ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1139221
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

京都北山(鎌倉山、峰床山、八丁平、足尾谷)

2017年05月14日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:39
距離
27.0km
登り
1,766m
下り
1,413m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:20
休憩
1:17
合計
9:37
5:49
23
6:12
6:12
68
林道交差
7:20
7:28
18
7:46
7:49
45
8:34
8:39
37
9:16
9:23
8
9:31
9:31
2
クラガリ坂鞍部
9:33
9:33
2
展望台
9:35
9:35
20
クラガリ坂鞍部
9:55
9:55
9
八丁平(小屋跡)
10:04
10:05
5
フノ坂への分岐
10:10
10:11
22
八丁平先端
10:33
10:33
34
フジ谷峠
11:07
11:07
11
二ノ谷林道
11:18
11:18
136
足尾谷・二ノ谷出合入渓
13:34
13:35
15
13:50
13:55
45
KRAC小屋(装備解除)
14:40
14:40
0
足尾谷登山口
14:40
15:10
0
<車道歩き>
15:10
15:12
0
平バス停の奥
15:12
15:26
0
<自転車快走>
15:26
坊村・葛川市民センター前
※ スタート後しばらくしてGPSの電池が切れ、鎌倉山山頂まで気づきませんでした。その間の軌跡は手打ちですが、稜線通しの安定した登山路です。標高グラフも変になってますので参考にされないでください。
-
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
神戸三田ICー京都東ICー湖西道路ー平村(自転車デポ)ー坊村
クルマは坊村・葛川市民センター前に駐車(30台ぐらいは駐車可能)
-
コース状況/
危険箇所等
●坊村ー鎌倉山
 市民センターからすぐに登山口がある。初めは急登で息があがる。林道を横切ったあたりからしだいにマシになるが、標高差600m以上を一気に登らなくてはならない。この区間、危険な場所はない。山頂に近づいてきたらシャクナゲがあちらこちらで咲いていて、登山路脇にはイワカガミが一斉に咲いている。

●鎌倉山ー峰床山
 アップダウンで、あちこちに枝尾根が出ているため、ルーファイをしっかりして進むこと。ピンクのリボンは乱発するが、あてにしないこと。メインルート以外にピンクのリボンを付けてほしくないが、山林関係者のものかも知れない。ピークでルーファイをさぼったら、何度かリボンに誘われて枝尾根に入ってしまった。すぐに軌道修正したが注意してほしい。この区間、危険な場所はない。この時期ちょうどブナの若葉が出てきていて大変気持ちがいい。

●峰床山ー八丁平ー足尾谷入渓ポイント(二ノ谷出合)
 峰床山山頂からは今回、鞍部からクラガリ谷を下ったが、なぜか途中で登山路をロストした。展望台からの尾根ぞいを下るのが良いのかもしれない。ほかの方はそうされているようだ。

 八丁平は久々にやってきたが、あらためて素晴らしい場所だと感じた。このあたりの自然保護のため、行政のチカラが入っていることを感じたがもっと保護すべきだろう。観光客やハイカーも簡単には入ってこれないのがいい。二ノ谷管理舎よりももっと手前でマイカー規制したほうがいいと思う。

 フジ谷峠から二ノ谷に下る登山路のツヅラ部分は、去年?の台風の影響で大きく崩落しているという表示があったが、いまさら林道もうっとおしいので自己責任で行ってみた。ツヅラ道は大きくえぐられて無くなっていたが、すぐ横の尾根を下った。特別に危険な感じはなかったが、急坂を下れない人やルーファイ出来ない人は行くべきでない。

●足尾谷・二ノ谷出合ーツボクリ谷出合ー足尾谷登山口
 足尾谷は芦尾谷とも芦火谷とも呼ばれていて定かでないが、国土地理院では、谷の名称を”足尾谷”、川の名称を”芦火谷川”としている。この芦火谷川の上流部分となる二ノ谷出合からツボクリ谷出合の区間は、何かのレポートで読んだことがあったと思って今回のルートに組み込んだが、完全に思い違いだった。この区間は落差があって険悪で、沢3級レベル相当の沢登りルートと感じた。とは言っても短い区間だし今回は下降しただけなので、実際に登ってみないと分からないかも知れない。なんとか突破できたが、詳しくは以下の感想に記述する。

