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Yamareco

記録ID: 1123160
全員に公開
山滑走
道北・利尻

利尻山

2017年05月02日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:19
距離
14.4km
登り
1,650m
下り
1,636m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:23
休憩
0:48
合計
8:11
4:32
4:35
198
7:53
7:57
18
8:15
8:15
71
9:26
9:39
18
9:57
10:17
13
10:30
10:35
31
11:06
11:07
83
12:33
ゴール地点
天候 晴天
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
利尻北麓野営場から出発です。雪はほとんどなくスキー背負って歩き出します。例年ならすぐシール歩行できるとのことでしたがことしは残雪少ないようです。
2017年05月02日 04:22撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 4:22
利尻北麓野営場から出発です。雪はほとんどなくスキー背負って歩き出します。例年ならすぐシール歩行できるとのことでしたがことしは残雪少ないようです。
歩き出し、ウッドチップの歩道でした。
2017年05月02日 04:27撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 4:27
歩き出し、ウッドチップの歩道でした。
日本最北の名水とか
2017年05月02日 04:33撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 4:33
日本最北の名水とか
雪が繋がりだしてシール歩行で進むと沢が開けてきました。左股の方へ向かいます。この辺からはトレースもしっかりあります。
2017年05月02日 05:51撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 5:51
雪が繋がりだしてシール歩行で進むと沢が開けてきました。左股の方へ向かいます。この辺からはトレースもしっかりあります。
登ります。中央のとんがりを目指しますが、そこそこの斜度でクトーを装着して突破しました。
2017年05月02日 05:57撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 5:57
登ります。中央のとんがりを目指しますが、そこそこの斜度でクトーを装着して突破しました。
海がきれいに見えてきた。昨日の天気とは打って変わって素晴らしい日になった。
2017年05月02日 07:27撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 7:27
海がきれいに見えてきた。昨日の天気とは打って変わって素晴らしい日になった。
見晴台から長官山を望む。男性二人のパーティーと一緒になる。この方たちと頂上までご一緒しました。帰りのフェリーも一緒だったな。お世話になりました。
2017年05月02日 07:27撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 7:27
見晴台から長官山を望む。男性二人のパーティーと一緒になる。この方たちと頂上までご一緒しました。帰りのフェリーも一緒だったな。お世話になりました。
見晴台に立つと利尻山北峰がドーン!と見えてくる。カッコイイ〜来て良かった、晴れてよかった。
2017年05月02日 07:53撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 7:53
見晴台に立つと利尻山北峰がドーン!と見えてくる。カッコイイ〜来て良かった、晴れてよかった。
長官山方面。ここからスキーを再度背負っていきました。
2017年05月02日 07:53撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 7:53
長官山方面。ここからスキーを再度背負っていきました。
雲の流れが美しい。強風というまでではなかった。
2017年05月02日 07:56撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 7:56
雲の流れが美しい。強風というまでではなかった。
避難小屋に到着。
2017年05月02日 08:11撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 8:11
避難小屋に到着。
昨日、悪天候の中、登られた方もいたようです。今日は晴れるとの予報だったので避難小屋で泊まられたとのこと。立派な小屋でした。ここをベースに滑りまくるのもいいかな。
2017年05月02日 08:14撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 8:14
昨日、悪天候の中、登られた方もいたようです。今日は晴れるとの予報だったので避難小屋で泊まられたとのこと。立派な小屋でした。ここをベースに滑りまくるのもいいかな。
昨日、荒天だったので雪の状態良くないかもしれないと思い、9合目にスキーをデポしました。
2017年05月02日 08:50撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 8:50
昨日、荒天だったので雪の状態良くないかもしれないと思い、9合目にスキーをデポしました。
ここからはアイゼンとピッケルの世界。
2017年05月02日 08:50撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 8:50
