湯俣温泉でまったりの予定が今回もちょっと危ないことに・・・

2017年05月05日(金) [日帰り]

• GPS: 26:35
• 距離: 24.4km
• 登り: 670m
• 下り: 668m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:39
• 休憩: 0:19
• 合計: 7:58

6:47 スタート地点
8:27 8:33 名無避難小屋
9:46 9:53 湯俣温泉晴嵐荘
9:58 10:00 湯俣山荘
10:39 10:43 湯俣(噴湯丘)
14:12 14:12 湯俣(噴湯丘)
14:45 湯俣温泉晴嵐荘

日帰り

• 山行: 3:01
• 休憩: 0:54
• 合計: 3:55

5:27 湯俣温泉晴嵐荘
6:49 7:39 名無避難小屋
9:18 9:22 高瀬ダム湯俣登山口
9:22 ゴール地点

・湯俣温泉ツアー「行きはよいよい帰りは怖い」その1
湯俣川は雪解けで水量多し、噴湯丘まで行くのに膝上の渡渉あり。覚悟の上で沢装備をもってのぞんだんだけど・・・
行きはザイルも出して全員無事に渡ったけど、帰りは苦戦。K氏は流れに持っていかれてローリングストーン3回転、ワシもスリップで半身浴に。倒木を利用したりして何とか帰還できました。
伊藤新道下見は、水量が多くて高巻きに、高巻きでも当然苦戦してさっさと敗退でした。

・湯俣温泉ツアー「行きはよいよい帰りは怖い」その2
高瀬ダムから湯俣温泉までのうち登山道には崖のトラバースには何か所か木道の橋がかけられているけどけっこう危険なところあり。シーズン的にまだ本格的整備前なのかも？
で、行きも危ないと思っていたところの手前で木道が消失！えっ？？何とか崖に降りて木とか網とかにつかまりながらトラバースしてクリア・・・そう言えば湯俣温泉で一緒だった子供2人連れのファミリーがまだ残ってるけど大丈夫？
引き返してH会長とスケさんでルート工作。10年以上お世話になったHOT隊の6mmx20mの補助ザイルとお別れになりました。寿命ですけどねぇ・・・お役に立てて本望でしょう。

天候

晴れ⇒雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

5/5 5:52

七倉山荘Pに前夜到着、テント張って仮眠。駐車場は余裕あり。

5/5 5:23

七倉山荘

5/5 5:25

登山届を提出。タクシーは呼ばなくても時間になれば来るとのこと。

5/5 5:25

ゲートは6：30まで開かないとのこと。でタクシーとバスと関係者以外は侵入できない。

5/5 6:29

時間になると確かにタクシーが来た。トランクは蓋が閉まらなくてもOK！

5/5 6:46

タクシーで七倉から高瀬ダムへ。ダムからは不動岳が大きく、左に烏帽子岳への稜線が見える

5/5 6:54

舗装道路でしかもいきなりトンネル

5/5 6:58

このトンネル1km弱あり、真っすぐなので出口が見えているのになかなか終わらない！

5/5 7:24

トンネルから出るとしばらくはダム湖畔の林道歩き。奥に雪をまとった山が見える。

5/5 7:24

真砂岳と野口五郎岳（たぶん）

5/5 7:24

その右＝北は烏帽子への稜線（たぶん）

5/5 7:24

さらに振り返れば不動岳-船窪岳-（奥に針ノ木岳）-七倉岳

5/5 7:58

ここで林道は終了。登山道に入ります。関係車両はここまで入れるようで、ここからブルドーザー道が河原に降りてました。

5/5 7:58

5/5 8:02

スケさん力持ち！谷との出合いやざれた崖の斜面には木道が整備されています。

5/5 8:07

が、危険個所も・・・ここは行きもびくびくでしたが、帰りはその先のところが何と！！落ちてましたぁ・・・

5/5 8:07

往路は無事通過です

5/5 8:10

振り返れば、左から不動岳-船窪岳-(ほんとは奥にある)針ノ木岳-七倉岳、むかーし船窪岳の手前で滑落して顔面血だらけで七倉に下山したことあったなぁ・・・

5/5 8:24

ええ感じの登山道

5/5 8:26

名無避難小屋

5/5 8:29

小屋に名前がないのではなくて、沢の名前が名無し沢。

5/5 8:45

5/5 8:47

登山道が一部崩落、シーズン前なのでまだ未整備

5/5 8:51

崩落部の雪渓かまわず直進しましたが下に降りたほうが正解だったかも？

5/5 9:01

対面には大きなスケールの崖

5/5 9:02

よく見ると崖には滝がありました。雪解けの今だけなのかオールシーズンなのかわかりません。

5/5 9:22

5/5 9:22

雪の尾根は東鎌尾根が見えてるんかなぁと思ってみていたらその続きに槍が見えました。代わりに東鎌尾根は見えなくなりました。

5/5 9:24

槍の右は硫黄尾根かな？

5/5 9:25

瞬きじゃなくてまた滝！

5/5 9:37

晴嵐荘が見えました！（バックは硫黄尾根、この日、ここにアタックしているツワモノパーティーもいたようです。）

5/5 9:39

晴嵐荘への吊り橋

5/5 9:41

渡り切ったら、有名な？「くまもん出ます」の看板

5/5 9:49

ワシらはもっと先を目指します。とりあえず噴湯丘まで（ってかこの道間違ってました。晴嵐荘から対岸＝右岸に渡らないとダメでした。

5/5 10:05

小さなダム的なものを超えてきました

5/5 10:05

水俣川にかかる吊り橋、これを渡っていざ！伊藤新道へ

5/5 10:05

水俣川、で奥が湯俣川で硫黄があるので岩魚はいない。水俣川は北鎌尾根へのルートでこっちは岩魚がいるらしい。どっちも魅力的！

5/5 10:07

橋に残っていた古い道標には「左は北鎌、右は伊藤新道」。ただし伊藤新道は現存していない。

5/5 10:07

水俣川、この先に北鎌尾根があるんですね。

5/5 10:08

水俣川の吊り橋を慎重に渡ります

5/5 10:11

橋を渡ったらいきなりロープを使っての岩場下降。ロープがあるってことはけっこう人が来てるってことかな？

5/5 10:28

とりあえず沢装備はしてきたんだけど、噴湯丘を目指すにはもう必要になったみたい！

5/5 10:29

スケさん、ザイルをもって突破

5/5 10:33

K氏がんばれ！

5/5 10:34

H会長、ザイルを回収。奥で家族連れが羨ましそうに応援？

5/5 11:24

写真でよく見る噴湯丘（これはすでに死んでるみたいです）

5/5 11:23

おっあれも噴湯丘かな？

5/5 11:23

形は栗みたいじゃないけどこっちは現在活動中です

5/5 11:27

噴湯丘、先端のピンクに部分から熱湯と湯気（H会長、ピンクに大興奮！！）

5/5 11:25

河原でお湯がぶくぶく沸いてますが、めっちゃ熱くて火傷します！

5/5 11:58

紀 熱湯と川の水を適度にブレンドするべく工夫したけど無理！石灰化して硬くなって掘れない！！

5/5 12:34

とりあえず砂場にテント張って

5/5 11:01

ビールを冷やします

5/5 12:55

現在は廃道になっている伊藤新道を探検にいってみます。これって吊り橋の支柱の跡？？？

5/5 12:57

湯俣川は水量が多くて危ないので高巻きトラバースルートを探索

5/5 12:57

これって道じゃないよね？

5/5 12:58

写真で見るより結構斜度があってザレてます

5/5 13:09

ここで終わりにしましょう。一ノ谷出合いまでも行けずでしたがまあ満足。よぅやった！

5/5 13:12

見下ろせば・・・見た目より水量多いんですよねぇ、水量が少ない秋なら川の中を突破でいけたかも？

5/5 13:14

藪漕ぎで帰路へ

5/5 13:18

また新たな噴湯丘発見！！

5/5 13:20

こっちはすでに化石っぽくなった？噴湯丘

5/5 13:21

のこぎり状に見えるのは餓鬼から東沢方面の尾根？

