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Yamareco

記録ID: 1104274
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

鎌ヶ峰 残雪期限定の静寂の山

2017年04月14日(金) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
06:30
距離
7.9km
登り
879m
下り
869m

コースタイム

日帰り
山行
6:10
休憩
0:20
合計
6:30
7:00
175
清水牧場手前道路脇
9:55
10:05
35
10:40
10:50
25
11:15
135
13:30
清水牧場手前道路脇
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道158号線で奈川渡ダムへ
ダム手前のトンネル内で、左方向の奈川村に向かいます
野麦峠冬季閉鎖ゲートの手前左に
清水牧場の木製看板のある林道の入口があり
それに従い左折後、道なりに行くと
清水牧場入口のカーブで除雪された雪が山積みされ、
通行不可能なので、少し手前の路肩に駐車
コース状況/
危険箇所等
・林道〜尾根の取付き
残雪の少ない時は、尾根の取付きのある
赤田沢橋まで車で入れるかもしれません
残雪が多く、登山時は良かったのですが下山時は一足毎に沈みました
ワカンを着けた方が歩き易いでしょう
・取り付き〜1974m峰
取付きから急坂で、痩せ尾根もあるので要注意
途中雪が消え、笹藪が立ちあがり始めている箇所もありました
最難関は雪の付いた岩稜です
トラバースしたり、岩稜の小灌木を掻き分けて慎重に通過
小灌木帯の急坂は、滑落の危険もあり
アイゼンとピッケルでゆっくり通行しました
・1974m峰〜鎌ヶ峰
1974m峰まではテープ類が頻繁にあった気がするのですが
それ以降、見当たりませんでした
1974m峰から南に伸びる枝尾根に向かわないよう、ご注意ください
一旦下って小鞍部を経て、登り返します
稜線に出ると間もなく山頂
清水牧場入口の先の林道は除雪された雪が山積みで、車の進行は不可能。少し戻って道路脇余地に駐車。
2017年04月14日 06:59撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/14 6:59
清水牧場入口の先の林道は除雪された雪が山積みで、車の進行は不可能。少し戻って道路脇余地に駐車。
ワカンの方が歩き易いかなと思いながらも、アイゼンで進みます。帰りは気温が上昇し、ずぶずぶ沈んで厄介でした。
2017年04月14日 07:01撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 7:01
ワカンの方が歩き易いかなと思いながらも、アイゼンで進みます。帰りは気温が上昇し、ずぶずぶ沈んで厄介でした。
肝心のスパッツを着け忘れ、いつもの自分の間抜け加減を呪いながら、車に戻り再出発(/_;)
2017年04月14日 07:11撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 7:11
肝心のスパッツを着け忘れ、いつもの自分の間抜け加減を呪いながら、車に戻り再出発(/_;)
林道をどの位入れば尾根の取付き口なのか、さっぱりわからず、消えかけたワカンの跡を頼りながら、撤収しようかと半分悲観的に地図を片手に歩いていると、橋が見え、現在地が確認できました。
2017年04月14日 07:45撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/14 7:45
林道をどの位入れば尾根の取付き口なのか、さっぱりわからず、消えかけたワカンの跡を頼りながら、撤収しようかと半分悲観的に地図を片手に歩いていると、橋が見え、現在地が確認できました。
赤田沢橋
橋を渡って、すぐ右の斜面に取り付けば最短だったようですが、トレースのなさそうな急斜面に恐れをなし、そのまま林道を進み、林道枝道を発見。
2017年04月14日 07:45撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/14 7:45
赤田沢橋
橋を渡って、すぐ右の斜面に取り付けば最短だったようですが、トレースのなさそうな急斜面に恐れをなし、そのまま林道を進み、林道枝道を発見。
赤田沢橋からの尾根に合流。微かにトレースの残る雪面に、尾根の取付きと確信。
2017年04月14日 07:55撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 7:55
赤田沢橋からの尾根に合流。微かにトレースの残る雪面に、尾根の取付きと確信。
わあおっ!この急斜面が始まりですか(*_*;
2017年04月14日 07:55撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/14 7:55
わあおっ!この急斜面が始まりですか(*_*;
もう笹藪が立ち始めている箇所もあり、歩きにくさはもう藪漕ぎ(/_;)残雪期限定の山と実感!登山道がある山の有難さも実感!
2017年04月14日 08:05撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/14 8:05
もう笹藪が立ち始めている箇所もあり、歩きにくさはもう藪漕ぎ(/_;)残雪期限定の山と実感!登山道がある山の有難さも実感!
でも雪屁の恐ろしさに悩まされるよりはまし(^^ゞ
2017年04月14日 08:07撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/14 8:07
でも雪屁の恐ろしさに悩まされるよりはまし(^^ゞ
10mくらいの間隔で、ずっと黄色の新し目のテープが道案内してくれ、励まされているように感じます
2017年04月14日 08:15撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/14 8:15
10mくらいの間隔で、ずっと黄色の新し目のテープが道案内してくれ、励まされているように感じます
野麦峠方面
2017年04月14日 08:26撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/14 8:26
野麦峠方面
やや平坦部
2017年04月14日 08:37撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/14 8:37
やや平坦部
小さなピーク
標高1680メートル。GPS代りに持ってきたハンディカーナビは、こんな山では手放せません。
2017年04月14日 08:41撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/14 8:41
小さなピーク
標高1680メートル。GPS代りに持ってきたハンディカーナビは、こんな山では手放せません。
消えかかった微かな踏み跡ですが、先人に勇気をもらいます
2017年04月14日 08:45撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 8:45
消えかかった微かな踏み跡ですが、先人に勇気をもらいます
ダケカンバの混じる緩やかな斜面に、ほっと一息♪
