ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1095937
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

蓼科山ピークハント

2017年03月30日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
6.0km
登り
807m
下り
800m

コースタイム

日帰り
山行
4:11
休憩
0:07
合計
4:18
6:32
69
女乃神茶屋駐車場
7:41
7:41
92
2110m地点
9:13
9:20
50
蓼科山山頂
10:10
10:10
40
2110m地点
10:50
ゴール地点
【女乃神茶屋駐車場】
6:30到着。車は2台のみでした。
登山道は数日前の積雪で雪がたくさんありましたが、登山者もいたためトレースはしっかり付いていました。
体が温まっていないため、着込んでの歩き出し。温まってきたら汗をかく前に脱ごうと思います。手元を温めるのも大切なのでオーバーグローブをしてまずはアップ。
服装:メリノウール上下+フリース+ハードシェル
気温:-5℃

【駐車場〜2110m地点】
気温:-5℃ 風:なし
静かな林の中を歩きます。ほぼフラットでトレースもしっかりしているの歩きやすい。足あとや糞など冬の生き物の影を感じながら歩いていきます。
2110m地点手前が傾斜がきつくなっていますが、しまった雪でしっかりアイゼンが引っかかるのでグイグイ登っていきました。

【2110m地点〜高山限界まで】
気温:-5℃ 風:微風
服装:メリノウール上下+ハードシェル
2110m地点まで登りあげたら体も温まってきたのでハードシェルのみになりました。高山限界手前まで風はほとんどなく、寒さも感じませんでした。
雪もしっかりしていて歩きやすいです。凍結しているような場所はありませんでした。次第に立ち枯れした木立や樹氷が見られるようになり冬山の装いに変わっていきます。
【高山限界〜山頂】
高山限界を過ぎたあたりから環境が一変しました。
気温:-8℃ 風:強風
まさに冬山。強風の吹き荒れる中、ガスに巻かれポールを頼りに歩きます。
トレースも全くなくなり、ヒザ下くらいのズボ足をしながら進みます。ノートレースは気持ちいいです!
山頂は誰もいない独占状態でしたが、強風とガスで写真を取ってさっさと退散。
山頂の蓼科山ヒュッテは雪に埋もれており風下で休憩しようと思いましたが悪天候なので諦めてさっさと下山。再び高山限界まで戻ってきた途端に風とガスはなくなりました。

