編笠山再訪


- GPS
- 09:09
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,342m
- 下り
- 1,329m
コースタイム
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
○危険個所はないが雪が重く湿っている |
写真
感想
随分と桜のつぼみが大きくなり場所によっては花開き始めました。
そんなことはどうでもよいのですが、気が付くと4月。前回の山からはすでに5か月。仕事が忙しいのはありがたいことですが自分の時間がないのは考えものです。
とはいっても勤め人とは違い自営業なのでブラックやらホワイトやらはどこ吹く風です。
前夜に色々取捨選択を繰り返した結果、ひさびさに編笠山に行くこととなりました。前情報はそれほど仕入れておらず上部には雪が結構あるかもな、程度の認識でした。
当日、富士見平口ゲートが閉鎖しておりそこから1時間ほど舗装路を散歩。たまに道を覆う薄い雪の足跡がないのが少し気になりました。そして右の股関節が痛む。
富士見平から見えた快晴の中の北岳、甲斐駒ケ岳、鳳凰三山、良い感じに霞に浮かぶ富士山。ここで満足するという手もあるなあ。でも高速飛ばしてきたしここでくじけると癖になりそうだし。
覚悟を決めて(大袈裟)歩きだします。少しづつ残雪が増えていきます。はっきりした踏み跡は見当たらないのでぼんやりと赤布を探したり地形をみながら進みます。
場所名である雲海を過ぎたころにいよいよ残雪祭りが始まりました。足が痛む。そろそろ引き返そうかと思ったその時に後方より追走者の姿が。
挨拶をして道を譲ります。
このあと本格的な壺足が始まり上部の小枝から落ちた雫によって湿った雪は重くビショビショ。先ほど道を譲ったことを深く反省しだします。くるぶしまでだった雪は膝上に変わり、踏み抜くと時に腰まで落ちます。完全な泥棒になるのが申し訳ない。なんとか追いついて替わりばんこでラッセルすることをアピールしてみました。
いつ引き返そうかと思っていた久しぶりの編笠山ですが突如現れた同行者に引っ張られて山頂までたどり着けました。
山頂から見える南アルプスはやはり素晴らしく、そして八ヶ岳も猛々しくそびえております。満足。百点満点。
靴はすでに魚河岸の長靴のように水はたまり、持参し忘れたゲイターの代わりに雪がくるぶしを覆ってくれています。
登山口そばの分岐でつがいの狐が走り去る姿をみました。
とにもかくにも感謝感謝の一日でした。
追記
GPSはいつも通りのジオグラフィカを使用しています。休んでいないつもりでも結構休憩をとっているのだなあ。
休憩というよりも引き返す言い訳を逡巡していたのだけれども。
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