甲斐駒ケ岳(黒戸尾根日帰り)

2010年08月07日(土) [日帰り]

• GPS: 10:49
• 距離: 24.1km
• 登り: 2,975m
• 下り: 3,090m

コースタイム

05:00 駐車場出発
06:32 笹の平分岐点
07:30 刃渡り
07:48 刀利天狗
08:22 五合目小屋跡
09:00 七丈第一小屋
09:52 八合目御来場
10:56 駒ケ岳神社本社
11:02 甲斐駒ケ岳山頂到着 〜 11:32 山頂出発
12:21 八合目御来場
12:50 七丈第一小屋
13:28 五合目小屋跡
14:57 笹の平分岐点
16:00 竹宇駒ケ岳神社
16:10 駐車場到着

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

竹宇駒ケ岳神社の駐車場(無料)

写真

駐車場を出発。同じタイミングで数人が出発していた。

ちょっと笑ってしまった標識。大雑把過ぎる現在位置。

刃渡りにて。左側はほぼ切れ落ちてたけど樹が生えているのでそこまで気にならなかった。

刃渡りの入り口から左手方向。遠くに富士山が見える。

五合目の辺り、一度降りきった辺り。山岳信仰の名残が今も残る。

建て増した橋。いきなり出てくるから不安になるけど大丈夫だった。

八合目御来場。ガスり始めてた視界が一瞬晴れた。

垂直な鎖。でも岩にくぼみが出来てて手がかり、足がかりには困らないので結構登り易い。

別の鎖場。見上げてるからこんなだけど実際はほぼ垂直。気分はフィールドアスレチック。

去年行った摩利支天。ガスってて分からなかったけどV字になってるところは怖い。

これも山岳信仰の名残。草履とかの時代にあそこに登ったのだろうか。

岩の手前側はすとんと切れ落ちてて、そこの縁近くを登っている人が見えてちょっと思考停止。自分が登る時は思いっきり逆側を登っていきましたよ。

駒ケ岳神社本社。昨年はこれに気付かず下山したので初。

山頂。北沢峠側からの登山者がすごく一杯。

山頂近くの道。道のすぐそばがえぐれていたので近寄ってみたら…

ギャァァァ…

登りはヨイヨイ、下りは…

登りの時撮り忘れた、七丈第一小屋手前のハシゴ。結構垂直、しかも長い。降りた先もハシゴだし。

七丈小屋まで荷揚げできなかったので食事提供はないよ、という案内。

鎖が連続する辺りにはシシウドが咲いていて、ハナカミキリやハチが結構飛んでいた。

感想

yac-

やっぱり一度は黒戸尾根で甲斐駒に、という思いが強くなってきたので蝶の写真撮りの予定を変更して竹宇駒ヶ岳神社の駐車場へ。七丈小屋で一泊するつもりで食料1.5日分だけ持って出発したら荷揚げができないので食事提供なしよ、という看板が立ってたので急遽予定変更。自分の足で山頂からの下山5時間程度と見積もって、昼の12時までに辿り着けたところで折り返す日帰りの予定にしました。

高所恐怖症の自分が一番危惧していた刃渡りは、真ん中に鎖が設置されていたのと左右に結構樹が生えていたので案外すんなりと通過でき、一度下ってからの登り返しもそんなにきつくは感じず、七丈小屋まではすんなりと到着しました。ただ、八合目御来場を過ぎた辺りから息が上がりやすくなってだいぶペースダウン。それでも山頂まで天気が持ってくれ、道中すばらしい眺めを堪能することができ途中折り返しすることも無く登頂できました。

下る頃にはガスってきて…後はひたすら延々と下る(たまに登り返し)だけ。竹宇と横手の分岐点からが体感的にもっともきつかった気がします。山歩く時はストックは使わないのですが、ステッキ一本くらい持っておいた方が足がへろへろになった時に楽かな、とちょっと思いました。

☆高所恐怖症ポイント
盛りだくさん。
・刃渡りは余計なことを考えなければそんなに気になりません。下りの時に刃渡りの途中で立ち止まってあそこはどうなってるか、とかいろいろ想像したら結構怖かったです。
・ハシゴ、鎖は登りは(振り返らなければ)大丈夫です。下りは高度感が結構…
・写真にも載せましたが、山頂近くは道のすぐ近くが切れ落ちてたりして怖いところは怖いです。両側が切れ落ちてるところは無かったと思うので、反対側に寄れば大丈夫…かも。