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Yamareco

記録ID: 1097997
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

残雪期 鹿島槍ヶ岳 日帰り (鎌尾根・赤岩尾根)

2017年04月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:53
距離
15.6km
登り
2,055m
下り
2,054m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:56
休憩
0:58
合計
10:54
6:29
53
スタート地点
7:22
7:23
26
7:49
8:03
192
鎌平(鎌尾根取り付き)
11:15
11:15
33
主稜線到達
11:48
12:02
51
12:53
12:56
35
13:31
13:32
29
14:01
14:01
29
14:30
14:47
17
15:04
15:07
36
15:43
15:43
50
16:33
16:38
45
西俣出合
17:23
ゴール地点
天候 天気: 晴れ後曇り 気温: 山頂-10度程度、風速5-10m
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場: 大谷原登山口付近に止められる箇所あり。
冬季は簗場側からは通行止で大谷原方面へは通行出来ないので信濃木崎側から来る必要があります。
コース状況/
危険箇所等
※鎌尾根はバリエーションルートです。天候・気温次第でコンディションは大きく変わります。特に雪崩にはご注意下さい。ルートの北俣本谷は雪崩被害が非常に多い地域です。鎌尾根自体でも過去に雪崩が発生しています。
鎌尾根はトレースは基本無し。その他ルートは明瞭。
鎌尾根中腹付近まではスノーシュー利用。以降は全ての行程アイゼンピッケル。
■大谷原〜西俣出会
トレース明瞭だが、踏み抜き多く、ストレスがたまる。
■西俣出会〜北俣本谷〜鎌尾根取り付き
スノーシューで快適に移動。谷の左右の斜面には所々デブリが散らばっている。この日は4月とは思えない気温の低さなので、雪崩の危険は低かったが、北俣本谷は雪崩で事故が多い地域なので十分注意。
西俣出会からは川の対岸へ渡る必要があるのだが、雪が少ない時期は横断の際注意が必要。今回は雪が非常に多かったので、特に問題なし。
■鎌尾根取り付き〜稜線まで
鎌尾根の南側の沢は大量のデブリがあり、1658峰の少し西にある鞍部にまでデブリが大量に押し寄せていたので通行注意。また、鎌尾根の南面は数カ所大きなクラックを確認。登山中一度バシッとクラック音がしました。
標高2250付近のシュルンド通過には注意が必要。今回は右側を通過。
標高2350付近と2500付近にスノーリッジあり。
標高2500以上は一枚バーンをの急登を直登していくので雪崩注意。
稜線脱出にはトレースがない場合土木工事(雪庇切り崩し)が必要。雪庇が薄い箇所があり、今回は3分程で切り崩し完了。
■稜線〜鹿島槍南峰
特に危険箇所無し。アイゼンで移動。稜線に登った直後に強風が吹き始めました。雪庇の向きからも通常は西風が強い模様。
■鹿島槍南峰〜北峰〜南峰
南峰直下の岩稜帯が雪氷岩ミックスで下降には十分注意。今回は難易度高めでした。疲れ気味だったのもありますが、南北往復に1時間半近くかかっています…。
■鹿島槍南峰〜冷池山荘〜冷乗越
稜線歩きで危険箇所特になし。アイゼンで移動。所々雪深い箇所があり、スノーシューのトレースも見受けられました。
■冷乗越〜赤岩尾根
赤岩尾根序盤はトラバース箇所多く、落ちたら危険。トレースは明瞭でしたが、フカフカ雪で気が抜けない箇所が多く、非常に歩きにくいです。雪は下部が特に腐り気味で、何度も踏み抜きました。正直、ここを登りたくは絶対ありません。
その他周辺情報 温泉: 緑翠亭 景水 (800円。21時まで。不定休)
温泉旅館の日帰り温泉。設備は綺麗で広々としており、非常に快適。
http://www.omachionsen.jp/shops/2012/09/post-21.php
登山届は…出せません。。
(オンライン提出しました。集落の方に出すのが伝統?)
2017年04月02日 06:27撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
4/2 6:27
登山届は…出せません。。
(オンライン提出しました。集落の方に出すのが伝統?)
最初は工事車両等が入っているためか、完全除雪です。
2017年04月02日 06:31撮影 by  ILCE-7M2, SONY
4/2 6:31
最初は工事車両等が入っているためか、完全除雪です。
ちょっとするとツボ足スタートです。スキートレースもありましたが、ズブズブ沈みます。
