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Yamareco

記録ID: 1122892
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
大雪山

「神々の遊ぶ庭」静寂の大雪山(旭岳)

2017年05月02日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:08
距離
5.8km
登り
696m
下り
692m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:32
休憩
0:36
合計
3:08
9:13
18
9:31
9:32
67
10:39
10:42
8
10:50
10:54
1
10:55
10:55
1
10:56
11:00
1
11:01
11:01
1
11:02
11:05
5
11:10
11:12
36
11:48
11:49
13
12:02
12:20
1
12:21
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
レンタカーで旭川から約1時間のドライブでロープウェイ山麓駅着、無料駐車場に駐車しました。ロープウェイは9:00が始発、その後20分毎の運行です。10分弱の乗車で出発地点の姿見駅に到着します。帰りは12:20の便に乗車しました。旭川空港まで車で約45分。
コース状況/
危険箇所等
【登山ポスト】
ロープウェイ山麓駅に登山者名簿、姿見駅にも登山者名簿と計画書提出場所あり
【コース状況】
前日に降雪あったせいかトレースはほぼ消えてました。ニセ金庫岩まではほぼ直線の1本道なのでホワイトアウトしない限り迷うことはないです。雪庇ありましたが縁から離れて歩けば問題ありません。BCスキーヤーは傾斜の緩いルートをとってシール登行で山頂まで登っている方がいました。私は頂上までワカンのみで往復しました。アイゼン、ピッケルは持参しましたが使用せず。
その他周辺情報 【温泉】大雪山グランドホテルの日帰り入浴(600円)を利用しました。
【トイレ】山麓駅の駐車場のトイレはクローズ、建物の中のトイレを利用しました。山頂駅にもトイレあります。
[8:04] 山麓駅のオープンは8:30です。それまで車の中で準備。綺麗なトイレ、売店があります。ロープウェイは現金のみでカードは使用不可でした。
2017年05月02日 08:04撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/2 8:04
[8:04] 山麓駅のオープンは8:30です。それまで車の中で準備。綺麗なトイレ、売店があります。ロープウェイは現金のみでカードは使用不可でした。
[9:11] 姿見駅まで10分弱で到着。登山計画書を提出して出発します。
2017年05月02日 09:11撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/2 9:11
[9:11] 姿見駅まで10分弱で到着。登山計画書を提出して出発します。
[9:11] 2人先頭で出発されましたがスノーシューもワカンも持参していなかったようで散策に切り替えてました。
2017年05月02日 09:11撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/2 9:11
[9:11] 2人先頭で出発されましたがスノーシューもワカンも持参していなかったようで散策に切り替えてました。
[9:12] 周辺散策の方もたくさん
2017年05月02日 09:12撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/2 9:12
[9:12] 周辺散策の方もたくさん
[9:12] 左の雪庇に向かって登って行きます。晴れていればトレースなくても迷いません。
2017年05月02日 09:12撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/2 9:12
[9:12] 左の雪庇に向かって登って行きます。晴れていればトレースなくても迷いません。
[9:31] 石室に到着。途中でワカン履きました。
2017年05月02日 09:31撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/2 9:31
[9:31] 石室に到着。途中でワカン履きました。
[9:31] バックに旭岳、ワクワクしますね。あくまでも空は青い!
2017年05月02日 09:31撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/2 9:31
[9:31] バックに旭岳、ワクワクしますね。あくまでも空は青い!
[9:31] 後ろを振り返ると後続どんどん来ます!
2017年05月02日 09:31撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/2 9:31
[9:31] 後ろを振り返ると後続どんどん来ます!
[10:03] 標識ほぼ埋まってますが7合目到着です。
2017年05月02日 10:03撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/2 10:03
[10:03] 標識ほぼ埋まってますが7合目到着です。
[10:03] 先行する登山者。なかなか追いつきません。
2017年05月02日 10:03撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/2 10:03
[10:03] 先行する登山者。なかなか追いつきません。
[10:03] 晴れ間が出てテンションアップ!
2017年05月02日 10:03撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/2 10:03
[10:03] 晴れ間が出てテンションアップ!
[10:40] ニセ金庫岩?風強いです
2017年05月02日 10:40撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/2 10:40
[10:40] ニセ金庫岩?風強いです
[10:40] 標識だと思いますが正体不明
2017年05月02日 10:40撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/2 10:40
[10:40] 標識だと思いますが正体不明
[10:40] 突然風が止み一瞬の静寂。山頂を望む!
2017年05月02日 10:40撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/2 10:40