 ツボクリ谷出合から下は一応登山ルートになっていて、まだまだ渡渉は大変だが、沢そのものの落差がなくなるので渓相も良くなり、平和な気持になった。上記区間に時間を食ってしまったのと精神的な驚きから、このあとに予定していたツボクリ谷を遡行して皆子山に登る計画をやめて、そのまま足尾谷を下ることにした。そのため、足尾谷登山口から平村(たいらむら)まで、デポしておいた自転車を回収するために、車道を歩く羽目になった。

※追記 両足で4か所献血!おそらく足尾谷でやられたものだと思うが、緊張を強いられていたため、ニョロニョロチェックが出来なかった。今、モーレツにかゆかゆ(怒)。ステロイド軟膏(プロパデルム)を塗りまくった。
-
その他周辺情報 朽木温泉てんくう(600円)
http://www.gp-kutsuki.com/tencoo/
-
坊村・葛川市民センター前の駐車場にクルマを置いた。標高は300mほど。今日は晴れ予報だが、あたりはガスが立ち込めていた。
2017年05月14日 05:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 5:44
坊村・葛川市民センター前の駐車場にクルマを置いた。標高は300mほど。今日は晴れ予報だが、あたりはガスが立ち込めていた。
カマクラ谷に掛かるこの橋を渡るとすぐに登山口となる。
2017年05月14日 05:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 5:45
カマクラ谷に掛かるこの橋を渡るとすぐに登山口となる。
遊歩道ねえ?登山道だろう!鎌倉山が記入されていないのも悲しい。
2017年05月14日 05:46撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 5:46
遊歩道ねえ?登山道だろう!鎌倉山が記入されていないのも悲しい。
すぐに沢から離れて右へ急登を登る。
2017年05月14日 05:48撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 5:48
すぐに沢から離れて右へ急登を登る。
そのすぐ先にある尾根の末端。
2017年05月14日 05:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 5:51
そのすぐ先にある尾根の末端。
林道を横切って登る。
2017年05月14日 06:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 6:13
林道を横切って登る。
しっかりした登山道だ。
2017年05月14日 06:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 6:23
しっかりした登山道だ。
シャクナゲがあちこちで咲いていた。
2017年05月14日 07:06撮影 by  DSC-RX100, SONY
4
5/14 7:06
シャクナゲがあちこちで咲いていた。
登山路脇はイワカガミが飾るピンクのオンパレード。
2017年05月14日 07:07撮影 by  DSC-RX100, SONY
4
5/14 7:07
登山路脇はイワカガミが飾るピンクのオンパレード。
イワカガミは広範に拡がって咲いていた。
2017年05月14日 07:08撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 7:08
イワカガミは広範に拡がって咲いていた。
白っぽいイワカガミ。
2017年05月14日 07:09撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
5/14 7:09
白っぽいイワカガミ。
ピンクの濃いイワカガミ。
2017年05月14日 07:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
5
5/14 7:11
ピンクの濃いイワカガミ。
ブナの新緑に囲まれて登る。
2017年05月14日 07:15撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
5/14 7:15
ブナの新緑に囲まれて登る。
鎌倉山山頂950m。なんとか1本で登れた。
2017年05月14日 07:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
5/14 7:18
鎌倉山山頂950m。なんとか1本で登れた。
ピークハンターさんのプレートあり。
2017年05月14日 07:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
5/14 7:18
ピークハンターさんのプレートあり。
南西方向に伸びる尾根の雰囲気。
2017年05月14日 07:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 7:32
南西方向に伸びる尾根の雰囲気。
おっ、ここにもイワカガミがいっぱい。
2017年05月14日 07:46撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 7:46
おっ、ここにもイワカガミがいっぱい。
濃いピンクのイワカガミ。
2017年05月14日 07:46撮影 by  DSC-RX100, SONY
4
5/14 7:46
濃いピンクのイワカガミ。
千年杉。このあたりでは特別りっぱとは思えないが。
2017年05月14日 07:49撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
5/14 7:49
千年杉。このあたりでは特別りっぱとは思えないが。
八丁平に向かって若干右へ降りていく。この表示を見落とすと直進しがちだ。
2017年05月14日 07:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 7:55
八丁平に向かって若干右へ降りていく。この表示を見落とすと直進しがちだ。
ブナの新緑による京都北山らしい良い雰囲気。
