野登山/仙ヶ岳/宮指路岳(小岐須渓谷から周回)

2017年05月14日(日) [日帰り]

• GPS: 07:57
• 距離: 12.7km
• 登り: 1,265m
• 下り: 1,252m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:43
• 休憩: 1:03
• 合計: 7:46

8:20 小岐須渓谷山の家駐車場
9:14 9:15 マド
9:25 9:33 鳩が峰
9:41 9:42 マド
10:07 10:15 国見広場
10:24 10:24 野登山
11:24 11:25 仙鶏乗越
11:48 12:16 仙の石
12:17 12:18 仙ヶ岳（東峰）
12:28 12:31 仙ヶ岳（西峰）
12:47 12:48 小社峠
13:38 13:38 犬帰しノ剣
14:00 14:01 宮指路岳
14:03 14:03 馬乗り岩
14:10 14:10 小岐須峠
14:23 14:24 カワラコバ
15:20 15:22 分岐
15:38 15:45 大石橋
16:06 ゴール地点

天候

薄曇りの一日

アクセス

利用交通機関：

自家用車

小岐須渓谷山の家駐車場　20台程度　
8時で残り3,4台位

コース状況／危険箇所等

一ノ谷コース(野登山登り)・・・破線ルートですが、道標もあり意外に歩きやすい。
仙鶏尾根・・・きびしいアップダウンとヤセ尾根が連続する。特に仙ヶ岳東峰への登りは岩場の急斜面でかなりつらい。
県境尾根・・・こちらもアップダウンの連続で、休める地点が無く（平坦がほとんど無い）体力を消耗する。犬返しの険の辺り、切り立った崖のザレ場を通過する。特に注意要。
カワラコバ谷コース（小岐須峠から下降）・・・ある意味今回の一番の核心部。登山道は落葉、枯枝でスリップしやすく、倒木で行く手を阻まれ、崩落斜面も多い。一か所迂回も有り。標高600m付近の沢から離れ、斜面をトラバースする区間は、滑落の恐怖と戦わなければならない。想定よりかなり時間がかかる難コース。

