朝日連峰 石見堂岳、赤見堂岳 周回「雪原が素晴らしい」
- GPS
- 08:16
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,297m
- 下り
- 1,300m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り 午前中は少し風強め 稜線は強風でした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■取り付き〜石見堂岳 小桧原橋から112号方面へ少し戻った辺りから取り付いた。 まず道路の雪壁を登らなくてはならない、高さは2mほど 誰かが登ったのだろうか、雪壁に少し段差ができていたので這い上がるのはさほど苦労はなかった。 雪質は凍っていたが、足を乗せるとパリパリと沈む程度。スノーシューを利用した。 登り始めは傾斜が少しキツイ、しばらく登ると尾根状になる。 先駆者たちのレコを参考にして登ったが、まだ雪は安定しており、クラックやデブリなどはなく特に危険個所は見られない。 P951辺りから雪質はパウダー状に変った。この先、傾斜がキツイ急坂になる。 パウダーで踏ん張りが効かず、ジグで対応した。 石見堂岳のピークは所々クラストしていた。 ■石見堂岳〜赤見堂岳 小さなアップダウンが少しあるが基本緩やかな登り。 尾根は広がり歩いていて気持ちが良い。 P1355は登らずトラバースして進んだ、アイゼンのほうが確実だが、この日はスノーシューでも特に問題はなかった。 赤見堂岳直下の登りになると雪質はクラストに変った。 赤見堂岳のピークは標識もなにもなく?一番高い所を山頂にした。 ■赤見堂岳〜P1327〜P606.6〜ゴール地点 障子ヶ岳へ続く稜線を歩きP1327から尾根を下る。 この日は視界が良くルート取りは問題はなかったが、広い尾根なので視界不良時は特に注意が必要。 下山に使った尾根も広く、雪原のよう、下って行くと似たような尾根が多々あり、ルートファインディングが必要になる。細尾根などもあったが今回はまだ雪が安定していて通過は特に苦労はなかった。もうすぐすると気温も上がり崩壊が始まり危険度は増すだろう。 P606.6からの下る尾根の判断が難しい、最初北側の尾根を下ろうと考えたが傾斜がきつく、気温が上がり雪も腐れ雪状態で踏ん張りが効かなく危険だったので、南側の斜面を降りた。 |
その他周辺情報 | 大井沢温泉ゆったり館 300円 |
写真
装備
個人装備 |
フリース
アンダーシャツ
ソフトシェル
ハードシェル
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
サブザック
アイゼン
スノーシュー
ピッケル
行動食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
スマホ(GPS)
時計
サングラス
ストック
カメラ
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感想
積雪期限定の山
限定という言葉に弱い日本人、自分も同様です。
今回向かった山は積雪期限定、朝日連峰北端の石見堂岳、赤見堂岳。
初めての山なので、先駆者たちの山行記録を参考にしようと眺めていた訳だが、3月上旬の記録がなく、あるのは3月中旬以降。
果たして登れるものなのだろうか、不安を抱きつつ向うことになった。
西川町大井沢は道路わきにまだ2m以上の雪壁があった。さすが大井沢豪雪地帯なだけあるな。その2mの雪壁を這い上がり尾根に取り付く。
過去の山行記録を見るとデブリやクラックなどで苦労すると書かれていたが、雪はまだ安定していてデブリも見られなかった。石見堂岳まではこの日に限って言えば特に危険個所はなかったと言えるだろう。
石見堂岳から赤見堂岳へ続く尾根は魅力的で結構距離があるように思えたが、実際はそれほどでもなくとても快適に歩くことができた。
天気が良かったのので大朝日岳や以東岳などの眺めも期待していたのだが、残念ながらこの日は見えることはなかった、また今度。
赤見堂岳から障子ヶ岳までの稜線もまた興味がそそられる尾根だ、ここも積雪期限定らしいので、いずれ歩いてみたい尾根の一つになった。
下山は隣の尾根を降りることにした、この尾根がまた楽しい、広い尾根で一面雪原のようになっていた。樹木が少なく歩き放題。思わず駆け回りたくなってしまいました。快適な下山を楽しんでいたら、思わぬ落とし穴が、文字通り穴に落ちた。ツリーホールに気づかず、胸まではまってしまった。幸いなことに穴が大きく手足が動かせたので何とか脱出することができた。初めてツリーホールに落ちて恐怖心が芽生えてしまった。ツリーホールに怯えつつ慎重に歩くこと重視した。
下って行くと似たような尾根が多々あり、ルート取りを間違えないように注意してGPSで位置を確認しつつ下る尾根を選らぶ、P606.6から降りるルートが今回一番考えることになった。結局傾斜が緩そうな南側斜面を降りたが、降りた先の大桧原川沿いは支流がいくつがあり、素直に歩くことはできなかった。山際に少し戻り沢を回避して農道へ出ることになった。車道への降りるにしてもまた2mの雪壁を降りなければならないので下降には十分注意したい。
コメント
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manimaniさん 今晩は
ベストのタイミングで行かれましたね。
綺麗だぁ〜
晴れて、深雪でも無く、クラックも無く。
羨ましい‼
12番の写真は釣りでしょう?
白三角は小朝日岳。
ベストタイミングでした
もっと危険な山なのかと思っていました、時期が良かったんですかね。
もう少しするときっと危険度は上がるんでしょう。
おかげさまで最高の眺めを見ながら歩くことができ大満足です
12番の写真
あ、そうかぁ小朝日かぁ、見えていたのか。
大朝日もずっと見えなかったもので小朝日も見えていないものだと思っていました^^;
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