2017年05月14日 07:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 7:57
ブナの新緑による京都北山らしい良い雰囲気。
ムシカリ(オオカメノキ)かな?
2017年05月14日 08:26撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
5/14 8:26
ムシカリ(オオカメノキ)かな?
オグロ坂峠842m。これを進めばすぐに八丁平湿原だが、峰床山へ登るため、ここを横切っていく。
2017年05月14日 08:37撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 8:37
オグロ坂峠842m。これを進めばすぐに八丁平湿原だが、峰床山へ登るため、ここを横切っていく。
オグロ坂峠を守るお地蔵様。
2017年05月14日 08:38撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 8:38
オグロ坂峠を守るお地蔵様。
オグロ坂峠を下にして、振り返る。
2017年05月14日 08:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 8:40
オグロ坂峠を下にして、振り返る。
不安な場所に、こういう表示はありがたい。
2017年05月14日 08:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 8:47
不安な場所に、こういう表示はありがたい。
ブナの若葉を渡る風が気持ちいい。
2017年05月14日 08:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
4
5/14 8:53
ブナの若葉を渡る風が気持ちいい。
おっ、着いたか?
2017年05月14日 09:15撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
5/14 9:15
おっ、着いたか?
峰床山970m。
2017年05月14日 09:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
5/14 9:16
峰床山970m。
PHプレートもしっかりとある。
2017年05月14日 09:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
5/14 9:16
PHプレートもしっかりとある。
峰床山山頂の雰囲気。いまいちの高曇り。
2017年05月14日 09:17撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
5/14 9:17
峰床山山頂の雰囲気。いまいちの高曇り。
峰床山山頂から少し下った鞍部にある表示板。ここからクラガリ谷を下るが、途中で登山路をロストした。
2017年05月14日 09:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 9:33
峰床山山頂から少し下った鞍部にある表示板。ここからクラガリ谷を下るが、途中で登山路をロストした。
鞍部のちょっと先にある展望台。ここから尾根伝いに下るのが正解なのかも知れない。
2017年05月14日 09:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 9:34
鞍部のちょっと先にある展望台。ここから尾根伝いに下るのが正解なのかも知れない。
八丁平の周回散策路に着いた。
2017年05月14日 09:56撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 9:56
八丁平の周回散策路に着いた。
ここには昔、同志社大学WVの山小屋(新心荘)があったらしい。水源保護のため移動させられたのか・・・
2017年05月14日 09:56撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 9:56
ここには昔、同志社大学WVの山小屋(新心荘)があったらしい。水源保護のため移動させられたのか・・・
気持のいい散策路。あちこちで小川を横切る。
2017年05月14日 09:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 9:59
気持のいい散策路。あちこちで小川を横切る。
クリンソウ。観賞用の花みたいに派手なため盗掘が絶えない。葉に毒性があるため鹿害には遭わないと思われていて、地域によっては実際に目の当たりにしたことがあったが、最近の鹿は食うらしい・・・
2017年05月14日 10:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
5
5/14 10:00
クリンソウ。観賞用の花みたいに派手なため盗掘が絶えない。葉に毒性があるため鹿害には遭わないと思われていて、地域によっては実際に目の当たりにしたことがあったが、最近の鹿は食うらしい・・・
八丁平(湿原)の案内板。国定公園・第一種特別地域に指定されたのは、本当につい最近のことなのだ。
2017年05月14日 10:06撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 10:06
八丁平(湿原)の案内板。国定公園・第一種特別地域に指定されたのは、本当につい最近のことなのだ。
二ノ谷へ抜ける登山路を考えるのなら、右へ、フノ坂峠を越えたほうがいい。今回は直進した。
2017年05月14日 10:07撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 10:07
二ノ谷へ抜ける登山路を考えるのなら、右へ、フノ坂峠を越えたほうがいい。今回は直進した。
振り返って、八丁平(湿原)を少し上から望む。雪が融けたばかりで、まだまだ茶色っぽい。
2017年05月14日 10:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
4
5/14 10:11
振り返って、八丁平(湿原)を少し上から望む。雪が融けたばかりで、まだまだ茶色っぽい。
湿原の先端にある表示板。ここで自然監視員の腕章をした2人とすれちがったので、あいさつを交わした。お花はこれからですとのこと・・・
2017年05月14日 10:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 10:13
湿原の先端にある表示板。ここで自然監視員の腕章をした2人とすれちがったので、あいさつを交わした。お花はこれからですとのこと・・・
ようやく雪渓がなくなったばかりの遅い春。
2017年05月14日 10:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
5/14 10:14
ようやく雪渓がなくなったばかりの遅い春。
これはさきほどの自然監視員が乗り付けたクルマだろう。マイカーは二ノ谷管理舎以降は入ってこれない。
2017年05月14日 10:17撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 10:17
これはさきほどの自然監視員が乗り付けたクルマだろう。マイカーは二ノ谷管理舎以降は入ってこれない。
林道を南下する。
2017年05月14日 10:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 10:20
林道を南下する。
フジ谷峠にある表示板。登山路を進んでみた。
2017年05月14日 10:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 10:36
フジ谷峠にある表示板。登山路を進んでみた。
クマ檻?シカ檻?・・後者っぽいなぁ。
2017年05月14日 10:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
5/14 10:36
クマ檻?シカ檻?・・後者っぽいなぁ。
ツヅラ道の手前にある表示板。
2017年05月14日 10:39撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 10:39
ツヅラ道の手前にある表示板。
ツヅラ道は大きく崩壊して分断されていた。すぐ横の尾根を下る。急坂ではあるが特別危険なほどでもない。
2017年05月14日 10:43撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 10:43
ツヅラ道は大きく崩壊して分断されていた。すぐ横の尾根を下る。急坂ではあるが特別危険なほどでもない。
ここにもイワカガミの群生があった。
2017年05月14日 10:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
5/14 10:47
ここにもイワカガミの群生があった。
スミレも盛り。
2017年05月14日 10:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 10:47
スミレも盛り。
崩落地を振り返って見上げる。
2017年05月14日 10:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 10:58
崩落地を振り返って見上げる。
大量の堆積物が二ノ谷まで押し寄せている。
2017年05月14日 11:07撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 11:07
大量の堆積物が二ノ谷まで押し寄せている。
丸木橋を渡って二ノ谷林道に降り立つ。管理舎は林道のすぐ上だ。
2017年05月14日 11:09撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 11:09
丸木橋を渡って二ノ谷林道に降り立つ。管理舎は林道のすぐ上だ。
お地蔵様がたくさんあるのは、このあたりも旧街道やサバ街道であったからなのか?
2017年05月14日 11:10撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
5/14 11:10
お地蔵様がたくさんあるのは、このあたりも旧街道やサバ街道であったからなのか?
足尾谷・二ノ谷出合。この橋の手前左から入渓する。
2017年05月14日 11:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 11:19
足尾谷・二ノ谷出合。この橋の手前左から入渓する。
右側に芦火谷川の平和な流れがある。
2017年05月14日 11:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 11:24
右側に芦火谷川の平和な流れがある。
とってもいい雰囲気でしばらく休憩。この時点で、この先がとんでもない渓相になることは想像すらできなかった・・・
2017年05月14日 11:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
5/14 11:24
とってもいい雰囲気でしばらく休憩。この時点で、この先がとんでもない渓相になることは想像すらできなかった・・・
ひんぱんな渡渉で堪らず、登山靴から沢タビに履き替えた。ラバーソールはフェルトには劣るものの、このモンベルのアクアグリップは、5.10社のアクアステルス並みの定評がある。とか喜んでバシャバシャと下降して行ったら・・・
2017年05月14日 12:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
5/14 12:00
ひんぱんな渡渉で堪らず、登山靴から沢タビに履き替えた。ラバーソールはフェルトには劣るものの、このモンベルのアクアグリップは、5.10社のアクアステルス並みの定評がある。とか喜んでバシャバシャと下降して行ったら・・・
落差のある激流があらわれだした!ゴーゴーとうなってる。
2017年05月14日 12:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
5/14 12:04
落差のある激流があらわれだした!ゴーゴーとうなってる。
行こか?戻ろか?いろいろ考えた末、懸垂下降して進むことにした。ロープや登攀用具持ってきてよかった。
2017年05月14日 12:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
5/14 12:16
行こか?戻ろか?いろいろ考えた末、懸垂下降して進むことにした。ロープや登攀用具持ってきてよかった。
結構な下降となった。この先も醜い(素敵なとも言う)渓相は続き、3か所で懸垂下降した。この区間、こんなに悪い(素晴らしいとも言う)とは思いも寄らなかった。
2017年05月14日 12:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
5/14 12:16
結構な下降となった。この先も醜い(素敵なとも言う)渓相は続き、3か所で懸垂下降した。この区間、こんなに悪い(素晴らしいとも言う)とは思いも寄らなかった。
写真ではこの滝の険悪さ(素晴らしさ)は伝わらない。
2017年05月14日 12:26撮影 by  DSC-RX100, SONY
4
5/14 12:26
写真ではこの滝の険悪さ(素晴らしさ)は伝わらない。
ツボクリ谷出合の先にあるKRAC小屋。険悪な渓を突破して、ほっとしたところ。出合からツボクリ谷を遡行して皆子山に登る予定だったが、時間を食いすぎた。ので、そのまま足尾谷を下ることにした。
2017年05月14日 13:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 13:47
ツボクリ谷出合の先にあるKRAC小屋。険悪な渓を突破して、ほっとしたところ。出合からツボクリ谷を遡行して皆子山に登る予定だったが、時間を食いすぎた。ので、そのまま足尾谷を下ることにした。
平和な(つまらないとも言う)流れに心がなごむ。
2017年05月14日 14:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 14:11
平和な(つまらないとも言う)流れに心がなごむ。
ん〜、ヒメレンゲか?
2017年05月14日 14:17撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
5/14 14:17
ん〜、ヒメレンゲか?
昔の林道?は崩壊しまくり。
2017年05月14日 14:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 14:20
昔の林道?は崩壊しまくり。
ど忘れ、出てこん・・・ → ムラサキサギゴケでした。
2017年05月14日 14:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
5/14 14:23
ど忘れ、出てこん・・・ → ムラサキサギゴケでした。
水力発電施設。
2017年05月14日 14:27撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 14:27
水力発電施設。
しっかりした林道だが、この先は・・・
2017年05月14日 14:29撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 14:29
しっかりした林道だが、この先は・・・
林道は崩れ、電柱はポキンと折れている。この状態では水力発電施設の運営は難しいやろう・・・
2017年05月14日 14:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 14:36
林道は崩れ、電柱はポキンと折れている。この状態では水力発電施設の運営は難しいやろう・・・
その先も崩落しまくりの林道。自然の驚異だ。
2017年05月14日 14:39撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 14:39
その先も崩落しまくりの林道。自然の驚異だ。
さっきのやつ。→ ムラサキサギゴケでした。
2017年05月14日 14:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
5/14 14:40
さっきのやつ。→ ムラサキサギゴケでした。
トキワハゼやろ!?
ムラサキゴケか?
似たのがいっぱいあってわからん。
→ ムラサキサギゴケでした。
2017年05月14日 14:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
5/14 14:40
トキワハゼやろ!?
ムラサキゴケか?
似たのがいっぱいあってわからん。
→ ムラサキサギゴケでした。
足尾谷登山口に降りてきたら、あれっ、通行止め?
2017年05月14日 14:41撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 14:41
足尾谷登山口に降りてきたら、あれっ、通行止め?
さすがにそうやろね!自己責任でしか入渓は許されない。しかし、ここから自転車をデポしたタイラ村まで、車道を延々と歩くのがつらかった。
2017年05月14日 14:41撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 14:41
さすがにそうやろね!自己責任でしか入渓は許されない。しかし、ここから自転車をデポしたタイラ村まで、車道を延々と歩くのがつらかった。
おーお待たせ!通勤で使ってる電動アシスト自転車、流星号だ!何か?
2017年05月14日 15:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
5/14 15:11
おーお待たせ!通勤で使ってる電動アシスト自転車、流星号だ!何か?
坊村に停めたクルマにゴール!バッテリーは満タンのままギンギンだぜ!あー今日は面白かった。
2017年05月14日 15:28撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/14 15:28
坊村に停めたクルマにゴール!バッテリーは満タンのままギンギンだぜ!あー今日は面白かった。