[10:40] 突然風が止み一瞬の静寂。山頂を望む!
[10:50] 山頂到着。予定より大分早いです。
2017年05月02日 10:50撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/2 10:50
[10:50] 山頂到着。予定より大分早いです。
[10:50] あ〜もう最高‼
2017年05月02日 10:50撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/2 10:50
[10:50] あ〜もう最高‼
[10:50] 山頂標識も頭だけですね〜
2017年05月02日 10:50撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/2 10:50
[10:50] 山頂標識も頭だけですね〜
[10:50] 興奮して山座同定するの忘れた
2017年05月02日 10:50撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/2 10:50
[10:50] 興奮して山座同定するの忘れた
[10:57] ガスが取れた山頂は360度の展望
2017年05月02日 10:51撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/2 10:51
[10:57] ガスが取れた山頂は360度の展望
[10:57] さきほどお話しした方が登ってきました
2017年05月02日 10:57撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[10:57] さきほどお話しした方が登ってきました
[10:58] その方に撮っていただきました。山頂は2人だけです。
2017年05月02日 10:58撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[10:58] その方に撮っていただきました。山頂は2人だけです。
[10:59] 右が地獄谷、正面から皆さん登ってきます
2017年05月02日 10:59撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[10:59] 右が地獄谷、正面から皆さん登ってきます
[11:00] サーモスのお湯でお汁粉
2017年05月02日 11:00撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[11:00] サーモスのお湯でお汁粉
[11:17] あの雪庇に向かって降りていきます
2017年05月02日 11:17撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[11:17] あの雪庇に向かって降りていきます
[11:21] 雪庇の上にいます。あまり端には寄れませんね
2017年05月02日 11:21撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/2 11:21
[11:21] 雪庇の上にいます。あまり端には寄れませんね
[11:21] 大雪ブルーをバックに羊羹で補給
2017年05月02日 11:21撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[11:21] 大雪ブルーをバックに羊羹で補給
[11:31] 地獄谷からの蒸気
2017年05月02日 11:31撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[11:31] 地獄谷からの蒸気
[11:31] すれ違ったボーダーの方。つぼ足で頑張ってました。
2017年05月02日 11:31撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[11:31] すれ違ったボーダーの方。つぼ足で頑張ってました。
[11:32] 大分下のルートをとるパーティ。スキーかな?
2017年05月02日 11:32撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[11:32] 大分下のルートをとるパーティ。スキーかな?
[11:34] 本来シュカブラが美しいはずなのですが急にガスに巻かれてこんな景色に
2017年05月02日 11:34撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[11:34] 本来シュカブラが美しいはずなのですが急にガスに巻かれてこんな景色に
[11:34] ホワイトアウト寸前になりました
2017年05月02日 11:34撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[11:34] ホワイトアウト寸前になりました
[11:45] すごい蒸気です。さすが活火山
2017年05月02日 11:45撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[11:45] すごい蒸気です。さすが活火山
[11:45] もうここまで来れば安心です
2017年05月02日 11:45撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[11:45] もうここまで来れば安心です
[11:48] 石室到着
2017年05月02日 11:48撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[11:48] 石室到着
[11:49] 大雪山愛の鐘
2017年05月02日 11:49撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[11:49] 大雪山愛の鐘
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ(1) 長袖インナー(1) ハードシェル(1) タイツ(1) ズボン(1) 靴下 アンダー靴下(1) グローブ(1) アウター手袋(1) 予備手袋(1) ダウンジャケット(1) 雨具上下(1) ゲイター(1) ネックウォーマー(1) バラクラバ(1) 帽子(1) 靴(1) ザック(1) アイゼン(1) ピッケル(1) ビーコン(1) 昼食(1) 行動食(1) 非常食(1) 飲料(1) 水筒(保温性)(1) 食器(1) 地図(地形図)(1) コンパス(1) 笛(1) 計画書(1) ヘッドランプ(1) 予備電池(1) GPS(1) ファーストエイドキット(1) 保険証(1) 携帯(1) 時計(1) サングラス(1) タオル(1) ツェルト(1) カメラ(1)

