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Yamareco

記録ID: 1119006
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山滑走
大雪山

トムラウシ山〜オプタテシケ山

2017年04月30日(日) [日帰り]
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GPS
11:22
距離
34.1km
登り
2,604m
下り
2,704m

コースタイム

01:35 トムラウシ登山口
05:55 トムラウシ山
07:25 ツリガネ山
08:25 コスマヌプリ
11:15 オプタケシケ山
12:55 トノカリ取水場
天候 晴れのち風強い
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コマドリ沢を越えると日が昇る
10
コマドリ沢を越えると日が昇る
まずはトムへ
前トムをバックに
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前トムをバックに
最後はツボ足で
目指すオプタテをバックに
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目指すオプタテをバックに
まずはトムGet!
2017年04月30日 06:00撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 6:00
まずはトムGet!
山頂からGO!
トムがあんなに遠くへ
2017年04月30日 06:38撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 6:38
トムがあんなに遠くへ
三川台・大トラバース
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三川台・大トラバース
兜岩カッコイイ
2017年04月30日 07:17撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 7:17
兜岩カッコイイ
とにかく広い
あそこまで行くのだ
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あそこまで行くのだ
できるだけ高度を落とさず距離を稼ぐ
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できるだけ高度を落とさず距離を稼ぐ
ラスボス登場!
いざ尋常に勝負
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ラスボス登場!
いざ尋常に勝負
最後の200mがきつかった
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最後の200mがきつかった
爆風ホワイトアウト気味のオプタテ稜線
山頂はすぐそこ
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爆風ホワイトアウト気味のオプタテ稜線
山頂はすぐそこ
到着。三人で撮る余裕はない。
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到着。三人で撮る余裕はない。
着いたぜベイビー
2017年04月30日 11:20撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 11:20
着いたぜベイビー
ザラメを求めて、
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ザラメを求めて、
落ちて行く。
ありがとうございました。
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ありがとうございました。
アル中ども
今年もこれで無事〆
2017年04月30日 12:10撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 12:10
アル中ども
今年もこれで無事〆
ゴール!! お疲れさま
2017年04月30日 13:00撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 13:00
ゴール!! お疲れさま

感想

トムラウシ山からオプタテシケ山へ

トムからオプを見るたびに、オプからトムを見るたびに、いつかこの稜線を繋げなければならないと、強く思うようになった。そのチャンスが、今日やってきた。

あらかじめ車をデポして、東大雪荘から入山。真っ暗な森をただ黙々と歩く。今日は長丁場。無駄な焦りは禁物だ。コマドリ沢を越えると朝焼け。トムラウシピークを捉える頃、本日のゴールオプタテシケ山が背後に現れた。天候は順調。行くしかない。

三川台まで一気にトラバース。秋に訪れると美しい黄金ヶ原も、雪に閉ざされ一面の銀世界。オプタテを正面に見据えて後半戦のスタート。

途中の稜線はできるだけショートカットして行く。無駄な登り返しが無いように慎重にルートを見極める。順調に双子池に到着。残すはラスボス。600mだ。午後が近づくにつれて風も強くなってきた。

我慢の登りは長かった。途中で板を担ぎ、爆風に煽られながらオプタテシケ山頂へ。このストイック加減はまるで羊蹄山。下りもガッチガチの斜面を無理やり落としていく。最後の最後で、シャンメリーなザラメに出会えた。最高にスパークリング。

今日はDELTAFOXくんのリクエストでトムからオプへの壮大な冒険だ。
元旦トムからもう4ヶ月も過ぎており時の過ぎゆく早さを感じた。人生は1度きり長いようで短い、行くしかない。
調子が良いのでロケットボーイに付いて行ったらコマドリ沢で足が攣り始め、先が思いやられるが無事今年2回目のトムの到着。行程の1/3ここからまだまだ長い。

初めてトム山頂から滑走した。スキーが上手2人はあっという間に滑って行く。私にとってはとてもスリリングだったが良い経験になった。第一関門のツリガネ山、第二関門のコスマヌプリを乗り越えラスボスのオプへ向かう。このエグイ600mの登りが消耗した体にキツイ事キツイ事この上ない。
風は瞬く間に強くなり残り200mでシートラ&ツボに換装し、3人でラッセルを交代しながらの総力戦。やっと稜線上に出たが最後に地獄が待っており山頂までの距離400mが恐ろしく長い。細尾根に暴風だし、巻き上げられた雪でルートも足元もよく見えない中、何とか這いつくばってオプに到着した。写真だけ撮ってすぐに退散。

最後くらいザラメのご褒美と思っていたが延々と続くガリゴリのシュカブラ地獄で大腿はもう破裂寸前。下部は短いがザラメで楽しい滑りだった。あとは林道をぶっ飛ばして無事ゴール。

全身の筋肉の全てが攣るくらい満身創痍だったが、今シーズンの集大成として締めくくるのにふさわしい山行になった。的確な計画を組んでくれたDELTAFOXくん、そして今回も忘れる事のない思い出を一緒に作ってくれた2人に感謝します。ありがとうございました!

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