装備

個人装備
通常の日帰り登山装備 ケプラー軍手 沢タビ ロープ(8mm×30m) シットハーネス ATCガイド(下降器) スリング数本 カラビナ数枚 ツェルト 靴下予備

感想

 新緑の京都北山を、緩急とりまぜて(?)楽しんできました。梅雨までの新緑シーズンは、1年のなかで個人的に最も好きなシーズンです。

 鎌倉山への登りは少ししんどいですが、登山路脇を彩るイワカガミがいっぱい咲いていて心が和みます。鎌倉山から峰床山までの稜線は、ブナの新緑が輝いていて、その間を渡ってくる風が気持ちいいです。八丁平湿原は言うに及ばず素敵な場所です。いまから遅い春が始まるところでした。からだじゅうの穴という穴をすべて解放して、自然を取り込んでなごんでいたら、そのあと大変はルートになってしまいました。

 足尾谷二ノ谷出合からツボクリ谷出合までの区間は、こんなに酷い渓相(素晴らしい渓相とも言う)だったとは思いも寄らず、自分自身の思い違いの結果、ハイキングとしては本当に険しい(楽しいとも言う)下降となってしまいました。念のため持参していたロープと登攀用具を使って、ハイキングでは禁断の懸垂下降を3箇所で行いました。そのうちの1箇所は高巻きしすぎたせいでしたが、1回目の懸垂(15m)では届かず、2回の懸垂で川面へ着水(腰深)できました。懸垂下降を繋ぐ(連続させる)のは、沢を下るときにはよくあるケースです。このとき大切な事項は2つあります。中間点はおうおうにして足場が悪いので、まずセルフビレイをしっかりとること(とれる場所であること)です。長めのスリングが重宝されます。もう一点はロープ回収時に流してしまわないよう片方の端にエイトノットなどを作って自分にセットしておくことです。これらを確認しながら突破しました。なお、懸垂下降の末端処理(スッポ抜け防止)は言うまでもありません。

 ということで、後半は、少なくとも登山やハイキングで進むレベルのルートではありませんでしたが、今シーズン1発目の”沢登り(沢下り)”と考えれば、まあ大仰に言うまでもありません。本当に予定外でしたが、緩急とりまぜて(!)おもしろい一日となりました。
クマ
-

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1389人

コメント

ええとこ、
歩いてますやん
来年の今頃は、行こう!と思ったよ

あれ?
いつもと違って、ツッコミがない??
電動ママチャリ『流星号』の事は、もう知ってるからね
でもさあ、車も『流星号』って呼んでませんでしたか??
2017/5/16 20:44
Re: ええとこ、
今回のルートのうち、『急』のほうは行かへんと思うけど、『緩』のほうは気に入っていただけたかと思うでえ。特に八丁平は素晴らしい場所や!

よー覚えてるなあ!クルマもママチャリも、流星号と呼ばれてるんや!参ったか!
クマ
2017/5/16 22:11
でてこんは、
カキオドシではないでしょうか?

