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記録ID: 1113624
全員に公開
ハイキング
東北

【相双作戦一日目1・楢葉町】木戸川渓谷【己10.6*】

2017年04月22日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:11
距離
7.3km
登り
226m
下り
242m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:02
休憩
0:09
合計
2:11
距離 7.3km 登り 245m 下り 242m
10:26
5
第1駐車場
10:31
10:34
12
九竜の滝
10:46
10:47
2
芦げの滝
10:49
10:50
16
ならは吊橋
11:06
11:08
0
じい杉・ばあ杉
11:08
4
布滝
11:12
2
大瀧神社
11:14
2
布滝
11:16
10
大瀧神社(雄滝・雌滝)
11:26
33
明神滝
11:59
12:01
13
中央広場
12:14
14
天空の丘展望台
12:28
9
第2駐車場
12:37
第1駐車場
天候 雲の多い晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
木戸川渓谷第1駐車場
コース状況/
危険箇所等
概ね歩きやすいが、川辺の道は要注意。川辺のコースは「道」ではなく、「歩くことができる状態」。倒木や折れ枝、伸びた藪で通過しにくい箇所もあり。
相双作戦一日目第一弾は楢葉町の木戸川渓谷。写真を撮ろうとしてカメラにSDカードが入っていないことに気づく。以降、スマホのカメラを使用。
2017年04月22日 10:26撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 10:26
相双作戦一日目第一弾は楢葉町の木戸川渓谷。写真を撮ろうとしてカメラにSDカードが入っていないことに気づく。以降、スマホのカメラを使用。
第1駐車場から少し上流に歩くと遊歩道入口。
2017年04月22日 10:27撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 10:27
第1駐車場から少し上流に歩くと遊歩道入口。
九竜の滝
2017年04月22日 10:31撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 10:31
九竜の滝
梯子があるが、メンテできていないためか立入禁止。生活再建という最重要課題がある以上やむを得ない。
2017年04月22日 10:33撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 10:33
梯子があるが、メンテできていないためか立入禁止。生活再建という最重要課題がある以上やむを得ない。
下りられるようになったら滝を正面から見られるはず。
2017年04月22日 10:34撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 10:34
下りられるようになったら滝を正面から見られるはず。
長淵
2017年04月22日 10:35撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 10:35
長淵
対岸は絶壁。
2017年04月22日 10:36撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 10:36
対岸は絶壁。
2017年04月22日 10:38撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 10:38
苔生した岩
2017年04月22日 10:40撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 10:40
苔生した岩
芦げの滝
2017年04月22日 10:46撮影 by  SHV35, SHARP
1
4/22 10:46
芦げの滝
水面もモスグリーン。
2017年04月22日 10:46撮影 by  SHV35, SHARP
1
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水面もモスグリーン。
階段のアップダウンがある。
2017年04月22日 10:48撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 10:48
階段のアップダウンがある。
ならは吊橋
2017年04月22日 10:49撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 10:49
ならは吊橋
ならは吊橋から九竜橋
2017年04月22日 10:50撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 10:50
ならは吊橋から九竜橋
谷底へ下って、
2017年04月22日 10:55撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 10:55
谷底へ下って、
沢を渡渉すると、
2017年04月22日 10:56撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 10:56
沢を渡渉すると、
川辺の道の取り付きに出る。
2017年04月22日 10:58撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 10:58
川辺の道の取り付きに出る。
下りてきた急な階段の下は滝になっていた。
2017年04月22日 10:58撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 10:58
下りてきた急な階段の下は滝になっていた。
川辺の道は左側の岩の部分を歩いていくようだ。
2017年04月22日 10:59撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 10:59
川辺の道は左側の岩の部分を歩いていくようだ。
歩いてみたが、倒木等によりなかなか進めない。
2017年04月22日 11:01撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 11:01
歩いてみたが、倒木等によりなかなか進めない。
2017年04月22日 11:04撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 11:04
川辺の道から脱出し、じい杉・ばあ杉へ。
2017年04月22日 11:07撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 11:07
川辺の道から脱出し、じい杉・ばあ杉へ。
布滝
2017年04月22日 11:08撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 11:08
布滝
川辺の道が記されていない。
2017年04月22日 11:10撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 11:10
川辺の道が記されていない。
大瀧神社
2017年04月22日 11:12撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 11:12
大瀧神社
大瀧神社側から川辺に降りてみる(階段あり)。
2017年04月22日 11:13撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 11:13
大瀧神社側から川辺に降りてみる(階段あり)。
正面から見る布滝。
2017年04月22日 11:14撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 11:14
正面から見る布滝。
神社の裏にあるデッキからは、
2017年04月22日 11:16撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 11:16
神社の裏にあるデッキからは、
雄滝・雌滝を眺めることができる。
2017年04月22日 11:16撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 11:16
雄滝・雌滝を眺めることができる。
明神滝から木戸ダムまでの川辺の道に下る。
2017年04月22日 11:24撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 11:24
明神滝から木戸ダムまでの川辺の道に下る。
明神滝
2017年04月22日 11:26撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 11:26
明神滝
勢いの良い滝
2017年04月22日 11:27撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 11:27
勢いの良い滝
再度緊張の川辺歩きへ。倒木が何本か見えるが、当然乗り越えていかねばならない。
2017年04月22日 11:31撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 11:31
再度緊張の川辺歩きへ。倒木が何本か見えるが、当然乗り越えていかねばならない。
狭い所には鎖あり。
2017年04月22日 11:34撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 11:34
狭い所には鎖あり。
濡れているので足元要注意!
2017年04月22日 11:34撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 11:34
濡れているので足元要注意!
どこを歩くかは自由。
2017年04月22日 11:36撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 11:36
どこを歩くかは自由。
流れに近づくこともできる。
2017年04月22日 11:41撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 11:41
流れに近づくこともできる。
流れが激しい箇所も。
2017年04月22日 11:44撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 11:44
流れが激しい箇所も。
木戸ダムの堰堤が見えてホッとする。
2017年04月22日 11:47撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 11:47
木戸ダムの堰堤が見えてホッとする。
堰堤の間近まで来た。
2017年04月22日 11:50撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 11:50
堰堤の間近まで来た。
中央広場では桜が咲いていた。
2017年04月22日 12:00撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 12:00
中央広場では桜が咲いていた。
ダム湖
2017年04月22日 12:03撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 12:03
ダム湖
ダム職員すらいないので、風の音しかしない。
2017年04月22日 12:05撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 12:05
ダム職員すらいないので、風の音しかしない。
2017年04月22日 12:05撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 12:05
ダム湖側から堰堤
2017年04月22日 12:05撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 12:05
ダム湖側から堰堤
展望台への道は草ぼうぼう。
2017年04月22日 12:11撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 12:11
展望台への道は草ぼうぼう。
展望台からダム湖
2017年04月22日 12:14撮影 by  SHV35, SHARP
1
4/22 12:14
展望台からダム湖
下流側
2017年04月22日 12:14撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 12:14
下流側
帰りは車道を歩く。
2017年04月22日 12:22撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 12:22
帰りは車道を歩く。
車道からも木戸川の流れが見える箇所がある。
2017年04月22日 12:24撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 12:24
車道からも木戸川の流れが見える箇所がある。
トンバッグ15袋
2017年04月22日 12:31撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 12:31
トンバッグ15袋
九竜橋から、ならは吊橋
2017年04月22日 12:33撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 12:33
九竜橋から、ならは吊橋
最後まで一人だった。
2017年04月22日 12:37撮影 by  SHV35, SHARP
4/22 12:37
最後まで一人だった。
撮影機器:

感想

避難指示解除から1年7ヶ月経った楢葉町の木戸川渓谷を歩く。

【契機・計画】
この1年の間に川内村および川俣町の全域、葛尾村および飯舘村ならびに富岡町の大部分、南相馬市の指定区域の大部分、浪江町の沿岸部と各地域の避難指示、居住制限が順次解除されたことを受け、今春は福島の桜を愛でつつ、復興の歩みを始めつつある相双地域の弥栄を天神地祇に祈り、合わせて各故郷の山を巡ることとした。
その楢葉町版。

【山行概要】
いわき市から国道6号線を北上。海沿いにあった道を山側に移したらしく、カーナビで道路を外れて山中を走る箇所がある。
トラックの往来激しい国道から内陸部への道に入ると車の数が一気に減る。まだシーズンではないこともあろうが、他に訪れる人も無く、単独で渓谷内へ。
一日目に楢葉、富岡、川内、葛尾の4山を巡ろうという、かなり無謀で適当な旅程のため、最初は階段を足早に下りたりしていたが、九竜の滝に対面して早々に考えを改めた。
滝沢の水音のみ響き渡る中、大瀧神社に祈りを捧げ、沢辺の道を木戸ダムに向かって歩く。この大瀧神社の前後にある沢沿いの道というかルートが木戸川渓谷の目玉と言って良いだろう。本当に危険な足元の濡れている岩場には鎖が渡してあったりするが、その他はありのまま。どこを歩くかは各自の判断次第。沢のすぐ近くに接近できる一方、倒木等により通りにくい箇所、苔生して濡れた岩場等、注意を要する箇所もあり、せいぜい数百mの距離ではあるが、結構精神的に疲れる。ようやくダムの堰堤が見えた時にはホッとした。
谷底から上がってくると風が吹きぬけて気持ちが良い。そして福島へは桜も見に来たので、時期的に遅いかと思っていた桜がまだたくさんの花を付けていたのはありがたかった。
福島を思い訪れたわけだが、渓谷美、水面と木々の緑、吹き渡る風に、かえって自分の憑き物を落としてもらったような心地がして、今回の一連の巡行の成功を確信した。
気がつけば2時間程度が経過。4つめ予定の葛尾村・五十人山は厳しいだろうが、これで良い。一つ一つが疎かになっては今回の一連の山行の意義は失われる。焦らず一歩一歩大事に歩いて行くということだ。

【コラムあるいはツイート】
前年、福島から避難している子供達への悪質なイジメ問題が明らかになり、非常に胸糞悪い思いをした。一方で、自分が同級生として同じ教室にいたら、金銭要求はしないまでも、いじめる側に回っていた可能性が無いとは言い切れない。いや、十分あったと思う。ちょっとした理由、きっかけで簡単にイジメは始まる。
我が身を省みるに、子供の時分は世界が狭く、分別も無かった。今、「イジメは良くない」と言えるのも、徐々に分別を身に付けて大人になりつつあるからだ。そういう意味では、今回、教師が加担し、教育委員会が否定していたというのは救いようがない。子供が子供を教育しているということではないか。
しかし、横浜市教委が「イジメは無かった」とのたまったのは、ある意味正しかった。イジメどころか名誉毀損という不法行為、恐喝強要という犯罪があったのだから。

〜 富岡町につなぐ 〜

【バックナンバー】
2.富岡町・麓山
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3.川内村・五社山
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4.葛尾村・五十人山
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5.飯舘村・虎捕山
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6.南相馬市・国見山
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