下りはアイゼンを効かせながらガシガシおりてきました。あっという間に駐車場。
下山最中に5〜6組くらいの登山者とすれ違いました。
車に乗ってから蓼科山を振り返るとさっきまでガスがかかっていた山頂付近がくっきり見えています。登山時間を1〜2時間くらい遅らせていたら眺望が望めたかなぁ〜
登山アルアルです。
天候 晴れ(山頂はガス)
過去天気図(気象庁) 2017年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
女乃神茶屋駐車場を利用(トイレあり)登山ポストあり
6:30着で車2台でした。下山後には10台ほど駐車してありました。
コース状況/
危険箇所等
樹林帯はトレースあり、ワカンやスノーシューは使わずに済みました。
山頂付近は、トレースは強風でなくなっていました。
天気は晴れていますが蓼科山には山頂ガスがかかっています。登る頃には晴れてくれ!と祈りつつ車を走らせます。
2017年03月30日 05:59撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
1
3/30 5:59
天気は晴れていますが蓼科山には山頂ガスがかかっています。登る頃には晴れてくれ!と祈りつつ車を走らせます。
Mini2とサコッシュ。トータルで5.5kgです。
ピッケルは使う場面ないと思うけど一応持っていきます。
2017年03月30日 06:26撮影 by  DMC-GX7, Panasonic
3/30 6:26
Mini2とサコッシュ。トータルで5.5kgです。
ピッケルは使う場面ないと思うけど一応持っていきます。
数日前のレポを参考にしていたけど、3日前の積雪後に登った人が多数いるのでトレースはしっかり付いてます。
今回も、ワカンいらんな。
2017年03月30日 06:29撮影 by  DMC-GX7, Panasonic
3/30 6:29
数日前のレポを参考にしていたけど、3日前の積雪後に登った人が多数いるのでトレースはしっかり付いてます。
今回も、ワカンいらんな。
静かな林の中を進みます。この雰囲気大好きです。
時折青空も顔を出してくれました。
2017年03月30日 06:53撮影 by  DMC-GX7, Panasonic
3/30 6:53
静かな林の中を進みます。この雰囲気大好きです。
時折青空も顔を出してくれました。
鹿?でしょうか。けっこう皮を剥がれた木がありました。
2017年03月30日 07:07撮影 by  DMC-GX7, Panasonic
3/30 7:07
鹿?でしょうか。けっこう皮を剥がれた木がありました。
数日前のヤマレコにあげていた人の残した雪だるま。
2017年03月30日 07:43撮影 by  DMC-GX7, Panasonic
1
3/30 7:43
数日前のヤマレコにあげていた人の残した雪だるま。
下界は霞がかっていますが眺めは良いです。
2017年03月30日 08:06撮影 by  DMC-GX7, Panasonic
3/30 8:06
下界は霞がかっていますが眺めは良いです。
いつもの。自撮り。
2017年03月30日 08:17撮影 by  DMC-GX7, Panasonic
3/30 8:17
いつもの。自撮り。
青空が気持ちいいです。雲がものすごい速さで流れていました。
2017年03月30日 08:28撮影 by  DMC-GX7, Panasonic
1
3/30 8:28
青空が気持ちいいです。雲がものすごい速さで流れていました。
高山限界に近づいてきました。立ち枯れた木立の群生。
2017年03月30日 08:29撮影 by  DMC-GX7, Panasonic
3/30 8:29
高山限界に近づいてきました。立ち枯れた木立の群生。
北アの方向ですが、霞んでしまって全く見えません。
2017年03月30日 08:30撮影 by  DMC-GX7, Panasonic
3/30 8:30
北アの方向ですが、霞んでしまって全く見えません。
わずかでしたが木々が凍りついていました。
2017年03月30日 08:32撮影 by  DMC-GX7, Panasonic
3/30 8:32
わずかでしたが木々が凍りついていました。
北ア方面。
2017年03月30日 08:32撮影 by  DMC-GX7, Panasonic
3/30 8:32
北ア方面。
白樺湖方面。
2017年03月30日 08:32撮影 by  DMC-GX7, Panasonic
3/30 8:32
白樺湖方面。
凍てつく感じが素敵です。
2017年03月30日 08:39撮影 by  DMC-GX7, Panasonic
2
3/30 8:39
凍てつく感じが素敵です。
もうすぐ4月なんですがね。春はもう少しです。
2017年03月30日 08:39撮影 by  DMC-GX7, Panasonic
3/30 8:39
もうすぐ4月なんですがね。春はもう少しです。
この日は他にも多数登山者がいました。
2017年03月30日 08:41撮影 by  DMC-GX7, Panasonic
3/30 8:41
この日は他にも多数登山者がいました。
ときどき太陽も顔を出します。
2017年03月30日 08:41撮影 by  DMC-GX7, Panasonic
3/30 8:41
ときどき太陽も顔を出します。
最後の急登!
2017年03月30日 08:43撮影 by  DMC-GX7, Panasonic
3/30 8:43
最後の急登!
凍りついた木々が見れてよかったです。
2017年03月30日 08:43撮影 by  DMC-GX7, Panasonic
3/30 8:43
凍りついた木々が見れてよかったです。
雪化粧した木はそれだけで見ていて嬉しくなります。
2017年03月30日 08:44撮影 by  DMC-GX7, Panasonic
3/30 8:44
雪化粧した木はそれだけで見ていて嬉しくなります。
北横岳です。さっきまで見えていたのですが・・・
2017年03月30日 08:54撮影 by  DMC-GX7, Panasonic
3/30 8:54
北横岳です。さっきまで見えていたのですが・・・
ノートレースです。山頂付近は風が強いのでかき消されてしまったようです。ズボ足で進みます。
2017年03月30日 08:58撮影 by  DMC-GX7, Panasonic
3/30 8:58
ノートレースです。山頂付近は風が強いのでかき消されてしまったようです。ズボ足で進みます。
蓼科山ヒュッテ。埋もれていました。
2017年03月30日 09:06撮影 by  DMC-GX7, Panasonic
2
3/30 9:06
蓼科山ヒュッテ。埋もれていました。
山頂への標識。もちろんノートレース。
2017年03月30日 09:06撮影 by  DMC-GX7, Panasonic
3/30 9:06
山頂への標識。もちろんノートレース。
風が強く、他にだれもいないので一人で記念写真。
2017年03月30日 09:13撮影 by  DMC-GX7, Panasonic
5
3/30 9:13
風が強く、他にだれもいないので一人で記念写真。
高山限界まで降りるとウソのように風がおさまる。
2017年03月30日 09:43撮影 by  DMC-GX7, Panasonic
1
3/30 9:43
高山限界まで降りるとウソのように風がおさまる。
これも数日前のヤマレコにあげていた人の残したモノ。
2017年03月30日 10:02撮影 by  DMC-GX7, Panasonic
3/30 10:02
これも数日前のヤマレコにあげていた人の残したモノ。
林の中に光がさすと素敵な影が映し出されます。
2017年03月30日 10:37撮影 by  DMC-GX7, Panasonic
3/30 10:37
林の中に光がさすと素敵な影が映し出されます。
また、天気のいいときに来たいな。
2017年03月30日 10:45撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
2
3/30 10:45
また、天気のいいときに来たいな。
登山あるある
下山したら晴れました。山頂もよく見えます。
2017年03月30日 11:16撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
3/30 11:16
登山あるある
下山したら晴れました。山頂もよく見えます。

装備

個人装備
長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 バラクラバ 毛帽子 ザック アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ ポール

感想

※備忘録として
【今回のUltra Light】
冬山日帰りなので最低限のものだけにしました。
ダウン、予備の手袋、食事セット、水筒、アイゼン、ピッケル、ストック大きく分けてこんなもんです。しかも天気が悪かったので山頂では、結局お湯を沸かすこともせず。ただのお荷物になってしまいました。
でもトータルで5.5kgだったので急登の登りあげも難なくこなせました。
【帽子】
残雪期の春山登山なので少し気持ちを軽くしたいと思いニット帽ではなくキャップで挑みました。ちょっと寒いけど-5℃で風がなければ全然行ける。やっぱ頭が軽快だと少し気持ちも楽になります。
でも、結局山頂付近は風が強かったので途中でニット帽に変えました。両方持っていったので意味ないね。
【ピッケル】
今回、最後の急登あたりで活躍するかな?と思って持っていきましたが、終日ストックで十分でした。今シーズンは、ピッケルが活躍するような登山あまりしていないなぁ〜

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:635人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
女乃神茶屋登山口から蓼科山
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら