荒島岳（勝原コース）

2017年04月22日(土) [日帰り]

• GPS: 07:31
• 距離: 9.3km
• 登り: 1,241m
• 下り: 1,232m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:22
• 休憩: 1:06
• 合計: 7:28

7:40 勝原スキー場
8:51 8:51 トトロの木
9:18 9:18 深谷ノ頭
10:17 10:17 しゃくなげ平
10:46 10:47 もちが壁
11:22 11:27 前荒島
11:54 12:52 荒島岳
13:03 13:04 前荒島
13:20 13:20 もちが壁
13:40 13:40 しゃくなげ平
14:08 14:08 深谷ノ頭
14:27 14:28 トトロの木
15:08 勝原スキー場

天候

くもり時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

旧勝原スキー場の駐車場（無料）に車を駐めました

コース状況／危険箇所等

雪解けが進んでいます。残雪は山頂付近としゃくなげ平付近では豊富に残っていますが、その他は消えています。
アイゼンはしやくなげ平で装着しましたが、難所のもちが壁やその後しばらくの稜線には雪がなく、稜線上部で再び雪が出るまでは外した方が良かったようです。（全行程アイゼンなしでも良いと思います）

その他周辺情報

温泉：九頭竜温泉　平成の湯
（但し今回は都合により北陸自動車道 徳光PAの「松任海浜温泉」460円）

写真

4/22 7:40

トイレ横の電話ボックスで登山届を出します

4/22 7:40

山頂まで190分。約1200mの登りに対して、ちょっと短くない？　あるいは地元の人はみんな健脚なのか？

4/22 7:40

車も通れる広い道（この先コンクリート舗装）から始まります

4/22 7:44

桜の苗木。いずれは桜の名所になることでしょう

4/22 7:50

目指す荒島岳はガスの中

4/22 7:58

つくしん坊

4/22 8:17

整備されてはいるが石ころゴロゴロの道を進みます。結構急坂で早くも汗だくです

4/22 8:18

スキー場であったことを偲ばせるリフト滑車。ここで一服し暑さ対策でTシャツの軽装に

4/22 8:30

ここからが本格的な登山道

4/22 8:35

800m付近で雪のかけらを発見

4/22 8:46

道脇にイワウチワが沢山咲いていました

4/22 8:49

ブナ林を進みます

4/22 8:50

花名は？

4/22 8:54

これが「トトロの木」

4/22 9:00

小荒島岳方面

4/22 9:06

こんな木もあります

4/22 9:08

ショウジョウバカマも咲いていました

4/22 9:09

白山ベンチ。天気が良ければ白山が見えるのですが・・・

4/22 9:13

ブナ林を進みます。秋は紅葉がきれいなところです

4/22 9:20

1000mを越えてからは残雪がそこかしこに現れてきました

4/22 9:38

夏道が雪で覆われハッキリしない場所もあります

4/22 9:47

踏み抜き多し

4/22 10:04

急坂を登り、しゃくなげ平に到着。頭を出した道標

4/22 10:05

先客あり。焼き肉の良い香りが・・・

4/22 10:19

梢越しに荒島岳

4/22 10:20

ここで小休憩し、アイゼン・ストック装備。
この時、ピッケルのスピッツェの保護キャップを無くしていることに気付きました。枝に引っ掛けたようです。もう売ってない物なのでちょっとショック！

4/22 10:23

山頂へはここから一旦下ります

4/22 10:26

白山は全く見えず

4/22 10:38

もちが壁は全く雪がありません

4/22 10:48

直ぐに雪が出ることを期待し、アイゼン履いたまま進みましたが

4/22 10:56

振り返ってしゃくなげ平とその奥に小荒島岳

4/22 11:01

相変わらず雪なし

4/22 11:03

ようやく稜線に雪が出てきました

4/22 11:15

山頂に続く稜線を行きます

4/22 11:20

右のピークが前荒島

4/22 11:27

前荒島手前での踏み抜き。足が抜けず周りの雪を掘り起こす羽目に

4/22 11:29

このあたりボコボコの最難関箇所

4/22 11:30

あと少しで山頂すがバテ気味で時間が掛かる

4/22 11:41

気晴らしに下界を撮影

4/22 11:42

いよいよ最後の登りです

4/22 11:48

祠が見えてきました

4/22 11:51

11:51 ようやく山頂に到着。計4時間掛かってしまいました

4/22 11:59

スッキリしない空

4/22 12:50

山頂

4/22 12:50

一等三角点（点名：荒島山 1523.37m）タッチ

4/22 12:04

写真では判りづらいですが、能郷白山が奥に微かに見えていました

4/22 12:55

白山方面。徐々に雲は上がって行きましたがまだまだ。諦めて下山します

4/22 12:57

12:57 顔を見せぬ白山に後ろ髪を引かれながら下山開始

11/16 10:49

晴れてればこんな感じで白山が見えるはずなのですが...（2013年11月撮影）

4/22 13:05

稜線に先行者が見えます

4/22 13:24

大野平野も霞みがち

4/22 13:47

しゃくなげ平を過ぎ、

4/22 14:04

1000m付近。ここで足下に黒い物が

4/22 14:04

無くしたピッケルのスピッツェの保護カバーでした。奇跡！

4/22 14:05

ヒントはこの傾いた木。ここでスピッツェを引っかけたんですね

4/22 14:19

白山ベンチ。白山は未だ雲の中。結局この日、白山を拝むことが出来ませんでした

4/22 14:57

スキーゲレンデ跡。ここが桜坂に生まれ変わります

4/22 15:09

15:09 下りは2時間ちょっとで降りてきました

4/22 15:23

トイレ横には靴底の泥を洗い流せるようブラシがおかれていました。ありがとうございます

4/22 15:52

帰り道、九頭竜川から望む荒島岳

撮影機器：

OLYMPUS PEN Lite E-PL5 オリンパス

OLYMPUS PEN Lite E-PL6 オリンパス

装備

個人装備

ピッケルを持って行きましたが無用の長物でした。<br />ワカンは車に残したままで正解でした。

感想

Ham⭐

今春の遠征は混雑するゴールデンウィークを避けることにしました。
先ずは日本百名山で人気の荒島岳。
これまで秋に二度登っていますが残雪期は初めてです。

昼から晴れてくるという天気予報を信じましたが・・・
日本のモンブランこと白山の姿を見ることが出来ませんでした。

ジャンルを雪山ハイキングとしましたが、1500mの標高では融雪も進んでおり踏み抜き多数でした。もう少し早い時期が良かったようです。
持参したピッケルは無用の長物。
おまけに登りでスピッツェの保護キャップを落としてしまいました。
もう販売してない代物なのでショックでしたが、何と下りで見つけました。
この辺に落ちてないかなと思った場所に落ちていて、まさに奇跡としかいいようがありませんが、今年の運を使い果たしてしまったかもしれません。

ともあれ1500mの百名山を侮るなかれ、約1200mの高度差は結構足に来ます。疲れた筋肉を温泉でしっかりほぐしました。
山と温泉は切っても切れない関係ですね。