木曽駒ヶ岳 ホワイトアウトで撤退 (春山登山に挑戦 6)

2011年04月24日(日) [日帰り]

• GPS: 04:00
• 距離: 2.8km
• 登り: 369m
• 下り: 368m

コースタイム

8:40千畳敷-9:40乗越浄土-10:30中岳-11:00乗越浄土-12:00千畳敷

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

菅の台バスセンター大駐車場 500円
ロープウェイ・バス往復乗車券 3,800円

コース状況／危険箇所等

始発バス・ロープウェイに乗車したが、観光客5〜6人、登山客8〜10人、スキー客7〜8人という感じだった。

始発到着でもホテル千畳敷のレストランがすでに営業していた為、食事休憩出来た。

千畳敷からは、夏山登山道はデブリ堆積している為、誰も横断しない。皆、下側の剣ヶ池分岐から八丁坂を登っていく。

八丁坂は急勾配だし、たまに脛まで埋まる。ピッケルとアイゼンあれば恐怖感は無い。

乗越浄土から中岳までは、ロープ頼りに登り下り出来るし、宝剣山荘と天狗荘を左に見て雪面登りも楽しめる。

ホワイトアウトになると、足元も見ずらくなる。わずかなアイゼンの爪跡頼りに登り下りする感じになる。逸れたら恐怖。

写真

4/24 7:48

バスの中は暖房効き過ぎで暑かった　運転士は女性　細く急勾配な林道なのに、大型バスをスムーズ運転はすごい

4/24 7:48

ロープウェイ乗車時間まで10分ほど待つ　売店があったが店員いないし、電気もついていなかった

4/24 8:01

ロープウェイ窓に水滴がいっぱい付着していた為、車窓写真撮れなかった　撮らなかった

4/24 8:11

2年半ぶりの千畳敷　懐かしい

4/24 8:43

まずはレストランで豚カツ定食食べ、休憩 景色眺めた　皆、外で準備していた

4/24 8:54

一緒に始発バス・ロープウェイ乗車した人達がもう八丁坂分岐辺りまで登っている　速い

4/24 8:55

拡大してみた　夏山登山道は雪崩れた形跡があった　

4/24 8:56

南アルプスと富士山の眺望が素晴らしかった　案内板と見比べて、どの山か大体解るようになった

4/24 8:59

日ざらしだが暑くはなかった　雪は締め固まっている感じ　どんどん高度を上げていく

4/24 9:03

こんな大雪面でトイレ行きたくなったらどうしよう、と少し考えた　ダッシュで千畳敷まで戻る?無理だろう

4/24 9:16

まだなだらかなので快適に登れる　日焼け止めクリーム塗りまくる

4/24 9:16

先登っている人たち、もうすぐ乗越浄土に到着する　あの辺りから急勾配になると思われる

4/24 9:27

急勾配だが恐怖感は無かった　足踏み外しても滑り落ちないような感じ

4/24 9:42

乗越浄土に到着したら、北側から雲がモクモク出てきた

4/24 9:42

休憩せず、中岳方面へ向かう　宝剣岳方面は雲で覆われてしまった

4/24 9:43

このまま雲が立ち込めてしまうのだろうか?前回の木曽駒登山でも真っ白だったし、運が悪いのか?

4/24 9:45

皆、自由気ままにコースを登っている　私はもっと右側から巻いて登ってみようと思う

4/24 9:54

先登っている人についていく　後ろ振り返ったら通り過ぎた岩場や小屋は全く視えなかった

4/24 10:29

岩場に到着した　最初ここが中岳だとは知らなかった　

4/24 10:30

一瞬晴れて、駒ヶ岳頂上山荘が視えた　真っすぐ下っていけば着くだろうと思い進んだが、何も視えないし、怖くなってきたので折り返すことにした

4/24 10:38

少し休憩　若者3人組は山頂方面に向かって行った　行けるのか?

4/24 10:40

これをホワイトアウトというのだろうか?だとしたら初体験になる

4/24 10:40

岩場を撮ったつもりが何も写っていない　足跡しか頼るものがない　もし登山客が自分独りだけだったら、吹雪いて足跡消えたら、と考えるとゾッとする

4/24 10:40

見覚えのある岩場と小屋を確認しながら下っていく

4/24 10:56

乗越浄土まで戻ってきたら一安心　皆、折り返していく

4/24 11:10

下山したら急に晴れたり、かといって待ち続けても全く晴れなかったり　マーフィーの法則?　とりあえず待ってみようと思う

4/24 11:17

やっぱり下る　こんな天候でも登っていく人いるんだね　

4/24 11:20

ここからは一直線に下る　足跡もしっかり付いている

4/24 11:21

晴れてきた感じがする　下歩いている人たちが視えてきた

4/24 11:26

右の岩場に寄り、様子伺う　ついでにこの岩場で岩登りの練習をする

4/24 11:27

回復していくのかもしれない　迷ったが下ることにした

4/24 11:38

シリセードで下る　加速するので足でブレーキかけていたら、身体反転して頭の方から滑り落ちていく　為す術もなくそのまま一気に下まで滑り落ち、なだらかな箇所で停止した　もし下に人がいたら、谷底になっていたら・・
デジカメ壊れてこれが最後の写真になってしまった

撮影機器：

Canon IXY DIGITAL 1000 Canon

感想

strand

シリセード失敗で怖い思いをした。足で減速させようとしてはいけないんですね。

コメント

otarou

お疲れ様。
デジカメ壊れたのは残念でしたね
しかしそれはstrandさんの身代りとなって
カメラが壊れたと思えば、安いものです
安全登山で頑張ってください。

strand

なるほど、そういう考え方すれば良いのか
初心に帰って安全登山

fukusanさん、ありがとうございます！