2017年04月14日 08:46撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 8:46
ダケカンバの混じる緩やかな斜面に、ほっと一息♪
広い登山道があるように錯覚してしまいますが、雪が消えると一面の笹原になるのでしょうね
2017年04月14日 08:46撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 8:46
広い登山道があるように錯覚してしまいますが、雪が消えると一面の笹原になるのでしょうね
記録で見た、本日の最難関の玄関口。この岩の間を通り抜けず、右斜面をトラバース
2017年04月14日 08:58撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/14 8:58
記録で見た、本日の最難関の玄関口。この岩の間を通り抜けず、右斜面をトラバース
振り返った岩稜
2017年04月14日 09:01撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/14 9:01
振り返った岩稜
急坂のお陰で、大分高度を稼ぎました
2017年04月14日 09:01撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 9:01
急坂のお陰で、大分高度を稼ぎました
見えているのは1974m峰?
2017年04月14日 09:15撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 9:15
見えているのは1974m峰?
1794m峰でしょう
2017年04月14日 09:18撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 9:18
1794m峰でしょう
おっとここで、行く方向に注意!突端の峰に寄ったら、必ず主稜線に引き返しましょう
2017年04月14日 09:19撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/14 9:19
おっとここで、行く方向に注意!突端の峰に寄ったら、必ず主稜線に引き返しましょう
野麦峠からの尾根が目の高さに♪
2017年04月14日 09:19撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 9:19
野麦峠からの尾根が目の高さに♪
空も良い感じに晴れて来ました!(^^)!
2017年04月14日 09:22撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/14 9:22
空も良い感じに晴れて来ました!(^^)!
登って来た尾根
素晴らしい風景なのですが、実は足元は、樹木もまばらな物凄い急斜面!滑落に注意しながら、キックステップでゆっくり登っています
2017年04月14日 09:42撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 9:42
登って来た尾根
素晴らしい風景なのですが、実は足元は、樹木もまばらな物凄い急斜面!滑落に注意しながら、キックステップでゆっくり登っています
乗鞍岳
頭を隠している雲が残念
2017年04月14日 09:43撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/14 9:43
乗鞍岳
頭を隠している雲が残念
乗鞍岳アップ!
こうして眺めると雄大な山
2017年04月14日 09:54撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 9:54
乗鞍岳アップ!
こうして眺めると雄大な山
1974m峰
上高地方面が見えているのだと思います。方向を間違えて南に歩き出し、慌てて地図を確認、危ないところでした(^^ゞ
2017年04月14日 10:04撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/14 10:04
1974m峰
上高地方面が見えているのだと思います。方向を間違えて南に歩き出し、慌てて地図を確認、危ないところでした(^^ゞ
わあおっ!またしても急坂ではないですか!ここまで来たら、耐え忍んで登るしかないですね(T_T)高度差は100m位でしょうから…
2017年04月14日 10:05撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 10:05
わあおっ!またしても急坂ではないですか!ここまで来たら、耐え忍んで登るしかないですね(T_T)高度差は100m位でしょうから…
振り返って、下山時の尾根の樹林帯を確認。この辺りはテープ類は殆ど見当たりませんでした。
2017年04月14日 10:06撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 10:06
振り返って、下山時の尾根の樹林帯を確認。この辺りはテープ類は殆ど見当たりませんでした。
写真では分かりませんが、うっすらと御嶽
2017年04月14日 10:13撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 10:13
写真では分かりませんが、うっすらと御嶽
氷のオブジェ
樹林帯は、枝から盛んに氷片が落下。頭に直撃したら危険かも(*_*;
2017年04月14日 10:17撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 10:17
氷のオブジェ
樹林帯は、枝から盛んに氷片が落下。頭に直撃したら危険かも(*_*;
雪屁
2017年04月14日 10:18撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 10:18
雪屁
山頂?ではなく、主尾根でした。山頂は尾根を辿り、数分先でした
2017年04月14日 10:35撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 10:35
山頂?ではなく、主尾根でした。山頂は尾根を辿り、数分先でした
文字が掠れて、読みにくいですが鎌ヶ峰と読めます。山頂に到達!(^^)!
2017年04月14日 10:39撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/14 10:39
文字が掠れて、読みにくいですが鎌ヶ峰と読めます。山頂に到達!(^^)!
木々に遮られ、展望はありません。静寂そのものの知られざる、残雪期の山。林道では諦めようかとも思ったのに、山頂に立てて大満足。今を逃せば、また来年になり、そうなれば登る気力も失せているかもしれません。
2017年04月14日 10:39撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 10:39
木々に遮られ、展望はありません。静寂そのものの知られざる、残雪期の山。林道では諦めようかとも思ったのに、山頂に立てて大満足。今を逃せば、また来年になり、そうなれば登る気力も失せているかもしれません。
野麦峠からの稜線
この稜線を歩いている記録は見ませんでした
2017年04月14日 10:40撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 10:40
