トム・オプ・十勝縦走



- GPS
- 29:12
- 距離
- 38.1km
- 登り
- 3,283m
- 下り
- 3,308m
コースタイム
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 2:40
- 合計
- 8:50
- 山行
- 13:52
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 15:13
- 山行
- 5:34
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 6:14
天候 | 8/9 雨 時々くもり・霧(風は弱い) 8/10 くもり 時々雨・霧(風は弱い) 8/11 晴れ 時々霧・くもり(風は弱い) 今回の天候で良かったかもしれない。 特に2日目のルートは、日差しが照りつける快晴、強風を伴う横殴りの雨だった場合、体力が持たず危険と感じる。 寝ているときは寒かった。(モンベルのダウンシェラフ+化繊ダウン) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
スタート地点へ全員でまとまり移動 |
コース状況/ 危険箇所等 |
8/9 トムラウシ短縮登山口〜トムラウシ山 雨の影響で全体的に濡れており、滝のように水が流れる箇所も多かった。水確保には困らない状況。 8/10 南沼キャンプ指定地〜美瑛富士避難小屋 事前に他ユーザーさんのレポートを参考に覚悟をして挑戦したが、想像以上に未整備区間が続く。 ハイマツが通路を覆う箇所では枝払いの跡があり、大変ありがたく感じた。もし作業がされていなかったら…と思うとゾッとする。 特にカブト岩〜双子池キャンプ指定地の区間が最も苦労した。深い笹薮の下に、もともとの登山道跡や段差・水流跡が隠れており、深い水溜まりも多い。見えない危険箇所が多く、進行に時間を要した。 8/11 美瑛富士避難小屋〜十勝岳〜望岳台 前日の区間を経験した後のため、非常に歩きやすく感じた※個人的感想 水場状況 ・コマドリ沢:雨で水量あり ・南沼キャンプ指定地:雨のおかげで十分な水量を確保 ・双子池キャンプ指定地:雨で採水できたが、雨がやんで時間が経ったため水量は減少 ・美瑛富士避難小屋:雨水の溜まりから採水可能と思われる(採水はしていない) |
その他周辺情報 | 温泉はたくさんあるので楽しめる ・トムラウシ温泉 東大雪荘(スタート地点に戻りこちらを利用した) ・吹上温泉 ・十勝岳温泉 ・白金温泉 |
写真
感想
職場の登山部の大目標「層雲峡から富良野・原始ヶ原まで―大雪山系カムイミンタラのフル縦断」
北海道でも屈指の長大ルートで、難易度はかなり高い。
3年勝負で計画している。1〜2年目は区間ごとに歩いて経験を積む“訓練期間”、そして3年目に4泊5日ほどかけて一気に歩き切る本番へ。
昨年は1年目として層雲峡〜トムラウシ短縮登山口を2泊3日で踏破。
今年は2年目、下半分の「トムラウシ短縮登山口〜原始ヶ原」に2泊3日の計画で挑んだ。
◆8月9日(1日目)
トムラウシ短縮登山口から南沼キャンプ指定地まで、天気は雨・霧・くもり。全身びしょ濡れでもくもく進軍。
到着後、雨がやみテントを設営。軽装で山頂へ向かうと、突然雲が切れた!
そこには雲海、夕日、360度の絶景。これまでの山行で間違いなく一番の景色。
我々が山頂を離れた瞬間、景色は濃霧に飲み込まれた。まさに一瞬のご褒美。
◆8月10日(2日目)
南沼から美瑛富士避難小屋へ。噂通りの“修行区間”に突入。深い笹、ぬかるみ、水流を何度も越え、双子池までで脚が悲鳴を上げる。
双子池からオプタテシケへの登りは、旭岳くらいのキツさ。山頂到着は17:30…やばい、日没まで1時間しかない。
ベベツ岳の途中で日没、そこから真っ暗闇の岩場。足元は滑るし、ルートはわかりにくいし、岩場のベベツ岳と石垣山は緊張感MAX。
美瑛富士避難小屋に着いたのは20:30。テント泊の皆さん、本当にご迷惑をおかけしました…!
◆8月11日(3日目)
美瑛富士避難小屋から十勝岳へ。昨日までの苦行と違い、整った登山道に感動。
山頂付近では霧が流れ、時おり青空が顔を出す。
今回は原始ヶ原に進まず、望岳台へ下山。理由は2日目の疲労や夜間行動後のリスクを考え、安全を優先したため。
原始ヶ原までは届かなかったが、この2年目の経験は確実に来年の本番に生きる。
コメント
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無事に下山できてよかったですね👍
夜中の雨のなか、きっとトムラウシからの猛者がきたんだろうなぁ………超絶お疲れ様です………と労いの心の声を送っていましたらもっちーさんでしたか笑
後から知らされる事実にびっくりでした。
ご念願のルートでしたよね^_^
達成もおめでとうございます!!
私もできたらいいなぁ〜と思いつつ、お写真の笹藪みたら恐ろしいです。
本当にご無事の下山でよかったです!
ちなみに私も先月、美瑛岳から望岳台に下山しましたが、あのルートも実はなかなかハンパないですよね笑
オプタテから先、トムラウシまでの間は相当な覚悟と準備が必要とわかりました。1日で行くには何がベストか?天候はどうなのか?水場はどうなのか?…
エスケープできる場所がないだけに、怖いです。
以前より拝見させてもらっている、y0ssyさんのテン泊の楽しみ方が理想と思っていますので、別の機会にゆっくりとまた美瑛富士避難小屋へ行きたいです!
美瑛岳→望岳台までのルートの状況、驚きました。
メンバーから、厳しかった状況を聞き、十勝岳経由戻りのほうが楽かもしれませんね。
個人的には望岳台〜十勝岳も岩場が好きではないので
十勝岳方面を楽しむ際には
十勝岳温泉登山口、美瑛富士登山口がいいかも、と思いました!
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