2017年04月02日 07:01撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
4/2 7:01
ちょっとするとツボ足スタートです。スキートレースもありましたが、ズブズブ沈みます。
西俣出会。
2017年04月02日 07:10撮影 by  ILCE-7M2, SONY
2
4/2 7:10
西俣出会。
北俣本谷を進みますが…至る所で左右の斜面から表層のデブリが。
2017年04月02日 07:19撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
4/2 7:19
北俣本谷を進みますが…至る所で左右の斜面から表層のデブリが。
北俣本谷の防砂堤を超えていきます。雪多すぎのため、渡渉的なものは皆無です。
2017年04月02日 07:23撮影 by  ILCE-7M2, SONY
2
4/2 7:23
北俣本谷の防砂堤を超えていきます。雪多すぎのため、渡渉的なものは皆無です。
鹿島槍というだけあって、周りの尾根はだいたい急峻。
2017年04月02日 07:37撮影 by  ILCE-7M2, SONY
2
4/2 7:37
鹿島槍というだけあって、周りの尾根はだいたい急峻。
鎌平(鎌尾根取り付き)に到着!
スケールがでかい! 白い! 全然残雪期じゃねぇ!!
2017年04月02日 07:37撮影 by  ILCE-7M2, SONY
4
4/2 7:37
鎌平(鎌尾根取り付き)に到着!
スケールがでかい! 白い! 全然残雪期じゃねぇ!!
正面から右上方向に伸びている尾根が鎌尾根です。
トレースがありますが、まもなく消えます(撤退したかな?)
2017年04月02日 07:49撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
4/2 7:49
正面から右上方向に伸びている尾根が鎌尾根です。
トレースがありますが、まもなく消えます(撤退したかな?)
翼をください。
このボトル便利!
2017年04月02日 07:54撮影 by  ILCE-7M2, SONY
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4/2 7:54
翼をください。
このボトル便利!
で、デブリ……。鎌尾根の南側の沢が凄いことになっています。鎌尾根の鞍部を乗り込んて雪崩が来てました。これを乗り越えて進みます。
2017年04月02日 08:23撮影 by  ILCE-7M2, SONY
5
4/2 8:23
で、デブリ……。鎌尾根の南側の沢が凄いことになっています。鎌尾根の鞍部を乗り込んて雪崩が来てました。これを乗り越えて進みます。
釜尾根に取り付いて、北俣本谷を振り返る。白い!!
2017年04月02日 08:23撮影 by  ILCE-7M2, SONY
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4/2 8:23
釜尾根に取り付いて、北俣本谷を振り返る。白い!!
デブリを乗り超えて尾根に取り付きます。
2017年04月02日 08:33撮影 by  iPhone 7, Apple
4/2 8:33
デブリを乗り超えて尾根に取り付きます。
トレースとデブリと…。
2017年04月02日 08:33撮影 by  iPhone 7, Apple
1
4/2 8:33
トレースとデブリと…。
最初っからひたすら登ります!
いわゆるバカ尾根です。
2017年04月02日 08:59撮影 by  ILCE-7M2, SONY
3
4/2 8:59
最初っからひたすら登ります!
いわゆるバカ尾根です。
トレース見て優越感に浸るのは…Mの証拠ですかね。
2017年04月02日 09:09撮影 by  ILCE-7M2, SONY
2
4/2 9:09
トレース見て優越感に浸るのは…Mの証拠ですかね。
クラックを乗り越えて進んだりします。後で赤石尾根から見ると、こことか結構ゾッとします。
2017年04月02日 09:09撮影 by  ILCE-7M2, SONY
4/2 9:09
クラックを乗り越えて進んだりします。後で赤石尾根から見ると、こことか結構ゾッとします。
クラックにつららが…。尾根だし少し気温上がったら溶けますよね。
2017年04月02日 09:10撮影 by  ILCE-7M2, SONY
4/2 9:10
クラックにつららが…。尾根だし少し気温上がったら溶けますよね。
このあたりからトレースも消えて貸し切り!
2017年04月02日 09:19撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
4/2 9:19
このあたりからトレースも消えて貸し切り!
無風でマジ暑いんです! (気温-5度)
2017年04月02日 09:21撮影 by  ILCE-7M2, SONY
2
4/2 9:21
無風でマジ暑いんです! (気温-5度)