野麦峠からの稜線
この稜線を歩いている記録は見ませんでした
下山開始
自分のトレースを忠実に辿りながら戻るので、ちょっと気が楽です(^.^)
2017年04月14日 10:49撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 10:49
下山開始
自分のトレースを忠実に辿りながら戻るので、ちょっと気が楽です(^.^)
黒々とした針葉樹林帯の山並
何故か、男鹿岳に登った日を思い出します。
2017年04月14日 10:52撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 10:52
黒々とした針葉樹林帯の山並
何故か、男鹿岳に登った日を思い出します。
春はまだ先と思わせる風景
2017年04月14日 10:57撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 10:57
春はまだ先と思わせる風景
1974m峰
2017年04月14日 11:08撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 11:08
1974m峰
誰一人行き会う人もない静寂の山
2017年04月14日 11:08撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/14 11:08
誰一人行き会う人もない静寂の山
1974m峰
先程の間違いを念頭に、慎重に通過
2017年04月14日 11:16撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 11:16
1974m峰
先程の間違いを念頭に、慎重に通過
鎌ヶ峰方面と乗鞍岳
2017年04月14日 11:16撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 11:16
鎌ヶ峰方面と乗鞍岳
三つの峰がややはっきり見えて来ました
2017年04月14日 11:39撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/14 11:39
三つの峰がややはっきり見えて来ました
1794m峰
2017年04月14日 11:44撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 11:44
1794m峰
痩せ尾根に張り付いた雪屁は下山時の方が、緩んできて怖いです
2017年04月14日 11:50撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/14 11:50
痩せ尾根に張り付いた雪屁は下山時の方が、緩んできて怖いです
雪面をトラバース
自分の靴跡も随分ぼやけてしまっていました
2017年04月14日 11:53撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 11:53
雪面をトラバース
自分の靴跡も随分ぼやけてしまっていました
雲が取れ、輪郭のはっきりしてきた乗鞍岳
2017年04月14日 11:53撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/14 11:53
雲が取れ、輪郭のはっきりしてきた乗鞍岳
最難関の岩稜
2017年04月14日 11:59撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 11:59
最難関の岩稜
せっかくの大展望が木々に遮られ、惜しいです
2017年04月14日 11:59撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 11:59
せっかくの大展望が木々に遮られ、惜しいです
1680m峰
雪が溶け、下山時は靴が沈み込んで歩きにくくなっていました
2017年04月14日 12:12撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 12:12
1680m峰
雪が溶け、下山時は靴が沈み込んで歩きにくくなっていました
振り返った痩せ尾根
2017年04月14日 12:45撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 12:45
振り返った痩せ尾根
取付き口に無事帰還しました
2017年04月14日 12:58撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 12:58
取付き口に無事帰還しました
林道に合流
2017年04月14日 13:02撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 13:02
林道に合流
赤田沢橋
左に見える斜面が尾根の最短の取付き口
2017年04月14日 13:07撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 13:07
赤田沢橋
左に見える斜面が尾根の最短の取付き口
さようなら
なんとか念願を達成させていただきました。しかし、この先、踏み抜きの連続、体力消耗(T_T)
2017年04月14日 13:08撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 13:08
さようなら
なんとか念願を達成させていただきました。しかし、この先、踏み抜きの連続、体力消耗(T_T)
林道を塞ぐ山積みの雪
ワカンを着ける手間が惜しくて、ずぶずぶ歩いて来ました
2017年04月14日 13:29撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 13:29
林道を塞ぐ山積みの雪
ワカンを着ける手間が惜しくて、ずぶずぶ歩いて来ました
左の坂が清水牧場入口
2017年04月14日 13:29撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 13:29
左の坂が清水牧場入口
良いペースで登れたのか、予想外に早く戻れました。この分だと早く帰宅できそうで、嬉しいです。
2017年04月14日 13:31撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/14 13:31
良いペースで登れたのか、予想外に早く戻れました。この分だと早く帰宅できそうで、嬉しいです。
奈川渡ダム
2017年04月14日 14:22撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 14:22
奈川渡ダム
気持ちの良い昼下がり、緑を思わせる深みを帯びた水の色に惹かれます
2017年04月14日 14:22撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 14:22
気持ちの良い昼下がり、緑を思わせる深みを帯びた水の色に惹かれます
湖面の左が奈川方面
天気に恵まれ、充実した日が過ごせました。有難うございました。
2017年04月14日 14:22撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/14 14:22
湖面の左が奈川方面
天気に恵まれ、充実した日が過ごせました。有難うございました。
撮影機器:

