福島 浜通り

2017年02月20日(月) 〜 2017年02月21日(火)

• GPS: 17:34
• 距離: 77.5km
• 登り: 633m
• 下り: 611m

コースタイム

1日目
5：08 高萩駅-7：40 雨情記念館-11：25 鮫川大橋-14：21 アクアマリン福島-14：34 小名浜(宿)
2日目
5：02 小名浜-7：15 塩屋埼灯台-9：00 磐城舞子大橋-11：14 久ノ浜駅-13：10 広野駅

コース状況／危険箇所等

復興事業で工事中の道路が多いです。道路の付け替えも多く、地図通りに歩けませんが、立て看板の案内で進めます。

写真

2/20 7:42

生家にほど近い野口雨情記念館。
先月訪れた「波浮の港」、童謡「しゃぼん玉」などの作品がある。

2/20 7:58

名前はわかりません。

2/20 8:15

地籍図根三角点。
名称は聞いていたが、現物を見たのは初めてである。
新しいので津波後に土地境界トラブル防止に設置されたのだろう。

2/20 9:29

平潟トンネル。銚子から歩いてきて、初めてのトンネルだが、茨城・福島県境でもある。

2/20 9:38

温泉スタンド

2/20 9:45

勿来海岸。

2/20 9:49

勿来海岸。

2/20 9:50

勿来海岸。常磐火力発電所が微かに見えています。

2/20 9:56

勿来海岸。風紋です。

2/20 10:06

69Km先は放射能による規制でしょう。

2/20 10:13

高く長い堤防が続きますが、時々は海を眺めるために階段を昇ります。

2/20 10:11

天候がイマイチです。

2/20 10:14

恨めしい堤防ですが、住民を守ってくれます。

2/20 11:20

常磐火力発電所が間近です。

2/20 11:53

常磐火力発電所

2/20 11:53

作業者が多数移動していますが、昼食に行くのでしょう。

2/20 11:58

一段と大規模な工事が行われています。

2/20 12:02

地図にないところを歩きます。

2/20 12:11

2/20 12:11

2/20 12:25

「泉・小名浜」ですが、一瞬「泉小・名浜」と錯覚します。

2/20 13:13

小名浜の石油備蓄基地と思われます。

2/20 13:23

コンビナートの中にささやかな運動公園があります。
港らしく錨が据えられています。

2/20 13:33

製錬所？

2/20 14:03

地下でも大規模な工事が進んでいるようです。
入坑者名の名札が一覧できます。
このような入坑口がいくつもあります。

2/20 14:10

小名浜は遠洋漁業の船が立ち寄る港のイメージが強かったが、予想以上に規模の大きい工業地帯です。

2/20 14:22

アクアマリン福島。
魚市場はこの先にあるようです。

2/20 14:32

小名浜のイメージは遠洋漁業の乗組員が久しぶりに陸に上がって遊ぶ所という感じでした。

2/20 14:35

こんな店が何軒もあります。昼間なので分かりませんが、繁盛しているのだろうか。

2/20 23:07

夜中に町を見るとかなり明るいです。
船乗りに代わって、復興関連の作業員が遊んでいるのでしょうか。

2/21 6:16

元造り酒屋のようです。

2/21 6:30

目指すべき塩屋埼灯台が見えます。

2/21 6:30

太陽は顔を隠して夜明けです。

2/21 6:49

地図にない道路を歩きます。塩屋崎灯台の案内に従います。

2/21 7:06

豊間漁港ですが、灯台へは山を越します。

2/21 7:06

2/21 7:17

営業時間前なので灯台へは行けません。

2/21 7:19

ひばりの「みだれ髪」所縁の地です。
帰宅したら、この曲の作曲者船村徹さんの訃報を知りました。

2/21 7:39

「平」と表示されても、不安なので、住民に「広野へ行けますか」と尋ねました。

2/21 8:08

水門工事です。

2/21 8:30

飯野八幡流鏑馬の潮垢離場です。

2/21 8:33

一段と高い堤防です。

2/21 8:34

ずっと歩けそうですが、程よい所に階段があるとは限りません。すぐに降りました。

2/21 8:34

進めそうですが、堤防から降ります。

2/21 8:50

津波で被災した防風林を整備するために松の苗を植えてあります。

2/21 8:57

北海道の景色を思い出します。
夏井川の河口です。

2/21 8:57

磐城舞子大橋です。

2/21 8:58

沖合を航行する船の船体には「FUJITRANS」と書かれていますかっての藤木海運の輸送船です。

2/21 9:44

津波で壁が流されたと思われる建物が放置されています。

2/21 10:30

四倉漁港を過ぎて間もなくです。

2/21 10:30

四倉漁港を過ぎて間もなくです。

2/21 10:39

人専用トンネルを抜けた地点にあります。
波立薬師付近の小島ですが、アクセスできません。

2/21 10:41

波立薬師です。

2/21 10:41

R6に合流するための歩道橋です。
このループを降りてきました。

2/21 11:05

ようやく常磐線の列車に出会いました。

2/21 12:19

今回の旅のゴール広野町に入りました。

2/21 12:26

ラブホを止めて、復興工事関係者用の宿舎に転業したようです。

2/21 12:29

こちらも転業したようです。

2/21 12:41

札幌ナンバーばかり3台。
出稼ぎでしょう。

2/21 12:51

19Km先通行不可

2/21 14:23

広野駅舎での放射能線量です。

2/21 14:32

唱歌「汽車」の歌詞は大和田建樹がこの辺りを詠んだものだと説明があります。
確かに“闇を通って 広野原”は当てはまります。

2/21 14:34

この跨線橋はほぼ完成しているが供用していません。

2/21 14:35

駅舎の反対側にあるコンビニ(ビルの1F］)に行きたくても、簡単には行けません。先の跨線橋が使えればすぐです。

2/21 14:36

駅舎側には人家はあっても、旅人に役立つ店はありません。

撮影機器：

COOLPIX A300 NIKON

感想

4万K旅人

鹿島灘沿いに歩き、茨城県から福島県に入りました。高萩駅から広野駅間を福島浜通りとして記録しました。茨城県でも復興工事は盛んでしたが、福島に入ると一層、大規模になり、いたるところが工事現場という感じです。原発規制区域が近いためか、広野には工事関係者用にラブホや旅館から転業した宿舎も目立ちます。
小名浜の夜の町は、かっての遠洋漁業関係者から復興工事関係者に主役は変わっている様に思います。
小名浜港のイメージが漁港からコンビナートに変わりました。
今回の旅で気がかりなのは、ほとんど海鳥を見かけなかったことです。
工事の騒音や臭気が影響しているのだろうか？