イケイケなんだが、背景と服装とポーズがなんだか色々ギャップある気が。
2017年04月02日 09:21撮影 by  ILCE-7M2, SONY
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4/2 9:21
イケイケなんだが、背景と服装とポーズがなんだか色々ギャップある気が。
まだスノーシューです(自分のせい)
アイゼンに切り替えないとダメっすね…。
2017年04月02日 09:25撮影 by  ILCE-7M2, SONY
4/2 9:25
まだスノーシューです(自分のせい)
アイゼンに切り替えないとダメっすね…。
ここのクラックを乗り越えるのが一番苦労しました。写真じゃ良くわからないですけど。。
2017年04月02日 09:48撮影 by  ILCE-7M2, SONY
4/2 9:48
ここのクラックを乗り越えるのが一番苦労しました。写真じゃ良くわからないですけど。。
ホントイケイケっす!
2017年04月02日 09:51撮影 by  ILCE-7M2, SONY
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4/2 9:51
ホントイケイケっす!
写真よりも急登です。手付いて登って丁度いい。
2017年04月02日 09:53撮影 by  ILCE-7M2, SONY
4/2 9:53
写真よりも急登です。手付いて登って丁度いい。
この稜線貸し切りって凄い事だと思う。
2017年04月02日 10:02撮影 by  ILCE-7M2, SONY
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4/2 10:02
この稜線貸し切りって凄い事だと思う。
噂のリッジ。わざわざ戻って写真撮ってもらった(笑)
2017年04月02日 10:06撮影 by  ILCE-7M2, SONY
6
4/2 10:06
噂のリッジ。わざわざ戻って写真撮ってもらった(笑)
隣の尾根、っていうか赤岩尾根。帰りに通ります。
2017年04月02日 10:06撮影 by  ILCE-7M2, SONY
3
4/2 10:06
隣の尾根、っていうか赤岩尾根。帰りに通ります。
展望は抜群。っていうか抜群過ぎる。
2017年04月02日 10:07撮影 by  ILCE-7M2, SONY
4/2 10:07
展望は抜群。っていうか抜群過ぎる。
リッジを超えた先から鎌尾根を振り返る!
2017年04月02日 10:17撮影 by  ILCE-7M2, SONY
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4/2 10:17
リッジを超えた先から鎌尾根を振り返る!
これ見て怖いと思う人は来てはいけません。ワクワクする人は…自己責任で…。
2017年04月02日 10:31撮影 by  ILCE-7M2, SONY
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4/2 10:31
これ見て怖いと思う人は来てはいけません。ワクワクする人は…自己責任で…。
所々クラックが見えます…。確かここで歩いたらバキッとクラック音がしたような…。クラックを乗り越えないといけない箇所でした。
2017年04月02日 10:31撮影 by  ILCE-7M2, SONY
4/2 10:31
所々クラックが見えます…。確かここで歩いたらバキッとクラック音がしたような…。クラックを乗り越えないといけない箇所でした。
リッジ2つ目! いやもう最高!
2017年04月02日 10:36撮影 by  ILCE-7M2, SONY
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4/2 10:36
リッジ2つ目! いやもう最高!
自分は55mm単焦点レンズなので、iPhoneの広角の方が雰囲気伝わりますね。
2017年04月02日 10:39撮影 by  iPhone 7, Apple
4/2 10:39
自分は55mm単焦点レンズなので、iPhoneの広角の方が雰囲気伝わりますね。
後半は稜線から一枚バーンの急登! 45度くらいな…。雪崩たら終わりですが、気温が低いので比較的安心です。
2017年04月02日 10:41撮影 by  ILCE-7M2, SONY
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4/2 10:41
後半は稜線から一枚バーンの急登! 45度くらいな…。雪崩たら終わりですが、気温が低いので比較的安心です。
主稜線の雪庇、つまりゴールが見えてきた!!
2017年04月02日 10:53撮影 by  ILCE-7M2, SONY
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4/2 10:53
