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Yamareco

記録ID: 1115336
全員に公開
山滑走
白山

GW前のトレーニングを兼ねた白山

2017年04月22日(土) 〜 2017年04月23日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
49.0km
登り
2,775m
下り
2,769m

コースタイム

1日目
山行
8:50
休憩
0:00
合計
8:50
8:10
70
スタート地点
11:30
11:30
100
13:10
13:10
70
14:20
14:20
160
17:00
弥陀ヶ原
2日目
山行
7:40
休憩
0:40
合計
8:20
8:00
70
弥陀ヶ原
9:10
9:10
50
10:00
9:10
130
御前峰
11:20
11:20
70
東面台地、転法輪廻(途中)
12:30
12:30
10
登返
12:40
13:00
10
テン場
13:10
0:00
20
黒ぼこ
13:30
0:00
20
甚之助避難小屋
13:50
13:50
40
14:30
14:50
20
自転車デポ地
15:10
15:10
20
15:30
ゴール地点
天候 ガス、晴、強風
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
第二神明、阪神高速、近畿自動車道、京阪道路、名神、北陸道、中部縦貫道路(途中まで)。白峰からは除雪終了地点まで自転車
コース状況/
危険箇所等
白峰風嵐ゲート閉鎖、除雪は市ノ瀬と別当出合の中間点まで
その他周辺情報 白峰御前荘にて温泉
別当出合
2017年04月22日 11:32撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
4/22 11:32
別当出合
快適な登り
甚之助避難小屋。2階からしか出入りできない。
2017年04月22日 14:09撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
4/22 14:09
甚之助避難小屋。2階からしか出入りできない。
別山をバックに。やっと弥陀ヶ原到着。ヘロヘロです。
3
別山をバックに。やっと弥陀ヶ原到着。ヘロヘロです。
氷の壁を積み上げ中。後は御前峰。
2
氷の壁を積み上げ中。後は御前峰。
テン場完成。恰好を付けるリポビタンデー
1
テン場完成。恰好を付けるリポビタンデー
やっと宴会にたどり着けた。
1
やっと宴会にたどり着けた。
強風の中、耐風に向かってタイタニック姿勢
1
強風の中、耐風に向かってタイタニック姿勢
朝日を掴むリポビタンデー
2017年04月23日 05:45撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
1
4/23 5:45
朝日を掴むリポビタンデー
先っぽしか出ていない室堂のお社
1
先っぽしか出ていない室堂のお社
御前峰から見下ろした室堂
2017年04月23日 09:33撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
4/23 9:33
御前峰から見下ろした室堂
東に見える北アルプス
2017年04月23日 10:20撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
1
4/23 10:20
東に見える北アルプス
山頂到着
東面台地。3脚立ててポーズ
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東面台地。3脚立ててポーズ
黒ぼこ沢にシュプールを描く
2017年04月23日 11:21撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
1
4/23 11:21
黒ぼこ沢にシュプールを描く
帰りの恐怖の1本橋
2
帰りの恐怖の1本橋
無事下山。今回はこれくらいにしとったろう。
無事下山。今回はこれくらいにしとったろう。

装備

個人装備
食料 アルコール 行動食 長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター マフラー ネックウォーマー 日よけ帽子 毛帽子 着替え ブーツ ザック ビーコン スコップ ゾンデ 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 ガムテープ 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ビンディング スキー板 シール
共同装備
2人用テント
備考 私はエアマット

