六甲山系・五助山〜天狗岩 イワカガミと新緑を愛でよう


- GPS
- 06:00
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 925m
- 下り
- 669m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
◇地 図 昭文社「六甲・摩耶」 ※ビジター参加可 |
写真
感想
前日まで黄砂が続いていましたが、今日は初夏のような五月晴れ。9:00阪急御影駅集合、駅近くの公園で準備体操をして総勢19名で出発、閑静な住宅街を通りぬけて白鶴美術館前を過ぎ、住吉川沿いに10:30五助堰堤へ。ここには綺麗なピンクの山桜が満開です。高低差もあるため、里桜から山麓の山桜までとなると桜を楽しめる期間が2カ月と非常に長い。情感深い山桜も数多く存在するために出会いを楽しみたい。五助堰堤を過ぎるとSLの「これから本格的な登山の始まりです」と声が飛ぶ。岩場、急登と雑木林の道が続き、11:30五助山頂上へ。四等三角点標石があり東側には眺望が広がっている。日が照って暑い〜。暑さ対策に冷凍パインとマンゴーのサービス、缶詰のパインをシロップごと凍らせたものですが、普段は飲まないシロップも凍らせると美味しいのです。五助山頂上を過ぎてしばらく行くと、お目当てにしていた「イワカガミ」の群生地に到着。笹が茂って、イワカガミは小さい葉をのぞかせているだけで、花は咲いていませんでした。このイワカガミの群生地で昼食、五助山尾根にはササ藪が多く三点確保が必要な岩場も点在し、最後の急登へと続く。ようやく全山縦走路の稜線に辿り着いた。そこには「右への道は熟練者向きコース、迷いやすく危険」の標柱が立っていた。はじめてこの道を歩いたメンバーは「へぇ〜ここに出るんだ〜」と意外な出口に驚いていました。この熟練者向けルートも難なく制覇し、13:00 六甲ガーデンテラス到着、皆ソフトクリームや飲み物を買って、見晴らしの丘でひと休憩。お天気がとってもよかったので、景色も綺麗でした。六甲ガーデンテラスを出発して、天狗岩南尾根へ。天狗岩の前で集合写真を撮ったり、岩フェチ、N村氏による「ミニ岩登り教室」が始まったりする。このあと渦が森へ下山、この季節、花や緑が綺麗、楽しい登山でした。
五がつ五かは五のつく山に登ろう!という訳ではないですが、初夏のような快晴のこの日、五助山に登りました。深田池公園でミーティング・準備体操の後、白鶴美術館前を通って、住吉川沿いに新緑の鮮やかな住吉道に分け入っていきます。五助堰堤下ではピンクの八重桜や遅咲きのヤマザクラが咲いていて美しい。
五助堰堤上流で小さな渓流を徒渉し、岩場をよじ登って小さな尾根に取り付きました。ここから雑木林の中のやせ尾根が六甲山上まで延々と続いています。しかも急登、岩場の連続です。五助山で一息つきました。四等三角点があり、東側が望めます。CLから冷凍パインとマンゴーの差し入れがあり、凍ったシロップがのどに心地よい。五助山を過ぎても相変わらずやせ尾根が続きますが、次第にササが増えてきます。やがて、こんもりと丸い770mピークに到着。ここには、ササの葉に混じってイワカガミの葉が点々と顔を出しています。SLの説明によると、以前はイワカガミの群生地でしたが、いつの間にかササの進出に負けて少なくなってしまったとのこと。これも自然の摂理でしょうか。
昼食後、最後の急坂を登って六甲ガーデンテラス東の六甲縦走路に飛び出しました。そこには「この道は熟練者向きコースです。迷いやすく危険です」との標柱があります。縦走で通るたびにこの標柱を見て、「どこに下りるのだろう。一度は通ってみたいものだ」と夢をかきたてていた道を、今、登ってきたのです。五助山尾根道を下るのだと初めて分かりました。六甲ガーデンテラスで思い思いにソフトクリームや飲み物を買い求め、見晴らしの丘から澄み渡った神戸の市街地を眺めて休憩しました。下山は、ミツバツツジや新緑の美しい天狗岩南尾根を通って、天ぷらハイクでおなじみの渦ヶ森・千丈谷堰堤に下りました。(HA)
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