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Yamareco

記録ID: 1091852
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ハイキング
奥武蔵

竹寺から子ノ権現を経て御岳神社へ(小床峠経由)

2017年03月24日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
9.9km
登り
803m
下り
863m

コースタイム

日帰り
山行
3:49
休憩
0:49
合計
4:38
9:45
40
10:25
6
10:31
10:46
20
11:06
39
11:45
28
12:13
12:47
21
浅見茶屋
13:08
23
13:31
18
13:49
34
14:23
天気の所で書きましたが、本当は今日は別用で休暇を取ったのに前日の夕方にそれがキャンセルになったので急遽どこかに行こうと言う事にしました。

但し平日なのでなるべく通勤方向の電車には乗らないと言う事から飯能近辺の山と言う事にし、そう言えば今年の1月7日の子ノ権現登山では浅見茶屋で一時間半も待たされた結果その後の小床峠経由吉田山経由吾野行きを断念したのを思い出し、だったら小殿BSから竹寺を経て子ノ権現に行ってその小床峠の経路に行こうと決めました。
天候 晴れ

当初計画では明日土曜日にどこかに行こうかと思っていました。しかしながら土曜日の週間予報はあまり芳しくありません。土曜が近づくにつれてやや良い方向に向かっていました。そんな時、本当はある用事で本日金曜日を休暇にしていたのが前日の夕方に突然キャンセルになって、だったら土曜日より天気の良い金曜日にと今日を選びました。

天気予報どおりの晴天で、朝方はやや雲が多いけど日中は晴れると言う予報どおりとなりました。都内は昼から風が強くなったみたいですが、今回のコースは北西に開けた場所では北西の風が冷たかったものの、それ以外では風は何ともありませんでした。
過去天気図(気象庁) 2017年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
・小殿BS→竹寺
国土地理院の地図を見た事のある人なら気づいていると思います。小殿BSから竹寺へ登る道は実際よりずっと名郷寄りから始まり、しかも一直線になっています。国土地理院の登山道の記述はあまり実情を反映していない事が多いのですが、それにしても酷すぎると前回の竹寺訪問の時に思っていました。
前回は道を辿るのに精一杯で気が付きませんでしたが、今回は二度目(但し逆方向)と言う事で周りを見る余裕が出来たら変な事に気が付きました。
登山道をショートカットしている道らしきものが存在します。九十九折の登山道にはよくある傾向ですがそれにしてもはっきりとあります。ひょっとしたら遥か昔の竹寺への登山道は一直線に急坂を登る(下る)道だったのではないでしょうか。それが国土地理院の地図に記載されている道なのではないでしょうか。
現在の登山道はそれなりの斜度はあるものの上述の様に九十九折となっているのであまり苦になりません。前回この道を下った感想では「下りでも単調なので登りはちょっと辛いかもしれません」と書きましたが、どうと言う事もなく登れました。

・竹寺→豆口峠
最初やや斜度のある登りがありますが、それ以降は楽な道です。

・豆口峠→子ノ権現
豆口峠の直後に少し登りがありますが、それ以降は楽な道です。

・子ノ権現→浅見茶屋
子ノ権現と吾野のメインルートです。ここも九十九折でほどほどの斜度で下る事が出来ます。

・浅見茶屋→小床峠
さて、ここが今回初めて通る道です。昨年2月27日に小床峠を通った時に「浅見茶屋まで5分」と言う場所があり、是非とも一度通ってみたいと思ったルートです。登山詳細図では青いルートとなっている場所です。まず浅見茶屋付近のどこから入れば良いのか何も案内がありません。しかし方角的にそこしかないと言う場所から入り、登山詳細図に記載されている「祠」があったので正しい入り口だと認識しました。
しかしその後がまた分かりません。何しろあっちにもこっちにもピンクテープがあります。論理的な方角と登山詳細図で九十九折の道の記載があった事からこっちだなと思った方向に進み、そこが正しい道でした。但し分かりにくいので初心者はやめた方が良いでしょう。道は難しい場所は無いのですが。どちらかと言うと登ってから小床峠へ向かう道の方が片側に落ちている細い道なのでそちらの方が注意が要ります。

