スキー滑走☆オグナ武尊スキー場から荒砥沢
- GPS
- 05:34
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 540m
- 下り
- 1,120m
コースタイム
天候 | 薄曇り、時々晴れ間 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
人為的衝撃で表層雪崩のリスク有り。 前ほたかより先ノートレースのため、スキーでも結構潜る。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
日よけ帽子
毛帽子
着替え
ブーツ
ザック
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
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感想
リフトのシーズンがまもなく終了するオグナホタカスキー場へ代休を利用していって来ました。
降雪は収まり、午後にはなんとか回復の兆しの天気予報だったので、予定通りスキー滑走に行って来ましたが、前日の那須での雪崩遭難事故を聞くと、かなり慎重になりました。
雪崩情報をみると、注意を要す(Considerable)ではあったのですが、山頂部は気温が比較的低いので、その点は好材料と判断しました。実際、雪崩のリスクが高かったのは、ストームスラブが形成されていた家ノ串からの広い谷斜面と荒砥沢の上部だけで、その他は新雪も下層と馴染んでいました。
剣が峰の直下のトラバースを最初危惧していましたが、ここは注意は要しますが比較的安定していました。
さて、スキー場リフトを降りて登り口は右側のいきなりの急斜面となります。先行のスキートレースがあったので、比較的楽に前ほかた頂上まで達することができましたが、トレースがなかったら、最初の急登を含めて結構大変だった思います。
前ほたかから先は、数日前のトレースは若干見えるものの、実質はノートレース状態となり、雪崩の危険性に対する配慮も当然ですが、それ以上にスキーといえども、新雪のラッセルは大変でした。
家ノ串への登りは、ノートレース状態ではスキーでの正面尾根の直登にはかなりてこずり、2度ほど左側に巻き込むようにキックターンしながら標高を稼ぎ頂上に達することができました。
さて、いよいろ万を期しての滑降の開始です。途中までは尾根伝いの緩斜面の手ごろな滑走ですが、それもつかの間で、メインはその下の沢地形の一枚斜面の滑降となります。
一枚斜面の雪面はストームスラブが形成されており、スキー板の進入により途中で雪面がカットされた衝撃で、足元から下の雪面が遊離して局所的は雪崩が発生したのですが、幸い大きくならずに直ぐに収まりました。
それまでも、雪崩には十分に注意を払っていたのですが、この事象を現任してからは、さらに慎重を期して荒砥沢を滑走しました。
荒砥沢上部は広く明るい緩斜面で快適なのですが、やがて沢筋が狭くなると傾斜はなくなり、おまけに昨日からの降雪によりスキートップまでも潜る事態のため、ほとんど手漕ぎで進む状態となります。
途中、前ほたかの尾根から降りてきているスノーボードのトレースに遭遇し、しばらくトレースを追って下降するとその方に遭遇。前ほたかへの登頂で追い抜いた方でした。
予期せぬ登山者に気を取られていたこともあってか、林道分岐を誤って通りすぎてしまい、この上り返しロス(標高差120m程度)を費やすことになり、かなりの体力消耗となりました。
さらに、林道歩きも左股関節の筋肉痛の影響で、我慢の歩行となってしまいました。
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