錫杖岳
- GPS
- 06:05
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 1,235m
- 下り
- 58m
コースタイム
天候 | 雪のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
このところ錫杖が気になる。1月末に続きまたやってきた。前回は気温が高くて雪質が悪くて苦労した。今週末は気温が下がる予報。土曜日のほうが良さそうなので決行する。今回はクリヤ谷から2100Mコルへ登って山頂へ抜けるルート確認が目的。2時に川島Pに集合、2:30出発。6時頃に中尾Pに着。途中気温は−8℃。準備を済ませて6:30に出発。天気は曇りで小雪が舞っている。予想通り前回より雪が締まっていてコンディションがいい。登山口からアイゼンを着けて登り始める。雪がかなり降り始めてきていた。ガスの中から前衛壁がかすかに確認できた。大滝からの雪崩でできたデブリがすごかった。たぶん今週のどこかで雪崩れたものだと思われる。9時頃に岩小屋に到着。ここからはルートがはっきり分からずとりあえず3ルンゼへと続いていると思われるトレースを辿る。3ルンゼ取付き下部あたりから北側へトラバースし2100Mコルを目指して谷を直上する。ここからはトレースがないのでラッセルを強いられる。ところどころにデブリがたくさんあって雪崩が気になる。雪面は締まっている箇所と踏み抜く箇所がまばらにある状態。10時過ぎあたりから雪が止んできて晴れ間が見えるようになってきた。左右の岩壁には雪がこんもり積もっていていつ崩れ落ちてきてもおかしくない状況。最終上部の雪の塊を乗り越すと2100Mコルと思われる場所に到着。ここからアイゼン+ワカンを装備して稜線を上がると山頂へ到着。いつの間にか青空が広がり焼岳がきれいに見えた。穂高方面はガスがついていたが笠ヶ岳は真白くてきれいだった。十分な達成感に浸り下山開始。帰りはクリヤ谷へ直滑降するルートを進むことにする。気温が上がってきていて帰りも雪崩を気にしながら振り返りながら足早に降りた。今回、前半部は天気も悪く、ルートも不完全だったためいけるとことまで視察できればと思っていたが、山頂まで登ることができて大満足だった。はじめて使った手袋「テムレス」も終始活躍した!?
コメント
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お疲れ様でした。
冬期錫杖、日本離れした景色が見れられて、なかなか良かったですね。
今年はラッセルばかりしている気がします(*^ ^*)。
これで準備はだいたい出来ましたね。
是非、正面壁からの登頂を成功させましょう!
登頂時点では晴れていたので、晴れのイメージがあったんですけど
写真を見て前半では吹雪いていたことを思い出しました。
けっこう大変でしたね(笑)。
最終準備として南尾根から行っときますか(笑)??
PS:次の日は懲りずにボルダーに行きました。
またしても最後のマッチで失敗。
更にマットの下に偶然あった針金がマットを貫通。。。
無念、、、。
今週末錫杖に入るのですが3ルンゼまでのアプローチはトレース有りという事でしょうか?
1ルンゼと3ルンゼを狙っているのですがもし当時の状況分かれば教えて頂けるとありがたいです。
はじめましてgonbeさん
当日は先行者が1パーティ、後続に多分ですが、2パーティが3ルンゼに取付いていると思われました。なので3ルンゼ取付きまでは今度の天候が荒れない限りはトレースが残っているのではないかと思います。帰りは気温も上がってかなり踏み抜きが深くなっていました。
貴重な情報ありがとうございます。
参考にさせて頂きます!
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