記録ID: 1129730
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無雪期ピークハント／縦走
奥秩父
雁峠〜笠取山〜白沢峠（広瀬から周回）
2017年05月05日(金) [日帰り]
埼玉県
山梨県
capd27a
その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 09:11
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 1,408m
- 下り
- 1,427m
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日帰り
- 山行
- 7:52
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 9:12
距離 22.9km
登り 1,425m
下り 1,427m
15:56
ゴール地点
GPSの調子が悪く、スタートから1時間半くらいはうまくログがとれていませんでした。写真データをもとにデータを少し補正してあります。実際の歩行距離は25キロ弱くらいかと思います。
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
�々�瀬ダム駐車場〜雁峠登山口〜雁峠 国道→林道→登山道と変化します。林道部分では、いくつか迷いそうな林道が分岐していますが、基本的に一番広い林道を登っていきます。途中から林道は寸断し、何度か沢を横断していきます。登山道に入っても同様に沢に絡みつつ登っていきます。 ��雁峠〜笠取山〜笠取小屋 明瞭な登山道です。笠取山周辺は東京都の水源林で、遊歩道が整備され案内板も多数あります。ただし、分水碑周辺は道が複数あります。自分の進む方向を見誤らず進めばいずれ合流します。 �３渕莨�屋〜ヤブ沢峠〜白沢峠 未舗装林道を進みます。途中の林道の分岐を右に進みますが、そこからは未整備の廃林道となり、倒木も目立つようになります。アップダウンも少ない道ですが、眺望はあまり恵まれず、単調です。途中水場があったり、廃トラックに出会ったりします。 白沢峠は山と高原地図（昭文社）では五つの道が交わっていますが、東側の高橋方面には看板がありません。また、柳沢峠方面が倉掛山経由の尾根コースと林道コースに分かれますが、それぞれを説明する看板はありません。さらに、笠取山・雁峠方面ですが、地図のコースは今回紹介している林道コースですが、尾根には防火帯があり、歩けそうな雰囲気もあります。いずれにしても現地の看板が少々説明不足ですので、しっかり地図を見て判断したほうが良いです。 �で鯊�峠〜白沢峠登山口〜広瀬ダム駐車場 林道出るまでの間は、狭い道が続きます。つづら折りの急坂や不明瞭な個所、倒木や落石箇所、高度感のある木道など気が抜けないところです。林道からは、沢を縫うように国道まで道が続きます。国道に出るとダム駐車場まで歩道がなく、通行車両のスピードも出ていますので、注意が必要です。 |
写真
ゲートです。いくつか看板がありますが、一番新しい看板によると、入山は良いが、トレラン等の競争はダメと読めます。
峠を後にします。この日は大学や高校の団体がいました。この道を登った方向は雁坂峠方向です。
近年新しく設置された看板。東京都の水源林だけに整備は素晴らしいです。
いよいよ笠取山名物の激登りに向かいます。写真ではなかなかお伝えできませんが、本当に急な登りです。
登りついた先が、山梨百名山の標柱の立つ場所。この日は天気に恵まれ、大菩薩嶺や富士山、御坂山塊、南アルプス、奥秩父の山々が一望できました。
1
5/5 10:29
登りついた先が、山梨百名山の標柱の立つ場所。この日は天気に恵まれ、大菩薩嶺や富士山、御坂山塊、南アルプス、奥秩父の山々が一望できました。
アップダウンに先にある山頂。しかし、ここは樹林に中の狭い場所です。
すぐ先に巻き道の分岐があります。このあたり、看板にない道があります。
巻き道を進むと水干が見えてきます。残念ながらこの日は多摩川の最初の一滴は見ることが出来ませんでした。
山頂を周回する形で分水碑付近に戻ってきました。このあたりで昼食をとりました。
笠取小屋です。テント場にはすでにいくつもテントが張ってありました。
トイレもあります。小屋の方が清掃をしていました。ありがとうございます。
ヤブ沢峠の看板はクマさんの襲撃を受けたようです。ここから柳沢峠方面を目指します。ちなみに柳沢峠までは17キロ…遠いですね。
ゲート？脇に看板があります。ここでようやく白沢峠の文字が看板に出てきました。
水場脇に看板がありました。左・倉掛山、右・笠取山と書いてあったのでしょうか。
道脇に朽ち果てたトラック。歴史を感じされます。それにしてもこんな山奥によく林道を引いたものです。
ゲートから白沢峠までは、林道とはいえ、倒木もあり、とても車では通過できない状況です。
峠の看板。この看板は少々案内不十分なところがあるので注意が必要です。ちなみに写真の奥保安林の看板の左側が我々が歩いてきた道。右側に高橋川沿いの道ですが、看板の案内はありません。
5/5 14:18
峠の看板。この看板は少々案内不十分なところがあるので注意が必要です。ちなみに写真の奥保安林の看板の左側が我々が歩いてきた道。右側に高橋川沿いの道ですが、看板の案内はありません。
パッと見、ここが道かどうかわからないような感じです。慎重に進みましょう。
装備
| 備考 | 当日は予想より暑く、飲料水としてハイドレーション１ℓではやや足りなかったです。 |
|---|
感想
笠取山は14年前に南側の作場平から登ったことがあり、その際雁峠まで歩いたことがありました。また、西の広瀬側からは、4・5年ほど前に仕事で二度歩いたことがありましたが、その際は雁坂峠から雁峠を経て下りに使ったものでした。
今回の目的は、笠取小屋から白沢峠を経るコースにあり、そのついでに笠取山を踏む計画でした。
天候にも恵まれ、雁峠や笠取山周辺では最高の眺望を見ることができました。また子供連れからツアー客、大学の新入生歓迎コンパ、高校の山岳部の大会コースの下見など、実に多くの登山者が来ていました。
しかし、ヤブ沢峠で作場平方面の道と分かれると一転、人の気配はなく、白沢峠で一人の登山者にあったきりでした。ほとんど林道歩きのこのコース、眺望もあまりなく、登山者が少ないのもうなずけるところです。
また、白沢峠およびそこから白沢を下るルートは、看板案内が良くないことやコースが不明瞭なところがあるなど注意が必要です。
ちなみに、今回の歩行距離は20キロを超え、今までの登山で最長の歩行距離となりました。実は3月末にスキーで腰を痛め、それ以来完治しないままの状態でした。リハビリも兼ねつつ、林道歩きの多いこのコースを選択しましたが、時々痛みが出ながらも何とか歩き通すことができました。
今後も、腰と相談しながらぼちぼち山に登っていきたいと思います。
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