ここからはアイゼンとピッケルの世界。
風は少し強いが問題ない、天気も良いしね。
2017年05月02日 09:11撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 9:11
風は少し強いが問題ない、天気も良いしね。
ここまで登って、雪質が結構いいことに気づいた。この斜面おいしそうではないですか・・・
2017年05月02日 09:15撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 9:15
ここまで登って、雪質が結構いいことに気づいた。この斜面おいしそうではないですか・・・
まだまだ登ります。
2017年05月02日 09:49撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 9:49
まだまだ登ります。
先行する二人。カッコイイね。
2017年05月02日 09:53撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 9:53
先行する二人。カッコイイね。
もう少し。
2017年05月02日 09:55撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 9:55
もう少し。
北峰到着。素晴らしい。頑張って良かった。
2017年05月02日 09:58撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 9:58
北峰到着。素晴らしい。頑張って良かった。
南峰方面。テント張っている方がいました。強者じゃな。
2017年05月02日 09:59撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 9:59
南峰方面。テント張っている方がいました。強者じゃな。
頂上の祠です。少し顔出してました。
2017年05月02日 09:59撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 9:59
頂上の祠です。少し顔出してました。
礼文島も見えてます。
2017年05月02日 09:59撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 9:59
礼文島も見えてます。
あそこに登る人もいるのだろうが・・・
2017年05月02日 09:59撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 9:59
あそこに登る人もいるのだろうが・・・
山頂から豊漁沢川方面。雪ずっと繋がっている。雪質もパウダーとはいかないがクラストはしていない。滑りやすそうな感じ。もうちょっと頑張ってスキー背負って来ればよかった。と今なら言える(笑)
2017年05月02日 10:01撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 10:01
山頂から豊漁沢川方面。雪ずっと繋がっている。雪質もパウダーとはいかないがクラストはしていない。滑りやすそうな感じ。もうちょっと頑張ってスキー背負って来ればよかった。と今なら言える(笑)
南峰方面に少し歩いてみた。怖すぎてここまででやめときました。
2017年05月02日 10:01撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 10:01
南峰方面に少し歩いてみた。怖すぎてここまででやめときました。
南峰方面。少し先でトレースは無くなっていました。怖すぎ。ヘタレでごめん。
2017年05月02日 10:03撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 10:03
南峰方面。少し先でトレースは無くなっていました。怖すぎ。ヘタレでごめん。
滑れそうでしょう?アイゼン下降の方が怖かった。
2017年05月02日 10:39撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 10:39
滑れそうでしょう?アイゼン下降の方が怖かった。
雪面に開いた大穴をチェックしてます。気を付けましょう。
2017年05月02日 10:39撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 10:39
雪面に開いた大穴をチェックしてます。気を付けましょう。
9合目からは快適なザラメで気持ちよく滑りました。
2017年05月02日 11:09撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 11:09
9合目からは快適なザラメで気持ちよく滑りました。
頂上からの大斜面!惜しかった(と今なら言える)
2017年05月02日 11:16撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 11:16
頂上からの大斜面!惜しかった(と今なら言える)
1255mピークからドロップ。豪快かつ快適なスキーができました。
2017年05月02日 11:23撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/2 11:23
1255mピークからドロップ。豪快かつ快適なスキーができました。
いろんなところからのシュプールがありました。どこからでも楽しそうだ。
2017年05月02日 11:23撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 11:23
いろんなところからのシュプールがありました。どこからでも楽しそうだ。
海に向かってGO!こんなところあまりないよね。冥途の土産ができたぜ。

