観音平から編笠山と権現岳を狙うも 〜雪山初テン泊のラッセル添え〜


- GPS
- 26:22
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,426m
- 下り
- 1,413m
コースタイム
- 山行
- 7:12
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 8:14
天候 | 両日ともに快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
神奈川某所より中央線で小淵沢まで。 小淵沢駅から観音平ゲートまでタクシーで2,000円位。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
観音平ゲートより屏風山の展望台直前まで積雪なし。 その先は踝から膝位までの積雪量。 山頂直下の疎になった樹林帯あたりでツリーホールに ハマると腰以上踏み抜く個所もあり。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
アイゼン
ピッケル
スコップ
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
|
---|
感想
いつか冬季八ヶ岳の縦走なんて出来たらな。
などと考えたときにhanayans的には観音平からスタートしたいす。
今回は観音平ゲートから編笠山と権現岳を目指そうと思い行ってまいりました。
冬季ルートは、
・編笠山→富士見高原スキー場から
・権現岳→天女山入口から
が人気でトレースを期待できるのは分かっていたのですが、
ラッセル覚悟の入山です。
そして案の定、トレース無しのラッセル天国wを経験してまいりました。
トレース消失は雲海展望台と押手川の中間地点でした。
押手川まではトレース無しといっても踝から脛位までの積雪量で、踏み抜きも
少なく、順調に進んでいきましたが、押手川から始まる直登ルートの一人ラッセルは
なかなかの経験でした^^;
GPSログによると。
(初日)押手川15:36分発で、最高点2465m 18:19(2:43分)
(次の日)ビバーク地点より前日最高点07:31、山頂08:15(0:44分)
で3:27分かかりました。
コースタイム85分なので207分/85分=2.4倍です。かかったな、、、
基本は急登、踏み抜き地獄をガシガシ体力勝負で登っていけば良いwルートですが、
危険を感じたのは山頂直下の樹林帯が粗くなって来た辺りでした。
おそらくハイマツ等の背の低い樹木が雪面化に潜んでおり、そこを踏み抜くとズッポリ腰以上まで沈んでしまいます。
ズッポリ踏み抜いた時に雪面下で左足を枝に挟み。這い出そうとしてもがいてると尻もちを付きお尻で踏み抜いてしまい、そのはずみで枝に引っかかっている足にテンションが加わり、折れるんじゃないかって一瞬ぞっとしました。ツリーホールというんですかね?十分注意して臨みましょう。
山頂まで標高差100mないくらいの地点でしたが、その時点で当日中に青年小屋に行くのを諦めてちょっと下がりビバークしました(2400m付近。ビバーク地点の真上に梯子が出てたかな?)
多少急斜面でしたが整地を初めてテント設営まで2時間を要し、冬山初テン泊はエライところでのビバークとなりました^^;
でも雪山はいいな、自由度があって。風も穏やかで静かな樹林帯内で過ごす夜もいいものだなと。快適に感じたのは先月購入した冬用シェラフによる所も大きかったです。冬山は中途ハンパな装備じゃいか〜〜ん、と思い奮発したモンベルの#0は朝までぬっくぬくでした。当日の気温では結構なオーバースペックでしたけどね^^
翌日ですが、テントを撤収して青年小屋でデポ→権現アタックも頭をよぎったのですが、帰りが不安すぎるので、最後までラッセルして編笠山まで行くってことに。昨日の感じからピッケルは役に立ちそうもないのでストック2本とアイゼン、ハードシェルで山頂を踏んできました。
八ヶ岳とは思えないほど静かな山行でした。単独行の一人ラッセルで不安を感じた瞬間もあったのですが、終始天候に恵まれ、太陽の熱量に随分と励まされつつ無事に帰ってくることができました。
雪山初シーズン、八ヶ岳をシガンでおりましたが、
・天狗岳×(お寝坊さん)
・硫黄岳〇
・赤岳×(お寝坊さん)
・編笠山〇、権現岳×
で5戦2勝3敗っす。特にリベンジはしないっす。気が向いたらまた来ます。
そろそろ他の山域に行こうかな。
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