船形山 定義から
- GPS
- 11:31
- 距離
- 24.8km
- 登り
- 1,550m
- 下り
- 1,548m
コースタイム
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 6:54
- 山行
- 4:11
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 4:12
天候 | 一日目、小雪 2日目、ガス後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
横川林道 まだ車で通行は出来ませんが、まもなく通れるようになりそうな勢いで雪が解けています。日当たりの良いところに雪はありません。スキーを履いたままでは通れません。 登山道入口〜4km地点 登山口付近では所々で雪が切れていますが、全体に雪があります。水分を含んだ重い雪。あまり沈みません。 4km地点〜雪庇尾根 十分な雪が残っています。重い春の雪。あまり沈みません。 雪庇尾根 硬く締まった雪、雪庇はまだ崩壊していません。 尾根上はうねりが大きく歩き辛いです。 後白髪山へ続く冬道の尾根(下空沢あたりから登って行く尾根) 重い雪。場所によってクラストしていますがアイゼンよりワカンが有効。 後白髪山頂 エビの尻尾と低木とガリガリの雪。視界が悪いときは方向注意。 後白髪山〜三峰山へ至る分岐 吹きさらしで雪面は締まっています。勾配がきついところがあるので滑落注意。あまり大きくありませんが東側に雪庇が出来ています。 三峰山へ至る分岐〜蛇が岳〜船形山 吹きさらしで雪面は締まっています。なだらかな尾根なので視界が悪いときは方向注意。蛇が岳南東側に雪庇が出来ています。 船形山 山頂 ガリガリの雪とエビの尻尾。歩き辛いです。 |
写真
感想
ついつい忙しさにかまけ 気が付けば休日前夜、山の用意どころか行く先も決まってない。こういうときはやっぱり船形山しかありません。幸い天気も持ちそうです。と言うわけで今回は定義から後白髪コースを使って山頂小屋へ。
小雪のちらつく中、定義に到着。しかし道路に雪は見当たらず、なんとなく当てが外れた感じです。横川林道入口も大分雪解けが進んで、車も楽に停められます。それでも50mくらい奥に進むと雪が現れます。ここからスキーを履いて出発。
林道に積もった雪も大分溶けていて、石が顔をのぞかせているところも多数あり、残った雪をつなぐように進みます。前夜降った雪が薄く積もり、辛うじてスキーを脱がずにいけました。
林道より登山道に入るあたりから徐々に雪が増えて行きますが、さすがに雪質はもう春の湿った重い雪です。所々雪解け水が流れる杉林の中。この辺りは雪が積もっていますが林が混んでいるので なるべく夏道を外れないように歩きます。コースにはあまり赤布などありませんが、地形が複雑ではないのでそれほど問題にはならないかと思います。
4km地点の看板を過ぎた辺りから木と木の間隔が広がって歩きやすくなります。立派なブナを見ながら気持ちよく登っていけます。
標高950mあたりから進行方向の西側に出てくる雪庇の尾根の上に乗ります。ここから後白髪山まで尾根の上を歩きますが、踏み抜きや雪庇の崩落に気をつけて進みます。
標高1,130mくらいからは尾根の上に一本、木の生えていないスキーコースのようなところを登って行きます。ただ傾斜がかなりきつくスキーでは辛いのでワカンに履き替えます。雪崩れも怖いのでなるべく真っ直ぐ登っていきます。
後白髪山頂付近は吹きさらしで雪が硬くトレースが付きません。結構広いので視界不良時は注意が必要です。
後白髪山からは稜線歩きです。所々に雪庇が出来ていますがそれほど大きいものはありません。宮城県側に張り出しています。雪は締まっており状況によってはアイゼンピッケルが必要です。船形山の山頂付近も風が強くエビの尻尾が沢山出来ています。小屋の出入りに設置されたハシゴが凍り付いて使えないので少し気を使います。
小屋の中には誰も居らず貸切です。人が居ない分 寒さが厳しく早々に寝袋にもぐりこみます。夜は無風。室温−8度
翌朝も無風、ただしガス。視界は無いものの天気は悪くなさそうです。後白髪までは視界不良で地図やGPSなどで確認しながら進みますが、下りなので快調に進みます。
後白髪を過ぎると下りに入りますが、雪庇尾根の上にあるうねるが細かくアップダウンするのでそこまではシールを付けていきます。シールを外すのは標高1,030m付近まで降ってからにします。ここから4km地点までが気持ちの良いダウンヒル。樹林間隔も広くあっという間に滑って行きます。4kmから下も滑れますが細かい木が多くなり気持ちよさは半減します。
林道との合流地点あたりからは、既に雪がとけ地面が露出しておりスキーを脱いだり履いたりしての移動になります。雪解けも順調に進めばまもなく車で乗り込めるようになりそうです。
下山後は定義さんの名物三角油揚げで締めとなります。山頂の真冬の寒さから一気に春の里に下りてくるとホッとしつつもシーズン終盤を覚え寂しくなります。
コメント
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すんなり入れましたか?
いざという時のためにテント等持参されているのでしょうか。
この時期になると割と沢山の人が登ってくるから入りやすくなってますね。
そもそも山頂は積雪少ないから凍りつかない限りそれほど苦労しないです。
今回持っていったのはツェルトですがスコップもあるし、何かあった時はその辺りで適当に寝てしまおうかなと。ちょっと降ると升沢小屋もあるし割と気楽に考えてます。
お久しぶりです。駐車場で見覚えのある軽トラを見たときはびっくりしました。おかげさまでトレースをたどり天気にも恵まれ後白髭に三回目の挑戦でやっと登れました。白髭山頂からさらにトレースが続いていたのでやはり船形まで縦走してたんですね。こんな偶然で再会できてうれしかったです。
まさか同じコースを歩いてるとは思っても見なくてビックリです。
戻ってくるとき昨日歩いた人が居るなとは思ってたのですが、kokomaさんでしたか。
とまれ登頂おめでとうございます。又どこかでお会いできそうな気がします。
積雪期でも定義から船形山まで一日で行けるものなんですね。
いや、chicken_manだから行けたのかな!?
尾根歩き楽しそう、このコース一度歩いてみたいと思っていたので、ご一緒したかったな〜
でも泉ヶ岳からの縦走も捨てがたいですね
新雪だと山頂までもおそらく無理ですが、残雪期だと足の早い人は日帰り出来るようですからやっぱり条件次第でしょうか。
今の時期は本当に歩きやすくなってますね。おそらく上のほうは4月末くらいまでは楽しめそうな雰囲気です。
泉ヶ岳のほうから入って定義に抜けるコースが結構歩きやすかった記憶があります。
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