小菅〜大菩薩〜丸川峠
- GPS
- 13:00
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 1,626m
- 下り
- 1,435m
コースタイム
2日目 大菩薩峠7:15-8:10雷岩-8:20大菩薩嶺-9:55丸川峠-11:35駐車場-12:00大菩薩の湯
天候 | 晴れ・曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大菩薩嶺から丸川峠への道は崩落のあとがずいぶんありましたが、整備されています 丸川峠からのくだりは急坂で注意が必要です |
写真
感想
奥多摩湖駅からバスに乗り田元まで、少し車道を歩いて登山道に入ります。
棚倉小屋跡まではひたすら登り、そのあとは気持ちのいい尾根歩きが続きます。
榧の尾山では雲取山から飛龍山に延びる稜線が見え、雲取山上部には前日の雪も見えました。
そこから石丸峠に向けてまたのぼりが始まります。
この頃から虫に付きまとわれて大変でした。立ち止まるとうわーっと集まってきて顔の周りをぶんぶんうるさくて。キンチョール欲しいと本当に思いました。
石丸峠は笹野原で本日初めて富士山とご対面。
気温が高くて霞んでましたが雲はかかっていませんでした。
目の前の熊沢山を越えれば大菩薩峠の介山荘です。
ここも前日は雪が4、5センチ降ったそうです。寒かったろうなー。
平日もあってか貸切で、私一人で部屋を独占できました。
二日目、大菩薩嶺から丸川峠まではところどころ崩落があった跡がありましたが
割と歩きやすい下り道。でも長かった。
丸川峠の小屋は無人で「利用するときは事前に連絡を」と書いてありました。
お客さんがいるときだけ通うんだね。
丸川峠からの道は大きな岩がごろごろした急坂を下りるところがあり
ちょっと難儀しました。予定の時間よりだいぶオーバー。
沢の音が聞こえ、やっと山道から林道になり駐車場に到着。
そして車道を下って大菩薩の湯へ。こちらもほぼ貸切状態でゆっくりできました。
追記
大菩薩峠では多摩川源流研究所の中村さんという方にお会いしました。鹿の食害を調査してるそうです。近年大菩薩には鹿が増え、いろいろな花や草が鹿に食い荒らされて危機的な状態にあるそうです。泊まった晩も笹野原に鹿が何頭も現れました。笹の新芽を食べてしまうそうです。
10年ほど前までは雲取山方面で鹿の食害がありましたが、東京都が一斉に駆除をした結果、大菩薩方面に流れてきたそうです。お金のある東京都に比べ大菩薩は山梨県なのでどうしても手が回らず、このような状態なのだとか。
また東京都は水源林だけ管理してるのでその他は管理がどうしても届かない。中村さんがおっしゃるには都県を超えて鹿の駆除や森林の保護をしてほしい、とのことでした。
介山荘のご主人も鹿の被害には頭を痛めてると言ってました。小屋のそばには「鹿が食べるのでラーメンなどの汁を捨てないでください」の看板もあります。
登山者としては通り過ぎるだけの山ですがそういう問題があることは全く知りませんでした。何ができるということはありませんが、話を聞いて現状を知るということが大事なんだなぁと思いました。
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