・小床峠→吉田山→御岳神社→吾野駅
まあまあ分かる踏み跡です。そこそこのアップダウンがあります。行ってはならない方向にははっきりしたバリケードがありますし、そこで周りを見渡すと小さいながら道標もあります。注意すれば迷いません。
驚いたのは御岳神社の先です。すごい階段w
これは東郷公園からここまで登るのは大変ですね。
その他周辺情報 トイレは小殿BS、竹寺、子ノ権現にあります。
浅見茶屋は冬の鍋焼きうどんは終了しています。
9:45 小殿BSを出発。
小殿BSにはトイレまであるのが親切です。
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9:45 小殿BSを出発。
小殿BSにはトイレまであるのが親切です。
名郷方向にちょっと歩くと程なくして竹寺への登山口です。
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名郷方向にちょっと歩くと程なくして竹寺への登山口です。
これです、これ。
左が登って来た九十九折の登山道です。しかし上から真っ直ぐ一直線に下りる、いや落ちる道らしきものがあります。ひょっとしてこれが国土地理院に書かれている真っ直ぐな「道」ですか?
だとしたら完全に廃道ですね。これを下りに使ったら滑落の危険性が高すぎると思います。
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これです、これ。
左が登って来た九十九折の登山道です。しかし上から真っ直ぐ一直線に下りる、いや落ちる道らしきものがあります。ひょっとしてこれが国土地理院に書かれている真っ直ぐな「道」ですか?
だとしたら完全に廃道ですね。これを下りに使ったら滑落の危険性が高すぎると思います。
10:25 八幡坂ノ頭。
道標通りに進むと楽に竹寺に行けます。
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10:25 八幡坂ノ頭。
道標通りに進むと楽に竹寺に行けます。
10:31 竹寺到着です。
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10:31 竹寺到着です。
竹寺は何度来ても良いですね。
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竹寺は何度来ても良いですね。
ミツマタの花かな。
枝が三叉になってるし。
などとちょっとのんびり水分補給したりして10:46出発
今日はこの先があるので。
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ミツマタの花かな。
枝が三叉になってるし。
などとちょっとのんびり水分補給したりして10:46出発
今日はこの先があるので。
11:06 豆口峠到着です。
11:06 豆口峠到着です。
11:31 はて前回こんなものあったかな。
これを目印にするとここから子ノ権現までは凡そ15分でした。
あと少しです。
11:31 はて前回こんなものあったかな。
これを目印にするとここから子ノ権現までは凡そ15分でした。
あと少しです。
11:41 例の手の見える場所。
梅がよく咲いてますね。
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11:41 例の手の見える場所。
梅がよく咲いてますね。
11:45 子ノ権現に到着です。
今年1月7日に奉納した草鞋がありました。
お参りをしてすぐ下山へ。
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11:45 子ノ権現に到着です。
今年1月7日に奉納した草鞋がありました。
お参りをしてすぐ下山へ。
平日と言う事もあって、右のお店しかやっていませんでした。
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平日と言う事もあって、右のお店しかやっていませんでした。
12:13 浅見茶屋に到着です。
1月7日は一時間半待たされたのですが、今日は私が入った時はお客さんは他に誰もいませんでしたw
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12:13 浅見茶屋に到着です。
1月7日は一時間半待たされたのですが、今日は私が入った時はお客さんは他に誰もいませんでしたw
そんな訳で15分ほどで肉汁釜揚げうどんが到着。
ああ、今日はゆっくり食べられる。
おつゆも全部飲み干して12:47に浅見茶屋を出発しました。
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そんな訳で15分ほどで肉汁釜揚げうどんが到着。
ああ、今日はゆっくり食べられる。
おつゆも全部飲み干して12:47に浅見茶屋を出発しました。
さあ今日新たに入る道です。
浅見茶屋からほんのちょっとだけ子ノ権現に戻った所。
ここからだろうなと右に入って行きます。
さあ今日新たに入る道です。
浅見茶屋からほんのちょっとだけ子ノ権現に戻った所。
ここからだろうなと右に入って行きます。
なんかそれっぽい。
なんかそれっぽい。
これが登山詳細図で書かれていた「祠」なんでしょうね。
これが登山詳細図で書かれていた「祠」なんでしょうね。
入ってまもなく。
この付近が分からない。辛うじてピンクテープが見えます。
しかしこことは別にずっと左の方の踏み跡らしき方向にもピンクテープがありました。しかも二つも。
しかしながら登山詳細図によると方角的にはこっち。
しかもこの後九十九折が出現するので登山詳細図どおりだとそのまま進みます。
入ってまもなく。
この付近が分からない。辛うじてピンクテープが見えます。
しかしこことは別にずっと左の方の踏み跡らしき方向にもピンクテープがありました。しかも二つも。
しかしながら登山詳細図によると方角的にはこっち。
しかもこの後九十九折が出現するので登山詳細図どおりだとそのまま進みます。
12:59 小床峠ルートの道と合流しました。
昨年2月27日に見つけた「浅見茶屋5分」の標識です。
