ダイヤモンドトレイル 2/3 (大和葛城山-金剛山-紀見峠)

2017年05月07日(日) [日帰り]

• GPS: 07:09
• 距離: 23.6km
• 登り: 1,273m
• 下り: 1,892m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:40
• 休憩: 0:28
• 合計: 7:08

9:09 葛城山上駅
9:18 9:19 大和葛城山
9:22 9:22 葛城高原ロッジ
10:00 10:02 水越峠
10:25 10:25 金剛の水
10:34 10:39 カヤンボ
10:47 10:48 旧パノラマ台
10:54 10:54 朝原寺道分岐
11:03 11:03 高天・橋本院分岐
11:19 11:19 郵便道分岐
11:25 11:27 金剛山
11:43 11:47 山頂広場
12:23 12:24 金剛山
12:28 12:31 一の鳥居
12:35 12:35 湧出岳
12:43 12:44 大阪府最高地点
12:47 12:48 ちはや園地ピクニック広場
12:52 12:52 伏見峠
13:11 13:12 久留野峠
13:34 13:34 高谷山
13:51 13:51 千早峠
14:09 14:09 神福山
14:29 14:34 行者杉
14:46 14:46 杉尾峠
14:59 14:59 タンボ山
15:07 15:08 西ノ行者
15:13 15:13 ブンタ谷分岐
15:38 15:38 山ノ神
15:54 15:54 紀見峠
16:17 紀見峠駅

上昇：1295m、下降：1910m

天候

晴 時々 曇

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

往路：自宅-[近鉄電車] - 近鉄御所駅 - [奈良交通バス] - 葛城ロープウェイ前 - [葛城ロープウェイ] - 葛城山上駅
復路：紀見峠駅 - [南海高野線 急行難波行] - 新今宮駅 - [大阪環状線] - 大阪駅 - [東海道本線] - 京都駅

* ロープウェイ駅までのバスは前払いで290円 (交通系ICカード使用出来ました．)
* ロープウェイは片道740円、往復1250円

コース状況／危険箇所等

全体的に整備が行き届いており(行き届き過ぎ？笑)、危険と感じる箇所はありませんでした．

1. 大和葛城山〜水越峠
　斜度はさほどきつくなかったですが、間隔のまばらな階段が歩きのペースを確実に邪魔してきて脚に来ました 笑

2. 水越峠〜金剛山
　最初は緩やかな林道を登り、その後美しい樹林帯の若干急な登りを進んでいきます．
尾根道にまで登り切ってしまうと、その後は登りと平坦な道が繰り返される登りやすい道でした．

3. 金剛山〜紀見峠
　基本的に緩やかな下りなのですが、細かなアップダウンが繰り返されます．(久留野峠からのアップダウン以外はそんなにしんどいと感じませんでした.)
階段は今までの部分に比べたら大分少ない印象でしたが、忘れた頃に長大な階段が出てきたりして、『やっぱりダイトレなんやな〜』と思いました 笑

写真

5/7 8:54

葛城山ロープウェイに乗って麓から6分
(ロープウェイにはかわいい男の赤ちゃんが乗っていて、ニコニコと笑いかけてくれて嬉しかったです〜)

5/7 9:11

葛城山上駅からスタートしました．

5/7 9:20

[大和葛城山 山頂]
葛城山の山頂に立ち寄りました．

5/7 9:24

天気も良くなってきて、今から向かう金剛山がよく見えます.

5/7 9:28

[葛城山 自然つつじ園]
つつじ園に寄り道してみましたが、まだ蕾の状態でした．
来週あたりには大分咲いているかも知れませんね．

5/7 9:30

覚悟はしていましたが、早くも階段が出てきました！汗

5/7 9:35

御所市内の眺望が綺麗でした．

5/7 9:38

間隔がまばらな階段の下りが容赦なく続きます．
斜度はさほどでもないのですが、階段の幅にあわせてあるかねばならず、自分の歩き方が出来ないのがしんどかったです．

5/7 9:43

つつじはこの様な感じでした．もうすぐ咲きそうですね．

5/7 9:55

暫く下るとこの様な石の下りになります．

5/7 9:58

更に少し下ると樹林帯に入ります．ここまで来れば水越峠はもう少し！

5/7 10:02

[水越峠]
ここで階段とは暫し休戦です 笑　水場(写真右側)あり．

5/7 10:03

[水越峠]
車道を渡ってこのゲートを入っていきます．入ってすぐに屋根付きの立派な休憩所がありました．

5/7 10:07

[ガンドガコバ林道]
暫し舗装された緩やかな登りの林道歩きになります．道沿いには花が沢山咲いていました．　それにしても凄い名前の林道ですね！笑

5/7 10:27

[金剛の水]
美味しそうなお水でした．(給水したばかりだったので、飲んでません...)

