け
賽の河原へ

入山前ここを抜けるのも
心配事の一つでしたが
今回は天候も良く
トレースも
バッチリだったので
問題なく通過できました

賽の河原からの展望

中央アルプスと御嶽山

賽の河原の
お地蔵さんと初対面

今回の山行も
安全にできます様に

天候が良い
賽の河原は
歩いていけば
蒼い空へと登って行けそうな
最高に気持ちいい
ルートでした♪

賽の河原から
再び樹林帯へ

丸山・麦草峠方面分岐に到着

天候と
ルート状況が
よかったお陰で
予定よりかなり早く
ここまで来ました

一先ず高見石小屋へ
向かいます

高見石小屋到着!!

あげパンを食べに
立ち寄った以来だから
どれ位ぶりだろう？

お世話になりまーす!!

小屋泊の手続き後
荷物を小屋に預け
丸山へ山歩に
出掛けました

丸山へと向かうルート
気持ち良かったなぁ

丸山

山名標は
ほとんど雪に
埋もれていました(汗)

何をする訳でもなく
山頂でのーんびり
過ごしました

丸山からの展望

中山の後ろに
西天の頭がチラリ

予報では
天気が下り坂...
2日目西天に登れるかな？

丸山からの展望2

丸山から見る事ができた
このピークが
にゅう？

丸山から小屋へ戻り
薪ストーブの傍へ

ぽかぽか
あたったかい♪

宿泊の方が吞んでいた
日本酒を
自分も呑んでみました

どぶろくとダイヤ菊
どちらも
美味しかったなぁ

ランプの明かりって
気持ちを優しくしますね

いい雰囲気です

テントと夕陽が
いい雰囲気だったので
撮らせて頂きました

積雪期のテン泊
またやりたいな

夕陽とツララ

夕陽とツララ

夕陽でツララが光り
綺麗でした

山行2日目

ソロ小屋泊だと
小屋での時間を
持て余してしまう事も
あるけれど
今回は
同日宿泊の方達や
スタッフの方々と話したり
夜開かれた星空観察会等
楽しく小屋での時間を
過ごす事ができました

皆さん、ありがとう

楽しい時間を
ありがとうございました
また来ます
お世話になりました!!

予報通り天気は
下り坂の様ですが
天狗岳に向け出発

小屋の朝食の時間帯に
出発してきたので
人にも会わず
静かな樹林帯を
進んでいきました

中山展望台手前

だいぶ雲が
広がってきましたが
目印のポールも
確認できるので
問題なく通過できそうです

中山展望台

中山展望台からの展望

北横岳・蓼科山方面

中山 山名標

展望の無い山頂は
写真だけ撮って
少し先にある
展望の開けた場所に
進みました

天狗岳と久々の対面

東天狗岳

西天狗岳

中山に居る間に
雪が
ちらつき始めましたが
一先ず山頂へ向けて
出発してみました

中山峠

東の空は
まだ明るいけれど
状況次第で
引き返す事も頭に入れ
先へ進みました

稜線へ出る頃には
雪が本降りに...
天気はそんな感じでしたが
風が強くないので
東天狗へ向かいます

西天は
この時点で諦めました

登ってきたルートを
振り返って撮影

天狗の鼻

登ってきたルートを
振り返って撮影

山頂から降ってくる人達にも
何人か会いましたが
想像していたより
ずっと少なかったです

多くの人は
天候のよかった前日に
登ったのかな？

天狗の鼻を通過し
そろそろ東天狗山頂が
見えてくる筈だけど
こんな状況...

東天狗岳

東天狗岳に無事登頂!!
先着していた方と少し話し
その方が下山し始めたので
しばらく山頂を
独り占めでしたが
西天を諦め
時間が経過しても
天気が回復する
見込みがないので
写真を撮って
自分も下山し始めました

山頂からの展望

南八ヶ岳の山々が
ドーンと...見えない

真っ白な展望

山頂からの展望2

すぐ隣にある
西天も見えない...

黒百合ヒュッテ

黒百合ヒュッテまで
降ってきました
ヒュッテでのんびり過ごした後
下山しようかと
思っていたけれど
2便のバスに
間に合いそうなので
天狗岳からの装備のまま
渋の湯へと下山しました

ヒュッテ前に
人が居たので
やっつけな写真だし(苦笑)

天狗岳からは
慌ただしい下山になったけど
渋の湯登山口が見え
バスにも間に合いそう

渋の湯BSに無事下山

予報通りに
2日目は天候が崩れたけど
東天狗には登れて
よかったなぁ

お疲れ様でした!!

2便のバスに
間に合ったので
計画よりも早く茅野St.へ
戻ってこれました

電車の待ち時間があったので
久々に駅そばを
食べる事ができました♪
(写真はないけどw)

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 昼ご飯(1日目分) 行動食(2日分) 非常食(1食分) 調理用食材(2食分) テルモス ガスカートリッジ コンロ コッヘル 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS(スマホ) 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 スマホ 時計 サングラス ゴーグル タオル カイロ ツェルト ナイフ カメラ 嗜好品 その他

共同装備

なし

感想

山犬

入山初日に天狗岳に登れたら
最高だったろうなぁ...という気持ちはありましたが
こればかりは仕方ないですね。
天候が崩れる中東天狗に登れただけでも
よかったなって思ってます。

久々の小屋泊での山行でしたが
ソロで小屋泊だと
持て余し気味になる小屋での時間も
今回は小屋のスタッフの方々、
同日宿泊していた方達と話したりして過ごし
楽しい時間を過ごす事ができました。

スタッフの方々、話をした方々に
ホント感謝しています。
ありがとうございました!!