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Yamareco

記録ID: 1140932
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船

荒船山

2017年05月03日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:38
距離
10.5km
登り
777m
下り
781m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:25
休憩
0:58
合計
4:23
7:43
35
8:18
8:21
29
8:50
8:54
17
9:11
9:26
1
9:27
9:27
23
9:50
9:50
10
10:00
10:06
9
10:15
10:15
14
10:29
10:29
4
10:33
10:57
17
11:14
11:15
18
11:33
11:36
28
12:04
12:06
0
12:06
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
一見なんでもないように見えて踏み外したら一発死亡みたいな場所が隠れてます。普通に歩く分には問題ないでしょうが行方不明者も出ているようですし注意は必要かと。
内山峠登山口。十数台は駐車できるスペースがありますが、我々が着いた時にはすでに満車寸前でした。帰ってきたら路上にも車があふれていました。人気のあるコースなんですね。トイレなどはなし。
内山峠登山口。十数台は駐車できるスペースがありますが、我々が着いた時にはすでに満車寸前でした。帰ってきたら路上にも車があふれていました。人気のあるコースなんですね。トイレなどはなし。
入り口に「熊が目撃されました」「行方不明者を探しています」という看板があり、ちょっと暗い気持ちに…。登山道も日陰で薄暗く第一印象はあまり良くなし(笑
入り口に「熊が目撃されました」「行方不明者を探しています」という看板があり、ちょっと暗い気持ちに…。登山道も日陰で薄暗く第一印象はあまり良くなし(笑
荒船山のシンボルともいえる艫岩が朝日にそそり立っています。艫(とも)とは船の後部、船尾のこと。
荒船山のシンボルともいえる艫岩が朝日にそそり立っています。艫(とも)とは船の後部、船尾のこと。
途中、唐突に道が二股になっている場所がありました。特に道標などもありませんので戸惑いましたが、方向と道の太さなどから左と判断。
途中、唐突に道が二股になっている場所がありました。特に道標などもありませんので戸惑いましたが、方向と道の太さなどから左と判断。
正解は「どちらでもよい」でした。右の道は尾根を超える際の巻き道でアップダウンを一つ省略できます。
これは帰りにその巻き道を通って撮影したものですが、こちらは細くて路肩が弱い危うげな道でした。どちらが歩きやすいかは好みがわかれるところでしょう。
正解は「どちらでもよい」でした。右の道は尾根を超える際の巻き道でアップダウンを一つ省略できます。
これは帰りにその巻き道を通って撮影したものですが、こちらは細くて路肩が弱い危うげな道でした。どちらが歩きやすいかは好みがわかれるところでしょう。
尾根の反対側に回り込むと日当たりがよくなり景色が明るくなってきました。
尾根の反対側に回り込むと日当たりがよくなり景色が明るくなってきました。
ツートンが花にひっかかっています。そうか、もうそんな時期なんだね。
ツートンが花にひっかかっています。そうか、もうそんな時期なんだね。
フデリンドウ
エイザンスミレ
なんかのスミレ?
なんかのスミレ?
えーと…なんでしょう、これ。
えーと…なんでしょう、これ。
ネコノメソウ
エンゴグサ
道は緩急をつけながら荒船山本体へと。
道は緩急をつけながら荒船山本体へと。
荒船山は信仰の山。昔日、修験者が修行したという岩屋。周辺には遺構が残されています。
荒船山は信仰の山。昔日、修験者が修行したという岩屋。周辺には遺構が残されています。
船尾があるなら船首がある。艫に対する舳(へさき)があのとんがった場所ということになるでしょうか。たぶんあそこが山頂。
船尾があるなら船首がある。艫に対する舳(へさき)があのとんがった場所ということになるでしょうか。たぶんあそこが山頂。
航空母艦のようとも例えられる艫岩。近くに来るとますますその巨大さが強調されます。
航空母艦のようとも例えられる艫岩。近くに来るとますますその巨大さが強調されます。
荒船山が船だとすると、この道は船へ上がるためのタラップでしょうか。
荒船山が船だとすると、この道は船へ上がるためのタラップでしょうか。
いよいよ道が険しくなってきます。手前にかけられた真新しい橋は、以前架かっていた木橋の代わりに架設されたもの。
いよいよ道が険しくなってきます。手前にかけられた真新しい橋は、以前架かっていた木橋の代わりに架設されたもの。
意外と珍しい木の梯子。最近は鉄製やアルミが多いですよね。
意外と珍しい木の梯子。最近は鉄製やアルミが多いですよね。
…なんかやせ細っているんですが…。大丈夫なの、これ。
…なんかやせ細っているんですが…。大丈夫なの、これ。
本日の核心部。
行きは良い良い、帰りは怖い〜♪