面白いルートです
でも足尾谷を下るのは・・・
ツボクリ谷も大概険しいので、山と高原地図に一般ルートで入っているのはどうかと・・・

イワカガミ、鎌倉山山頂下はいい感じでしょう
八丁平最初の一滴のクリンソウ、いいな~
二週間前は葉っぱだけだったのに・・・
2017/5/17 11:56
Re: でてこんは、
トモキキさん、カキドオシでは
でも、出てこんは、トキワハゼでした。
カキドオシの別名、連銭草の葉ではないので、ちゃうと思います。
ここは、ストラッセさんに厳しく睨んでもらいましょう
写真を1枚追加しときます。

今回は、想定外の緩急とりまぜた面白いコースでした。
八丁平の景色で、心が緩みまくってましたから、
”緩”から”急”への気持ちの切り替えが大変でしたね。
足尾谷からツボクリ谷を遡行して皆子山に至るルートは、
一般ルートとしては、確かに整備が必要ですね。

関西の尾瀬かな?
八丁平湿原は本当にいい場所です。
あらためて見直しました。
小さな流れに渡した板の横にクリンソウは咲いてたのですが、
場所、ご存じだったんですね。さすがです。
クマ
2017/5/17 14:38
さっきのやつ
峰床山は、葛川中学校から八丁平経て登るコースが一般的ですね。
鎌倉山から峰床山までの稜線を歩いて八丁平下るコースも良いです。
ブナ林が素晴らしいですね。
最初は、葛川中学校から江賀谷を経て県境(中村越)に。
そこから眺めた八丁平が素晴らしかった記憶があります。
ヒルが苦手なので晩秋でしたが。
峰床山は、すぐ下に林道があって少しガッカリした思いもあります。
二度目は、初春に友人と鎌倉山から峰床山までの稜線を歩き、雪深い
八丁平に下りました、良かったですね。
帰路で渡渉の際にドボンしましたが。(しかし寒かった、笑)
ところで、「さっきのやつ」ですが、ムラサキサギゴケですね。
トキワハゼは、ランナーがありません。
また、行きたくなりました。
2017/5/17 16:51
Re: さっきのやつ
ストラッセさん、こんにちは。
ムラサキサギゴケでしたか・・・
まだまだボクには、いろいろあって難しいです。

八丁平湿原って、久々に来ましたが、
本当にいい場所ですね。
まだ雪が解けたばかりで、全体的に茶色っぽいですが、
これからどんどん鮮やかになっていくことでしょう。

お仕事、忙しそうですが、
梅雨前のこの季節に、山に行けないのはもったいないですね。
一年で一番、山が輝く時期なので、
時間の過ごし方が貴重な時期です。
クマ
2017/5/18 8:21
乗り物はすべて流星号?
クマさん、こんばんは〜。

またまたいい感じなコース取り。
ハイカーに混じってゆるゆる歩いたかと思えば、厳し気な(楽し気な)沢下りですか、欲張りさんですね
メリハリ効いてる〜。

アクアグリップどうでした?
私はアクアステルス買おうかと思ってるんですけど。
2017/5/19 19:55
Re: 乗り物はすべて流星号?
カノスケくん、
そのタイトル、ちょっと意味深で反則気味

ボクのサワタビのソール、よく見たら、米国pontas社の ecoTRAX というラバソールでした。クライミングシューズでも有名ですよね。モンベルが不評に耐えかねて一時的に採用したものです。良く効くはずですが、たぶん採算合わなかったでしょうね。その後、モンベルはコンパウンドを見直して、自社のラバーソール、アクアグリッパーに戻したみたいですね。評判いいみたいですよ。

アクアステルスに関しては、5.10社はラバーソール単体の供給を停止しているのでは? したがって、5.10社の沢靴(ウォーターテニーなど)を買わないとアクアステルスにならないはず? また、C4を沢靴にも採用しているという話もあって、ややこしい。

山道具道楽さんのサイトも参考にして、もうちょっと研究してみては・・・
http://mountain-equipment.cocolog-nifty.com/blog/2014/10/post-0f3d.html

クマ
2017/5/19 20:52
電動自転車いいな〜
俺なんか普通のしかないのに いいな〜
プロはちがうな〜
2017/5/20 22:58
Re: 電動自転車いいな〜
かっさん、
ハイキング内容じゃなくて
そこですか・・・

これは通勤用の電動アシスト自転車。
三田は坂が多い街なので、
必要なんです。
クマ
2017/5/20 23:41
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら