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Yamareco

記録ID: 1071707
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
蔵王・面白山・船形山

蔵王・大荒れの熊野岳

2017年02月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
03:29
距離
6.1km
登り
247m
下り
241m
歩くペース
ゆっくり
1.51.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:27
休憩
0:54
合計
3:21
9:10
12
9:22
9:23
14
9:37
9:37
28
10:05
10:06
11
10:17
10:20
2
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10:24
2
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0
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8
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11:21
17
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16
11:55
11:58
33
天候 ・地藏山から先は大荒れ
・標高1900m付近で気温マイナス11度・風速14.6m/S(ヤマ天データ)
過去天気図(気象庁) 2017年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・24日 プレミアムフライデー
・山形駅近くのホテルに前泊しました。
・ホテルより蔵王ロープウェイ駅まで16.5km 時間約30分
 西蔵王高原エコーラインは道路に雪はありませんでした。
・駐車場 ¥1000
・蔵王ロープウェイは乗り継いで地藏山頂まで往復 2600円
 詳細はこちら http://zaoropeway.co.jp/ropeway/
コース状況/
危険箇所等
・ロープウェイを乗り継いで地藏山頂駅から登山開始です。
・地藏山頂駅から地蔵山までは風も弱く比較的楽に登れました。
・地藏山から熊野岳までは大荒れでした。
 当然、ホワイトアウトです。迷いにご注意
・多くの登山者はワカンかスノシューを付けていました。
・私はツボ足で登れました。
 (アイゼンは持参しましたが、ピッケル、ワカンは車でお留守番)
蔵王ロープウェイ乗り場(撮影時間、前後します)
2017年02月25日 13:20撮影 by  SH-01F, SHARP
2/25 13:20
蔵王ロープウェイ乗り場(撮影時間、前後します)
ゲレンデ情報
2017年02月25日 13:04撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2/25 13:04
ゲレンデ情報
お天気なら写真のような樹氷群がロープウェイ内より見えるようです。わくわくします。
2017年02月25日 08:19撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2/25 8:19
お天気なら写真のような樹氷群がロープウェイ内より見えるようです。わくわくします。
最初のロープウェイ乗り場・(蔵王山麓駅〜樹氷高原駅)混雑しました。でも7分の我慢ですよ
2017年02月25日 08:24撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2/25 8:24
最初のロープウェイ乗り場・(蔵王山麓駅〜樹氷高原駅)混雑しました。でも7分の我慢ですよ
2基目のロープウェイ乗り場(樹氷高原駅〜地蔵山頂駅)こちらは座れました。
2017年02月25日 08:38撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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2/25 8:38
2基目のロープウェイ乗り場(樹氷高原駅〜地蔵山頂駅)こちらは座れました。
山頂のロープウェイ駅・駅舎内で防寒対策を済ませました。
2017年02月25日 09:07撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2/25 9:07
山頂のロープウェイ駅・駅舎内で防寒対策を済ませました。
強風と視界のない山頂ロープウェイ駅前の広場。まずは地蔵山の山頂を目指します。
2017年02月25日 09:08撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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2/25 9:08
強風と視界のない山頂ロープウェイ駅前の広場。まずは地蔵山の山頂を目指します。
地蔵山より先は強風が吹き荒れている。当然、ホワイトアウト、視界は約20mが限界かな?
2017年02月25日 09:22撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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2/25 9:22
地蔵山より先は強風が吹き荒れている。当然、ホワイトアウト、視界は約20mが限界かな?
熊野岳ルートはこの様な杭(太いポール)、を頼りに登ります。強風と寒さで写真を撮るのが辛くなる。
2017年02月25日 09:25撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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2/25 9:25
熊野岳ルートはこの様な杭(太いポール)、を頼りに登ります。強風と寒さで写真を撮るのが辛くなる。
樹氷の中に熊野岳神社・視界なく周辺の様子が全く分からない。本当に神社があるのかなぁー
2017年02月25日 10:17撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2/25 10:17
樹氷の中に熊野岳神社・視界なく周辺の様子が全く分からない。本当に神社があるのかなぁー
熊野岳山頂。吹雪で皆さん早々に退散です。
2017年02月25日 10:17撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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2/25 10:17
熊野岳山頂。吹雪で皆さん早々に退散です。
熊野岳山頂の証
2017年02月25日 10:20撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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2/25 10:20
熊野岳山頂の証
熊野岳避難小屋。明り取りはあるが、樹氷で塞がれ室内は暗く隣の顔も分かりません。中央には石油ストウブが炊かれていました。幻想的です。用意周到だ。SLのバックには万一に備え目印のリボンを持参している。
2017年02月25日 10:46撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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2/25 10:46
熊野岳避難小屋。明り取りはあるが、樹氷で塞がれ室内は暗く隣の顔も分かりません。中央には石油ストウブが炊かれていました。幻想的です。用意周到だ。SLのバックには万一に備え目印のリボンを持参している。
一瞬、ガスが薄くなり薄日が射した。立ち止まると強烈な風が体を揺さぶる。露出している顔に氷の粒が当たり射す様に痛い!
2017年02月25日 11:45撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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2/25 11:45
一瞬、ガスが薄くなり薄日が射した。立ち止まると強烈な風が体を揺さぶる。露出している顔に氷の粒が当たり射す様に痛い!
明るくなったので急いでカメラを構えた。だが、これ以上明るく成らなかった。いや、これ以上周囲は見えなかった。
2017年02月25日 11:45撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2/25 11:45
明るくなったので急いでカメラを構えた。だが、これ以上明るく成らなかった。いや、これ以上周囲は見えなかった。
地蔵山山頂まであと少しの距離だ。強風の為、千鳥足で山頂に向かう。こんな日はエビの尻尾がすくすく育つ
2017年02月25日 11:49撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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2/25 11:49
地蔵山山頂まであと少しの距離だ。強風の為、千鳥足で山頂に向かう。こんな日はエビの尻尾がすくすく育つ
地蔵山山頂・記念にBCの方にお願いしました。ありがとうございました。
2017年02月25日 11:57撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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2/25 11:57
地蔵山山頂・記念にBCの方にお願いしました。ありがとうございました。
地蔵山を少し下ると樹氷帯に入りました。風も弱まり穏やかです。青空は望めないが、時々、ガスの切れ間からぼんやり太陽が覗く。
2017年02月25日 12:01撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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2/25 12:01
地蔵山を少し下ると樹氷帯に入りました。風も弱まり穏やかです。青空は望めないが、時々、ガスの切れ間からぼんやり太陽が覗く。
覆い被さるような巨大モンスター
2017年02月25日 12:03撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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2/25 12:03
覆い被さるような巨大モンスター
一瞬、明るくなった。晴れろ々と願ったが、天に届かなかった。
2017年02月25日 12:05撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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2/25 12:05
一瞬、明るくなった。晴れろ々と願ったが、天に届かなかった。
これ以上天候の良くなる気配もなく諦めロープウェイ乗り場に向かいます。
2017年02月25日 12:11撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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2/25 12:11
これ以上天候の良くなる気配もなく諦めロープウェイ乗り場に向かいます。
天気が良ければ、樹氷高原駅まで歩いて下る予定でしたが、ここで登山を終了しロープウェイで降りました。
2017年02月25日 12:32撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2/25 12:32
天気が良ければ、樹氷高原駅まで歩いて下る予定でしたが、ここで登山を終了しロープウェイで降りました。
地蔵山よりロープウェイで降りると展望が開けた。
2017年02月25日 12:42撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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2/25 12:42
地蔵山よりロープウェイで降りると展望が開けた。
駐車場に戻りました。お天気でこのように賑わっていました。
2017年02月25日 13:05撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2/25 13:05
駐車場に戻りました。お天気でこのように賑わっていました。
安達太良SAより安達太良山を望む。すっきり見える和尚山。ガスが掛かる安達太良山。自宅からここまで235k、日帰り登山はむりかなぁー。でも、本当の空を見たい。
2017年02月25日 15:39撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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2/25 15:39
安達太良SAより安達太良山を望む。すっきり見える和尚山。ガスが掛かる安達太良山。自宅からここまで235k、日帰り登山はむりかなぁー。でも、本当の空を見たい。

