北面白山


- GPS
- 07:39
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 911m
- 下り
- 899m
コースタイム
天候 | ガスと小雪、のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
付近にポストは見つけれられませんでした 雪面表層が滑りました。 面白山駅〜天童高原スキー場 雪は薄いところもありますが、地面が露出しているところはありません。 登山道へは標識が立っています。スノーシューでクルブシ程度までしか沈みません。 ある程度 硬い雪の上に新雪が載っています。 天童スキー場〜三沢山 尾根をたどります。尾根の南側が切れ落ちてます。尾根が狭くなっているところがありますが、通過に困難はありません。 尾根上にピンクテープ多数。スノーシューで足首程度。吹きだまっている所でもスネ。 三沢山〜北面白山 尾根の北側に雪庇。樹林帯ではクラストした古い雪の上に薄く新雪が載っています。 尾根歩きなので道はわかりやすいです。 樹林が切れると 風で雪が飛ばされクラスト面が出ています。スノーシューでは歩き辛くアイゼンに変更しました。積雪はアイゼンで膝。 北面白山〜カモシカコース875m地点〜面白山高原駅 コースにピンクテープや分岐表示などの判りやすい目印はほぼありません。夏道はほぼ尾根を通り、通過は容易です。尾根を曲がって降りるところが何箇所かあるので気をつけて進みます。クラストバーンに薄く雪が載っています。スノーシューでは歩き辛いのでアイゼン使用。 |
その他周辺情報 | 駅周辺に自販機や店舗はありません。 待合室と駅を出てすぐに簡易水洗トイレ |
写真
装備
個人装備 |
ゲイター
アイゼン
スノーシュー
|
---|---|
備考 | 今回の雪はスノーシューでは失敗でした。ワカンを持っていけばよかった。 |
感想
山中一泊でノンビリ行こうかと計画を立ててたのですが、出発直前に用事が入ってしまい予定変更。しかしパッキンまで済ませていたのでとりあえず泊まり装備一式担いで出発します。
前日は街中でも時折小雪が舞っており、山は積雪が予想されます。ここ数日は大分暖かくなっているので雪も締まってきているかとは思いますが、雪が新たに積もってるとなると装備に頭を悩ませます。悩んだら安全側という事でスノーシューを持参することにしました。
誰も居ない面白山高原駅を後に登りだします。朝の冷え込みはそれほどきつくありません。雪も積もっていますが思ったより新雪は薄くそれほど潜りません。
天童高原へ向かう登山道に入るとすぐ急坂になり、登るうち徐々に積雪量が増えて汗が噴き出してきます。尾根を登っていきますが特に歩き辛いと言うことはありません。スノーシューもしっかりグリップしてくれ気持ちよく進めます。ゲレンデを圧雪している音が聞こえてくると天童高原に到着です。
天童高原キャンプ場(冬季休業中)を抜けて三沢山を目指します。三沢山までは尾根通しに進んでいきますが、ピンクテープがいたるところに付けられているので迷うことは無さそうです。
緩やかに登っていく尾根の勾配がきつくなってくると三沢山が近くなってきます。積雪はスノーシューを履いてクルブシ程度。三沢山が近づいてくるとだんだんスノーシューのグリップが悪くなってきます。硬くクラストした雪面の上に薄く新雪が載っているためスノーシューで乗ると踏んだ新雪ごと滑り落ちてしまいます。三沢山を過ぎると勾配が更にきつくなり諦めてアイゼンに履き替えます。雪は膝までになりますが、滑らないので楽に進めます。
三沢山から一旦少しだけ下がってから北面白山に向かいますが、この辺りに小さな雪庇が出来ています。よけて歩くのは特に問題ありません。北面白山の山頂近くなると樹林帯が切れ風が強くなります。雪も風で飛ばされて硬いバーンが出てアイゼンが良く効きます。
北面白山の山頂は強風とガスでホワイトアウトしていました。10m先が見えません。山頂の北面白山の標識もエビの尻尾で隠れていました。ごしごしこすり落として写真を撮っていると 先ほどまでかいていた汗で体が一気に冷えます。長居は無用なので早々に通過します。
北面白山からカモシカコースを下りますが、こちらは先ほどまでと違って赤布やテープ、標識の類はほぼありません。基本的に尾根を降りていきますが途中 何箇所か折れるところがあるので、地図で確認しながら通過します。雪質は登ってきたときよりも重く湿った雪になります。山頂から少し降ると林になり雪も深くなります。膝下くらいになるのでアイゼンを脱いでスノーシューに履き替えます。しかしやはり新雪のすぐ下に硬い面があってスノーシューではかなり歩き辛く、結局アイゼンに履き替えました。所々で小さい雪庇がありましたが、特に問題があるところはありませんでした。
カモシカコースは尾根にコースがあるので、雪があっても夏道をたどれば大丈夫なのですが、下りきった最後だけ沢の中を通るように出来ています。ここを通りたくなかったのですぐ横の崖を下りましたがどっちを通っても大差ないかもしれません。
帰りの電車を待つ間、周りに時間をつぶせるものは何もありません。待合室も結構寒いので気をつけてください。
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