登山ポスト・・・小岐須渓谷山の家トイレ前にあり。

トイレ・・・小岐須渓谷山の家、野登寺山門前

その他周辺情報

鈴鹿温泉花しょうぶの湯は交通渋滞により断念。結局お風呂は諦めて帰る。
余裕があれば湯の山温泉付近か。

写真

5/14 8:25

小岐須渓谷山の家駐車場横のトイレ・登山ポスト

5/14 8:26

駐車場脇から河原に下ります

5/14 8:28

河原に下り橋を渡ると

5/14 8:29

登山口です

5/14 8:33

出だしは平坦、赤マーク・リボンを追います

5/14 8:39

沢に合流

5/14 8:41

一ノ谷コースで野登山へ

5/14 8:42

小滝が連続します

5/14 8:45

徒渉も有り

5/14 8:46

方向が変わる箇所にはしっかり道標があります

5/14 8:49

沢沿いの涼しげな道

5/14 8:59

5/14 9:00

5/14 9:05

要所要所に道標があり安心です

5/14 9:06

5/14 9:11

標高が上がり沢の源頭部

5/14 9:17

稜線が見えてきた
がここは右方向に迂回

5/14 9:19

マド
野登山と鳩ヶ峰の鞍部

5/14 9:19

鳩ヶ峰へ寄り道

5/14 9:21

踏み跡は薄いですがリボンを追います

5/14 9:29

平坦地に出てしばらく進むと

5/14 9:31

鳩ヶ峰山頂

5/14 9:32

意外と展望のきく穴場の山でした

5/14 9:39

さて戻りますか

5/14 9:42

広くてわかりにくいですが赤リボンを追えば大丈夫

5/14 9:47

マドに戻ってきました

5/14 9:47

野登山へ

5/14 9:50

おおギンリョウソウ

5/14 9:52

新緑の清々しい尾根

5/14 9:59

ツツジ類の競演

5/14 10:01

なかなか険しい登り

5/14 10:03

コイワカガミ

5/14 10:04

シロヤシオも咲いていました

5/14 10:09

斜度が緩むと間もなく

5/14 10:14

開けた広場に出ます

5/14 10:14

国見のひろば

5/14 10:15

入道ヶ岳の展望がよい

5/14 10:22

山頂方向

5/14 10:23

ここは左へ

5/14 10:24

中継アンテナの横を抜けて

5/14 10:25

国見石

5/14 10:28

野登山三角点

5/14 10:28

野登山山頂の様子

5/14 10:28

山頂は展望ありません

5/14 10:35

野登寺へ寄り道

5/14 10:35

立派な杉の大木

5/14 10:36

参道を進み

5/14 10:39

野登寺
ここから稜線に戻る道が見つからず

5/14 10:47

一旦下り山門へ

5/14 10:53

舗装路に合流

5/14 10:57

仙鶏尾根の下り口
かなりタイムロスしました

5/14 10:57

前方仙ヶ岳か

5/14 10:57

仙鶏尾根取付き
いきなり急降下

5/14 11:01

下ったと思ったら登り返し

5/14 11:04

はいここから尾根歩き

5/14 11:07

こんなヤセ尾根が連続します

5/14 11:08

あちらこちらにコイワカガミ

5/14 11:13

仙ヶ岳　壁のように立ちはだかります

5/14 11:15

足場の悪い下り

5/14 11:23

小岐須渓谷への分岐
ここから登り返し

5/14 11:27

厳しい岩場の登り

5/14 11:27

足元には可憐な花

5/14 11:30

はい、がんばります！

5/14 11:30

こんな急登でした

5/14 11:38

タカノス分岐

5/14 11:53

眼下に新名神

5/14 11:55

分岐点

5/14 11:55

仙の石

5/14 11:56

仙ヶ岳西峰

5/14 12:22

分岐を西峰方面へ

5/14 12:23

その前に東峰山頂　こちらは地味目

5/14 12:24

東峰分岐点

5/14 12:33

仙ヶ岳西峰

5/14 12:37

東峰

5/14 12:37

南尾根

5/14 12:37

北側県境尾根　鎌、御在所

5/14 12:37

雨乞

5/14 12:37

5/14 12:53

小社峠

5/14 13:05

ヤセ尾根に何とかくらいつく木

5/14 13:22

仙ヶ岳を振り返る

5/14 13:23

シャクナゲ

5/14 13:24

ザレ場の通過

5/14 13:31

5/14 13:34

5/14 13:34

宮指路岳

5/14 13:34

宮指路東方のピーク

5/14 13:45

5/14 13:46

5/14 13:49

ウォータースライダー的ザレ場
本当に滑るとエライことに

5/14 13:50

見落としそうですが正面は崖下
右方向へ

5/14 13:50

危ういトラバース慎重に通過します

5/14 13:52

危険地帯を通過しホッとしたら
次は宮指路の急登

5/14 14:00

宮指路山頂

5/14 14:00

5/14 14:01

三角点

5/14 14:17

小岐須峠

5/14 14:18

小岐須渓谷方面

5/14 14:19

倒木が行く手を遮る

5/14 14:25

沢に合流

5/14 14:33

崩落地点　右斜面上方へ迂回します

5/14 14:38

崩落地上から

5/14 14:45

徒渉地点多いです

5/14 14:48

荒れ気味の登山道

5/14 14:55

何度も倒木を跨ぎます

5/14 15:01

崩落斜面のトラバース
怖過ぎ

5/14 15:02

こんな斜面もトラバース

5/14 15:28

ヤケキ谷コースと合流

5/14 15:37

登山口

5/14 15:37

林道に出ました

5/14 15:38

大石橋

5/14 15:55

屏風岩は見に行けない

5/14 16:05

やっとゴールが見えた

撮影機器：

サイバーショット DSC-TX30 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

kork

仙ヶ岳は新名神から見える姿が雄大でかっこよく、前から行きたい山の一つでしたが、ようやく訪れる機会ができました。

印象は、とにかくアップダウンが多かったり、危険箇所が多かったりで、大変疲れました。

計画より大幅に下山が遅れてしまいましたが、1.スタートの遅れ（普段なら挽回できる程度なんですが）2.鳩ヶ峰への寄り道（計画外の行動）3.野登寺参拝（想定していた道が見つからず大きく遠回り）4.下山路が大変荒れていて、通過に時間を要した
のが要因です。

余裕を持った計画、遅れが生じたときのマインドコントロール（あせらない、あくまで冷静さを保つ）といったことが、大事だと改めて感じました。
さすがに下山路で道が荒れて思うように進めず、登山者も一人も見かけないと心細く、よからぬことばかり考えてしまいました。

幸い最後まで気持ちを切らさず歩けたので良かったと思います。

と、大変しんどかったのですが、コースとしては変化があってとても面白かった。登山者は少なく静かな山々でしたが、展望よし、お花よし、スリルも楽しめる、鈴鹿らしい良いところでした。