5/7 10:35

[カヤンボ]
少し進むとカヤンボに到着．この橋を渡ると再び山道になります．

5/7 10:37

暫く若干急な登りでしたがこの辺りから明るく綺麗な樹林帯の景色が続き、気持ちのよい道でした！

5/7 10:47

相変わらず要所要所に階段地獄が.しかし、夢中で景色を楽しんでいたので知らぬ間に階段への恐怖心も薄らいでました 笑

5/7 10:55

[タチツボスミレ(立坪菫)]
今回この可愛いスミレを沢山見かけました．階段の脇なんかにそっと咲いていて、励ましてくれました．最近、花の良さが段々分かってきたような気がします 笑

5/7 11:00

ずっと杉・檜メインの明るい美林が続きます．
この辺りから町石が出てきました．年代物の様で、文字は摩滅し殆ど判読できませんでした．

5/7 11:03

尾根道に出ると平坦な区間が結構ありました．登りと平坦な道を繰り返して高度を上げていく感じで、登りやすかったです．

5/7 11:09

高度が上がると笹が出てきました．

5/7 11:23

[一ノ鳥居]
トレイルからは外れますが、折角なので鳥居をくぐり山頂に向かいました．

5/7 11:26

[仁王杉]
山頂までは舗装路メインの登りでした．

5/7 11:29

[葛城神社]
レコードでよく見させてもらっていた神社や！と思いました 笑
凄くいい神社でした．日付が出ているのが親切ですよね．

5/7 11:44

[金剛山山頂広場]
葛城神社から下って山頂広場にも立ち寄りました．凄く沢山の方がいらっしゃいました．今まで歩いてきた道では数えるくらいしか登山者の方とお会いしなかったので、驚きました．　ここもよく見ていた場所だったので、嬉しかったです 笑

5/7 11:59

今日のお昼ご飯．この組み合わせ、もう定番化してしました 笑
このチタンのコッヘル、軽くて気に入っています．

5/7 12:19

[転法輪寺]
ここのお不動様にも是非お会いしたかったので、凄く嬉しかったです！最初に通りがかった時、お寺では丁度護摩祈祷がなされていました．大迫力で見入ってしまいました．

5/7 12:21

[夫婦杉]

5/7 12:23

[福石]

5/7 12:24

[葛城神社境内]

5/7 12:27

葛城神社を少し下ったところから大和葛城山がよく見えました．つつじが満開になったらどんな風に見えるんやろ？

5/7 12:30

一ノ鳥居に戻り、今度は紀見峠を目指して進みます．

5/7 12:32

[迎え不動]
僕は順番が逆になってしまいましたが、迎え不動様がいらっしゃいました．

5/7 12:33

折角なので、湧出岳の山頂にも立ち寄ることに．迎え不動のすぐ近くにあるこの分岐を左手に進みます．

5/7 12:36

[湧出岳 山頂]
少し登るとすぐに到着しました．三角点あり．(電波塔等がありましたが、眺望はありませんでした．)

5/7 12:44

これは何のお花なんやろう...

5/7 12:44

暫く平坦に近い緩やかな下りが続きます．

5/7 12:49

[ちはや園地休憩所]
立派なログハウスがありました．この辺りには広い芝生もあり、草の上でお昼寝を楽しんでいる方も沢山いらっしゃいました．うらやましいけど、僕は進まねば！笑

5/7 12:51

暫く舗装路が続きます．

5/7 12:53

[伏見峠]
ほどなく伏見峠に到着．ここから山道になります．

5/7 12:54

標識がしっかり設置されていて、迷うことはありませんでした．

5/7 12:57

5/7 13:03

お地蔵様の祠が桜の花びらできれいに彩られていました．

5/7 13:05

ここからは基本的に緩やかな下りでしたが、細かいアップダウンが幾度も繰り返される道が続いていました．この辺りは金剛山から引き続いて、美林が目を楽しませてくれました．

5/7 13:08

う〜ん、気持ちのいい道！

5/7 13:13

[久留野峠]

5/7 13:15

久留野峠からは若干長めの階段急登がありました．

5/7 13:19

急登を抜けると気持ちの良い笹原に出ます．

5/7 13:20

[中葛城山 山頂]
ちょっと歩くと山頂感のない中葛城山に到着します．この辺りから最後までどなたともお会いしませんでした．

5/7 13:22

この辺りも眺望が良かったです．五條市の眺望だと思います．

5/7 13:23

いい感じ！

5/7 13:32

[高谷山]