2017年05月02日 11:23撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 11:23
海に向かってGO!こんなところあまりないよね。冥途の土産ができたぜ。

まだまだ続くよキンキラキン!
2017年05月02日 11:26撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 11:26
まだまだ続くよキンキラキン!
だんだん狭くなってくるが問題はない。
2017年05月02日 11:33撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 11:33
だんだん狭くなってくるが問題はない。
ここからは薮が出てくるので適当にすったもんだしながら降りていく。
2017年05月02日 11:41撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/2 11:41
ここからは薮が出てくるので適当にすったもんだしながら降りていく。
適当に降りすぎて変なところから登山道にでて素敵な一日が終わった。
2017年05月02日 12:29撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/2 12:29
適当に降りすぎて変なところから登山道にでて素敵な一日が終わった。
さらば洋上の富士、利尻山。また来ることができるだろうか?
2017年05月02日 14:50撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 14:50
さらば洋上の富士、利尻山。また来ることができるだろうか?
登ったラインが眺めながら、飽きることがなかった。
2017年05月02日 14:53撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 14:53
登ったラインが眺めながら、飽きることがなかった。

感想

ゴールデンウイークを利用して、北海道は利尻島の利尻山に登ってきました。洋上の富士と言われている利尻山に雪が残っている時期に登って、山スキーが出来ればきっといい思い出になるに違いない。と、思い立ち山道具、スキー、及び宿泊道具を車に積み込み、カーフェリーで敦賀から苫小牧、稚内から利尻島にむかった。

到着した5月1日は生憎の空模様で利尻山は全く見えない。見えないければ意味が無いので5月2日は晴れるとの予報を信じて、島内観光をして一日を過ごす。

予報通り晴れになった早朝、利尻北麓野営場を出発する。何人かもう出発しているようだ。平年だと野営場からすぐシール歩行できるようだが、雪は全くないのでスキーを背負って夏道を登っていく。しばらくすると雪が出てくる、トレースはあるがありすぎてどれが良いかはわからない。適当に尾根には上がらず、沢を登っていく。行く先は一つなので問題はないだろう。薮も少なくなってきたあたりでシール歩行に切り替える。先行する人が左股上部に見えている。自分もそのあとを追って登りだすが、途中でシールがスリップするようになったのでクトーを付けて突破。先行の方も途中でアイゼンに切り替えたようだ。早朝で少し雪面が堅かったせいだろう。

クトーをつけたら調子が出てきた、淡々と高度を上げる。そうこうするうちに長官山に到着、利尻山がバーンと目に前に現れる!感動の瞬間だ。最近は美人に合うより興奮するね(齢かな)。しかし、まだまだ先はながい、ここからはスキーを再度背負ってまた淡々と登る。雪は程よいザラメで帰りが楽しみ。1255mピークを過ぎて避難小屋が見えてきた、泊まった方が何人かいたようだ。昨日の荒天の中、登って頂上まで行ったという方がいたが(当然、ホワイトアウト)、今日晴れてよかったね。ちょっとびっくりしました。

頂上付近の雪質に不安があったので、9合目でスキーをデポして山頂までピッケルとアイゼンを駆使して登ることにした。正直なところプラブーツにアイゼン歩行はちょっと苦手、というか慣れていない。まあ仕方ない、ゆっくり登ろう。トレースがしっかりあることもあって何とか頂上(北峰)到着。360度の大パノラマだ、来てよかった、生きていてよかった!南峰方面に少し行ってみたがナイフリッジでマジ怖い、途中でトレースも無くなっているようだ。無理は止めよう、ここで登頂成功ということにしておこう。山頂でテントはっているパーティーがいたが、頂上近くのロウソクのような岩に登るのだろうか?何にしても強者だ。

展望も楽しんだし、さあ下山だ。さっきも書いたがプラブーツにアイゼン歩行は苦手だ、下りの方が怖い。前の二人に続いてゆっくり降りていく。頂上付近もいい感じのザラメでこんなことならスキー背負って来ればよかった。急斜面だけどスキーの方が安心して降りられそうだ(と今なら言える)。まあ良い、9合目からはスキーが使える。スキーなら避難小屋まで快適なザラメで一瞬だ。1255mピークまで登り返して、そこからは標高差1000mの豪快かつ快適な滑走だ。ピークまで行かないスキーヤー、ボーダーもいたようだが、確かにどの斜面も楽しそうだ。

沢が狭くなり、薮がでてくると快適な滑走も終わりだ。あとは消化試合、適当にトレースを目安に降りていく。適当に降りすぎた少しすったもんだしたが、無事、登山道に合流して素晴らしい一日が終わった。

一緒に頂上まで行ったお二人に感謝します、心強かったです。

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コメント

お世話になりました。
残りの北海道山行を楽しんで下さい。zoe
2017/5/4 14:15
Re: 無題
zoeさん、コメントありがとうございます。楽しい山行でしたね。今日は羅臼岳に登ってきました。レコをアップしておいたのでよかったらご覧ください。明日は斜里岳の予定です。zoe
さんは旭岳ですか?素晴らしい一日を。
2017/5/4 22:17
プロフィール画像
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