主稜線の雪庇、つまりゴールが見えてきた!!
鎌尾根より爺ヶ岳方面の稜線。後立山、やっぱ凄い。
2017年04月02日 10:54撮影 by  ILCE-7M2, SONY
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4/2 10:54
鎌尾根より爺ヶ岳方面の稜線。後立山、やっぱ凄い。
4月でなんでこんなキレイな巨大な雪庇があるんだ…。
2017年04月02日 11:05撮影 by  ILCE-7M2, SONY
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4/2 11:05
4月でなんでこんなキレイな巨大な雪庇があるんだ…。
ゴール! ただ、1.5m超の雪庇を乗り越えないと上まで行けません。
2017年04月02日 11:06撮影 by  ILCE-7M2, SONY
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4/2 11:06
ゴール! ただ、1.5m超の雪庇を乗り越えないと上まで行けません。
雪庇工事開始!!! 掘って掘って掘りまくります!!!
……って程ではなかったですけど(約3分程度で工事完了)
2017年04月02日 11:08撮影 by  ILCE-7M2, SONY
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4/2 11:08
雪庇工事開始!!! 掘って掘って掘りまくります!!!
……って程ではなかったですけど(約3分程度で工事完了)
1番手! 雪庇の下より撮影! 写真意外とクール。
ただ…実は超寒かったらしい(稜線出ると突然風MAX)
2017年04月02日 11:11撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
4/2 11:11
1番手! 雪庇の下より撮影! 写真意外とクール。
ただ…実は超寒かったらしい(稜線出ると突然風MAX)
よっせっ!
2017年04月02日 11:11撮影
4/2 11:11
よっせっ!
2番手! ムービー撮影してもらった(笑)
2017年04月02日 11:11撮影
2
4/2 11:11
2番手! ムービー撮影してもらった(笑)
イヤッホー!! テンションMAX!!
2017年04月02日 11:11撮影
4
4/2 11:11
イヤッホー!! テンションMAX!!
雪庇工事跡。改めて見ると高度感ありますね。
2017年04月02日 11:17撮影 by  ILCE-7M2, SONY
4/2 11:17
雪庇工事跡。改めて見ると高度感ありますね。
もう達成感MAXだけど、鹿島槍まで行きます。緩やかな稜線です。
2017年04月02日 11:18撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
4/2 11:18
もう達成感MAXだけど、鹿島槍まで行きます。緩やかな稜線です。
雪庇。綺麗
2017年04月02日 11:18撮影 by  ILCE-7M2, SONY
5
4/2 11:18
雪庇。綺麗
山頂まであとちよっと!
このあたりから爺ヶ岳とか東尾根の登山者の方達とすれ違い始めました。
2017年04月02日 11:40撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
4/2 11:40
山頂まであとちよっと!
このあたりから爺ヶ岳とか東尾根の登山者の方達とすれ違い始めました。
山頂! かろうじて標識埋まってませんでした。
(実はちょっと掘った)
2017年04月02日 11:50撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
4/2 11:50
山頂! かろうじて標識埋まってませんでした。
(実はちょっと掘った)
山頂より爺ヶ岳方面。
2017年04月02日 11:51撮影 by  ILCE-7M2, SONY
5
4/2 11:51
山頂より爺ヶ岳方面。
穂高方面は曇っていたけど、もう一つの槍がチラッと見えた!
2017年04月02日 11:52撮影 by  ILCE-7M2, SONY
4/2 11:52
穂高方面は曇っていたけど、もう一つの槍がチラッと見えた!
鹿島槍登頂! いつもサンキュー! 劔と立山と…超贅沢。
まさか今年、こんなとこまで一緒に来るとは思ってなかった…。
撮って頂いた方ありがとうございます。
2017年04月02日 12:02撮影 by  ILCE-7M2, SONY
10
4/2 12:02
鹿島槍登頂! いつもサンキュー! 劔と立山と…超贅沢。
まさか今年、こんなとこまで一緒に来るとは思ってなかった…。
撮って頂いた方ありがとうございます。
時間があったので北峰へ向かいますが…