実際、登りはそれほどでもなかったのですが、下りは地味に嫌らしい場所でした。
行きは良い良い、帰りは怖い〜♪
実際、登りはそれほどでもなかったのですが、下りは地味に嫌らしい場所でした。
難所を過ぎると道は突然穏やかな世界へと。
難所を過ぎると道は突然穏やかな世界へと。
東屋と避難小屋が合体したような建物が見えてくると艫岩展望台が近いです。避難小屋は現在改修工事が遅れており使用不可となっています。東屋部分は使えます。
東屋と避難小屋が合体したような建物が見えてくると艫岩展望台が近いです。避難小屋は現在改修工事が遅れており使用不可となっています。東屋部分は使えます。
艫岩展望台からの眺め。開放感あふれる場所ですが、あまり淵のほうに行くと危険。過去に転落死亡事故も起きています。
艫岩展望台からの眺め。開放感あふれる場所ですが、あまり淵のほうに行くと危険。過去に転落死亡事故も起きています。
まず目に付くのはなんと言っても浅間山。
まず目に付くのはなんと言っても浅間山。
北アルプスも端から端まで見えています。これはかなり条件が良いとのこと。
北アルプスも端から端まで見えています。これはかなり条件が良いとのこと。
近いところから穂高と大キレットのあたり。
近いところから穂高と大キレットのあたり。
続いて手前の三角の山が常念で、奥が槍ヶ岳。
続いて手前の三角の山が常念で、奥が槍ヶ岳。
槍の穂先を捕らえました。
1
槍の穂先を捕らえました。
少し遠くなるので怪しくなってくるのですが、これはおそらく鹿島槍と五竜岳ではないでしょうか?
少し遠くなるので怪しくなってくるのですが、これはおそらく鹿島槍と五竜岳ではないでしょうか?
さらに奥に行って、たぶん白馬三山。
他にも上信越の山々や谷川岳も見えていたらしいのですが、山座同定はできませなんだ。難しい…。
さらに奥に行って、たぶん白馬三山。
他にも上信越の山々や谷川岳も見えていたらしいのですが、山座同定はできませなんだ。難しい…。
足元に目を転じると険しい峠に自動車を通すために、当時の土木技術の粋を結集した道路が幾何学模様を刻んでいました。今なら長いトンネル掘ってるでしょうね。
足元に目を転じると険しい峠に自動車を通すために、当時の土木技術の粋を結集した道路が幾何学模様を刻んでいました。今なら長いトンネル掘ってるでしょうね。
荒船山の最大の見所を見終わってしまいましたが、せっかく来たので最高点を踏んで帰りましょう。舳へ向かいます。
荒船山の最大の見所を見終わってしまいましたが、せっかく来たので最高点を踏んで帰りましょう。舳へ向かいます。
いたる所に神様が祭られています。
いたる所に神様が祭られています。
突然おおきな石碑が現れます。神話の時代の戦を記念して立てられたようです。が、作られたのは昭和のはじめ(笑
それほど由緒あるものではないようです。
突然おおきな石碑が現れます。神話の時代の戦を記念して立てられたようです。が、作られたのは昭和のはじめ(笑
それほど由緒あるものではないようです。
下から眺めた荒々しい姿からは想像できない、平穏な世界が広がっていました。飽きるくらいに(笑
下から眺めた荒々しい姿からは想像できない、平穏な世界が広がっていました。飽きるくらいに(笑
ようやく舳が見えてきました。
ようやく舳が見えてきました。
遠めに見てとんがっていたので、もっと中空に突き出たピークを想像していたのですが意外と平凡な山頂でした。周囲を樹木に覆われているので眺望もいまひとつ。
遠めに見てとんがっていたので、もっと中空に突き出たピークを想像していたのですが意外と平凡な山頂でした。周囲を樹木に覆われているので眺望もいまひとつ。
たぶん八ヶ岳。山頂から見えたのはこんなものでした。
下山は来た道を戻りました。
たぶん八ヶ岳。山頂から見えたのはこんなものでした。
下山は来た道を戻りました。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ

感想

とにかく目を引く形の荒船山。実際に登ったらどんな景色なんだろうと楽しみにして登りました。
艫岩に至る道の変化に富んだ景色とその先の平坦で平穏な景色のギャップが大きく、同じ山を歩いているとは思えない不思議な気分になりました。
それほど難しい場所はありませんが過去に何度か死亡事故もおきている山です。油断大敵。

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コメント

懐かしい
こんばんは!

登ったことはないのですが、子供のころに
この近くに泊まったことがあります。
荒船鉱泉だったかな。帰省の途中で。
印象的な山容ですよね。
妙義山や荒船山をかすめて信州の父の実家に帰省するのが毎年の
お盆の恒例でした。
登るとこんな感じなんですね。
懐かしい山の姿、ありがとうございました。
2017/5/17 23:58
Re: 懐かしい
今、麓には「荒船の湯」という温泉があるので、そこでしょうかね。
荒船山は国道からもその特異な姿を見ることができるので、あの辺を通ったことがある人には印象に残りそうですね。
2017/5/19 14:30
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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