記録ID: 1116663
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ハイキング
十勝連峰
十勝岳(備忘録)
1991年09月17日(火) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,135m
- 下り
- 1,437m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 6:15
10:30
180分
望岳台
13:30
13:45
120分
十勝岳
15:45
16:00
45分
望岳台
16:45
白金温泉
天候 | 曇りor霧 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
大雪山からトムラウシ縦走の山旅後、旭川市内で宿泊。旭川駅から美瑛駅に移動。白金温泉までバス乗車。今夜宿泊予定の宿に余分な荷物を預け、宿のご主人に望岳台まで自家用車で送迎してもらった。 (帰京) 白金温泉で一泊後、バスで直接旭川駅へ。旭川駅からリムジンバスで旭川空港へ。旭川空港から空路で羽田空港へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
活火山なので、ザレ場が多く歩きにくい。踏み跡も消えがち。有毒ガスにも注意(当時) |
その他周辺情報 | 下山後、白金温泉「白金センターホテル」で宿泊(当時、1泊2食付で9,000円) |
写真
撮影機器:
感想
1991年9月、北海道初遠征山行の後半戦。
大雪山からトムラウシ縦走の山旅がとてもよかったので、帰宅予定の日を1日ずらして、十勝岳にも登ることにした。旭川で一泊した翌朝、もう1日休みをもらう旨を職場に連絡をした。当時の上司は、何か言いたげだったが、乗車予定のバスが来たので、一方的に「バスが来ちゃったので、失礼します」と電話を切った。当時私は、転職してまだ1年目だった。何と大胆で非常識な行動に出た新人だったのだろうと、今から思えば、顔から火が出る思いだ。
白金温泉から、宿のご主人に登山口の望岳台まで車で送迎してもらった。今日は天気が良くない。霧雨のようなものも降っている。ずっと続く、十勝岳の火山灰の道を、二人で黙々と歩く。途中から、傾斜のきつい溶岩の道になった。雲の中に入り風も出てきた。
急坂を登りきると、火口壁の砂礫帯を歩く。火口からはシューシューと音を立てて噴煙が上がっていた。硫黄の匂いがする。急坂の砂礫帯はあちこちに踏み跡が入り乱れ、実に歩きにくい。三歩上がっては二歩分、ズズズッと滑り落ちるような厄介な砂の道であった。
十勝岳頂上は霧の中。強風が吹き荒れ、手が千切れるような冷たさだ。我慢をして証拠写真を撮りあった後、そそくさと山頂を後にするのであった。
あっという間に下山をして、白金温泉の湯船で冷え切った体を温めた。白金温泉に一泊した翌日、職場に出勤したら、当時の上司から、新人なのに非常識だと大目玉を食らった。
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