2017年04月02日 12:09撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
4/2 12:09
時間があったので北峰へ向かいますが…
南峰の山頂直下がかなり嫌らしく、岩と氷とズブズブ雪のミックスっていう、、行程で一番難しかったのでは…。
2017年04月02日 12:24撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
4/2 12:24
南峰の山頂直下がかなり嫌らしく、岩と氷とズブズブ雪のミックスっていう、、行程で一番難しかったのでは…。
北峰より南峰を。
2017年04月02日 13:23撮影 by  ILCE-7M2, SONY
2
4/2 13:23
北峰より南峰を。
オレと劔。
結構曇ってました。実はこの1時間後、鹿島槍は雲に覆われます。
2017年04月02日 13:24撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
4/2 13:24
オレと劔。
結構曇ってました。実はこの1時間後、鹿島槍は雲に覆われます。
アイツと劔。
冬に早月登りたいって、もーちょいで本気で言いそうなんだよな(笑)
2017年04月02日 13:26撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
4/2 13:26
アイツと劔。
冬に早月登りたいって、もーちょいで本気で言いそうなんだよな(笑)
南峰に帰ります。
南峰直下の斜面。写真だとよくわからないな…。
2017年04月02日 13:45撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
4/2 13:45
南峰に帰ります。
南峰直下の斜面。写真だとよくわからないな…。
南峰直下の最後の登りです。
2017年04月02日 13:48撮影 by  ILCE-7M2, SONY
4/2 13:48
南峰直下の最後の登りです。
下山中の主稜線より。遂に鹿島槍にも雲が…。
2017年04月02日 14:28撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
4/2 14:28
下山中の主稜線より。遂に鹿島槍にも雲が…。
もうすぐ赤岩尾根! この尾根を下ります。
2017年04月02日 14:59撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
4/2 14:59
もうすぐ赤岩尾根! この尾根を下ります。
冷池山荘より。屋根の上がトレースでした(笑)
2017年04月02日 15:12撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
4/2 15:12
冷池山荘より。屋根の上がトレースでした(笑)
劔岳。やっぱカッコイイ。
2017年04月02日 15:36撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
4/2 15:36
劔岳。やっぱカッコイイ。
鹿島槍ヶ岳と、登ってきた鎌尾根。
結構クラック入っているんですよね。あー、超えるの大変だったのあそこか、ってのが良くわかりました。
2017年04月02日 15:37撮影 by  ILCE-7M2, SONY
3
4/2 15:37
鹿島槍ヶ岳と、登ってきた鎌尾根。
結構クラック入っているんですよね。あー、超えるの大変だったのあそこか、ってのが良くわかりました。
赤岩尾根。なんというか…トラバース結構大変ですよ、ここ。意外と気が抜けないです。
2017年04月02日 15:40撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
4/2 15:40
赤岩尾根。なんというか…トラバース結構大変ですよ、ここ。意外と気が抜けないです。
赤岩尾根の高千穂平。
高千穂平から先が特に急激に標高を落とすんですけど、雪が腐っててマジ最悪でした。ズボズボです。
2017年04月02日 16:04撮影 by  ILCE-7M2, SONY
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4/2 16:04
赤岩尾根の高千穂平。
高千穂平から先が特に急激に標高を落とすんですけど、雪が腐っててマジ最悪でした。ズボズボです。
西俣出会に到着!
2017年04月02日 17:00撮影 by  ILCE-7M2, SONY
4/2 17:00
西俣出会に到着!
駐車場より。11時間、お疲れ様っした!
2017年04月02日 18:04撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
4/2 18:04
駐車場より。11時間、お疲れ様っした!