感想

地蔵山からここまで吹雪の中を登って来たが熊野岳のルートが分からない。
暫くして後から登って来たパーティの後に付いた。
この吹雪ではルートを熟知した方でないと先行は無理だと思った。
後に付くのが申し訳なく、ありがたかった。
熊野岳のルートに乗った様だ。少し風が弱まり吹き溜まりが多くなった。
暫く進むと熊野岳山頂に着いた。吹雪の山頂は視界もなく感動は無かった。
グローブから手を出すのが辛いが記念の写真を撮った。
やがて皆さん早々に戻って行ってしまった。
一人に成ったが最強のホワイトアウトの中でも戻れると思った。
GPSがあるから・・・・だが不安だ。

数分後6名のパーティが見えたのでホッとした。
不安なので、ご一緒させていただくことを、お願いしたら
リーダーは二つ返事で受け入れてくれた。ありがたかった。
これから避難小屋で休憩し地蔵山に戻る予定の様です。
パーティの最後尾は若い女性のSLです。いろいろ気を遣ってくれありがたかった。

熊野岳避難小屋に数分で着いた。私は小屋に入らず周囲を歩いてみた。
これほどの吹雪での行動は経験できないと思ったからだ。
「カン」を頼りに下山方向に歩いてみた。
だが、避難小屋が観えなくなると不安に成った。
GPSを確認すると全く逆の方向に歩いていた。
自分の「カン」の悪さに気落ちする。
身を持ってホワイトアウトの怖さを感じた。
避難小屋に戻るのに真剣だった。

避難小屋での休憩は30分ほどで下山に掛かった。
CLはホワイトアウトの中、迷う事もなく下山コースに乗った。
強風の吹き荒れる中、地蔵山頂に戻った。
CLとSLにお礼を申し皆さんと別れた。

時間があるので樹氷帯に入りスノーモンスターの写真を撮った。
天気の回復を祈ったが、回復の兆しがないのでロープウェイで降る。
雪雲から抜け出すと青空が広がり素晴らしい展望を眺める事が出来た。
ゲレンデも賑わっていた。13時10分山麓に戻った。

今回は天候には恵まれませんでしたが、温かい人との触れ合いがありました。
それに最強のホワイトアウトの中での行動体験も出来ました。
蔵王山に感謝です。
13時30分。帰宅の途につきます。
おつかれ

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コメント

こんばんは
onenoboruさん、こんばんは。
悪天候のなか、無事下山できて良かったです。
お疲れさまでした。
つぼ足、わからなかったので調べました。
雪の状態で使い分けるのですね。
勉強になります
2017/2/28 20:24
Re: こんばんは
aobiki さん
おはようございます。
コメントありがとうございます。

怖いですね。ホワイトアウト
小屋の周辺を歩いてみましたが、方向感覚を失いました。
自分もノーマルなんだと知りました。
中々、体験できないので良いチャンスでした。
甘く見てはいけないですよね
パーティと一緒に行動したので安心でした。

つぼ足、了解です。
あのルートは雪が締まり意外と楽に歩けましたよ
この歳に成っても経験不足です。
では、よろしく
2017/3/1 5:57
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