黒斑山・蛇骨岳〜浅間山を眺めに
- GPS
- 04:27
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 593m
- 下り
- 574m
コースタイム
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
平日でしたのでガラガラでした。 トイレは冬季閉鎖です。少し先にスキー場が有りトイレが使えます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪が適度に締まっていてアイゼンで快適に歩けました。 特に危険な場所は有りませんが、黒斑山から蛇骨岳までは浅間側が切れ落ちていますので、近づきすぎないよう注意して下さい。 ワカン・スノーシュー・ピッケルを使う場所は有りませんでした。 登山口は高峰高原ホテルの道路をはさんだ反対側に有ります。 (ビジターセンター駐車場からもトレースが有りますが、標識は有りません) 登山口からすぐ左に分かれるのは中コースです。中コースは展望が無いので、主に下りに利用されているようです。 分岐をまっすぐ進み表コースに向かいます。 最初に小ピークを一つ越え、後はずっと槍の鞘まで樹林帯の登りです。 道は随所に赤布の目印が有りますので、悪天候時も間違えることは無いと思います。 途中避難小屋(噴火の際の避難用)を過ぎ、槍の鞘に登り着くと目の前に浅間山(前掛山)が大きく広がります。槍の鞘からは外輪山の上を歩くことになります。 一登りでトーミの頭、更に一登りで浅間山の監視カメラの有る黒斑山の一角に登り着きます。 黒斑山山頂はなだらかに伸びていて何処が一番高いのかよく分かりません。(標識が有る場所が最高点?) 黒斑山から少し下り、外輪山の崖沿いに進み、緩い登りを過ぎると蛇骨岳。 この辺りは外輪山の小さなピークに名前が付いているようで、一つ一つ大きく登ったり下ったりすることは有りません。 蛇骨岳の先にもルートは続きますが、殆どの方はここで引き返すようで、この先のトレースは期待できません。 下山はトーミの頭まで戻り、中コースを下りました。 中コースは展望は有りませんがほとんど登りはなく快適な下山ルートです。最後にスキー場に向かうコースと登山口に向かうコースの分岐が有りますので、分岐を左に向かうと出発した登山口に戻ります。 |
その他周辺情報 | 高峰高原ホテルの日帰り入浴に入りました。露天風呂は有りませんが大浴場からの展望が圧巻です。500円。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
前日の四阿山が好天に恵まれて予定通り登れたため、予備日を使って浅間山(黒斑山)に登ってきました。
浅間山は30年以上前に(登山規制が無い頃)山頂に登っているのですが、その後規制が始まり最近では火口周囲2Km以内は登山禁止とのことで、前掛山にも登れないためずっと遠ざかっていました。
ただ、浅間山は何処の山に登っても独特の山容でよく目立つため気になっており、機会を見て登ろうと思っていました。
今回は正に「機会」が巡ってきたことになります。
黒斑山を目的地にしてトレースがあれば蛇骨岳かその先行けるところまで行こう、との計画です。
四阿山を下りた後一旦家に帰っても良かったのですが、高速料金がもったいないとの貧乏な発想から麓で宿泊。
翌日起きてみると曇り空で、ちょっとがかりしたのですが、天気予報は「晴れ」だったので天気の回復を期待して登ることにしました。
登山口の高峯高原に向かって車を走らせて行くとどんどん天気が良くなり、何と登山口に着いたときは快晴、下界は一面の雲海が広がっていました。
天気が悪かったのでは無く、雲海の下にいただけでした。
昨日と打って変わって、今日は遠くの山々まではっきり見える大快晴!
雲海の上に浮かぶ八ヶ岳の姿は、これを見ただけでもここまで来た甲斐があったと言えるものでした。
事前の情報で、雪が良く締まっていてスノーシューやワカンは不要との事だったので、今日はスノーシューは持たずに出発しました。
登りは展望の良い表コースから、登り始めてみると確かに雪は堅く締まっており歩きやすい状態、ただ少し堅すぎて滑るため途中からアイゼンを履きました。
昨日以上に良い天気で、今日は遠くの展望も利くため立ち止まって写真を撮ったり景色を眺めたりばかりでなかなか進めませんでしたが、歩きやすいコースで簡単に槍の鞘まで登り着きました。
ここで初めて目の前に浅間山の大展望が広がります。
圧倒的存在感、山頂からの噴煙も力強く、いかにも「浅間山」のイメージそのものの姿でした。
槍の鞘から一登りでトーミの頭、ここからは浅間山の外輪山の上を歩くことになり浅間山の雄大な姿を眺めながらの楽しい道です。
トーミの頭の次は今回の目的地の黒斑山、この辺りは外輪山の小さなピークに名前が付いているようで、大きなアップダウンは無く楽々と山頂に立てました。
黒斑山の先もしっかりしたトレースが有ったためそのまま進み蛇骨岳へ、ここもあっという間に着きました。
蛇骨岳から先は薄いトレースしか無かったため、今日はここまでとしゆっくりとランチタイムにしました。
今日も快晴でほぼ無風、まるで春山のような暖かさでゆっくりできました。
目の前の浅間山の雄大な姿や昨日登った四阿山、遠く北アルプスや、上越国境の真っ白な山々を眺めながら贅沢なひとときを過ごしました。
下山は黒斑山、トーミの頭と登り返しになりますが、どちらもたいした登りでは無いため楽々と進みました。
下山は中コースへ。こちらは樹林帯で展望は利かないものの、殆ど登りは無く歩きやすい道でした。
あっという間に下山完了。ちょっと短くて物足りない感じもしましたが楽しいスノーハイクの1日となりました。
yamayaさん、お久しぶりです。
2月も安達太良山に始まり、那須・茶臼岳、四阿山、黒斑山と雪山満喫の山歩き、前半の安達太良山と那須・茶臼岳は風も強く大変だったようですね。グリーンシーズンでも風が強いと那須はキツかった覚えがあるので、冬は季節風も強いので爆風と言った方が正しいのかな?
それにしても今年は雪が多く降ったので、安達太良山はトレースがあれば少しはラクになるんでしょうが、腰までのラッセルはすごいですね。
そして後半にはyamayaさんには楽勝の四阿山は初めてのスノーシューで楽しみ、黒斑山と蛇骨岳は浅間山を眺めながらの雪山ハイキングと言ったところでしょうか。
前半は厳しい天気でしたが、後半の両日は天気に恵まれ北アルプスの山々も眺められ、気持ち良い雪山歩きだったと想像できます!
私の方は1月後半からは降雪もあり大好きな深雪パウダーを求め、滑ってばかりおりました(^^;)、今シーズンの新雪パウダーも少なくなってきましたが最後の降雪を待っているところです。
そんなこんなで、雪山歩きの方もそろそろ始めようかなと考えている今日この頃です。
yamayaさん、次はどこに行くのかな?
ではでは。
opiroさんこんばんは
スキー三昧の冬を過ごされているようですね
今年は雪が良い感じに降っているので、私も思う存分雪山を楽しんでいます
この冬はいつもと方向性を変えて、冬は行ったことが無い山を集中的に登りました。
どの山も日帰りで登れるお手軽な山でしたが、一つ一つが個性の有る山でなかなか楽しめました。(安達太良山はちょっとキツかったですが )
気がつけばもう3月ですね
だんだん春山になってきますが、今月も精力的に雪山を狙って行きたいと思っています。
今シーズンはまだ北八ヶ岳に行ってないので、今月は行こうと思っています。
opiroさんもまたスキーや山の記録をアップしてください。
いつもコメントありがとうございます。
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