装備

個人装備
長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ 毛帽子 ザック アイゼン ピッケル スノーシュー ヘルメット 行動食 非常食 水筒(保温性) ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 保険証 携帯 時計 サングラス カメラ
共同装備
GPS ファーストエイドキット ツェルト
備考 雪稜のみなので慣れている人であれば登りであればザイル等は不要だと思いますが、バリエーションルート扱いなので十分検討の程よろしくお願いします。

感想

先週五竜岳に登って2人が思った事。

「冬の後立山ハンパない!」
「鹿島槍超かっこいい!!」
「でも五竜、刺激足りなかったっすよね…」

次どこ行くかで、笠日帰りとか、常念日帰りとか、仙丈日帰りとかとか…、もうちょい脳筋日帰りじゃなくて頭使えよ!!、的なプランばっか出ていた中で、鹿島槍ヶ岳の鎌尾根ってのが出てきた。東尾根のような山岳会様御用達みたいなメジャーな尾根ではなく、マイナーなだけど冬限定の真っ白雪稜、漢の急登コース。ただ雪崩は少し怖い。

結局、笠ヶ岳と最後の最後まで迷って、刺激がありそうな鎌尾根をチョイス。っていうか、五竜から見た鹿島槍がカッコよすぎたんすよ。2人共それが決め手ではないかな。

そういうわけで、4月入ったクセに厳冬期並に気温が低い快晴の日曜日。こんな好条件はなかなか無い、と思いつつ、モフモフノートレースを期待を胸に雪稜ルートにトライ!

北又本谷を進み、鎌平(布引出会)に着いてまずビビったのは、鎌尾根と布引東尾根の間の沢の雪崩デブリの山々。鎌尾根の鞍部にまで溢れかえっている始末…。さすが鹿島槍…。今回は気候的に間違いが少ない無いコンディションだが、万全を期して1658峰まで登って取り付く。

序盤はここ最近と思われるトレースがうっすらあったのだが、序盤で完全に消失!やったー!!貸し切りだぜ!!

しかし、ホントに今年は雪が多く、この日も全く残雪期の雰囲気が無い。雪は全く汚れていないし、雪付きも良い。おまけに気温も低くて稜線なのに腐ってもいない…。噂の刺激的な?リッジもワクワクしながら通過し、真っ白な最後の一枚バーン急登を登りきり、後立山主稜線の雪庇を切り崩して、登り切った時はマジ最高!この時がテンションMAX!!

こんな真っ白雪稜を貸し切れたら…もう雪山の世界から抜け出せ無いっす。



とまぁ、いい事ばっかり書いてみたけど、色々と小さな問題はありました。

途中でクラック箇所を越えようと雪面を巻こうとした瞬間、バキッっと音がしてビビったり、とか…、、
マジスノーシューで危険なとこまで登りすぎっすよ!、頭おかしいっすよ!、と怒られたり、とか…、、
鹿島槍南峰まで登ってせっかくなら北峰往復しようと行ってみたら、南峰直下の下りが異様に難易度高くてビッリクだったり、とか…、、
結局南峰〜北峰往復1時間半かかって、夕方下山、とか…、、
夕方一気に雲が出てきて、1時間下山が遅れてたら雲にまかれていた、とか…、、
下りの赤石尾根は全然調べないでいったら、何気に鬼トラバースで気が抜けなかった、とか…、、
赤石尾根の下部はズブスブ最悪コンディションでもうテンションがダダ下がり、とか…、、
そのズブズブのせいで、相棒が踏み抜きで少し脚を怪我したり、とか…、、
登りで足を使いすぎたのか、自分は最後はかなりお疲れモードで、久々に翌日軽い筋肉痛が、、とか…、、



刺激求めすぎて怪我とかしたら元も子もないので、注意したいものです…。
ただ、本格的な積雪期の締めくくりとしては最高でした!
今年は、まだまだ残雪が続くぜ!!

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コメント

えっ、今度は鹿島ヤリましたね(^^♪
はじめまして。
五竜に行ってらして、うらやましいな〜っとレコ拝見してました。
鹿島槍、大谷原から行ってる人いるんかしら?って思ったら、
またまた五竜のお二人。すごい体力。うらやましいな〜。
そしてこの景色、絶景ですね。拍手連打です。
2017/4/9 0:18
Re: えっ、今度は鹿島ヤリましたね(^^♪
はじめまして!投稿ありがとうごさいます!
今回の鎌尾根、コンディションも良いのもあって、体力バカ共でも(笑)運良く登れたってのもあります!赤岩尾根のピストンだと…安全だけど超修行系かな……(ー ー;)
そして…うちらが甲斐駒日帰り計画した時、hapiraさんのが検索で出てきて目標にしてたの思い出しました!十分凄いです!!うらやましがらないで下さい。。
山でもしお会いしたら急いでる事多いかもですが(笑)気軽に声かけて下さい!
2017/4/9 11:46
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