感想

土曜日午前3時にO君加古川の我が家に到着。山の装備2人分、自転車2台エクストレイル号に詰め込んで出発。話し込んでいるうちに名神の乗り継ぎを通り越してしまい、環状線から近畿自動車道、京阪と遠回りして名神に合流。後は問題なく2時間おきに交代して7時半に白峰到着。事前の情報通り白峰ゲートは閉まっている。先行の車が8台ほど。みんな早い出発のようだ。ゲートの横を自転車を通していざ出発。去年の10月以来の自転車。しんどい。O君は快適そうに乗っているがこちらは何とかついていくので精一杯。市ノ瀬を越えてつづら折りに入ると押して歩くほうが早い。別当出合との中間地点くらいで除雪終了。ここからはシール歩き。途中フェンスがない岩肌から大きな雪の塊が落ちてくる。こんなん当たったら大けがは間違いなし。運が悪けりゃこれで終わりやね。別当出合の建物もまだ半分くらいは雪に埋まっている。1本橋はいつものように真ん中の鉄骨の上を慎重に渡る。下りのスキーヤー独り、登山者独りとここですれ違う。夏道の石段を登ってそこからはびっしり雪が付いている。甚之助避難小屋につくと先行の登山者が中にいるようだ。上はガスが出たり通り過ぎたりで先行者に聞いても上はあんまり状態はよくなかったということだ。
少し休憩してエコーラインを上り詰めて弥陀ヶ原にやっと到着。
最初はここか室堂の建物の裏あたりでテントを建てようとは話していたがもうここで今日の行動は終わり。ほかの登山者に明日あまり見られないようにと弥陀ヶ原の一番高い位置にテントを張る。これが大きな間違いだったのですが。
二人で氷のような雪を切って40分ほどかけて壁を積み上げる。最高のテン場の完成。外にテーブルを作ろうとも思ったけど気温が下がってくるので外に残す荷物と中に入れる荷物に分けてテントの中に逃げ込む。さあ宴会の始まりだ。疲れ切っているせいかアルコールを飲んで空腹を満たしたら猛烈な睡魔に襲われバタンキューでした。夜中に猛烈な風の音で目が覚めもう朝かと時計を見たらまだ23:45.
何とか寝たり起きたりを繰り返していたけど我慢できずに強風の中、小水に出る。
外は満天の星空、気温は−10℃。寒いのを我慢して少し星空に見とれていた。
4:30にセットしていた目覚ましで起きだし、凍るように冷たい外気の中黎明を待つ。風は飛ばされるくらいに強いけど景色は最高だ。本当に来てよかった。
ゆっくり朝食を取って風がやむのを待つが一向に弱まる気配なし。8時まで待ってテントを風の中撤収。要らないものはここにデポして出発。斜面を少し下ると風は少しマシなようだ。しかし表面はすべてクラストの氷の世界。室堂の社も3分の2は雪ノ下。鳥居は先っぽがほんの少し覗いているだけ。クトーを付けて急坂を登る。ハエ松が出てきたあたりからはスキーを担いで夏道の石段を登る。
山頂到着。開山1300年の白山に来れたのは感激である。誰もいないし景色は最高だ。東には北アルプス、御嶽、乗鞍、中央アルプスとすべてきれいに見える。記念撮影をして奥社にお参りして東面台地方面に滑り込む。しかしカリカリの斜面にO君がアイゼンで降りようという。今回と次の縦走は彼がリーダー。俺みたいなごちゃしいが無事帰るためには彼の判断に従順であることしかないと思っている。東面台地からは単独行のスキーヤーが2名、3人組が1組登ってくる。向こうは除雪も全然されていないのに、みんな猛者ですね。少し滑って登り返しテン場に戻る。パッキングしなおしてさあ下山の途に。黒ぼこは快適なザラメの雪。気持ちよく落ちていく。あまり長距離を滑っているとふとももがパンパンになってくる。あっという間に甚之助小屋も過ぎて夏道の石段到着。そこだけ担いで下りてまたスキーはいて1本橋まで。帰りも同じく恐怖の一本橋。慎重に渡る。別当出合からはスキーをウォークモードのクロカン滑り。バランス崩して何回かぶっこけた。除雪終了地点からは荷物をまた担いでの自転車。これも登りよりは快適といえどもまたヘロヘロの身にはつらい35分。
市ノ瀬をあっという間にに通り過ぎて百万貫岩も越えて白峰到着。無事下山。天気が良くて本当に楽しかった。これでゴールデンウィークの縦走に向けて少しだけ自信がついたかな。御前荘で垢を落として帰宅の途に。60前のおじいには少しハードな山行でした。でも山は本当に良い。

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コメント

ゲスト
弥陀ヶ原でのテン泊を堂々とアップされてる方を初めて見ました。
2017/4/26 10:12
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