感想

成功した勢いというのは不思議な物で、残雪期にしか登れない阿能川岳に
先週運良く登れたのが、自分の中で大きな弾みになり、
以前からずっと気になっていた、同じく残雪期限定の山に
挑戦してみようという気持ちを起こさせました。
四日後に御前岳登山(ツアー登山)を控えており
他の参加者の御迷惑にならない為の雪山訓練も兼ね、決行。

阿能川岳に登った日は、予報に反して終日薄暗い曇り、
午後少し雲が上がり、廻りの山々の輪郭が微かに現れる程度で
気持ちも滅入りがちでしたが、今日は朝から眩しく日が差し
山の様子にも春のような華やぎを感じ、心が浮き立ちます。

清水牧場へのカーブの先の林道には除雪された雪が山盛りに積み上げられ
もはや車は先には進めず、仕方なく少し下って路肩に駐車。
除雪されていない林道を登山口まで歩くとなると、
記録で見た方々より大分時間をロスするかと心配になりながら歩行開始。

尾根への取り付き口が分からず、自分の現在位置も分からず
林道を歩きながら、止めて帰ろうかと思い始めた頃、目印の橋が見え
ようやく、頑張ろうという気力が再燃。

少し廻り道はしたものの、その後の急な痩せ尾根の連続は
籔の出ている箇所もありましたが、結構良いペースで歩けました。
雪の付いた岩稜を越える難所も阿能川岳に比べたら、
遥かに安全と思うと、慎重になりながらも落ち着いて通過。

木々のまばらな物凄い急斜面には、滑落の不安があり、
登りより下りの方が危険かもしれません。
1974m峰に着き、やれ安心と思ったのも束の間、
気がつくと間違った方向の南尾根に歩き出しており
慌てて地図を出して確認し、引き返しました。
樹林帯に囲まれ、直角に曲がる地点で、方向感覚を失いやすい場所です。
一息ついても、くれぐれもご注意ください。

少し下って鞍部に出ると、またもや見上げる真っ白な雪の斜面!
ですが、先刻より少し斜度が緩く、山頂のある尾根が視野に入り
疲れに耐え、もうひと頑張りして、主尾根に到達。
針葉樹林帯に囲まれた山頂標識を発見した時の嬉しさは格別でした
木の幹に取り付けられた小さな木片の山頂標識は
文字も殆ど消えかけていましたけれど…

帰路は自分のトレースを頼りに下りました。
晴れたせいで気温が急激に上昇し、下り始めは良かったのですが
次第に自分の足跡が判別しにくくなり
アイゼンにお団子のように雪がくっつき、歩きにくい事この上なし!

籔の少し見え隠れする痩せ尾根まで下ると
今度は、一足毎の踏み抜きが、疲れた足にかなり応えます。
朝方は雪面上が凍結していた林道は、更に酷く
膝までの踏み抜きの連発を、ワカンを付ける手間を惜しんで我慢。

晴天のお陰で下山の方が登りより遥かに苦痛を強いられた気がしましたが
いつかはとずっと思い続けて来た山頂に立てて大満足、
そして、御前岳への訓練としても一定の成果はあったと確信し
帰途に着きました。

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