感想

★本日のコース★
旭岳ロープウェイの姿見駅(標高1600m)からスタートする山頂ピストンのコースです。

★行動の記録★
4月30日と5月1日の2日間天候が悪く東京に戻る5月2日のラストチャンスに賭けました。旭川のホテルをチェックアウトして旭岳ロープウェイまで車飛ばします。標高が上がるにつれ道の脇の雪が増え山麓駅に到着する頃には冬山の様相です。無料駐車場に車を停め出発準備。次々と車が入ってきますがスキーヤーの方が多かったです。登山組も装備はまちまち。明らかに軽装で池巡りだけと思われるパーティーもいれば、ロープとカラビナ下げて旭岳だけじゃないですよねというソロの方も。雲は厚く頂上までたどり着けるか不安が募ります。ロープウェイは8割の入り。10分弱で姿見駅に到着、登山計画書を提出して登り始めます。先行は2組、1人はソロ、もう1つは2人組です。すぐにトレースが無くなりワカンを装着。先行の2人組はワカンもスノーシューも持参してないようで登頂は諦めて散策すると家族に電話で連絡してます。昨日と1昨日降雪があったようですがまだ時間早いので雪は締まってます。先行のソロの方の後を追います。

石室はアッと言う間。多分夏道よりショートカットしているのでしょう。雪は結構硬くワカンはそれ程沈みません。順調に高度を上げます。少しは青空がのぞきますが上の方はガスがかかり微妙な感じです。7合目までは傾斜ゆるく雪は凍結してるわけでもないのでワカンのまま進みます。7合目から傾斜は徐々にきつくなるもののアイゼンを付けるほどでもないのでそのまま登り続けます。すると突然ガスが湧いてきて視界は30mほどに。雪庇の端に行かないよう慎重にコースをとります。ガスを抜けると奇跡の青空!

8合5勺くらいで先行するソロの方に追いつきました。トレースのお礼を言って情報交換。山頂までノーアイゼンで行くとのこと。表面はクラストしてないしワカンとストックだけで大丈夫そうです。そこからは私が先行して山頂を目指します。高度計を確認すると2200mを超えて山頂まではあと一息。

ニセ金庫岩の標識で突然風が止み全く音のない静寂が訪れます。神々の棲む庭という表現が判るような気がします。息をのむような空の青と雪の白とのコントラスト。来て良かった!そこから左折して約10分で山頂に到着!

風は強いですがガスはとれて360度の展望を楽しみました。十勝名物のあんこでエネルギーを補給して、先ほど抜いたソロの方に写真を撮っていただき下山。後続の方が次々に登ってきます。なかにはシール登行のBCスキーヤーも。山頂からドロップできたのですね。知らなかった。もう1泊してスキー楽しめば良かったかな?ニセ金庫岩を過ぎて8合目辺りで1枚板背負ってつぼ足で登ってくるボーダーとすれ違いました。気合い充分ですね。

下りでもやはり途中7合目辺りでガスに巻かれました。視界は30mもなく風にあおられバランスを崩します。雪庇に注意しながら下りました。そこを抜けると青空が戻ってきて快適に下降します。

右手に地獄谷から吹き上げる蒸気を見ながら最後の緩斜面を石室に向かって歩を進めます。昼近くなり雪は緩んで踏み抜きも多くなります。もうここまで来れば安全圏。心配していた時間も大分短縮でき飛行機には余裕で間に合います。

最後に姿見の駅に向かう途中で反対から来た登山者と会話をしたら、なんと共通の友人がいてビックリ!世の中狭い。山麓駅まで楽しく会話させていただきました。

天候さえ良ければ、スタート地点の標高が高いので比較的短時間で登頂できる良い山ですね。次回はBCスキーで再訪したいですね。

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