5/5 13:25

東の空が怪しくなったので急いでテントへ！沢の増水はやばい！？

5/5 13:27

急げ―！　テント撤収して晴嵐荘まで戻ることにします。

5/5 14:27

帰りの徒渉は大苦戦！手荷物（焚き木）を対岸にパス！

5/5 14:30

倒木で即席に作った手すりでローリングストーンK氏も無事に徒渉

5/5 14:44

晴嵐荘前の渡渉は平和でした

5/5 16:06

晴嵐荘前でテント張り直し

5/5 16:31

メンバー+黒白波+大雪渓で記念撮影「はいチーズ」

5/5 18:09

宴会

5/5 18:25

秘湯マニアのファミリーキャンパーから晴嵐荘の近くに入れる程度の適温の露天風呂があるけど藻があって・・・って情報あり

5/5 18:34

藻って別にいいじゃん！と思って入水しました。

5/5 18:34

適温でいい感じですが、藻が嫌なのならどかしましょうかねぇ・・・

5/5 18:45

ファミリーの子供たちも我慢できずに？入水してきました。

5/5 18:50

隠すほどのモノでもないです

5/5 19:16

またしばらく中金邉で宴会再開・・・

5/5 20:07

グーグー

5/6 5:14

朝だ！

5/6 5:19

昨日のお風呂はこんなきれいになってました。

5/6 5:21

温泉に入ろか迷ってます（結局入りませんでした）

5/6 5:26

天気予報では下り坂、降り出す前に下山できればと5：30出発

5/6 5:28

さらばじゃ晴嵐荘、湯俣川！また訪れよう！

5/6 5:28

5/6 5:36

ちょっと通行止めになっている脇道に入ってみたら、橋が落ちた旧道でした

5/6 5:40

現在の登山道に戻ってみたら橋はこんな感じ

5/6 5:45

また脇道に・・・

5/6 5:46

ダム関係者の建物があって展望台になってました

5/6 5:50

ダム湖の向こうに槍ヶ岳と硫黄尾根？

5/6 5:51

アップです。展望台として活用すればいいのに・・・（ここに温泉が湧いたら受けるなぁ、でも人が少ないのが魅力の湯俣温泉）

5/6 7:09

雨も降りだして雨具装着後、名無避難小屋で大休止

5/6 7:09

薪ストーブあり、大鍋あり、読みかけの本あり・・・けっこう使われてる感のあるきれいな小屋でした。ダム関係者か釣り人か？

5/6 7:11

コーヒーも煎れて・・・

5/6 7:56

帰路です、もうすぐ林道へ。あれ！？　道がないんですけど・・・どうも落石で木道の支えが折れたような感じです

5/6 7:57

どうしたもんか・・・

5/6 7:59

H会長、果敢にチャレンジ。でそれに続いて隊員も全員突破！やれやれ

5/6 8:03

お邪魔？

5/6 8:07

そういえば・・・昨夜湯俣温泉で一緒にいた後続のファミリーが心配ですねってことで引き返す

5/6 8:10

安全に渡れるようにと、H会長とスケさで手持ちのザイルを使って一時的にルート工作してとりあえずのフィックスロープ設置しました。

5/6 8:12

ルート工作終了！15年以上お世話になったHOT隊の6mmx20mの補助ザイルとお別れになりました。寿命ですけどねぇ・・・お役に立てて本望でしょう。

5/6 8:34

どうみても落石。木道も落石にやられたんでしょうね。

5/6 8:34

がけ崩れというか雪崩というか・・・ですね

5/6 8:56

雨は上がらず

5/6 9:14

トンネルまで戻ってきました。出口は見えるのに約1kmは長い！

5/6 9:18

トンネルを出たら公衆電話からタクシーを呼ぶ。まだシーズン前なのでアルピコタクシーは当番1人制とのことで行きと同じ運ちゃんだった。何人山に入っているか把握していてワシらの下山を待って待機していてくれた模様。

5/6 9:24

景色は幻想的だけど雨でぬれてびしょびしょで寒かった！雨具の上着はもう買い替え時かも？

5/6 11:14

七倉温泉にて

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-625 Tough オリンパス

感想

OHmori

当初は立山に行く予定で日程を組んだのだけどビーコン必携の情報あり行く先変更して、白馬や白山を考えていたけど結局は最も軟弱な湯俣温泉まったりツアーに決定！

だがしかし、湯俣温泉は今は崩壊している伊藤新道の入り口で北鎌尾根の入り口でもあるらしい、水俣川とか湯俣川も上流に行けばイワナが釣れるらしいとか、さらに湯俣温泉はそこら辺を掘れば湯が出てくるらしいとか超魅力満載ではないか！

で実際にはやっぱHOT隊。まったりどころかいつもの通りのちょと危ない山行になりましたが、一見中途半端な山行と宴会どちらも満喫できました。いい仲間といい山。

コメント

cluain

フィックス
5/4-5/6で硫黄岳をやってました（敗退しましたが…）。下山時に木道崩壊箇所でのフィックスに助けられました！ありがとうございます。家族ずれパーティーは4日に遭遇して、6日の下山時には湯俣温泉にはいなかったので無事帰れたのだと思います。

OHmori

Re: フィックス
お役に立ててよかったです。てか硫黄岳を目指すツワモノなら不要だったのでは？親子連れも無事下山できたようでほっとしました。報告ありがとうございました。
硫黄岳は魅力的ですがまず伊藤新道かな？正直、伊藤新道も難しそうだなと実感しました。水量が多いし冷たいので秋が適期なのでしょうか？

お疲れ様でした！お会いできず残念でした。

cluain

Re[2]: フィックス
ロープあると精神的に大分ラクになるので、非常にありがたかったです！
伊藤新道良いですね！パートナーは去年の秋にやったそうですが、水量少な目だったそうで、そんなに厳しくはなかったそうです。なので、条件次第って感じなのですかね〜