5/7 13:37

歩きやすい道が続きます．

5/7 13:53

[千早峠]

5/7 13:56

[千早峠 説明書]

5/7 14:10

この辺りから西では読めなくなってしまった看板が多かったです．

5/7 14:11

[神福山]
近くに山頂に向かうと思われる道がありました．

5/7 14:12

弥山に登ったばっかりだったので、見たかったのですが今は木々で覆われ見えなくなっている感じでした．

5/7 14:12

ここを左に曲がります．標識がしっかりしていて助かります．この下にも階段地獄が待っていました 笑

5/7 14:19

[金剛トンネル]
この辺りを歩いているとバイクや車の凄い排気音が聞こえてきました．レースでもやってたんやろか 笑

5/7 14:21

この花は何というのでしょう...?

5/7 14:22

[ヤマブキ]
今回の山行で覚えました．

5/7 14:24

[大沢塞]
昔はこの辺りは軍事上とても大事な場所で要塞があったみたいですね．

5/7 14:32

[行者杉]
祠には役行者様がお祀りされていました．大きな杉が祠を取り囲むように根を張っていました．眺望もいいところでした．

5/7 14:48

[杉尾峠]

5/7 14:53

この辺りは笹の丈が高かったです．木々の密度が高く、若干暗めの樹林帯になってきました．

5/7 14:57

[タンボ山]

5/7 15:08

[西ノ行者堂]

5/7 15:12

歩きやすい道(階段以外ですが 笑)がずっと続きます．

5/7 15:28

5/7 15:30

『ダイヤモンドトレイル後半は階段が少なく楽しかったです』とレコードに書こうと思いながら歩いていると、延々と続く階段が！！　疲れた脚にき、効きます 笑

5/7 15:36

顔を引きつらせながら階段を下り切ると、広い平坦な道になります．

5/7 15:38

この辺りから道は舗装路になります．

5/7 15:39

[山の神]
少し進んだところに祠がありました．

5/7 15:47

川沿いのじめじめした谷筋を歩いていきます．虫が多く、これからの季節は対策した方が良さそうに感じました．

5/7 15:48

[シャガ]
皆様のレコードを見せて頂き、覚えました．

5/7 15:52

車道に降りてきました．トイレあり．

5/7 15:54

暫く車道を歩いて行くと、ダイヤモンドトレイルの続きの道(岩湧山方面)の入口がありました．

5/7 15:54

ここから和歌山県に入ります．(『和歌山』の文字を見ると、遠くまで来た実感がわきました)

5/7 15:55

[紀見峠]

5/7 15:55

[紀見峠]
腰痛の神様っていらっしゃるんですね〜！

5/7 15:56

[紀見峠 案内板]

5/7 16:01

紀見峠駅に向かいます．このカーブをこえると

5/7 16:03

右手に紀見峠駅への道があります．

5/7 16:04

この様な舗装路を歩いていきます．

5/7 16:08

集落に降りてきました．ここを右に曲がります．
ここからも案内標識があって、迷いなく進めました．

5/7 16:11

ここを右に曲がって坂を上ります．

5/7 16:13

高架をくぐって...

5/7 16:18

ここを右折し橋を渡ると

5/7 16:19

[紀見峠駅]
すぐに駅に到着しました．無事に降りてこられて感謝です．
天気にも恵まれ、大いに楽しみました．

撮影機器：

FUJIFILM X-Pro2 ボディ 富士フイルム

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ ガスカートリッジ コンロ コッヘル

感想

petit-prince

ダイヤモンドトレイルの続きを紀見峠まで歩いてきました．
先日ふと気が付いたのですが、金剛＝ダイヤモンドからトレイルの名前が付けられていたのですね〜！(違っていたらすみません)
金剛山はトレイルの名に冠するのにふさわしい、堂々たるお山だなと実感しました．

金剛山への登りでは数えるくらいの方としかお会いしていなかったのですが、山頂に着くと凄く多くの方がいらして(200人位はいらっしゃったのではないかと思います．)ギャップにかなり驚きました 笑　山頂から紀見峠に向かう道も階段以外は歩きやすかったですが、千早峠辺りからはどなたともお会いしませんでした．いいコースなのに意外でした (アクセスが難しいのもあるのでしょうね)

今回の道のりでは特に金剛山と中葛城山付近の樹林帯の美しさが印象的でした．

先日ローカットの靴(トレイルランニング用)を購入し今回長めの山行での使用は初めてだったのですが、若干心配していた足首の負担も全く感じず軽快に歩け、すっかり気に入ってしまいました．今回のような整備された道では特にいいかも知れませんね．