登りでしたが、浅見茶屋からここまで12分かかってます。多分下りでも5分は無理かな。でも6分とか7分なら5分の範疇か。下り方向なら迷わないでしょうし。
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12:59 小床峠ルートの道と合流しました。
昨年2月27日に見つけた「浅見茶屋5分」の標識です。
登りでしたが、浅見茶屋からここまで12分かかってます。多分下りでも5分は無理かな。でも6分とか7分なら5分の範疇か。下り方向なら迷わないでしょうし。
誰が見たってバリケードと通行注意の看板が無いと真っ直ぐ行っちゃいますよね。しかもピンクテープあるし。ひょっとしたら小床峠付近は林道の開削があって、古い登山道は削られてしまったのかもしれません。昔はここを真っ直ぐ小床峠に向かっていたのかも。
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誰が見たってバリケードと通行注意の看板が無いと真っ直ぐ行っちゃいますよね。しかもピンクテープあるし。ひょっとしたら小床峠付近は林道の開削があって、古い登山道は削られてしまったのかもしれません。昔はここを真っ直ぐ小床峠に向かっていたのかも。
13:08 小床峠に到着です。
小さい案内図が増えてますね。
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13:08 小床峠に到着です。
小さい案内図が増えてますね。
小床峠の複雑な構造。
太い道は全部まやかしだ!w
廃道は多分見ても分かりません。
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小床峠の複雑な構造。
太い道は全部まやかしだ!w
廃道は多分見ても分かりません。
13:31 吉田山に到着です。
この手前にちょっとしたキツイ坂がありました。
吉田山の新旧プレートの下に何か掘った文字があります。
「通行ハ可(急坂)」ですかね?
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13:31 吉田山に到着です。
この手前にちょっとしたキツイ坂がありました。
吉田山の新旧プレートの下に何か掘った文字があります。
「通行ハ可(急坂)」ですかね?
バリケードされている道があるんですよ。
しかし登山詳細図でもこの先は「城跡」で途絶えてるのですが。
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バリケードされている道があるんですよ。
しかし登山詳細図でもこの先は「城跡」で途絶えてるのですが。
まあこちらの道も結構険しいのです。
ここを下りて来ました。
ロープがありますが、これは身体を支持するロープではなくて右に間違って行かない様にと言うロープだと思います。
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まあこちらの道も結構険しいのです。
ここを下りて来ました。
ロープがありますが、これは身体を支持するロープではなくて右に間違って行かない様にと言うロープだと思います。
13:49 御岳神社です。
山中に突如として出現した立派な本殿。
地図で見ると本当に山の奥にあるので小さい本殿かなと思ったら全然違います。
この本殿の右側から下りて来ました。
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13:49 御岳神社です。
山中に突如として出現した立派な本殿。
地図で見ると本当に山の奥にあるので小さい本殿かなと思ったら全然違います。
この本殿の右側から下りて来ました。
もっと驚いたのはこの階段
え?ちょっと待って、ここ未だ全然標高あるんだけどまさかここを真っ逆さまに落ちて、いや下りてくの?
迂回する道は見えますが、ここは腹をくくって階段を下りました。
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もっと驚いたのはこの階段
え?ちょっと待って、ここ未だ全然標高あるんだけどまさかここを真っ逆さまに落ちて、いや下りてくの?
迂回する道は見えますが、ここは腹をくくって階段を下りました。
ここを下りて来ました(未だ途中)。
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ここを下りて来ました(未だ途中)。
13:59 東郷元帥閣下像
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13:59 東郷元帥閣下像
14:05 下りて来ました。
東郷公園の梅林。
電柱が無ければ・・・
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14:05 下りて来ました。
東郷公園の梅林。
電柱が無ければ・・・
14:23 吾野駅に到着。
ステラのまほうのたまちゃんがお出迎え。
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14:23 吾野駅に到着。
ステラのまほうのたまちゃんがお出迎え。

装備

個人装備
メッシュ下着 長袖下着 黒シャツ Yシャツ ダウンベスト 冬ジャケット
丁度良かった

感想

以前成し遂げられなかったのを繋いだルートでしたが、結構収穫がありました。

一つ目はあくまでも推測ですが竹寺と小殿BSを結ぶ登山道は昔は一直線の急坂だったのではないか。それがあまりにキツイ為に九十九折の登山道が開拓されたのではないかと言う点です。実際に歩いてみたいところですが、私ごときの力量では難しいですね。滑落経験もありますし。

二つ目は浅見茶屋から小床峠へ登る道です。これは分かってしまえば難しい道ではありません。但し今回のルートは浅見茶屋からあのまま吾野駅に行くのと比べると滅茶苦茶大変なので「時間が余った、体力も余った、舗装道路を歩くのは気に食わん」と言う方だけにお勧めしますw
浅見茶屋から西吾野駅へ抜ける道としては使えますね。小床峠から西吾野駅への道を下りれば良いだけで、あの道は楽ですから。

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